
By: lkarasawa
2018年1月現在、成田から香港までの直行便はLCCも含めると毎日18往復、羽田から香港までの直行便はLCCを合わせると毎日7往復も運航されています。
そのうちで、成田発着便を運航しているフルサービスキャリアは、日本航空・全日空・キャセイパシフィック航空・香港航空・エチオピア航空の5社。
羽田発着便を運航しているフルサービスキャリアは、日本航空・全日空・キャセイパシフィック航空の3社です。
日本航空・全日空・キャセイパシフィック航空の便であれは快適に旅行ができると思うのですが、東京・香港間は約4時間半もかかるので、とんな旅客機を利用するのか心配ですよね。
そこで今回は、今後利用する方の参考となるように、成田・羽田-香港の直行便を運航しているフルサービスキャリア(香港航空を除く)の機材とシートについてチェックしてみます。
成田-香港路線は5社が運航中
2018年1月現在、成田・香港路線の直行便を運航しているフルサービスキャリアは、日本航空、全日空、キャセイパシフィック航空、香港航空、エチオピア航空の5社です。
成田-香港路線の時刻表
成田⇒香港
HX607便 08:30発⇒12:50着(A320-200)
CX509便 09:00発⇒13:25着(A330-300/B777-300)
HX611便 09:05発⇒13:30着(A330-300)
NH809便 09:50発⇒14:05着(B767-300ER)
CX501便 10:35発⇒15:00着(B777-300)
HX609便 15:30発⇒19:55着(A330-300)
CX521便 16:25発⇒20:55着(B777-300ER)
CX505便 18:05発⇒22:30着(B777-300)
JL735便 18:10発⇒22:30着(B787-9)
NH811便 18:25発⇒22:40着(B767-300ER)
ET673便 20:10発⇒00:40着(B787-8)
香港⇒成田
CX524便 01:05発⇒06:15着(B777-300)
HX606便 01:55発⇒07:05着(A320-200)
CX504便 09:05発⇒14:05着(B777-300)
HX608便 09:15発⇒11:30着(A330-300)
NH812便 10:00発⇒15:10着(B767-300ER)
CX520便 10:15発⇒15:15着(B777-300ER)
JL736便 10:25発⇒15:25着(B787-9)
ET672便 14:15発⇒19:20着(B787-8)
NH810便 15:20発⇒20:15着(B767-300ER)
CX500便 15:20発⇒20:20着(A330-300/B777-300)
HX610便 15:50発⇒20:55着(A330-300)
※便名の頭の記号
JL-日本航空
NH-全日空
CX-キャセイパシフィック航空
HX-香港航空
ET-エチオピア航空
※時刻表は2018年1月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
羽田-香港路線は3社が運航中
現在、羽田・香港路線の直行便を運航しているフルサービスキャリアは、日本航空、全日空、キャセイパシフィック航空の3社です。
羽田-香港路線の時刻表
羽田⇒香港
NH821便 00:55発⇒05:00着(B767-300ER)
NH859便 08:55発⇒12:55着(B787-9)
JL029便 10:05発⇒14:15着(B777-200ER)
CX543便 10:45発⇒15:00着(B777-300/B777-300ER)
CX549便 16:10発⇒20:30着(B777-300ER)
香港⇒羽田
NH822便 00:40発⇒05:30着(B767-300ER)
CX548便 08:55発⇒13:45着(B777-300ER)
NH860便 14:25発⇒19:15着(B787-9)
JL026便 15:35発⇒20:25着(B777-200ER)
CX542便 16:20発⇒21:05着(B777-300/B777-300ER)
※便名の頭の記号
JL-日本航空
NH-全日空
CX-キャセイパシフィック航空
※時刻表は2018年1月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
日本航空「成田・羽田-香港路線」の機材
日本航空が東京-香港路線で使用している機材は、成田発着便がB787-9型機、羽田発着便がB777-200ER型機です。
日本航空 B787-9型機
日本航空が成田・香港線のJL735便・JL736便で使用している機材はB787-9型機(SS9)です。
B787-9型機はB787-8型機の派生型機種で、B787-8型機よりも胴体が約6m長くなっています。
日本航空のB787-9型機(SS9)は次の3クラスで運航されていて、座席数は合計で195席です。
- ビジネスクラス:34席
- プレミアムエコノミークラス:35席
- エコノミークラス116席
ビジネスクラスシートは「JAL SKY SUITE」
ビジネスクラスには「JAL SKY SUITE」という180度リクライニングしてベッドとしても使えるシートが装着されています。
