日本との時差が少なく、大自然と動物たちが魅力のオーストラリア!
そんなオーストラリアには、成田・羽田・関西から直行便が飛んでいます。
行き先は、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズ、ゴールドコースト。
運航しているエアラインは、JAL・ANA・カンタス航空・ジェットスター航空です。
オーストラリア路線の特徴は夜行便が多いこと。そのためビジネスクラスの利用を考えている人も多いのではないでしょうか。
そんなこともあり、今回の記事では日本ーオーストラリア間の直行便を運航しているエアライン各社のビジネスクラスについてご紹介したいと思います。
成田-オーストラリア路線は3社が運航中
成田ーオーストラリア路線には、現在エアライン4社が直行便を運航しています。
運航しているエアラインは、日本航空、全日空、カンタス航空、ジェットスター航空です。
成田-オーストラリア路線の時刻表
成田ーシドニー線
成田⇒シドニー
JL771便 19:20発⇒07:10着(B787-8)
シドニー⇒成田
JL772便 09:15発⇒17:05着(B787-8)
成田ーメルボルン線
成田⇒メルボルン
JL773便 10:30発⇒22:55着(B787-8)
QF080便 20:05発⇒08:35着(A330-300)
メルボルンー⇒成田
JL774便 00:35発⇒08:35着(B787-8)
QF079便 10:10発⇒18:35着(A330-300)
成田ーブリスベン線
成田⇒ブリスベン
QF062便 19:55発⇒05:55着(A330-300)
ブリスベンー⇒成田
QF061便 09:35発⇒17:55着(A330-300)
成田ーケアンズ線
成田⇒ケアンズ
JQ026便 20:25発⇒04:50着(B787-8)
ケアンズー⇒成田
JQ025便 12:00発⇒18:35着(B787-8)
成田ーゴールドコースト線
成田⇒ゴールドコースト
JQ012便 21:05発⇒06:55着(B787-8)
ゴールドコースト⇒成田
JQ011便 10:45発⇒18:55着(B787-8)
※便名の頭の記号
JL-日本航空
QF-カンタス航空
JQ-ジェットスター航空
※時刻表は2019年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
羽田-オーストラリア路線は2社が運航中
羽田ーオーストラリア路線には現在エアライン2社が直行便を運航しています。
運航しているエアラインは、全日空とカンタス航空です。
羽田-オーストラリア路線の時刻表
羽田ーシドニー線
羽田⇒シドニー
QF026便 22:00発⇒08:30着(B747-400)
NH879便 22:30発⇒08:55着(B787-9)
シドニー⇒羽田
NH880便 21:30発⇒05:05着(B787-9)
QF025便 21:50発⇒05:15着(B747-400)
※便名の頭の記号
NH-全日空
QF-カンタス航空
※時刻表は2019年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
関西-オーストラリア路線は1社が運航中
関西ーオーストラリア路線には現在エアライン1社が直行便を運航しています。
運航しているエアラインは、ジェットスター航空です。
関西-オーストラリア路線の時刻表
関西ーケアンズ線
関西⇒ケアンズ
JQ016便 21:00発⇒05:15着(B787-8)
ケアンズ⇒関西
JQ015便 13:00発⇒19:30着(B787-8)
※便名の頭の記号
JQ-ジェットスター航空
※時刻表は2019年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
日本航空 成田-オーストラリア線ビジネスクラス
日本航空が成田-オーストラリア線で使用している機材は、B787-8(SS8)型機です。
日本航空 B787-8型機(SS8)
(日本航空のwebサイトより)
日本航空が成田-シドニー線、成田ーメルボルン線で使用している機材は、B787-8(SS8)型機です。
日本航空のB787-8型機(SS8)は次の3クラスで運航されていて、座席数は合計で161席です。
- ビジネスクラス:38席
- プレミアムエコノミークラス:35席
- エコノミークラス88席
ビジネスクラス
ビジネスクラスには「JAL SKY SUITE」という180度リクライニングしてベッドとしても使えるシートが装着されています。
このシートはスタッガード型と呼ばれるフルフラットシートで、全席から直接通路に出ることができます。
シートには23インチの大型個人用モニターが設置されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
