BMW1シリーズとメルセデスベンツAクラスを比較してみました!



(BMW、メルセデスベンツのHPより)

世界中で販売されているプレミアムコンパクトカーの代表格と言えば「BMW 1シリーズ」と「メルセデスベンツAクラス」ではないでしょうか。

私が保有している「アウディA3」もプレミアムコンパクトカーと言われることもありますが、近年の「BMW 1シリーズ」と「メルセデスベンツAクラス」の充実度を目の当たりにすると、「アウディA3」はこの2車種の後塵を拝しているように思えます。

特に「BMW 1シリーズ」は、直近のフルモデルチェンジでFFとなったことから、デザインと居住性が大幅に向上しました。

そこで今回の記事ではこの2車種を比較してみて、もしも自分が購入するのであればどちらを選ぶのか考えてみたいと思います。

※この記事は2021年3月時点の情報をもとに書いています。

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ボディサイズの比較

BMW 1シリーズのボディサイズ

(BMWのHPより)
  • 全長:4,335~4,355mm
  • 全幅:1,800mm
  • 全高:1,465mm
  • ホイールベース:2,670mm
  • 車両重量:1,390kg
  • 最小回転半径:5.4m

現行の「BMW 1シーズ」は2004年の発売開始以来3代目にあたり、2019年9月にフルモデルチェンジが行われました。

2019年のフルモデルチェンジでは、それまでのFRから一転してシリーズ初となるFFが採用され、世間を驚かせています。

ボディサイズを二代目の「BMW 1シリーズ」と比べると、全長:-5~+15mm、全幅:+35mm、全高:+25mmとなり、後部座席の居住性が大幅に改善しています。

欧州でのボディサイズの分類によると、VWゴルフ、アウディA3、メルセデスAクラス、ボルボV40などと同じCセグメントに属しています。

Cセグメントの自動車は日本の道路事情でも取り回しの良いサイズなので、日本での販売台数も多くなっています。

メルセデスベンツAクラスのボディサイズ

(メルセデスベンツのHPより)
  • 全長:4,420mm
  • 全幅:1,800mm
  • 全高:1,420mm
  • ホイールベース:2,730mm
  • 車両重量:1,360~1,470kg
  • 最小回転半径:5.0m

現行の「メルセデスベンツAクラス」は1997年の発売開始以来4代目にあたり、2018年10月にフルモデルチェンジがなされています。

ボディサイズを三代目の「メルセデスベンツAクラス」と比べると、全長:+120mm、全幅:+20mm、全高:-15mmとなり、室内空間が広げられています。

「BMW 1シリーズ」との比較では、全長:+65~85mm、全幅:同じ、全高:-45mmとなり、「BMW 1シリーズ」よりも空力対策を意識したボディサイズになっています。

欧州でのボディサイズの分類によると、VWゴルフ、BMW1シリーズ、ボルボV40などと同じCセグメントに属しています。

現在私が保有している「アウディA3」もCセグメントに属しているため、「BMW1シリーズ」と「メルセデスベンツAクラス」であれば、どちらでも抵抗なく乗り換えられるボディサイズになっています。

エクステリアの比較

BMW 1シリーズのエクステリア

(BMWのHPより)

上の写真は「118i M Sport」で、ボディカラーはメルボルン・レッドです。

「BMW 1シリーズ」のボディカラーは、次の7色から選ぶことが出来ます。

  • アルビン・ホワイト
  • ブラック・サファイア
  • メルボルン・レッド
  • ミネラル・ホワイト
  • ミネラル・グレー
  • メディティラニアン・ブルー
  • ストーム・ベイ

三代目の「BMW 1シリーズ」はFFを採用したことにより、それまでの「BMW 1シリーズ」とはスタイリングが大きく変わっています。

まず、それまでの特徴であったロングノーズが消えて、ショートノーズとなっています。

次に、サイドラインとウィンドウズエリアのラインが後方に向かって切り上がり、よりシャープな印象を与えています。

さらに、大型化されたキドニーグリルとシャープさを増したヘッドライトにより、精悍な顔つきに生まれ変わっています。

「Standard」と「Play」のエクステリアは大人し目にまとまっていますが、「M Sport」には専用のエアロパーツや18インチのアルミホイールが標準装備されるので、よりスポーティなデザインになります。

メルセデスベンツAクラスのエクステリア

(メルセデスベンツのHPより)

上の写真は「メルセデスベンツAクラス A180 スタイル」です。

「AMGライン」というパッケージオプションを選択しているので、スポーティーなデザインに仕上がっています。

ボディカラーはポーラーホワイトで、「メルセデスベンツAクラス」のボディカラーは、次の8色から選ぶことが出来ます。

  • ポーラーホワイト
  • デジタルホワイト
  • コスモスブラック
  • デニムブルー
  • イリジウムシルバー
  • マウンテングレー
  • モハーベシルバー
  • サンイエロー

