羽田・台北(松山)路線の機材とサービスをチェック!

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東京の羽田空港と台北の松山空港を結ぶ路線が開設されたのは2010年10月。

東京・台北ともに空港へのアクセスが良好なので、私も2015年の台湾旅行では羽田発のJAL便を利用しました。

2019年4月現在、「羽田ー台北(松山)路線」に就航しているフルサービスキャリアはJAL、ANA、チャイナエアライン、エバー航空の4社。

どの会社もサービスに定評があるエアラインですが、どんな機材を利用するのか気になりますよね。

そこで今回の記事では、これから羽田ー台北(松山)路線を利用する人の参考となるように、4社の機材とサービスについてチェックしてみます。

成田ー台北(桃園)路線に関してはこちらの記事をご覧ください。

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羽田発の便が到着するのは「台北松山空港」

台湾の首都台北には「桃園国際空港」と「松山空港」の2つの国際空港がありますが、羽田からの便が到着するのは「松山空港」です。

台北松山空港は市街地から10分の距離

「台北松山(ソンシャン)空港」は市街地にある国際空港です。

空港から街の中心部までは地下鉄や車を利用すれば15分ほどで到着できるので、台北に行く場合にはとても便利な空港です。

台北松山空港は1979年に桃園国際空港が開港してからは、しばらくのあいだ国内線専用の空港として使われていました。

しかし、2008年に中国、2010年に東京の羽田空港、2012年には韓国との間で国際線エアラインが就航し、再び国際空港としても運用されています。

羽田-台北(松山)路線の時刻表

羽田から台北に向かう直行便は、全て松山空港に到着します。

羽田空港・台北松山空港ともに都心部・市街地からのアクセスが良いので、ビジネス客を中心に利用者が増えています。

運航しているのは、日本航空・全日空・チャイナエアライン・エバー航空の4社。

4社共に、羽田午前出発、台北松山午後出発のフライトを選べるので、3泊4日など短期間の旅行者にもとても便利です。

羽田⇒台北松山
CI223便 07:20発⇒10:00着(A330-300)
JL097便 08:50発⇒11:30着(B777-200ER)
NH851便 10:05発⇒12:30着(B787-8)
BR189便 10:50発⇒13:30着(A330-300)
BR191便 12:40発⇒15:05着(A330-300)
NH853便 13:20発⇒15:45着(B787-8)
CI221便 14:30発⇒16:55着(A330-300)
JL099便 18:15発⇒20:55着(B777-200ER:SS2)

台北松山⇒羽田
BR192便 07:30発⇒11:45着(A330-300)
CI220便 09:00発⇒13:10着(A330-300)
JL096便 09:10発⇒13:10着(B777-200ER:SS2)
NH852便 13:30発⇒17:45着(B787-8)
JL098便 14:20発⇒18:20着(B777-200ER)
BR190便 16:00発⇒19:55着(A330-300)
NH854便 16:45発⇒20:50着(B787-8)
CI222便 18:05発⇒22:05着(A330-300)

※便名の頭の記号
CI-チャイナエアライン
JL-日本航空
NH-全日空
BR-エバー航空
※時刻表は2019年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
 ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材

日本航空 羽田-台北(松山)路線の運航機材

日本航空「羽田ー台北(松山)路線」の機材はB777-200ER型機です。

JALのB777-200ER型機は現在キャビンのリニューアル中で、羽田ー台北(松山)線ではシートのタイプが異なる2種類のB777-200ER型機が使われています。

JL99/JL96便はリニューアル前のB777-200ER型機が、JL97/JL98便ではリニューアル後のB777-200ER(SS2)型機が使用されています。

日本航空 B777-200ER型機(リニューアル前)

JAL-777-200

(JALウェブサイトより)

B777-200ER型機は、日本航空の中・長距離路線で使用されている大型機です。

JL99/JL96便では、リニューアル前のB777-200ER型機が使われています。

B777-200ER型機(リニューアル前)は次の3クラスで運行されていて合計の座席数は245席です。

  • ビジネスクラス:56席(2-3-2)
  • プレミアムエコノミークラス:40席(2-4-2)
  • エコノミークラス:149席(3-3-3)

【JAL B777-200ERのシートマップ】

「2-3-2」に配列されたビジネスクラスには、「JAL SHELL FLAT SEAT」が装着されています。

「2-4-2」に配列されたプレミアムエコノミークラスには、「JAL SKY SHELL SEAT」が装着されています。

「3-3-3」に配列されたエコノミークラスには「MAGIC」の個人用モニターが付いたシートが装着されています。

日本航空 B777-200ER(SS2)型機

JAL-777-200

(JALウェブサイトより)

JL97/JL98便ではリニューアル後のB777-200ER(SS2)型機が使用されています。

B777-200ER(SS2)型機は次の2クラスで運行されていて合計の座席数は312席です。

  • ビジネスクラス:26席(1-2-1)
  • エコノミークラス:286席(3-4-2)

