(JALホームページより)
2017年3月現在、関空・ホノルル線を運航しているのは、JAL・デルタ航空・ハワイアン航空の3社。
この3社に加えて、2017年6月28日からはLCCのエアアジアXも関空・ホノルル線に参入します。
運航するエアラインが増えるのは、価格面・サービス面共に競争原理が働くので、利用者にとってはうれしいことです。
実際に、関空・ホノルル線のビジネスクラスに関しては、今年からJALとハワイアン航空がフルフラットシートを導入したので、フルサービスキャリア3社すべてのビジネスクラスがフルフラットシートになりました。(ハワイアン航空は2017年3月16日からの予定)
運賃についても、もしも現時点で4社の「関空発ホノルル行き」ビジネスクラス航空券を購入するとしたらいくらで買えるのかを調べてみたら、なかなか面白い結果となりました。
そこで今回の記事では、今後関空からハワイにビジネスクラスで行く人の参考となるように、4社の「関空発ホノルル行き」ビジネスクラス料金をご紹介したいと思います。
関空発ハワイ行きビジネスクラス料金の比較方法
今回は、海外旅行の閑散期と繁忙期の中から10の出発日を選んで、各社のビジネスクラス料金を比較してみました。
比較のために選んだ出発日は次のとおりです。
※エアアジアXは週4往復の運航なので、エアアジアXが運航を始める2017年6月28日以降は、エアアジアXが運航している日程を選んで比較しています。
- 2017年4月3日:春の閑散期
- 2017年4月28日:ゴールデンウィークの超繁忙期
- 2017年6月5日:初夏の閑散期
- 2017年7月1日:夏の閑散期
- 2017年7月22日:夏休みの繁忙期
- 2017年8月12日:お盆休みの超繁忙期
- 2017年9月16日:シルバーウィークの繁忙期
- 2017年11月6日:秋の閑散期
- 2017年12月30日:年末年始の超繁忙期
- 2018年1月15日:冬の閑散期
比較した料金は、4泊6日の日程で関空・ハワイ(ホノルル)間を往復した場合の、記事作成時点(2017年3月10日)で購入できる最も安いビジネスクラス料金です。
フルサービスキャリア3社の料金は、サプライスのwebサイト購入できる最も安いビジネスクラス用正規割引航空券の料金です。
エアアジアXの料金は、公式ホームページで購入できるプレミアムフラットベッドの料金です。
なお、エアアジアXの料金は「税・その他諸経費」を含んだ金額なので、フルサービスキャリア3社の料金も、運賃の他に「諸税・サーチャージ」を含んだ金額としています。
しつこいようですが、各社のビジネスクラス航空券は今回記載した金額でいつでも購入できるわけではないのでご注意ください。
航空運賃は需給で変動するので、実際に購入する場合には今回記載した料金よりも高くなる場合も安くなる場合もあります。
関空発ハワイ行きビジネスクラスの料金比較
春の閑散期のビジネスクラス料金
春の閑散期にあたる、2017年4月3日出発の関空発ハワイ行きビジネスクラス料金比較です。
出発まで1か月を切っているのですが、ハワイアン航空・デルタ航空の料金は20万円を下回っています。
2017年4月3日関空出発 4月7日現地出発
- ハワイアン航空 194,210円
- デルタ航空 194,210円
- 日本航空 254,810円
ゴールデンウィークのビジネスクラス料金
ゴールデンウィークの超繁忙期にあたる、2017年4月28日出発の関空発ハワイ行きビジネスクラス料金比較です。
3社ともに既に安いチケットは手に入りませんね。最低でも54万円という料金になっています。
2017年4月28日関空出発 5月2日現地出発
- ハワイアン航空 705,810円
- デルタ航空 544,210円
- 日本航空 544,810円
初夏の閑散期のビジネスクラス料金
初夏の閑散期にあたる、2017年6月5日出発の関空発ハワイ行きビジネスクラス料金比較です。
この時期であれば、ハワイアン航空は20万円を切る金額でチケットを入手できるようです。
2017年6月5日関空出発 6月9日現地出発
- ハワイアン航空 194,210円
- デルタ航空 254,210円
- 日本航空 234,810円
初夏の閑散期のビジネスクラス料金
初夏の閑散期にあたる、2017年7月1日出発の関空発ハワイ行きビジネスクラス料金比較です。
エアアジアXは運航開始から間もない日程だからでしょうか、安い料金の座席は売り切れているようです。
今からチケットを購入する場合には、デルタ航空・JALよりも高くなってしまいます。
2017年7月1日関空出発 7月5日現地出発