このシートはスタッガード型と呼ばれるフルフラットシートで、全席から直接通路に出ることができます。
シートには23インチの大型個人用モニターが装着されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
プレミアムエコノミークラスシートは「JAL SKY PUREMIUM」
プレミアムエコノミークラスには「JAL SKY PUREMIUM」というシェル型の専用シートが装着されています。
このシートのシートピッチは42インチ(約107cm)とプレミアムエコノミークラスでは世界でも最大級の広さです。
シェル型なので前の座席のシートは倒れてこないのですが、リクライニングした時にやや足元が狭くなるタイプのシートです。
シートにはタッチパネル式の12.1インチ個人用モニターが装着されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
エコノミークラスのシートピッチは84cm
エコノミークラスには「JAL SKY WIDER Ⅱ」という広いシートが装着されています。
このシートは「新間隔エコノミークラス」とも呼ばれていて、シートピッチはエコノミークラス最大級の33インチ(約84cm)です。
また、他のエアラインのB787-8型機のエコノミークラスでは「3-3-3」の配列で横に9席配置していることが多いのですが、JALのB787-8型機では「2-4-2」で横に8席しか配置していません。
つまりJALのエコノミークラス「SKY WIDER Ⅱ」では、シートピッチだけでなく横幅にもゆとりを持たせた広いシートを採用しているのです。
シートにはタッチパネル式の10.6インチ個人用モニターが装着されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
日本航空 B777-200ER(SS2)型機
(JALホームページより)
B777-200ER(SS2)型機は、日本航空が中・長距離路線で使用している大型機です。
B777-200ER(SS2)型機のキャビンは2016年にリニューアルされて最新のシートが装着されています。
東京・香港間では「羽田・香港線」のJL026・JL029便で使用されています。
羽田・香港線のB777-200ER(SS2)型機は「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス」「エコノミークラス」の3クラスで運航されています。
ビジネスクラスのシートは「「JAL SKY SUITE Ⅲ」
「1-2-1」に配列されたビジネスクラスには、最新のフルフラットシート「JAL SKY SUITE Ⅲ」が装着されています。
このシートは、窓際の座席がやや外側を向いた斜めに、中央の座席はやや内側を向いた斜めに配置された「リバースヘリンボーン」タイプのフルフラットシートです。
プレミアムエコノミークラスのシートは「JAL SKY PREMIUM」
「2-4-2」に配置されたプレミアムエコノミークラスには、最新のプレミアムエコノミークラス専用シート「JAL SKY PREMIUM」が装着されています。
プレミアムエコノミークラスのチートピッチは42インチ(約107cm)と、これまでのシートよりも約10cm広くなっています。
エコノミークラスのシートピッチは86cm
「3-4-2」と左右非対称に配列されたエコノミークラスには、最新のエコノミークラス専用シート「JAL SKY WIDEW」が装着されています。
これまでの「3-3-3」の配列では、ご夫婦やカップルなど2人連れで利用する場合でも通路を挟んで座ることがありましたが、「3-4-2」の配列にすることでより多く隣り同士で座ることができるようになりました。
エコノミークラスのシートピッチは33~34インチ(約84cmから約86cm)で、これまでのシートよりも5cmから7cm広くなっています。
全日空「成田・羽田-香港線」の機材
全日空が成田・羽田-香港路線で使用している機材は、B787-9型機(246席仕様機)、B767-300ER型機(202席仕様機)、B767-300ER型機(214席仕様機)です。
B787-9型機は羽田・香港間のNH859便・NH860便で使用されています。
その他の香港便は、日によってB767-300ER型機(202席仕様機)またはB767-300ER型機(214席仕様機)が使用されています。
全日空 B787-9型機(246席仕様機)
(ANAホームページより)
B787-9型機(246席仕様機)は、ANAが国際線長距離路線で使用する最新鋭中型機です。
これまでは主にヨーロッパ路線で使用されていましたが、2016年8月からは羽田・香港線でも使用されています。
- ビジネスクラス:40席
- プレミアムエコノミークラス:14席
- エコノミークラス:192席
【B787-9型機「246席仕様機」のシートマップ】はこちら
ビジネスクラスのシートはフルフラットシート
「1-2-1」に配列されたビジネスクラスには「ANA BUSINESS STAGGERED」という180度リクライニングしてベッドとしても使えるシートが装着されています。
