私の愛車「2008年式アウディA3スポーツバック1.8TFSIリミテッド2」のタイヤを交換しました。
最初のタイヤ交換は車を購入してから6年目に行ったので、今回は7年ぶりのタイヤ交換になります。
実は最初のタイヤ交換から5年ほど経ったころから、タイヤのショルダー部分とサイドウォール部分にひび割れが出来ていました。
しかしそろそろ車の寿命が近づいているかもしれないと思い、タイヤの交換を引き延ばしていたのです。
ところが車は快調に走り続け、2021年6月には13年目の車検を通したので、それを契機に2回目のタイヤ交換を行うことにしました。
今回の記事では2回目のタイヤ交換の様子についてご紹介したいと思います。
交換前のタイヤはミシュラン・パイロットスポーツ・スリー
私の2008年式アウディA3スポーツバック1.8TFSIは、リミテッド2という特別仕様車です。
S-line仕様なので、エクステリアやインテリアがスポーティーなだけでなく、サスペンションも硬めのスポーツサスペンションで、タイヤサイズは「225/45R17」です。
新車購入時のタイヤは「ピレリ・Pゼロ・ロッソ」というスポーツタイヤでした。
このタイヤはポルシェやフェラーリの純正タイヤになっているほどに高性能なスポーツタイヤなのですが、乗り心地は硬めでした。
そのため、前回のタイヤ交換時には乗り心地も良いスポーツタイヤとして評判が良かった「ミシュラン・パイロットスポーツ・スリー」を選びました。
その結果、乗り心地は劇的に改善をして、「ミシュラン・パイロットスポーツ・スリー」はすっかり私のお気に入りのタイヤになったのです。
※前回のタイヤ交換については次の記事でご紹介をしています。
今回はミシュラン・パイロット・スポーツ・フォー
お気に入りの「ミシュラン・パイロットスポーツ・スリー」でしたが、7年目でひび割れも目立つようになると、ゴムが硬化して乗り心地も悪くなっていました。
そのため今回の交換時には、「ミシュラン・パイロット・スポーツ・フォー」といったスポーツタイヤだけでなく、乗り心地をさらに改善するためにプレミアムコンフォートタイヤである「ミシュラン・プライマシー4」「ピレリ・CINTURATO」「ブリジストン・レグノ」も候補として考えていました。
しかし、タイヤショップの方に相談をしたところ「タイヤが硬化して乗り心地が悪くなっているので、ミシュラン・パイロットスポーツ・スリーが気に入っているのであれば、その後継モデルであるミシュラン・パイロット・スポーツ・フォーをおすすめします」とのこと。
「タイヤが新しくなるだけでも、乗り味はかなり改善します」と言うのです。
そうであればということで、今回のタイヤ交換では「ミシュラン・パイロット・スポーツ・フォー」に履き替えることにしました。
タイヤ1本当たりの価格は19,900円で、バルブ代と工賃を合わせると、ギリギリで10万円以内に収まりました。
ちなみに今回装着した「ミシュラン・パイロット・スポーツ・フォー」は、ミシュランのイタリア工場で製造されたタイヤで、製造日は、2021年第7週が2本、2021年第4週と2021年第10週がそれぞれ1本ずつでした。
適正空気圧はフロント2.6、リヤ2.3
タイヤショップの方から「空気圧の指定はありますか」と聞かれたので、「適正空気圧でお願いします」と答えました。
今回私が交換した「ミシュラン・パイロット・スポーツ・フォー」は「XLタイヤ」(エクストラロードタイヤ)なので、上の画像にあるように3人乗車時の適正空気圧は前輪が2.6kg/㎠、後輪が2.3kg/㎠です。
交換前に履いていた「ミシュラン・パイロット・スポーツ・スリー」も「XLタイヤ」だったのですが、適正空気圧では乗り心地が固くなるので、タイヤの空気圧は2.2kg/㎠前後に調整していました。
今回は適正空気圧での乗り心地を確認するために、適正空気圧での充填をお願いしました。
乗り心地は一般道ではマイルドになりました
さて、タイヤを交換してしばらく経ちましたが、乗り心地はどうなったのでしょうか?
まず一般道でのインプレッションですが、タイヤの転がりがとても良くなりました。
これはタイヤの違いというよりも、タイヤの空気圧をフロント2.6kg/㎠、リヤ2.3kg/㎠に上げたことによる効果ですね。
アクセルを踏んだ分だけ、ぐんぐんと加速してくれます。車の性能を発揮させるためには、タイヤの空気圧調整は重要なポイントだということが良くわかりました。
それからタイヤの空気圧を上げたことで乗り心地は固くなるのかと思っていたのですが、街乗りではタイヤの路面への当たりがマイルドになりました。
こちらは新しいタイヤに替えたことによる効果ですね。段差を超える時にも、段差へのタイヤの当たりがソフトに感じます。
私のアウディA3はSライン仕様なのでサスペンションがとても固く、タイヤ交換前には路面からゴツゴツとした振動が伝わってきていました。
しかし、タイヤ交換後には、サスペンションは固いものの、路面のデコボコを通過する時にタイヤで衝撃が吸収されていることが分かります。
前回「ピレリ・Pゼロ・ロッソ」から「ミシュラン・パイロット・スポーツ・スリー」に交換した時ほどの劇的な変化はありませんが、一般道では乗り心地は改善されています。
次に、高速道路でのインプレッションですが、こちらはタイヤの空気圧を上げたことによって、路面からの振動がダイレクトに伝わってくるようになりました。
これはタイヤの空気圧上げたことに加えて、固いサスペンションの影響も大きいのですが、路面の悪い部分を通過する時の振動や衝撃は以前よりも大きく感じます。
直進安定性は高いのですが、細かい上下動が気になります。
少し様子を見るつもりですが、最終的にはまた空気圧を下げるかもしれません。
最後にスポーツタイヤとしてのグリップ性能についてですが、私はサーキット走行や山道を攻めるような走りをしないので良くわかりません。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回「ミシュラン・パイロット・スポーツ・フォー」にタイヤを交換したところ、タイヤが新しくなったことで一般道での乗り心地が改善しました。
「ミシュラン・パイロット・スポーツ・フォー」は「ミシュラン・パイロット・スポーツ・スリー」の後継タイヤなので、あまり大きな変化は感じないだろうと思っていたのですが、乗り心地がマイルドになっていました。
一方で、高速道路での乗り心地に関しては、タイヤの空気圧を上げたこともあり、今のところタイヤを変えた効果を実感できていません。
とはいえ、現状が適正空気圧なので、ドライバーがこの乗り味に慣れる必要があるのかもしれませんね。
この記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。