チャイナエアラインは台湾のフラッグキャリア。
2023年3月現在、日本では成田空港と羽田空港を含めて全国各地14もの空港に乗り入れています。
※コロナの影響で運休中の路線があります。
台湾路線ではLCCと競合することもあり格安な運賃を売り物にしていますが、サービスはしっかりとしていてコストパフォーマンスが高いエアラインとして人気があります。
今回の記事では、これからチャイナエアラインのビジネスクラスを利用する方の参考となるように、チャイナエアラインのビジネスクラスシートについてご紹介します。
チャイナエアラインが日本路線で使用している機材
2023年3月現在、チャイナエアラインが乗り入れているのは、成田・羽田・新千歳・静岡・富山・中部・関西・広島・高松・福岡・熊本・宮崎・鹿児島・那覇の14の空港です。
※コロナの影響で運休中の路線があります。
これらの路線でチャイナエアラインが使用しているのは、中型機のA330-300型機、大型機のA350-900型機、B777-300ER型機、主に地方路線で使用している小型機のA321neo型機です。
今回はこれらの機種のうち、A330-300型機、A350-900型機、B777-300ER型機のビジネスクラスシートについてご紹介します。
チャイナエアラインのビジネスクラスシート
チャイナエアラインA330-300型機
<チャイナエアラインのwebサイトより>
A330-300型機は、チャイナエアラインが中・長距離路線で使用している中型機です。
日本路線では最も使われている機材で、成田空港、羽田空港の他に、中部・関空・福岡・新千歳・那覇にも乗り入れています。
チャイナエアラインのA330-300型機には、座席の配置が2パターンあります。
まず合計307席の機材には、ビジネスクラスが「2-2-2」の配列で30席、エコノミークラス277席が装着されています。
このタイプの機材のビジネスクラスには、上の写真のとおりシェル型のリクライニングシートが装着されています。
このシートのシートピッチは約160cm、リクライニングの角度は160度です。
<チャイナエアラインのwebサイトより>
次に合計313席の機材には、ビジネスクラスが「2-2-2」の配列で36席、エコノミークラスが277席装着されています。
このタイプの機材のビジネスクラスにも、シェル型のリクライニングシートが装着されています。
このシートのシートピッチは約132cm、リクライニングの角度は140度です。
先ほどの機材よりもビジネスクラスが1列多く配置されているので、その分だけシートピッチとリクライニング角度が小さくなっています。
A330-300型機のビジネスクラスシートは180度リクライニングするフルフラット・シートではありませんが、運航距離が短い日本・台湾路線では十分なスペックでしょう。
<チャイナエアラインのwebサイトより>
チャイナエアラインA350-900型機
<チャイナエアラインのwebサイトより>
A350-900型機は、エアバス社が製造している最新鋭中型機です。
チャイナエアラインでは2017年3月から日本路線に投入しており、現在では成田線・関西線で使用されています。
<チャイナエアラインのwebサイトより>
チャイナエアラインA350-900型機のビジネスクラスは「プレミアムビジネスクラス」という名称が付いており、シートが180度リクライニングしてベッドとしても利用できるフルフラットシートが32席装着されています。
このフルフラットシートは、窓際の座席がやや外側を向いた斜めに配置され、中央の座席はやや内側を向いた斜めに配置されています。
このようなシートの配置が「リバース・ヘリンボーン型」と呼ばれており、全ての座席が通路に面しています。
シートには18インチの大型個人用モニターも設置されています。
チャイナエアラインB777-300ER型機
<チャイナエアラインのwebサイトより>
B777-300ER型機は、チャイナエアラインが主に長距離国際線で使用している大型機です。
日本路線では、成田線・関空線・新千歳線で使用されています。
<チャイナエアラインのwebサイトより>
チャイナエアラインB777-300ER型機のビジネスクラスは「プレミアムビジネスクラス」という名称が付いており、シートが180度リクライニングしてベッドとしても利用できるフルフラットシートが40席装着されています。
このフルフラットシートは、窓際の座席がやや外側を向いた斜めに配置され、中央の座席はやや内側を向いた斜めに配置されています。
このようなシートの配置が「リバース・ヘリンボーン型」と呼ばれており、全ての座席が通路に面しています。
シートには18インチの大型個人用モニターも設置されています。
チャイナエアラインの就航路線
2023年3月現在、チャイナエアラインは日本の14の空港から次の路線に就航しています
- 成田空港:台北(桃園)、高雄
- 羽田空港:台北(松山)
- 中部国際空港:台北(桃園)
- 関西国際空港:台北(桃園)、高雄、台南《運休中》
- 福岡空港:台北(桃園)
- 新千歳空港:台北(桃園)、高雄《運休中》
- 静岡空港:台北(桃園)《運休中》
- 富山空港:台北(桃園)《運休中》
- 広島空港:台北(桃園)
- 高松空港:台北(桃園)
- 熊本空港:高雄《運休中》
- 宮崎空港:台北(桃園)《運休中》
- 鹿児島空港:台北(桃園)《運休中》
- 那覇空港:台北(桃園)
チャイナエアライン 成田空港発着便の時刻表
成田ー台北(桃園)線
成田⇒台北(桃園)
CI107便 09:25発⇒12:10着(A330-300)
CI101便 14:30発⇒17:20着(A330-300/A350-900/B777-300ER)
CI105便 18:20発⇒21:10着(A330-300/B777-300ER)
台北(桃園)⇒成田
CI100便 08:50発⇒13:15着(A330-300/A350-900/B777-300ER)
CI104便 12:40発⇒16:55着(A330-300/B777-300ER)
CI106便 16:20発⇒20:35着(A330-300)
成田ー高雄線
成田⇒高雄
CI103便 13:15発⇒16:15着(A321neo)
高雄⇒成田
CI102便 07:45発⇒12:15着(A321neo)
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 羽田空港発着便の時刻表
羽田ー台北(松山)線
羽田⇒台北(松山)
CI223便 07:55発⇒10:35着(A330-300)
CI221便 14:30発⇒16:55着(A330-300)
台北(松山)⇒羽田
CI220便 09:00発⇒13:10着(A330-300)