【JAL B777-200ER(SS2)のシートマップ】

「1-2-1」に配列されたビジネスクラスには、「JAL SKY SUITE Ⅲ」が装着されています。

「3-4-2」に配列されたエコノミークラスには「MAGIC」の個人用モニターが付いたシートが装着されています。

【関連記事】

私が2015年10月に台湾旅行に行った時にはJALB767-300ER型機のエコノミークラスを利用しました。その時の搭乗記を書きましたのでぜひご覧下さい。

2015年の海外旅行は、10月に入ってから3泊4日の日程で妻と2人で台湾に行ってきました。 台北までのフライトは羽田発台北松山...
前回の記事では、2015年10月の台湾旅行の「往路」で利用した「JAL 羽田発台北(松山)行きエコノミークラス」の様子をご紹介しまし...

全日空「羽田-台北(松山)路線」の運航機材

全日空の「羽田-台北(松山)路線」の運航機材はB787-8型機(240席仕様機)です。

全日空 B787-8型機(240席仕様機)

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photo by Toshiro Aoki

B787-8型機(240席仕様機)は全日空が中長距離路線で使う最新鋭中型機です。

台湾路線では「羽田-台北(松山)路線」で使用されています。

「2-2-2」に配列されたビジネスクラスには、ANA BUSINESS CRADLEというシェル型のシートが装着されています。

「3-3-3」に配列されたエコノミークラスには、個人用モニターが付いたFixed Back Shellスタイルのシートが装着されています。

【全日空:B787-8型機(240席仕様機)】
ビジネスクラス42席(配列は2-2-2)
エコノミークラス198席(配列は3-3-3)

【全日空:B787-8型機のシートマップはこちら】

ANA_787-8_240

チャイナエアライン「羽田-台北(松山)路線」の運航機材

チャイナエアラインは台湾の航空会社です。日本では格安運賃の会社として有名です。

チャイナエアラインが「羽田ー台北(松山)」路線で使用している機材はA330-300型機です。

チャイナエアライン A330-300型機

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A330-300型機は、チャイナアエアラインが中長距離路線で使用している大型機です。

東京-台北間では、成田-台北(桃園)路線、羽田-台北(松山)路線の両方で使用されています。

「2-2-2」に配列されたビジネスクラスにはシェル型シートが装着されています。

「2-4-2」に配列されたエコノミークラスには個人用のモニターが付いたシートが装着されています。

【チャイナエアライン:A330-300型機】
ビジネスクラス36席(配列は2-2-2)
エコノミークラス277席(配列は2-4-2)

【チャイナエアライン A330-300型機のシートマップ】はこちらをご覧下さい。

エバー航空「羽田-台北(松山)路線」の運航機材

エバー航空は台湾の航空会社です。

1989年の設立以来、死者が出るような事故は1度も起こしておらず、安全性が高い航空会社として世界的に評価されています。

また日本のサンリオと提携して、ハローキティの塗装やアメニティを利用した「ハローキティジェット」を導入していることでも有名です。

現在7機の「ハローキティジェット」が世界中を飛び回っています。

エバー航空が羽田ー台北(松山)路線で使用している機材はA330-300型機です。

エバー航空 A330-300型機

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A330-300型機はエバー航空が中・短距離路線で使用している中型機です。

東京-台湾間では「羽田-台北(松山)」路線で使用しています。

「2-2-2」に配列されたビジネスクラス(プレミアムローレルクラス)にはシェル型のフラットシートが装着されています。

「2-4-2」に配列されたエコノミークラスには個人用モニターが付いたシートが装着されています。

【エバー航空 A330-300】
ビジネスクラス(プレミアムローレルクラス):30席(配列は2-2-2)
エコノミークラス:279席(配列は2-4-2)

【エバー航空A330-300のシートマップ】はこちらをご覧下さい。

4社のサービス水準に関する評価

日本航空・全日空・チャイナエアライン・エバー航空のサービス水準と安全性に関する評価は次のとおりです。

サービス水準に関する評価

成田・台北(松山)路線を運航している会社は、サービス水準において世界的に評価が高いエアラインが多いことが特徴です。

全日空・日本航空・エバー航空は、英国スカイトラックス社の格付けにおいて、世界で10社しかない5つ星の認定を受けています。

2018エアラインランキング 2018エイビーロード調査 スカイトラックス社格付け
全日空 3位 1位 ★★★★★
エバー航空 5位 6位 ★★★★★
日本航空 13位 2位 ★★★★★
チャイナエアライン 35位 20位以下 ★★★★☆

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

東京から台北に行く場合には、東京・台北ともに空港へのアクセスが良い「羽田ー台北(松山)」路線の利用がおすすめです。

東京から台北までは約3時間半という短いフライトなので、各社ともに特に広いシートは採用していないのですが、エコノミークラスでも全ての座席に個人用モニターが装着されています。

サービス内容に関しては特にレベルの高いエアラインが集中している路線なので、どのエアラインを利用しても快適なフライトになりそうです。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

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