(ガルーダインドネシア航空のwebサイトより)
2018年11月現在、東京からジャカルタまでの直行便は、成田発が毎日3往復、羽田発も毎日3往復運航されています。
成田発を運航しているエアラインは、日本航空・全日空の2社。
羽田発を運航しているエアラインは、全日空とガルーダインドネシア航空です。
東京からジャカルタまでは約7時間半もかかるので、「どんな機材を利用するの?」「座席は広いの?」といろいろ気になりますよね。
そこで今回は、今後利用する方の参考となるように、成田・羽田-ジャカルタ直行便を運航している日本航空・全日空・ガルーダインドネシア航空の機材とシート・サービスについてチェックしてみます。
成田-ジャカルタ路線は2社が運航中
成田ージャカルタ路線には、現在エアライン2社が直行便を運航しています。
運航しているエアラインは、日本航空、全日空です。
成田-ジャカルタ路線の時刻表
成田⇒ジャカルタ
JL725便 10:55発⇒16:55着(B787-9:SS9)
JL729便 17:45発⇒23:55着(B787-8:SS8)
NH835便 17:55発⇒23:55着(B787-8)
ジャカルタ⇒成田
NH836便 06:25発⇒15:45着(B787-8)
JL720便 06:45発⇒16:05着(B787-8:SS8)
JL726便 21:25発⇒06:45着(B787-9:SS9)
※便名の頭の記号
JL-日本航空
NH-全日空
※時刻表は2018年11月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
羽田-ジャカルタ路線は2社が運航中
羽田ージャカルタ路線には現在エアライン2社が直行便を運航しています。
運航しているエアラインは、全日空とガルーダインドネシア航空です。
羽田-ジャカルタ路線の時刻表
羽田⇒ジャカルタ
NH871便 00:05発⇒06:00着(B787-8)
NH855便 10:20発⇒16:15着(B787-9)
GA875便 11:45発⇒17:15着(B777-300ER)
ジャカルタ⇒羽田
NH872便 07:25発⇒16:30着(B787-8)
NH856便 21:45発⇒06:50着(B787-9)
GA874便 23:50発⇒08:50着(B777-300ER)
※便名の頭の記号
NH-全日空
GA-ガルーダインドネシア航空
※時刻表は2018年11月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
日本航空「成田-ジャカルタ路線」の機材
日本航空が成田-ジャカルタ路線で使用している機材は、B787-8(SS8)型機とB787-9(SS9)型機です。
日本航空 B787-8型機(SS8)
(日本航空のwebサイトより)
日本航空が成田・ジャカルタ線のJL729便・JL726便で使用している機材はB787-8型機(SS8)です。
日本航空のB787-8型機(SS8)は次の3クラスで運航されていて、座席数は合計で161席です。
- ビジネスクラス:38席
- プレミアムエコノミークラス:35席
- エコノミークラス88席
ビジネスクラス
ビジネスクラスには「JAL SKY SUITE」という180度リクライニングしてベッドとしても使えるシートが装着されています。
このシートはスタッガード型と呼ばれるフルフラットシートで、全席から直接通路に出ることができます。
シートには23インチの大型個人用モニターが設置されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
工夫を凝らした贅沢な機内食(和食・2種類の洋食から選択)と高級ワインも楽しむことができます。
JALのビジネスクラスシートについては次の記事でも詳しくご紹介しています。
プレミアムエコノミークラス
プレミアムエコノミークラスには「JAL SKY PUREMIUM」というシェル型の専用シートが装着されています。
このシートのシートピッチは42インチ(約107cm)とプレミアムエコノミークラスでは世界でも最大級の広さです。
シェル型シートなので、前席のシートがリクライニングしても前席の背もたれは倒れてきません。
シートにはタッチパネル式の12.1インチ個人用モニターが設置されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
機内食はエコノミークラスと同等の食事(2種類から選択)になります。アルコールは全て無料で提供されます。
JALのプレミアムエコノミークラスシートについては、次の記事でも詳しくご紹介しています。
エコノミークラス
エコノミークラスには「JAL SKY WIDER Ⅱ」という広いシートが装着されています。
このシートは「新間隔エコノミークラス」とも呼ばれていて、シートピッチはエコノミークラス最大級の33インチ(約84cm)です。
また、他のエアラインが保有するB787-8型機のエコノミークラスでは「3-3-3」の配列で横に9席配置していることが多いのですが、JALのB787-8型機では「2-4-2」で横に8席しか配置していません。
つまりJALのエコノミークラス「JAL SKY WIDER Ⅱ」では、シートピッチだけでなく横幅にもゆとりを持たせた広いシートを採用しているのです。
シートにはタッチパネル式の10.6インチ個人用モニターが設置されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
機内食(2種類から選択)にも工夫が凝らされていて、アルコールも無料で提供されます。
JALのエコノミークラスシートについては、次の記事でも詳しくご紹介しています。
日本航空 B787-9(SS9)型機
(日本航空のwebサイトより)