CI222便 18:05発⇒22:05着(A330-300)
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 中部国際空港発着便の時刻表
中部ー台北(桃園)線
中部⇒台北(桃園)
CI151便 09:55発⇒12:05着(A330-300)
CI155便 12:20発⇒14:30着(A330-300)
台北(桃園)⇒中部
CI154便 07:30発⇒11:20着(A330-300)
CI150便 17:10発⇒21:05着(A330-300)
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 関西国際空港発着便の時刻表
関西ー台北(桃園)線
関西⇒台北(桃園)
CI157便 13:10発⇒15:10着(A330-300/B777-300ER)
CI153便 14:00発⇒16:00着(A330-300)
CI173便 19:05発⇒21:05着(A330-300/B777-300ER)
台北(桃園)⇒関西
CI156便 08:20発⇒12:00着(A330-300/B777-300ER)
CI152便 09:00発⇒12:50着(A330-300)
CI172便 14:20発⇒18:05着(A330-300/B777-300ER)
関西ー高雄線
関西⇒高雄
CI177便 20:35発⇒22:50着(A321neo)
高雄⇒関西
CI176便 15:35発⇒19:35着(A321neo)
関西ー台南線
関西⇒台南
運休中
台南⇒関西
運休中
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 福岡空港発着便の時刻表
福岡ー台北(桃園)線
福岡⇒台北(桃園)
CI111便 10:55発⇒12:30着(A330-300)
CI117便 21:00発⇒22:25着(A330-300)
台北(桃園)⇒福岡
CI110便 06:50発⇒09:55着(A330-300)
CI116便 16:40発⇒20:00着(A330-300)
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 新千歳空港発着便の時刻表
新千歳ー台北(桃園)線
新千歳⇒台北(桃園)
CI131便 15:00発⇒18:15着(A330-300/B777-300ER)
台北(桃園)⇒新千歳
CI130便 08:35発⇒13:30着(A330-300/B777-300ER)
新千歳ー高雄線
新千歳⇒高雄
運休中
高雄⇒新千歳
運休中
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 静岡空港発着便の時刻表
静岡ー台北(桃園)線
静岡⇒台北(桃園)
運休中
台北(桃園)⇒静岡
運休中
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 富山空港発着便の時刻表
富山ー台北(桃園)線
富山⇒台北(桃園)
運休中
台北(桃園)⇒富山
運休中
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 広島空港発着便の時刻表
広島ー台北(桃園)線
広島⇒台北(桃園)
CI113便 09:30発⇒11:10着(A321neo)
台北(桃園)⇒広島
CI112便 17:20発⇒20:50着(A321neo)
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 高松空港発着便の時刻表
高松ー台北(桃園)線
高松⇒台北(桃園)
CI179便 19:20発⇒21:05着(A321neo)
台北(桃園)⇒高松
CI178便 14:40発⇒18:20着(A321neo)
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 熊本空港発着便の時刻表
熊本ー高雄線
熊本⇒高雄
運休中
高雄⇒熊本
運休中
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 宮崎空港発着便の時刻表
宮崎ー台北(桃園)線
宮崎⇒台北(桃園)
運休中
台北(桃園)⇒宮崎
運休中
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 鹿児島空港発着便の時刻表
鹿児島ー台北(桃園)線
鹿児島⇒台北(桃園)
運休中
台北(桃園)⇒鹿児島
運休中
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアライン 那覇空港発着便の時刻表
那覇ー台北(桃園)線
那覇⇒台北(桃園)
CI121便 11:50発⇒12:30着(A330-300)
台北(桃園)⇒那覇
CI120便 08:05発⇒10:40着(A330-300)
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 CI-チャイナエアライン
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
チャイナエアラインのサービス水準に関する評価はどうか
チャイナエアラインは、日本や海外で行われている航空会社の顧客満足度調査やサービス格付けでの評価はそれほど悪くはありません。
顧客満足度調査のランキング
- 2022年エアラインランキング:第42位(2021年:第38位)
※英国スカイトラックス社による顧客満足度調査
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
エアラインの機材・装備・サービスに対する格付け
- 英国スカイトラックス社による格付け:4つ星「★★★★☆」
※最高評価は5つ星、最低評価は1つ星
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
チャイナエアラインが主に日本路線で使用しているA330-300型機のビジネスクラスには、シェル型のリクライニングシートが装着されています。
しかし日本路線は搭乗時間が短いので、シェル型のリクライニングシートでも十分快適に過ごせます。
チャイナエアラインのビジネスクラスを利用するメリットは、JAL・ANAよりも料金が安いことです。
料金は安くても機内サービスはしっかりとしているので、中高年のご夫婦でも安心して利用できると思います。
ただし、安いビジネスクラス航空券は人気があるので、早い者勝ちです。
この記事がみなさんのお役にたてばうれしいです。
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