メルセデスベンツGLBに新グレードが追加されました！

（メルセデスベンツのHPより）

メルセデスベンツのSUVは、モデル名の頭に「GL」が付きます。

そして「GL」の後には、サイズが小さい順に「A」「B」「C」・・・と続きます。

したがって、「GLB」はメルセデスのSUVの中で二番目に小さいサイズのSUVです。

小さいとは言っても、その車体は堂々としたもの。

全長は4,640mm、全幅は1,835mm、全高は1,700mmあります。

しかも、3列シートで乗車定員は7名です。

※3列目のシートは乗車時の安全確保のために、身長168cm以下の乗員のみ使用可能です。

その「メルセデスベンツGLB」クラスに、2021年4月5日付で新しいグレードが追加されました。

今回の記事では、「メルセデスベンツGLB」クラスに追加された新グレードについてご紹介します。

※この記事は2021年4月時点の情報をもとに書いています。

メルセデスベンツGLBとはどんな車か

（メルセデスベンツのHPより）

「メルセデスベンツGLB」クラスが欧州で初めて発表されたのは2019年6月、日本ではその1年後の2020年6月に販売が開始されました。

「メルセデスベンツGLB」クラスのプラットフォームは、一つ小さいサイズの「メルセデスベンツGLA」クラスと同一。

しかし、ボディサイズを「メルセデスベンツGLA」と比べると、全長は+225mm、全幅は同じ、全高は+80mmとなり、ホイールベースは+100mm長くなっています。

その長いホイールベースを活かして広い室内空間を得ることに成功しており、3列シート・定員7名を実現させています。

「メルセデスベンツGLB」クラスが日本市場にデビューした時には、「GLB 200 d」と「GLB 250 4MATIC スポーツ」の2グレード展開でした。

「GLB 200 d」のパワーユニットは、2リットル直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジンで、最高出力150ps、最大トルク320Nm。駆動方式はFFで、ミッションは8速DCTです。

「GLB 250 4MATIC スポーツ」のパワーユニットは、2リットル直列4気筒DOHCターボエンジンで、最高出力165ps、最大トルク350Nm。駆動方式は4WDで、ミッションは8速DCTです。

（メルセデスベンツのHPより）

今回追加されたグレードは、ガソリンエンジンの「GLB 180」と、ディーゼルエンジンの「GLB 200 d 4MATIC」です。

「GLB 180」に搭載されたパワーユニットは、新開発の1.4リットル直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンで、最大出力136ps、最大トルク200Nmを発揮。トランスミッションは7速DCTで、駆動方式はFFのみになります。

「GLB 200 d 4MATIC」に搭載されたパワーユニットは、「GLB 200 d」に搭載されたエンジンと同じ2リットル直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジンで、最高出力150ps、最大トルク320Nmを発揮。トランスミッションは8速DCTで、駆動方式は4WDのみになります。

なお、メルセデスベンツ日本の発表資料によると、「GLB 200 d」は商品のラインナップからは消えているようです。