新型「プジョー208」を見てきました!

(プジョーのHPより)

プジョー208はフランスのコンパクトカーで、2012年に初代モデルが販売開始されています。

現行モデルは2019年10月にフルモデルチェンジが行われた2代目で、「Style」「Allure」「GT」の3グレードが販売されています。

プジョー208は欧州で人気が高まっており、2021年1月~2月のモデル別販売台数では他のライバルたちを抑えて1位にランクされています。

そんなこともあり、プジョーのディーラーさんで実車をチェックしてきたので、今回の記事ではプジョー208についてご紹介したいと思います。

※この記事は2021年5月時点の情報をもとに書いています。

スポンサーリンク

プジョー208のボディサイズ

  • 全長:4,095mm
  • 全幅:1,745mm
  • 全高:1,445mm~1,465mm
  • ホイールベース:2,540mm
  • 車両重量:1,160kg
  • 最小回転半径:5.5m

先代のプジョー208のボディサイズは、全長3,962mm×全幅1,739mm×全高1,460mm~1,470mmでした。

現行のプジョー208のボディサイズは、先代と比べて全長:+133mm、全幅+6mmとロング&ワイドになっていますが、全高は低くなりスタイリッシュになっています。

欧州の分類ではBセグメントに属しており、ルノールーテシア、フォルクスワーゲンポロ、アウディA1等と競合するボディサイズになっています。

プジョー208のエクステリア

(プジョーのHPより)

上の写真は「プジョー208 GT」で、ボディカラーは「ヴァーティゴ・ブルー」になります。

プジョー208のボディカラーは、この「ヴァーティゴ・ブルー」を含めて5色が設定されています。

【プジョー208のボディーカラー】

  • パール・ホワイト
  • ペルラ・ネラ・ブラック
  • ヴァーティゴ・ブルー
  • エリクサー・レッド
  • ファロ・イエロー

また、「プジョー208 GT」では、ルーフ部分がブラックのツートンカラーになります。(ボディ色が「ペルラ・ネラ・ブラック」の場合を除きます。

新型「プジョー208 GT」のエクステリアはとても印象的です。

正面から見ると、フロントグリルの中央にプジョーのライオンエンブレムが配され、ボンネットの先端には車名の208が記されています。

フロントマスクの両サイドには三本爪がモチーフとなっているLEDヘッドライトがあり、その下にはデイタイムランニングライトが伸びています。

リアに関しては、ゲート幅いっぱいのブラックバンドがあり、両サイドには三本爪をモチーフとしたテールライトが配されています。

一方、サイドビューは典型的なコンパクトカーデザインで、曲線と直線を融和させた「ほっこり」型のシルエットに仕上がっています。

足回りは、「Style」「Allure」には195/55R16タイヤに16インチアルミホイールが、「GT」には205/45R17タイヤと17インチアルミホイールが装備されます。

プジョー208のインテリア

(プジョーのHPより)

新型プジョー208のインテリアの特徴は、革新的で個性的なところです。

プジョー208の運転席は「i-Cockpit」と名付けられており、運転席に座ると目の前には驚くほど小径な楕円形のステアリングホイールがあります。

その奥にはスピード等の情報が立体的に表示されるヘッドアップインストルメントパネルがあり、プジョー208では低い位置でステアリングを操作し、ステアリングの上側からディスプレイを覗き込むことになります。

ダッシュボード中央には大型のタッチスクリーンがあり、オーディオやエアコンの操作はこのタッチスクリーン上で行います。

タッチスクリーンの下には小型航空機にインスパイアされたトグルスイッチが並び、ハザードランプ、ドアロック、前後のデフロスターなどはこのスイッチで操作します。

「GT」のシートは、素材にアルカンターラ&テップレザーを採用したホールド性が高いダイナミックシート(スポーツシート)ですが、「Style」「Allure」にはノーマルなコンフォートシートが装着されます。

なお、コンパクトなボディーに前席優先のインテリアになっているため、後部座席とラゲッジスペースの広さはかなり犠牲になっています。

プジョー208のパワートレイン

(プジョーのHPより)

プジョー208のパワートレインは次のとおりになります。

【208 Style】【208 Allure】【208 GT】

  • 1.2リットル直列3気筒DOHCターボエンジン
  • 最高出力:100ps/rpm
  • 最大トルク:205Nm/rpm

トランスミッションは8速ATになります。

駆動方式はFFです。

プジョー208のグレード・価格

(プジョーのHPより)
エンジン グレード ミッション 駆動方式 車両本体価格
1.2L直3ターボ 208 Style
(受注生産車)
8速AT FF 253.9万円
208 Allure 8速AT FF 267.1万円
208 GT 8速AT FF 303.8万円

プジョー208には「Style」「Allure」「GT」の3グレードが設定されていますが、「Style」は受注生産のため実質的には「Allure」「GT」の二択になります。

「Allure」と「GT」の価格差は36.7万円です。

「GT」にあって「Allure」に無い装備は、先進安全装備では「ブラインドスポットモニターシステム」、エクステリアでは「フルLEDヘッドライト」(3本かぎ爪LEDライト)「インテリジェントハイビーム」「スポーティフロントグリル」「シャイニーブラックホイールアーチ」「ブラックダイヤモンドルーフ」(ツートンボディカラー)等、インテリアでは「ダイナミックシート」「フロントシートヒーター」「アンビエントライト」「アルミペダル」等です。

「Allure」と比べると「GT」は価格差以上に装備が充実しているようなので、「GT」はお買い得感が強いかもしれません。

なお、各グレードともに、「専用ナビ+ETC」はディーラーオプション(25.96万円)になるので注意が必要です。

プジョー208の先進安全装備

(プジョーのHPより)
先進安全装備 208 Style 208 Allure 208 GT
アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)
ドライバーアテンションアラート
トラフィックサインインフォメーション
ブラインドスポットモニターシステム
レーンキープアシスト
アクティブセーフティーブレーキ(被害軽減ブレーキ)
ワイドバックアイカメラ

※〇=標準装備、△=オプション装備、―=設定なし

「GT」には先進安全装備がフル装備されます。

プジョー208の燃費

(プジョーのHPより)
モード 1.2L直3ターボ
WLTCモード 17.9
市街地モード(WLTC-L) 13.4
郊外モード(WLTC-M) 17.9
高速道路モード(WLTC-H) 20.8

※単位:km/L

プジョー208の燃費は、17.9km/Lです。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

プジョー208は2019年10月のフルモデルチェンジでより魅力的に仕上がっています。

特に「GT」のエクステリアがよりスタイリッシュになり、先進安全装備も充実してきました。

一方で、革新的で個性的なインテリアは好みが分かれるところだと思います。

低い位置でのステアリング操作に馴染めない人や、タッチスクリーンでのエアコン操作等を不便に感じる人がいるかもしれません。

私もまだディーラーで実車に座っただけで試乗できていないので、機会があればそのあたりを試してみたいと考えています。

この記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。

プジョーの中古車はこちら

スポンサーリンク

この記事が気に入ったらシェアして頂けると嬉しいです!