日本航空が成田・ジャカルタ線のJL725便・JL726便で使用している機材はB787-9(SS9)型機です。
B787-9型機はB787-8型機の派生型機種で、B787-8型機よりも胴体が約6m長くなっています。
日本航空のB787-9(SS9)型機は次の3クラスで運航されていて、座席数は合計で195席です。
- ビジネスクラス:44席
- プレミアムエコノミークラス:35席
- エコノミークラス116席
ビジネスクラス
ビジネスクラスには「JAL SKY SUITE」という180度リクライニングしてベッドとしても使えるシートが装着されています。
このシートはスタッガード型と呼ばれるフルフラットシートで、全席から直接通路に出ることができます。
シートには23インチの大型個人用モニターが設置されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
工夫を凝らした贅沢な機内食(和食・2種類の洋食から選択)と高級ワインも楽しむことができます。
JALのビジネスクラスシートについては、次の記事でも詳しくご紹介しています。
プレミアムエコノミークラス
プレミアムエコノミークラスには「JAL SKY PUREMIUM」というシェル型の専用シートが装着されています。
このシートのシートピッチは42インチ(約107cm)とプレミアムエコノミークラスでは世界でも最大級の広さです。
シェル型なので前の座席のシートは倒れてこないのですが、リクライニングした時にやや足元が狭くなるタイプのシートです。
シートにはタッチパネル式の12.1インチ個人用モニターが設置されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
機内食はエコノミークラスと同等の食事(2種類から選択)になります。アルコールは全て無料で提供されます。
JALのプレミアムエコノミークラスシートについては、次の記事でも詳しくご紹介しています。
エコノミークラス
エコノミークラスには「JAL SKY WIDER Ⅱ」という広いシートが装着されています。
このシートは「新間隔エコノミークラス」とも呼ばれていて、シートピッチはエコノミークラス最大級の33インチ(約84cm)です。
また、他のエアラインのB787-8型機のエコノミークラスでは「3-3-3」の配列で横に9席配置していることが多いのですが、JALのB787-8型機では「2-4-2」で横に8席しか配置していません。
つまりJALのエコノミークラス「SKY WIDER Ⅱ」では、シートピッチだけでなく横幅にもゆとりを持たせた広いシートを採用しているのです。
シートにはタッチパネル式の10.6インチ個人用モニターが設置されていて、オンデマンドで映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
機内食(2種類から選択)にも工夫が凝らされていて、アルコールも無料で提供されます。
JALのエコノミークラスシートについては、次の記事でも詳しくご紹介しています。
JAL国際線航空券予約はこちら⇒JAL国際線公式サイト
全日空「成田・羽田-ジャカルタ路線」の機材
全日空が成田・羽田-ジャカルタ路線で使用している機材は、B787-8型機(240席仕様機)とB787-9型機(215席仕様機)です。
全日空 B787-8型機(240席仕様機)
(全日空のwebサイトより)
B787-8型機(240席仕様機)は、ANAが国際線の中距離路線で使用する中型機です。
ジャカルタ路線では、成田・ジャカルタ線のNH835便・NH836便、羽田・ジャカルタ線のNH871便・NH872便に使用されています。
全日空のB787-8型機(240席仕様機)は次の2クラスで運航されていて、合計の座席数は240席です。
- ビジネスクラス:42席
- エコノミークラス198席
ビジネスクラス
ビジネスクラスには「ANA BUSINESS CRADLE」というシェル型のリクライニングシートが装着されています。
このシートはシェル型なので、前席のシートがリクライニングしても背もたれは倒れてきません。
座席には12.1インチの大型個人用モニターが設置されていて、映画・ビデオ・音楽・ゲームを楽しむことができます。
有名シェフによるオリジナルメニューの機内食(和食・2種類の洋食から選択)と高級ワインも楽しむことができます。
エコノミークラス
エコノミークラスには個人用モニターが付いたシートが装着されています。
エコノミークラスのシートピッチは31インチ(約79cm)と標準的な広さです。
座席には9インチタッチパネル式の個人用モニターが設置されていて、映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
機内食(2種類から選択)にも工夫が凝らされていて、アルコールも無料で提供されます。
全日空 B787-9型機(215席仕様機)
(全日空のwebサイトより)
B787-9型機は、ANAが国際線中・長距離路線で使用する最新鋭中型機です。
ジャカルタ路線では、羽田・ジャカルタ線のNH855便・NH856便で使用されています。
全日空のB787-9型機(215席仕様機)は次の3クラスで運航されていて、座席数は合計で215席です。
- ビジネスクラス:48席
- プレミアムエコノミークラス:21席
- エコノミークラス146席
ビジネスクラス
ビジネスクラスには「ANA BUSINESS STAGGERED」という180度リクライニングしてベッドとしても使えるシートが装着されています。
このシートはスタッガード型と呼ばれるフルフラットシートで、全席から直接通路に出ることができます。
座席には18インチの大型個人用モニターが設置されていて、映画・ビデオ・音楽・ゲームを楽しむことができます。