四代目の「メルセデスベンツAクラス」のフォルムは、三代目から大きな変化はありませんでした。

ただしフロント部分に関しては、台形型の大型グリルとシャープなヘッドライトが採用されたことにより、精悍な顔つきになっています。

現行の「メルセデスベンツ CSLクラス」の顔つきとよく似ているという評価が多いようです。

インテリアの比較

BMW 1シリーズのインテリア

(BMWのHPより)

これまで他のライバル達から見劣りがすると言われていた「BMW 1シリーズ」のインテリアですが、三代目になって大きく機能と質感がアップしました。

まずダッシュボード周りでは、オプションで「iDriveナビゲーションパッケージ」(24.9万円)を選択すると、「10.25インチマルチディスプレイメーターパネル」と「10.25インチワイドコントロールディスプレイ」による「BMWライブコックピット」が装着されます。

またこれまで機械式であったパーキングブレーキも電動式に変更されたため、センターコンソールがすっきりとしました。

メルセデスベンツAクラスのインテリア

(メルセデスベンツのHPより)

「メルセデスベンツAクラス」のインテリアで最も特徴的な事は、「10.25インチのコックピットディスプレイ(「A 180」は7インチ)」とMBUX(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンツ)やナビゲーションシステムに繋がる「10.25インチワイドスクリーン(タッチスクリーン)」がダッシュボードに並んでいることです。

MBUXは「自然対話式音声認識機能」を備えているので、「ハイ、メルセデス!」と話しかけるだけで、エアコンの設定やナビの検索等をスイッチに触れることなく簡単に行うことができます。

これらの先進的な機能を有しているだけでなく、「メルセデスベンツAクラス」のインテリアの質感は全般的に高く、このクラスの輸入車の中ではトップクラスにあります。

パワートレインの比較

BMW 1シリーズのパワートレイン

「BMW 1シリーズ」のパワートレインは、1.5リットル直列3気筒DOHCガソリンエンジンと、2リットル直列4気筒DOHCディーゼルエンジンの2択になります。

1.5L直3DOHCガソリンエンジンは、最高出力140ps、最大トルク220Nmを発揮します。

2L直4DOHCディーゼルエンジンは、最高出力150ps、最大トルク350Nmを発揮します。

ミッションは、ガソリンエンジンが7速DCT、ディーゼルエンジンは8速ATになります。

メルセデスベンツAクラスのパワートレイン

「メルセデスベンツAクラス」のパワートレインは、1.4リットル直列4気筒DOHCターボエンジンと、2リットル直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジンの2択になります。

1.4L直4DOHCターボエンジンは、最高出力136ps、最大トルク200Nmを発揮します。

2L直4DOHCディーゼルターボエンジンは、最高出力150ps、最大トルク320Nmを発揮します。

ミッションは、ガソリンエンジンが7速DCT、ディーゼルエンジンは8速DCTになります。

グレード・価格の比較

BMW 1シリーズのグレード・価格

エンジン グレード ミッション 駆動方式 車両本体価格
1.5L直3DOHCガソリン 118i Standard 7速DCT FF 337万円
118i Play 7速DCT FF 378万円
118i M Sport 7速DCT FF 416万円
2L直4DOHCディーゼル 118d Play Editon Joy+ 8速AT FF 385万円
118d M Sport Editon Joy+ 8速AT FF 423万円

「BMW 1シリーズ」には、ガソリンエンジンは3グレード、ディーゼルエンジンは2グレードが設定されています。

ガソリンエンジンの3グレードのうち、廉価版である「Standard」については装備が貧弱なうえ選択できるオプションも限られているので注意が必要です。

例えば、運転支援機能であるACC(アクティブ・クルーズコントロール)は、標準装備がなされていないだけでなくオプションでも選択ができません。

また、「Standard」で選択できるパッケージオプションは「iDriveナビゲーション・パッケージ」(24.9万円)だけで、その他の「コンフォートパッケージ」(19万円)や受注生産のオプションパッケージも全く選択できません。

たぶん「Standard」は客寄せ的なグレードであって、実際に選択する人は少ないのだと思います。

その他のグレードに関しても標準装備されていない機能が多く、オプションを追加で選択しなければせっかくの先進機能を使うことができません。

例えば、全グレードともに「音声認識機能」や「ナビゲーションシステム」を使うためには「iDriveナビゲーション・パッケージ」(24.9万円)を選択する必要があります。

またACC(アクティブ・クルーズコントロール)に関しては、「コンフォートパッケージ」(19万円)を選択しないと機能として使えません。

この2つのパッケージオプションを選択するだけで43.9万円の追加になるので、「118i Play」は421.9万円、「118i Sport」は459.9万円、「118d Play Editon Joy+」は428.9万円、「118d M Sport Editon Joy+」は466.9万円が実質的な車両本体価格になりそうです。

メルセデスベンツAクラスのグレード・価格

エンジン グレード ミッション 駆動方式 車両本体価格
1.4L直4DOHCターボ A 180 7速DCT FF 362万円
A 180 スタイル 7速DCT FF 405万円
2L直4DOHCターボディーゼル A 200 d 8速DCT FF 436万円