このシートはスタッガード型と呼ばれるフルフラットシートで、全席から直接通路に出ることができます。
プレミアムエコノミークラスのシートピッチは97cm
「2-3-2」に配列されたプレミアムエコノミークラスにはプレミアムエコノミークラス用の専用シートが装着されています。
このシートのシートピッチは38インチ(約97cm)とエコノミークラスよりも約18cm広くなっています。
エコノミークラスのシートピッチは86cm
「3-3-3」に配列されたエコノミークラスには個人用モニターが付いたシートが装着されています。
エコノミークラスのシートピッチは34インチ(約86cm)と、エコノミークラス最大級の広さです。
座席には9インチタッチパネル式の個人用モニターが装着されていて、映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
全日空 B767-300ER型機(202席仕様機)
(ANAホームページより)
B767-300ER型機(202席仕様機)は全日空が主に中距離路線で使用している中型機です。
全日空のB767-300ER型機(202席仕様機)は、次の2クラスで運用されていて、座席数の合計は214席です。
- ビジネスクラス:35席
- エコノミークラス:167席
【B767-300ER型機(202席仕様機)のシートマップ】
ビジネスクラスはシェル型リクライニングシート
「2-1-2」に配列されたビジネスクラスにはシェル型のリクライニングシートが装着されています。
シェル型なのでシートが前にスライドしながらリクライニングします。前席の背もたれが倒れてこないので広々とした空間が保たれます。
エコノミークラスのシートピッチは79cm
「2-3-2」に配列されたエコノミークラスにはシェル型のリクライニングシートが装着されています。
シェル型なのでシートが前にスライドしながらリクライニングします。前席の背もたれが倒れてこないので広々とした空間が保たれます。
シートには9インチの個人用モニターが設置されています。
エコノミークラスのシートピッチは31インチ(約79cm)と標準的な広さです。
全日空 B767-300ER型機(214席仕様機)
(ANAホームページより)
B767-300ER型機(214席仕様機)は全日空が主に中距離路線で使用している中型機です。
全日空のB767-300ER型機(214席仕様機)は、次の2クラスで運用されていて、座席数の合計は214席です。
- ビジネスクラス:35席
- エコノミークラス:179席
【B767-300ER型機(214席仕様機)のシートマップ】
ビジネスクラスは従来型のシート
「2-1-2」に配列されたビジネスクラスには、長年CLUB ANA Asiaとして親しまれた従来型のシートが装着されています。
従来型のシートではありますが、約4時間半のフライトなので、スペック的にはこれで十分なのでしょう。
エコノミークラスのシートピッチは79cm
「2-3-2」に配列されたエコノミークラスには、個人用モニターが付いたシートが装着されています。
シートピッチは31インチ(約79cm)と標準的な広さです。
キャセイパシフィック航空「成田・羽田-香港路線」の機材
キャセイパシフィック航空が成田・羽田-香港路線で使用している機材は、B777-300ER型機、B777-300型機、A330-300型機の3機種です。
※スケジュールによってはB777-200型機の場合もあります。
このうちB777-300ER型機は長距離路線用の機材で、ファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスの4クラスを備えています。
B777-300型機とA330-300型機は、中・近距離路線用の機材で、ビジネスクラス・エコノミークラスの2クラスで運航されています。
キャセイパシフィック航空 B777-300ER型機
B777-300ER型機は、キャセイパシフィック航空が主に長距離路線で使用している大型機です。
東京路線では、成田・香港線のCX520便・CX521便、羽田・香港線のCX548便・CX549便、で使用されています。
キャセイパシフィック航空のB777-300ER型機は次の4クラスで運航されていて、座席数の合計は275席です。
- ファーストクラス:6席
- ビジネスクラス:53席
- プレミアムエコノミークラス:34席
- エコノミークラス:182席
【キャセイパシフィック航空B777-300ER型機シートマップ】
ファーストクラス
ファーストクラスは、キャビンの前方に「1-1-1」の配列で6席が配置されています。
B777-300ER型機のファーストクラスには、2013年に発表された新しいデザインのシートが装着されています。
ファーストクラス席はプライバシーが確保されていて、180度リクライニングさせるとベッドとしても利用できます。
ビジネスクラス
ビジネスクラスには「1-2-1」の配列で53席が装着されています。
ビジネスクラスのシートは、窓際の席はやや外向きで中央の席はやや内向きの「リバースヘリンボーン型」と呼ばれるフルフラットシートになります。
