私の愛車「2008年式アウディA3スポーツバック1.8TFSI」も9年目に突入です。
いつまで乗れるのかと心配したアウディA3でしたが、前回の7年目の車検からの2年間はノートラブルで走ってくれました。
この調子であればまだまだ行けると思い9年目の車検に臨んだのですが、今回は思っていた以上に費用がかかってしまいました。
私の場合、基本的には「修理が必要であれば修理をして長く乗り続ける」というスタンスでいるので、痛い出費ではありますが輸入車に乗っている以上は仕方がありません。
ということで、今回の記事ではアウディA3の9年目の車検の様子をご紹介します。
車検は購入したアウディの正規ディーラーさんに持込ました
私の場合、アウディA3の車検はいつもアウディA3を購入した正規ディーラーさんにお願いしています。
その理由は、私が自動車の整備に関する専門的な知識を持っておらず自分で整備ができない事と、アウディが輸入車だからです。
普段は日常点検しか行っていないので、2年に1度位はアウディA3の事を良く知っている整備士さんにしっかりと見てもらった方が安心かなと思っています。
正規ディーラーさんに車検をお願いすると、法定24か月点検やメーカーが指定する点検・定期的な消耗品の交換がセットになっているのでそれなりの金額になってしまいます。
しかし、私が車検をお願いしている正規ディーラーさんでは、メーカーが走行距離や経過年数に応じて交換を指定している部品についても、本当に必要なものだけしか交換しないので、これまで何十万円も費用がかかったことはありません。
それに毎回無料で代車を出してくれます。(前回まではトヨタのヴィッツでしたが今回はトヨタのアクアでした。)
ということで、今回もアウディA3を購入した正規ディーラーさんに車検をお願いしました。
2008年式アウディA3 9年目の車検の様子
最初は法定費用の支払いと整備項目の打ち合わせ
車検の日程については、車検の時期が近づくとディーラーさんから電話がかかってくるので、その時に打ち合わせをしています。
私が車を購入した営業担当の方は他の店舗に異動をしてしまったのですが、サービス担当の方から定期的にお電話を頂いているので、ディーラーさんとのコミュニケーションに関しては特に問題はありません。
今回も予め予約をしておいた日時にディーラーさんを訪問して、まず最初に法定費用を現金で支払いました。
今回支払ったのは次の費用です。
- 自動車重量税 24,600円
- 自賠責保険料 25,830円
- 印紙代 1,800円
- 車検代行手数料 12,960円
- 合計 65,190円
次に、サービス担当の方と整備内容について打ち合わせをしました。
私からお願いしたのは、毎回同じなのですが「交換する部品は本当に必要な物だけにして費用を抑えて下さい」ということです。
車検のタイミングで交換をしているのは次の消耗品だけなので、まずそれらの部品だけは予め交換をお願いしました。
・クーラント
・ブレーキフルード
・エンジンオイル
・オイルエレメント
・ワイパーブレード(フロント・リア)
・発炎筒
それから、バッテリーが前回の車検の前に約2年半で突然死していることから、今回は車検のタイミングで交換することにしました。
現在のバッテリーもちょうど今回の車検の時期で2年半を迎えます。
実は車検の前日にエンジンの始動が危なかったので、バッテリーはギリギリの状態だったのだと思います。
サービス担当の方からは、エアクリナーエレメント交換、スパークプラグ交換、エアコンクリーニング、エアコンフィルター交換、ガソリン添加剤の使用などをお勧め頂いたのですが、今回は全て見送りにしてもらいました。
また、それ以外のブレーキパッドなどの部品については、ディーラーさんが車の状態を見てから再度連絡をくれることになりました。
車の受け取りは、1週間後の同じ曜日に再度ディーラーさんを訪問する方向でお願いしました。
追加整備と最終見積もり金額の連絡が入る
車を持ち込んだ翌日がディーラーさんの定休日だったからでしょうか、ディーラーさんを訪問した日の夕方に、追加の整備個所と最終見積もり金額の連絡がありました。
フロントロアーアームボールジョイントのブーツ交換
車の前輪は、上下左右にスムーズに動くように、「アッパーアーム」と「ロアーアーム」と円球の形をした「ボールジョイント」で接合されているようです。
「アッパーアーム」と「ロアーアーム」についてはこちらのサイトの説明が分かりやすいです。
この「ボールジョイント」は人間の関節のように「グルグル」と動くので、結合部分がスムーズに動くように「グリース」がたっぷりと盛られています。
「ボールジョイント」にはこのグリースが漏れないようにゴムや樹脂でできた「ブーツ」と呼ばれるカバーが付いています。