工夫を凝らした贅沢な機内食(和食・2種類の洋食から選択)と高級ワインも楽しむことができます。
JALのビジネスクラスシートについては次の記事でも詳しくご紹介しています。
成田空港の「サクララウンジ」が利用可能
(日本航空のwebサイトより)
日本航空の成田ーシドニー線、成田ーメルボルン線のビジネスクラスの乗客は、成田空港、シドニー国際空港、メルボルン空港で次のラウンジが利用できます。
- 成田空港:サクララウンジ
- シドニー国際空港:カンタスクラブラウンジ
- メルボルン空港:Marhaba Lounge
サクララウンジは、日本航空が運営するラウンジです。日本航空のビジネスクラスの乗客は、サクララウンジを利用することができます。
シドニー国際空港のカンタスクラブラウンジは、カンタス航空が運営するラウンジです。日本航空のビジネスクラスの乗客はカンタスクラブラウンジを利用することができます。
メルボルン空港のMarhaba Loungeは、複数のエアラインの乗客が利用する共同ラウンジです。日本航空のビジネスクラスの乗客はMarhaba Loungeを利用することができます。
JAL国際線航空券予約はこちら⇒JAL国際線公式サイト
全日空 羽田-オーストラリア線のビジネスクラス
全日空が羽田-シドニー線で使用している機材は、B787-9型機(215席仕様機)です。
全日空 B787-9型機(215席仕様機)
(全日空のwebサイトより)
B787-9型機は、ANAが国際線中・長距離路線で使用する最新鋭中型機です。
全日空のB787-9型機(215席仕様機)は次の3クラスで運航されていて、座席数は合計で215席です。
- ビジネスクラス:48席
- プレミアムエコノミークラス:21席
- エコノミークラス146席
ビジネスクラス
(全日空のwebサイトより)
ビジネスクラスには「ANA BUSINESS STAGGERED」という180度リクライニングしてベッドとしても使えるシートが装着されています。
このシートはスタッガード型と呼ばれるフルフラットシートで、全席から直接通路に出ることができます。
座席には18インチの大型個人用モニターが設置されていて、映画・ビデオ・音楽・ゲームを楽しむことができます。
有名シェフによるオリジナルメニューの機内食(和食・2種類の洋食から選択)と高級ワインも楽しむことができます。
ANAのビジネスクラスシートに関しては、次の記事でも詳しく紹介しています。
羽田空港では「ANAラウンジ」が利用可能
(全日空のwebサイトより)
全日空の羽田ーシドニー線のビジネスクラスの乗客は、羽田空港・シドニー国際空港で次のラウンジが利用できます。
- 羽田空港:ANAラウンジ
- シドニー国際空港:ニュージーランド航空ラウンジ
ANAラウンジは、全日空が運営するラウンジです。全日空のビジネスクラスに搭乗する乗客は、ANAラウンジを利用することができます。
シドニー国際空港のニュージーランド航空ラウンジは、ニュージーランド航空が運営するラウンジです。全日空のビジネスクラスの乗客はニュージーランド航空ラウンジを利用することができます。
カンタス航空 成田・羽田-オーストラリア線のビジネスクラス
カンタス航空が成田ーブリスベン線、成田ーメルボルン線で使用している機材はA330-300型機、羽田-シドニー線で使用している機材は、B747-400型機です。
カンタス航空 A330-300型機
A330-300型機は、カンタス航空が国際線長距離路線で使用する中型機です。
カンタス航空のA330-300型機は次の2クラスで運航されていて、座席数は合計で297席です。
- ビジネスクラス:28席
- エコノミークラス269席
ビジネスクラス
(カンタス航空WEBサイトより)
カンタス航空A330-300型機のビジネスクラスには、最新型の「ビジネススイート」又は「スカイベッド」のいずれかのシートが装着されています。
「ビジネススイート」仕様の機材には、「1-2-1」の配置で28席が装着されています。
「スカイベッド」仕様の機材では、「2-2-2」の配置で30席が装着されています。
いずれのシートにも個人用モニターが付いていて、オンデマンドで映画・ビデオなどを楽しむことができます。
カンタス航空 B747-400型機
B747-400型機は、カンタス航空が国際線長距離路線で使用する大型機です。
カンタス航空のB747-400型機は次の3クラスで運航されていて、座席数は合計で364席です。
- ビジネスクラス:58席
- プレミアムエコノミークラス:36席
- エコノミークラス270席
ビジネスクラス
(カンタス航空WEBサイトより)