「メルセデスベンツAクラス」は、ガソリンエンジン車は2グレード、ディーゼルエンジン車は1グレードが設定されています。

実はこちらの廉価版である「A 180」も、標準装備が他のグレードから見劣りをしており、選択できるオプションも限られているので注意が必要です。

例えば安全装備では、「リアクロストラフィックアラート」「ドライブアウェイアシスト」「アダプティブハイビームアシスト・プラス」などは「A 180」にだけ標準装備されないだけでなく、オプションでも選択ができません。

また、他のグレードでは標準装備される電動シートが「A 180」ではオプションでも選択できず、他のグレードでは10.25インチであるコックピットディスプレイも「A 180」だけは7インチです。

さらに、「A 180」が選択できるオプションパッケージは「ナビゲーションパッケージ」(19.1万円)だけで、内外装をスポーティーに着飾る「AMGライン」(26.6万円)や360度カメラなどを装着できる「アドバンスドパッケージ」などは選択ができません。

そのため実際に購入する際には「A 180 スタイル」「A 200 d」をベースに検討をすることになると思います。

ただし、「A 180 スタイル」「A 200 d」も「ナビゲーションパッケージ」(19.1万円)はオプションになるので、実質的な車両本体価格は「A 180 スタイル」が424.1万円、「A 200 d」が455.1万円と考えた方が良さそうです。

先進安全装備の比較

BMW 1シリーズの先進安全装備

先進安全装備 118i Standard 118i Play 118i M Sport 118d Play Edition Joy+ 118d M Sport Edition Joy+
アクティブ・クルーズ・コントロール
レーン・デパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
レーン・チェンジ・ウォーニング
前車接近警告機能
衝突回避・被害軽減ブレーキ
後車衝突警告機能
クロス・トラフィック・ウォーニング(リヤ)
トラフィック・サイン・アシスト

※〇=標準装備、△=オプション装備、―=設定なし

メルセデスベンツAクラスの先進安全装備

先進安全装備 A 180 A 180 スタイル A 200 d
アクティブディスタンスアシスト
アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付き)
緊急回避補助システム
渋滞時緊急ブレーキ機能
アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付き)
アクティブレーンキーピングアシスト
リヤクロストラフィックアラート
ドライブアウェイアシスト
アダプティブハイビームアシスト・プラス

※〇=標準装備、△=オプション装備、―=設定なし

燃費の比較

BMW 1シリーズの燃費

モード 118i Standard 118i Play 118i M Sport 118d Play Edition Joy+ 118d M Sport Edition Joy+
WLTCモード 13.7 13.7 13.7 16.7 16.7
市街地モード(WLTC-L) 10.7 10.7 10.7 13.7 13.7
郊外モード(WLTC-M) 14.2 14.2 14.2 16.1 16.1
高速道路モード(WLTC-H) 15.1 15.1 15.1 19.1 19.1

※単位:km/L

1.5リットル直3DOHCガソリンエンジンを搭載した「118i Standard」「118i Play」「118i M Sport」の燃費は13.7㎞/Lとなります。

2リットル直4DOHCディーゼルエンジンを搭載した「118d Play Edition Joy+」「118d M Sport Edition Joy+」の燃費は16.7㎞/Lとなります。

メルセデスベンツAクラスの燃費

モード A 180 A 180 スタイル A 200 d
WLTCモード 15.2 15.2 19.2
市街地モード(WLTC-L) 11.0 11.0 14.3
郊外モード(WLTC-M) 15.6 15.6 18.6
高速道路モード(WLTC-H) 17.8 17.8 23.0

※単位:km/L

1.4リットル直4DOHCターボエンジンを搭載した「A 180」「A 180 スタイル」の燃費は15.2㎞/Lとなります。

2リットル直4DOHCディーゼルターボエンジンを搭載した「A200 d」の燃費は19.2㎞/Lとなります。

燃費に関しては、「メルセデスベンツAクラス」が「BMW1シリーズ」よりも良い数値になっています。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

エクステリアやインテリアに関しては好みの問題もあるでしょうが、「BMW1シリーズ」であれば「118i M Sport」を選択し、「メルセデスベンツAクラス」であれば「A 180 スタイル」に「AMGライン」のオプションを付ければ互角のような気がします。

パワートレインや装備に関しては、燃費面も含めると若干「メルセデスベンツAクラス」がリードしているでしょうか。

価格面に関しては、「BMW1シリーズ」であれば「118i M Sport」にオプションを付けて459.9万円、「メルセデスベンツAクラス」であれば「A 180 スタイル」に「AMGライン」のオプションを付けて450.7万円が検討のスタートになりそうです。

ただし、最終的には走りや取り回しの部分が重要なので、実際に購入する場合には入念に試乗する必要がありそうです。

でも、このクラスの輸入車の価格は高くなりましたね。私が「アウディA3」を購入した13年前からは100万円程度値上がりしています。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

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