このフルフラットシートは独立性が保たれていて、すべての席から通路に出ることができます。
プレミアムエコノミークラス
プレミアムエコノミークラスには、「2-4-2」の配列でリクライニングシートが34席装着されています。
プレミアムエコノミークラスのシートピッチは38インチ(約97cm)でシート幅は19.3インチ(約49cm)です。
シートにはフットレストとヘッドレストが付いていて、8インチ(約20cm)リクライニングすることができます。
また、10.6インチの個人用モニターも設置されています。
エコノミークラス
エコノミークラスには「3-3-3」の配列でヘッドレストが付いた新型のリクライニングシートが182席装着されています。
シートには9インチの個人用モニターが設置されていて、映画や音楽を好きな時間に楽しむことができます。
エコノミークラスのシートピッチは32インチ(約81cm)と、標準よりもやや広めになっています。
キャセイパシフィック航空 B777-300型機
B777-300型機は、キャセイパシフィック航空が中・近距離路線で使用している大型機です。
東京路線では、成田・香港線、羽田・香港線で使用されています。
キャセイパシフィック航空のB777-300型機は次の2クラスで運航されていて、座席数の合計は398席です。
- ビジネスクラス:42席
- エコノミークラス:356席
【キャセイパシフィック航空B777-300型機のシートマップ】
ビジネスクラス
ビジネスクラスには「2-4-2」の配列で中・近距離用のビジネスクラスシートが42席装着されています。
この中近距離用ビジネスクラスシートは2013年に導入されたシェル型のリクライニングシートです。
ビジネスクラスのシートピッチは47インチ(約119cm)、シート幅は21インチ(約53cm)で、シートには12.1インチの個人用モニターが設置されています。
エコノミークラス
エコノミークラスには「3-3-3」の配列でヘッドレストが付いたシェル型のリクライニングシートが356席装着されています。
シートには9インチの個人用モニターが設置されていて、映画や音楽を好きな時間に楽しむことができます。
エコノミークラスのシートピッチは32インチ(約81cm)と、標準よりもやや広めになっています。
キャセイパシフィック航空 A330-300型機
A330-300型機は、キャセイパシフィック航空が中・近距離路線で使用している大型機です。
東京路線では、成田・香港間で使用されています。
キャセイパシフィック航空のA330-300型機は次の2クラスで運航されていて、座席数の合計は307席です。
- ビジネスクラス:42席
- エコノミークラス:265席
【キャセイパシフィック航空A330-300型機のシートマップ】
ビジネスクラス
ビジネスクラスには「2-2-2」の配列で中・近距離用のビジネスクラスシートが42席装着されています。
この中近距離用ビジネスクラスシートは2013年に導入されたシェル型のリクライニングシートです。
ビジネスクラスのシートピッチは47インチ(約119cm)、シート幅は21インチ(約53cm)で、シートには12.1インチの個人用モニターが設置されています。
エコノミークラス
エコノミークラスには「2-4-2」の配列でヘッドレストが付いたシェル型のリクライニングシートが265席装着されています。
シートには9インチの個人用モニターが設置されていて、映画や音楽を好きな時間に楽しむことができます。
エコノミークラスのシートピッチは32インチ(約81cm)と、標準よりもやや広めになっています。
エチオピア航空「羽田-香港路線」の機材
エチオピア航空はエチオピアのフラッグキャリアで、2015年4月に香港経由で成田・アディスアベバ路線に就航しました。
現在、エチオピア航空は日本とアフリカ大陸を結ぶ唯一の航空会社で、成田・香港間だけでも利用できるようです。
航空マニアの人は時々成田・香港間で利用されるようですが、一般の人が成田・香港間で利用することはたぶん無いと思います。
エチオピア航空が羽田・香港・アディズアベバ路線で使用している機材はB787-8型機です。
エチオピア航空B787-8型機
B787-8型機はエチオピア航空が長距離路線で使用している中型機です。
エチオピア航空のB787-8型機は次の2クラスで運航されていて、座席数の合計は258席です。
- ビジネスクラス:12席
- エコノミークラス:246席
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
東京・香港路線には数多くのエアラインが参入していますが、おすすめできるのは、JAL・ANA・キャセイパシフィック航空です。
キャセイパシフィック航空は世界的に評価が高く、日本人のCAも多いのでご夫婦で旅行される方にもおすすめできるエアラインです。
もちろん、JAL・ANAでも快適に旅行ができますし安心です。
さて、どのエアラインで香港に行きましょうか?
この記事がみなさんのお役にたてばうれしいです。
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