- エアアジアX 296,030円
- ハワイアン航空 344,210円
- デルタ航空 254,210円
- 日本航空 254,810円
夏休みのビジネスクラス料金
夏休みの時期にあたる、2017年7月22日出発の関空発ハワイ行きビジネスクラス料金比較です。
夏休みに入るので、各社ともに30万円を超えた料金になっています。
2017年7月22日関空出発 7月26日現地出発
- エアアジアX 386,030円
- ハワイアン航空 404,210円
- デルタ航空 334,210円
- 日本航空 314,810円
お盆休みのビジネスクラス料金
日本のお盆休みにあたる、2017年8月12日出発のハワイ行きビジネスクラス料金比較です。
この時期のエアアジアXの料金はいくらからスタートするのか分からないのですが、現時点で購入する場合には最低でも59万円になります。
エアアジアXもお盆休みの場合にはフルサービスキャリアと変わらない料金のようです。
2017年8月12日関空出発 8月16日現地出発
- エアアジアX 596,030円
- ハワイアン航空 777,410円
- デルタ航空 814,210円
- 日本航空 594,310円
シルバーウィークのビジネスクラス料金
日本のシルバーウィークにあたる、2017年9月16日出発の関空発ハワイ行きビジネスクラス料金比較です。
この時期のエアアジアXの料金は、フルサービス3社よりも高くなっています。
2017年9月16日関空出発 9月20日現地出発
- エアアジアX 596,030円
- ハワイアン航空 344,210円
- デルタ航空 274,210円
- 日本航空 274,810円
秋の閑散期のビジネスクラス料金
秋の閑散期にあたる、2017年11月6日出発の関空発ハワイ行きビジネスクラス料金比較です。
秋の閑散期であれば、まだエアアジアXの安いチケットが手に入ります。
やっとエアアジアXの料金が最安値になりました。
2017年11月6日関空出発 11月10日現地出発
- エアアジアX 176,030円
- ハワイアン航空 214,210円
- デルタ航空 214,210円
- 日本航空 254,810円
お正月休みのビジネスクラス料金
年末年始のお正月休みにあたる、2017年12月30日出発の関空発ハワイ行きエコノミークラス料金比較です。
1年の中で最も混雑する時期ですが、エアアジアXであれば41万6千円の料金でホノルル往復ができます。
ハワイアン航空とJALは既に売り切れのようです。
2017年12月30日関空出発 2018年1月3日現地出発
- エアアジアX 416,030円
- ハワイアン航空 n.a.
- デルタ航空 814,210円
- 日本航空 n.a.
冬の閑散期のビジネスクラス料金
冬の閑散期にあたる、2018年1月15日出発の関空発ハワイ行きエコノミークラス料金比較です。
各社ともに販売が開始されたばかりの時期で、しかも冬の閑散期なのでまだ座席には余裕があるようです。
この料金が各社の閑散期における標準的な最低運賃なのだと思います。
2018年1月15日関空出発 2018年1月19日現地出発
- エアアジアX 176,030円
- ハワイアン航空 194,210円
- デルタ航空 194,210円
- 日本航空 214,810円
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
10の日程の料金を比較してみたところ、関空発ホノルル行きビジネスクラス料金に関して次のことがわかりました。
- 各社の最も安いビジネスクラス料金は、エアアジアXは17万6千円、ハワイアン航空とデルタ航空は19万4千円、JALは21万4千円である。
- 超繁忙期のフルサービスキャリア3社の料金は、東京発ハワイ行きの航空券以上に高騰する。
- エアアジアXのビジネスクラス料金はいちばん安いとは限らない。
エアアジアXの料金が高くなる理由は、使用している機材のビジネスクラス席が12席しかないことに加えて、クアラルンプールからの乗客もいることでしょうか。(JALは42席、デルタ航空は26席、ハワイアン航空は18席)
この4社の中でいちばんのおすすめはやはりJALだと思います。
料金に関しても、他の3社よりも座席数が多いからでしょうか、意外に高くはありませんでした。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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