成田・台北(桃園)路線の機材とサービスをチェック!

グルメや買い物を楽しめる台湾旅行が人気です。

日本との時差も1時間しかなく、成田や羽田から約3時間半で到着できるのもうれしいですよね。

2023年11月現在、成田から台北(桃園)へ直行便を運行しているフルサービスキャリア(LCC以外の航空会社)は、日本航空・全日空(運休中)・チャイナエアライン・エバー航空・キャセイパシフィック航空の5社。

実はこの5社、かなり個性的なエアラインばかりなのです。

キャセイパシフィック航空・エバー航空は、安全性に関して世界的に評判が高い会社。

チャイナエアラインは格安運賃の航空会社として有名ですが、口コミなどを見てみるとサービス水準も高そうです。

そこで今回は、台湾への旅行を計画している方の参考となるように、成田から台北(桃園)までの直行便を運航しているフルサービスキャリア5社の機材とサービスをチェックしてみます。

羽田・台北(松山)路線についてはこちらの記事をご覧ください。

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成田発の便が到着するのは「桃園国際空港」

台湾の首都台北には「桃園国際空港」と「松山空港」の2つの国際空港がありますが、成田からの便が到着するのは「桃園国際空港」です。

桃園国際空港までは市街地からバスやタクシーで1時間

「桃園(タオユェン)国際空港」は1979年に開港した空港で、台北を代表する国際空港としての機能を果たしています。

成田から台北に向かう便は、LCCも含めて全て桃園国際空港に到着します。

ただし、台北市内から約40kmの場所にあり、市街地からバスやタクシーで1時間ほどかかってしまうのが難点です。

成田-台北(桃園)路線の時刻表

成田から台北(桃園)へ向かうフルサービスキャリア(LCCではない航空会社)の直行便は、1日に10便が運航されています。

成田から台北(桃園)へ向かう直行便の特徴は、午後から夕方にかけて出発する便が多いことです。

日本から台湾に向かう旅行者よりも、台湾から日本に来る台湾人の旅行者にとって便利なスケジュールかもしれませんね。

また、日本航空のB737-800型機、チャイナエアラインのA321neo型機など、小型機での運航されるフライトもあります。

成田⇒台北(桃園)

CI107便 09:20発⇒12:30着(A330-300)
JL8663便 11:35発⇒14:45着(B737-800)
BR183便 13:00発⇒16:05着(A330-300)
BR197便 14:00発⇒17:05着(B787-10)
CI101便 14:35発⇒17:40着(B777-300ER、A330-300)
CX451便 15:20発⇒18:40着(B777-300)
CI105便 17:45発⇒20:55着(B777-300ER、A330-300)
JL809便 18:05発⇒21:15着(B787-8)
CI109便 20:00発⇒22:55着(A321neo)
BR195便 20:20発⇒23:25着(A330-300)

台北(桃園)⇒成田

BR184便 07:55発⇒12:00着(A330-300)
BR198便 08:50発⇒12:55着(B787-10)
CI100便 09:30発⇒13:10着(B777-300ER、A330-300)
JL802便 10:35発⇒14:35着(B787-8)
CI104便 12:35発⇒16:35着(B777-300ER、A330-300)
CX450便 12:50発⇒16:50着(B777-300)
CI108便 14:40発⇒18:45着(A321neo)
BR196便 15:20発⇒19:20着(A330-300)
JL8664便 15:50発⇒19:50着(B737-800)
CI106便 16:25発⇒20:25着(A330-300)

※便名の頭の記号
CI-チャイナエアライン
JL-日本航空
NH-全日空
BR-エバー航空
CX-キャセイパシフィック
※時刻表は2023年11月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
 ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材

日本航空「成田-台北(桃園)路線」の運航機材

日本航空「成田-台北(桃園)路線」の運航機材はB787-8型機とB737-800型機です。

日本航空 B787-8型機(206席仕様機)

(JALウェブサイトより)