有名シェフによるオリジナルメニューの機内食(和食・2種類の洋食から選択)と高級ワインも楽しむことができます。
ANAのビジネスクラスシートに関しては、次の記事でも詳しく紹介しています。
プレミアムエコノミークラス
プレミアムエコノミークラスにはプレミアムエコノミークラス用の専用シートが装着されています。
このシートのシートピッチは38インチ(約97cm)とエコノミークラスよりも約18cm広くなっています。
シートはリクライニングした時に背もたれが倒れるタイプです。
前の座席の背もたれが倒れてきますが、自分がリクライニングした時には足元の広さが変わりません。
座席にはタッチパネル式の11インチ個人用モニターが装着されていて、映画・ビデオ・音楽・ゲームを楽しむことができます。
機内食はエコノミークラスと同等の食事(2種類から選択)になります。アルコールは全て無料で提供されます。
ANAのプレミアムエコノミークラスシートに関しては、次の記事でも詳しく紹介しています。
エコノミークラス
エコノミークラスには個人用モニターが付いたシートが装着されています。
エコノミークラスのシートピッチは34インチ(約86cm)と、エコノミークラス最大級の広さです。
座席には9インチタッチパネル式の個人用モニターが設置されていて、映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
機内食(2種類から選択)にも工夫が凝らされていて、アルコールも無料で提供されます。
ANAのエコノミークラスシートに関しては、次の記事でも詳しく紹介しています。
ガルーダインドネシア航空「羽田-ジャカルタ路線」の機材
ガルーダインドネシア航空が羽田-ジャカルタ路線で使用している機材は、B777-300ER型機です。
ガルーダインドネシア航空 B777-300ER型機
(ガルーダインドネシア航空webサイトより)
B777-300ER型機は、ガルーダインドネシア航空が長距離路線で使用している大型機です。
ガルーダインドネシア航空のB777-300ER型機には、「3クラス構成・314席」と「2クラス構成・393席」の2タイプがあります。
【3クラス構成・314席】
- ファーストクラス:8席
- ビジネスクラス:38席
- エコノミークラス268席
【クラス構成・393席】
- ビジネスクラス:26席
- エコノミークラス367席
ガルーダインドネシア航空 B777-300ER型機のシートマップ
ファーストクラス
(ガルーダインドネシア航空webサイトより)
「1-2-1」に配列されたファーストクラスには、プライベート性が高いフルフラットシートが8席装着されています。
ベッドとして利用する時にはスライディングドアを閉めることができて、さらにプライベート性が高くなります。
Wi-Fiは無料で利用可能。オンデマンド方式の個人用モニターも設置されています。
洋食・和食・インドネシア料理から選べる機内食も豪華です。到着前には軽食もサービスされます。
ビジネスクラス
(ガルーダインドネシア航空webサイトより)
「1-2-1」に配列されたビジネスクラスには、ベッドとしても使えるフルフラットシートが装着されています。
B777-300ER型機のフルフラットシートはスタッガードタイプと呼ばれるジグザグ配置で、全てのシートから直接通路に出ることができます。
全席にオンデマンド方式の個人用モニターが設置されています。wi-fiの利用は有料になります。
機内食は、洋食・和食・インドネシア料理から選ぶことができます。到着前には軽食もサービスされます。
エコノミークラス
「3-3-3」に配列されたエコノミークラスには、個人用モニターが付いたシートが装着されています。
シートピッチは32インチ(約81cm)で、標準サイズの31インチよりは若干広い程度です。
個人用モニターはオンデマンド方式なので、好きな時間に映画や音楽を楽しむことができます。
機内食は和食とインドネシア料理の2種類から選ぶことができます。到着前にはアイスクリームがサービスされます。
3社のサービス水準に関する評価
日本航空、全日空、ガルーダインドネシア航空のサービス水準に関する評価は次のとおりです。
サービス水準に関する評価
日本航空・全日空・ガルーダインドネシア航空のサービスは世界的に高い評価を得ています。
3社ともに、英国スカイトラックス社の格付けにおいて、世界で11社しかない5つ星の認定を受けています。
2018エアラインランキング | 2018エイビーロード調査 | スカイトラックス社格付け | |
日本航空 | 13位 | 2位 | ★★★★★ |
全日空 | 3位 | 1位 | ★★★★★ |
ガルーダインドネシア航空 | 9位 | 15位 | ★★★★★ |
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
現在、成田・羽田―ジャカルタ線は、日本航空・全日空・ガルーダインドネシア航空が運航しています。
その3社の中でも、エコノミークラスを利用するのであれば、シートが広い日本航空か全日空のB787-9型機がおすすめです。
ビジネスクラスを利用する場合には、フルフラットシートを採用している日本航空か全日空のB787-9型機、ガルーダインドネシア航空のB777-300ER型が良いでしょう。
ファーストクラスは、ガルーダインドネシア航空だけが設定しています。
みなさんはどのエアラインでジャカルタに行きたいですか?
この記事がみなさんのお役にたてばうれしいです。
HISが運営で安心! 取扱手数料が0円! |
||
格安航空券の老舗! | ||
航空券+ホテルがお得! |
※おすすめの海外ホテル予約サイトを記事にまとめました。
これから海外ホテルを予約する方はぜひ参考にしてください!