「ボールジョイント」の「ブーツ」はこちらのサイトの説明と写真が分かりやすです。
「ブーツ」の交換についてはこちらのサイトが分かりやすです。
今回私のアウディ3についても、この前輪の「ロアーアーム」の「ボールジョイント」に付いている「ブーツ」にひび割れが見つかったので、交換をしますとの連絡がありました。
このままにしておくと「ブーツ」が破れてグリースが漏れ出して、「ガタガタ」言うようになるそうです。
また、車検場に持ち込んだ時に「ブーツ」にひび割れがあると車検が通らないそうです。
下の写真は、車を受け取りに行った時に頂いた私のアウディ3の「ブーツ」のひび割れ写真です。
こちらは左の前輪だそうです。
こちらが右の前輪です。(逆かもしれません)
このブーツのひび割れは主に経年劣化で起きるそうです。
私は9年目の車検を迎える車はこのアウディA3で3台目ですが、今回初めて車検時に指摘されました。
前輪の左右のブーツを交換する費用は、パーツと工賃でおよそ4万6千円とのことでしたが、これは交換しなければいけないということで修理をお願いしました。
左ヘッドライトのウォッシャーノズル交換
アウディA3では、ライトを点灯している時にウィンドウォッシャーを動作させると、フロントライトの部分にもシウォッシャー液が降りかかります。
私は自分で見たことが無かったのですが、こちらの動画で見ると分かりやすいと思います。
この左側のライト用のウォッシャーノズルが割れていて、ウォッシャー液が前方に飛び散るようになっていたようです。
こちらの修理には、パーツ代と工賃で約3万円かかるとのことでしたが、今後最低でも2年は乗り続けることを考えると正常に動作したほうが良いので、修理をお願いしました。
最終の見積もり金額は約30万円
「フロントロアーアームのブーツ交換」と「左ヘッドライトのウォッシャーノズル交換」を行うと、今回の車検費用の合計は、300,737円になるとのこと!
前回の車検が約17万円だったので、今回はそれにバッテリー交換を加えた約22万円前後と見積もっていた車検費用が30万円を超えてしまいました。
でも、必要な出費であれば仕方がありませんよね。
1週間後に車の受け取りに行きました
車を持ち込んでからちょうど1週間後に代車のアクアに乗ってアウディのディーラーさんに行きました。
車検はもっと早く終わっていたようなのですが、私の仕事が休みの日にしかディーラーさんに行けないので、1週間後の受け取りになりました。
さて、今回の車検費用ですが、最終的には300,737円となりました。
法定費用の支払いは現金でしたが、残金についてはカードでの支払いが可能との事でしたので、クレジットカードで支払いをしました。
車検費用の内訳次のとおりです。
- 重量税 24,600円
- 自賠責保険 25,830円
- 印紙代 1,800円
- 車検代行料 12,960円
- 法定24ヶ月点検 25,920円
- 保安確認検査料 10,800円
- エンジン下回り洗浄 8,640円
- AUDIメーカー指定点検 6,480円
- 産業廃棄物処理委託料金 1,080円
- ショートパーツ 2,160円
- ブレーキフルード交換 11,340円
- クーラント交換 15,336円
- 発煙筒:669円
- エンジンオイル交換・エレメント交換 17,505円
- バッテリー交換(20%引き):38,880円
- ワイパーブレード(フロント・リア)交換 12,247円
- ウィンドウォッシャー液補充:594円
- フロントロアーアームボールジョイントのブーツ交換:46,088円
- 左ヘッドライトウォッシャーノズル交換:31,956円
- カムシャフトインパルスセンサー交換:12,852円
- 来店割引:2,000円
- 早期予約割引:5,000円
- 合計 300,755円
※金額は請求明細書のとおりです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私の愛車「2008年式アウディA3スポーツバック1.8TFSI」の9年目の車検費用は300,755円でした。
車検費用が高かった理由は、バッテリーの交換を行ったこと、経年劣化で修理が必要となったことです。
やはり同じ車を長く乗り続けるためには、それなりにコストがかかるものだと実感しました。
次の車検は11年目になります。でもまだまだ乗りますよ!
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
※13年目の車検記事はこちら
※11年目の車検記事はこちら。
※7年目の車検記事はこちら。
100万円の見積書の記事はこちら