B787-8型機は、日本航空の中・長距離路線で使用されている中型機です。

羽田-台北(桃園)路線ではB787-8型機(206席仕様機)が使われています。

B787-8型機(206席仕様機)は次の2クラスで運行されていて合計の座席数は206席です。

  • ビジネスクラス:36席(2-2-2)
  • エコノミークラス:170席(2-4-2)

【JAL B787-8型機(206席仕様機)のシートマップ】

ビジネスクラスのシートは「JAL SHELL FLAT NEO」

「2-2-2」に配列されたビジネスクラスには、JAL SHELL FLAT NEOというシートが装着されています。

このシートはフラットにはなるのですが、リクライニング角度が180度にはならないライフラットシートです。

エコノミークラスのシートピッチは79cm

「2-4-2」に配列されたエコノミークラスには、個人用モニター「MAGiC」が付いたシートが装着されています。

エコノミークラスのシートピッチは31インチ(約79cm)と標準的な広さです。

このB787-8型機のエコノミークラスでも「2-4-2」で横に8席しか配置していません。座席の幅にゆとりを持たせた配置になっています。

日本航空 B737-800型機

B737-800型機は、日本航空が短距離の東南アジア路線で使用している小型機です。

台湾路線では「成田-台北(桃園)」路線のJL8663便・JL8664便で使用されています。

B737-800型機は国内線で利用されているイメージが強いですよね。

ところが、日本航空が国際線で使用している737-800型機は、国内線用とは違う全くの国際線仕様の機材です。

日本航空B737-800型機は次の2クラスで運航されていて、合計の座席数は154席です。

  • ビジネスクラス12席
  • エコノミークラス132席

【JAL B737-800のシートマップ】

jal_737_800シートマップ

ビジネスクラスシートは「JAL スカイラックスシート」

「2-2」に配列されたビジネスクラスには、「JAL スカイラックスシート」が装着されています。

エコノミークラスシートは個人用モニター付き

「3-3」に配列されたエコノミークラスには「MAGIC」の個人用モニターが付いたシートが装着されています。

⇩JAL国際線の空席照会・予約はこちら⇩

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チャイナエアライン「成田-台北(桃園)路線」の運航機材

チャイナエアラインは台湾の航空会社です。日本では格安運賃の会社として有名です。

チャイナエアライン「成田ー台北(桃園)」路線の機材は、B777-300ER型機とA330-300型機です。

チャイナエアライン B777-300ER型機

B777-300ER型機は、チャイナアエアラインが中長距離路線で使用している大型機です。

東京-台湾間では「成田-台北(桃園)」路線で使用されています。

「2-3-2」「2-2」に配列されたビジネスクラスには160度まで倒れるリクライニングシートが装着されています。

「3-4-3」に配列されたエコノミークラスには個人用のモニターが付いたシートが装着されています。

【チャイナエアライン:B777-300ER型機】
ビジネスクラス40席(配列は1-2-1)
プレミアムエコノミークラス62席(配列は2-4-2)
エコノミークラス256席(配列は3-4-3)

【チャイナエアライン B777-300ER型機のシートマップ】はこちらをご覧下さい。

チャイナエアライン A330-300型機

A330-300型機は、チャイナアエアラインが中長距離路線で使用している中型機です。

東京-台北間では、成田-台北(桃園)路線、羽田-台北(松山)路線の両方で使用されています。

「2-2-2」に配列されたビジネスクラスにはシェル型シートが装着されています。

「2-4-2」に配列されたエコノミークラスには個人用のモニターが付いたシートが装着されています。

【チャイナエアライン:A330-300型機】
ビジネスクラス36席(配列は2-2-2)
エコノミークラス277席(配列は2-4-2)

