(ハワイアン航空ニュースリリースより)
ハワイアン航空では2016年12月5日から成田・ホノルル線のビジネスクラスにフルフラットシートを導入します。
導入するのは成田・ホノルル線のHA821便・HA822便で、機材はA330-200型機です。
導入に先立ち、10月25日にはフルフラットシートを装着したA330-200型機が日本の報道陣にも公開されたようです。
今回の記事では、ハワイアン航空がA330-200型機に新たに装着するフルフラットシートをご紹介します。
ハワイアン航空のフルフラットシートはカップルでの旅行に最適です
ハワイアン航空のフルフラットシートの特徴は、ご夫婦などのカップルや家族での利用を前提にデザインされていることです。
そのためシートの配列は「2-2-2」で、隣席とのコミュニケ―ションがとりやすい配置になっています。
他のエアラインのビジネスクラスは、ビジネスマンが一人で利用する事を前提にデザインされており、プライベート性が高い個室のようなシートが主流になっています。
ハワイアン航空の場合には、乗客のほとんどがハワイに向かうリゾート客なので、ビジネス客ではなくて旅行客が利用しやすいデザインになっているようです。
長さ193cmのベッドとしても利用できるシートです
(ハワイアン航空ニュースリリースより)
このビジネスクラスシートは180度リクライニングさせると、長さが193cm、幅52cmのベッドとして利用できます。
ベッドとして利用する時には、上の写真のように隣席との間のパーティションを使用することで、プライバシーを確保できるようになっています。
(ハワイアン航空ニュースリリースより)
ただ、「2-2-2」に配置されたフルフラットシートの場合には、上の写真のようにベッドが2つ並ぶので、窓際の席の乗客が通路に出る時には通路側の乗客のベッドをまたがなければなりません。
1人で旅行する時にこのシートを利用する場合には、2席ともに通路に直接出ることができる中央列のシートを選択するのが良いでしょう。
エンターテインメントはタブレット端末で視聴
ハワイアン航空のフルフラットシートには、個人用モニターは設置されていません。
映画やビデオは、離陸後に貸し出しされるタブレット端末で視聴します。
シートにはタブレット端末取り付け用のアームが設置されているので、このアームにタブレット端末を取り付けて映像を見ることになります。
フルフラットシートの導入は12月5日から成田・ホノルル線で開始
ハワイアン航空でビジネスクラスにフルフラットシートが設置される機材はA330-200型機で、現在従来型のシートからフルフラットシートへの改修が行われています。
日本路線でこの機材が使われているのは、成田・ホノルル線、羽田・ホノルル線、関空・ホノルル線ですが、最初にフルフラットシートを装着した機材が投入されるのは成田・ホノルル線で、2016年12月5日からになります。
ハワイアン航空によると、羽田・ホノルル線、関空・ホノルル線に関しても、2017年夏までには改修後の機材を投入するとのことです。
10月25日に行われたお披露目の様子
2016年10月25日に、ハワイアン航空による報道陣向けのフルフラットシートお披露目会が成田空港で行なわれたようです。
その時の様子については、次の2つのサイトで詳細にレポートされていますのでご紹介します。
フルフラットシートの画像もたくさん掲載されているので参考になります。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ハワイアン航空のフルフラットシートは、カップルや家族での旅行を想定したデザインになっています。
オフシーズンに関しては料金も抑えられているようなので、ビジネスクラスの利用を検討している人にとっては狙い目かもしれませんね。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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