カンタス航空B747-400型機のビジネスクラスには、2階のアッパーデッキにに「2-2」の配置で18席、1階部分に「2-3-2」の配置で40席が配置されています。
ビジネスクラスには、就寝時にはベッドとしても使えるシェル型の「スカイベッド」というシートが装着されています。
この「スカイベッド」には、リクライニング角度が180度のフルフラットになるタイプと、リクライニング角度が171度のライフラットタイプの2種類があり、機材によってそのどちらかのシートが装着されています。
シートには10.4インチの個人用モニターが付いていて、オンデマンドで映画・ビデオなどを楽しむことができます。
成田空港・羽田空港では「サクララウンジ」が利用可能
カンタス航空のビジネスクラスの乗客は、成田空港・羽田空港・シドニー国際空港・メルボルン空港で次のラウンジが利用できます。
- 成田空港:カンタスビジネスラウンジ
- 羽田空港:サクララウンジ
- シドニー国際空港:カンタスビジネスラウンジ
- メルボルン空港:カンタスビジネスラウンジ
成田空港・シドニー国際空港・メルボルン空港のカンタスビジネスラウンジは、カンタス航空が運営するラウンジです。カンタス航空のビジネスクラスに搭乗する乗客は、カンタスビジネスラウンジを利用することができます。
羽田空港のサクララウンジは、日本航空が運営するラウンジです。カンタス航空のビジネスクラスの乗客はサクララウンジを利用することができます。
ジェットスター航空 成田・関西ーオーストラリア線のビジネスクラス
ジェットスター航空 B787-8型機
ジェットスター航空はオーストラリアが拠点であるLCCですが、国際線長距離路線で使用されているB787-8型機にはビジネスクラスの設定があります。
ジェットスター航空のB787-8型機は次の2クラスで運航されていて、座席数は合計で335席です。
- ビジネスクラス:21席
- エコノミークラス314席
【ジェットスター航空 B787-8型機のシートマップ】
ジェットスター航空 B787-8型機のシート・サービス
ビジネスクラス
(ジェットスターツアーズWEBサイトより)
ジェットスター航空B787-8型機のビジネスクラスには「2-3-2」の配置で21席が装着されています。
シート幅は19インチ(約48cm)、シートピッチは38インチ(約97cm)で、フルサービスキャリアのプレミアムエコノミークラスの座席とほぼ同じサイズのリクライニングシートです。
シートには9インチの個人用モニターが装着されており、無料で映画・ビデオなどを楽しむことができます。
ジェットスター航空はLCCですが、ビジネスクラスの乗客には、3種類から選べる食事が無料で提供されます。
ソフトドリンク・ワイン・ビールなどのドリンク類も無料で提供されます。
4社のサービス水準と安全性に関する評価
日本航空、全日空、カンタス航空、ジェットスター航空のサービス水準と安全性に関する評価は次のとおりです。
サービス水準に関する評価
日本航空・全日空・カンタス航空のサービスは世界的に高い評価を得ています。
ジェットスター航空もLCCとしては悪くない評価です。
2018エアラインランキング | 2018エイビーロード調査 | スカイトラックス社格付け | |
日本航空 | 13位 | 2位 | ★★★★★ |
全日空 | 3位 | 1位 | ★★★★★ |
カンタス航空 | 11位 | 8位 | ★★★★☆ |
ジェットスター航空 | 46位 | 20位以下 | 格付なし |
安全性に関する評価
安全性に関しては、全社が豪エアラインレイティングス社から最高ランクの格付けを受けています。
エアラインレイティングス社格付け | 「JACDEC」による安全性ランキング | |
日本航空 | ★★★★★★★ | 10位 |
全日空 | ★★★★★★★ | 11位 |
カンタス航空 | ★★★★★★★ | 9位 |
ジェットスター航空 | ★★★★★★★ | 26位 |
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
日本航空、全日空、カンタス航空のサービスは、世界的に高い評価を受けています。
この3社であれば、どのエアラインを選んでも快適にビジネスクラスを利用できると思います。
ケアンズとゴールドコーストへは、LCCのジェットスター航空しか直行便がないことが残念ですね。
どうしてもLCCが嫌な場合には、メルボルン乗り換えのカンタス航空や香港乗り換えのキャセイ・パシフィックなどが候補になります。
この記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。
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