【チャイナエアライン A330-300型機のシートマップ】はこちらをご覧下さい。

チャイナエアライン A321neo型機

A321neo型機は、チャイナアエアラインが近・中距離路線で使用している小型機です。

東京-台北間では、成田-台北(桃園)路線で使用されています。

「2-2-2」に配列されたビジネスクラスにはフルフラットになるシートが装着されています。

「3-3」に配列されたエコノミークラスには個人用のモニターが付いたシートが装着されています。

【チャイナエアライン:A321neo型機】
ビジネスクラス12席(配列は2-2)
エコノミークラス168席(配列は3-3)

【チャイナエアライン A321neo型機のシートマップ】はこちらをご覧下さい。

エバー航空「成田-台北(桃園)路線」の運航機材

エバー航空は台湾の航空会社です。

1989年の設立以来、死者が出るような事故は1度も起こしておらず、安全性が高い航空会社として世界的に評価されています。

また日本のサンリオと提携して、ハローキティの塗装やアメニティを利用した「ハローキティジェット」を導入していることでも有名です。

現在7機の「ハローキティジェット」が世界中を飛び回っています。

エバー航空が成田ー台北(桃園)路線で使用している機材は、B777-300ER型機とA330-300型機です。

エバー航空 B777-300ER型機

B777-300ER型機はエバー航空が主に長距離路線で使用している大型機です。

東京-台湾間では「成田-台北(桃園)」路線で使用されています。

「1-2-1」に配列されたビジネスクラス(ロイヤルローレルクラス)にはスタッガード型のフルフラットシートが装着されています。

「2-4-2」に配列されたプレミアムエコノミークラスのシートピッチは38インチ(約97cm)です。

「3-3-3」に配列されたエコノミークラスには個人用モニターが付いたシートが装着されています。

【エバー航空 B777-300ER型機】
ビジネスクラス(プレミアムローレルクラス):39席(配列は1-2-1)
プレミアムエコノミークラス:56席(配列は2-4-2)
エコノミークラス:238席(配列は3-3-3)

【エバー航空B777-300ER型機のシートマップ】はこちらをご覧下さい。

エバー航空 A330-300型機

A330-300型機はエバー航空が中・長距離路線で使用している中型機です。

東京-台湾間では「成田-台北(桃園)」路線で使用しています。

「2-2」に配列されたビジネスクラスにはシートピッチ45インチのリクライニングシートが装着されています。

「2-4-2」に配列されたエコノミークラスのシートには個人用モニターが付いたシートが装着されています。

【エバー航空 A330-300型機】
ビジネスクラス:30席(配列は2-2-2)
エコノミークラス:279席(配列は2-4-2)

【エバー航空A330-300型機のシートマップ】はこちらをご覧下さい。

キャセイパシフィック「成田-台北(桃園)路線」の運航機材

キャセイパシフィック航空は香港の航空会社です。

優れた安全性と高いサービス水準が世界的に評価されています。

キャセイパシフィック「成田-台北(桃園)路線」の運航機材はB777-300型機です。

キャセイパシフィック B777-300型機

B777-300型機はキャセイパシフィックが中・近距離路線で使用している大型機です。

「2-3-2」に配列されたビジネスクラスには、個人用モニターが付いたゆとりあるシートが装着されています。

「3-3-3」に配列されたエコノミークラスには個人用モニターが付いたシートが装着されています。

【キャセイパシフィック B777-300型機】
ビジネスクラス:32席(配列は2-3-2)
エコノミークラス:296席(配列は3-4-3)

【キャセイパシフィックB777-300のシートマップ】はこちらをご覧下さい。 

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

東京から台北までは約3時間半という短いフライトですが、LCCとは異なりJALのB737-800型機以外はワイドボディ機が採用されています。

エコノミークラスのシートに関しても各社ともに特に広いシートは採用していないのですが、全ての座席に個人用モニターが装着されています。

サービス内容に関しては特にレベルの高いエアラインが集中している路線なので、どのエアラインを利用しても快適なフライトになりそうです。

料金に関してはサプライスで簡単に検索できます。チャイナエアラインとエバー航空が安いようです。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

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