(フィンエアーフェイスブックより)
フィンエアーはフィンランドのフラッグキャリアで、ヘルシンキのヴァンダー国際空港をハブ空港にしています。
日本へは、ヘルシンキから成田・関西・中部(運休中)の各空港に乗り入れている他、季節増便として福岡線(運休中)を週3便運航しています。
成田・ヘルシンキ間は、行きが約12時間50分、帰りは約13時間20分です。
今回の記事では、成田・関西・中部・福岡からヘルシンキへの直行便を運航しているフィンエアーの機材・シート・サービスについてご紹介します。
フィンエアーの就航路線と時刻表
フィンエアーの就航路線
フィンエアーは、現在成田・関西・中部(運休中)からヘルシンキまでの直行便を運航しています。
また、2019年4月25日から季節増便として福岡・ヘルシンキ線(運休中)を週3往復運航します。
フィンエアーの時刻表
成田・ヘルシンキ線
成田⇒ヘルシンキ
AY074便 23:05発⇒05:55着(A350-900:週4便)
ヘルシンキ⇒成田
AY073便 17:45発⇒13:05着(A350-900:週4便)
関西・ヘルシンキ線
関西⇒ヘルシンキ
AY068便 22:25発⇒05:30着(A350-900:週3便)
ヘルシンキ⇒関西
AY067便 17:45発⇒12:35着(A350-900:週3便)
中部・ヘルシンキ線
中部⇒ヘルシンキ
運休中
ヘルシンキ⇒中部
運休中
福岡・ヘルシンキ線
福岡⇒ヘルシンキ
運休中
ヘルシンキ⇒福岡
運休中
※便名の頭の記号
AY-フィンエアー
※時刻表は2023年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
フィンエアーの機材
フィンエアーが日本路線で使用している機材は、A350-900型機とA330-300型機になります。
フィンエアー A350-900型機
(フィンエアーホームページより)
A350-900型機は、エアバス社が製造している最新鋭機です。
A350-900型機には乗客が機内で快適に過ごすための最新技術が投入されており、フィンエアーでは国際線長距離路線で使用しています。
フィンエアーのA350-900型機の機内レイアウトには2パターンがあり、代表的なレイアウトは次の3クラスで運航されていて、座席の合計数は297席です。
- ビジネスクラス:46席(1-2-1)
- エコノミーコンフォート:43席(3-3-3)
- エコノミークラス:208席(3-3-3)
フィンエアー A330-300型機
(フィンエアーホームページより)
A330-300型機は、フィンエアーが国際線長距離路線で使用している中型機です。
フィンエアーのA330-300型機は次の3クラスで運航されていて、座席の合計数は263席です。
- ビジネスクラス:45席(2-2-1)
- エコノミーコンフォート:40席(2-4-2)
- エコノミークラス:178席(2-4-2)
フィンエアー A350-900型機・A330-300型機のシート
A350-900型機 ビジネスクラス
(フィンエアーツイッターより)
フィンエアーA350-900型機のビジネスクラスには、180度リクライニングしてベッドとしても利用できるフルフラットシートが装着されています。
このシートは、窓側の座席はやや外側を向き中央列の座席はやや内側を向いている「リバースヘリンボーンタイプ」と呼ばれるフルフラットシートで、全ての座席から直接通路に出ることができます。
シートには16インチの個人用モニターが設置されていて、好きな時間に映画やビデオを楽しむことができます。
フィンエアーHPのA350-900型機の案内はこちら
※注意!音が出ます!
A330-300型機 ビジネスクラス
(フィンエアーホームページより)
フィンエアーA330-300型機のビジネスクラスには、180度リクライニングしてベッドとしても利用できるフルフラットシートが装着されています。
ベッドとして利用する時の長さは200cmと、大柄な男性でもゆったりと横になれる大きさが確保されています。
このシートはジグザグに配置された「スタッガードタイプ」と呼ばれるフルフラットシートで、全ての座席が通路に面しています。
また、シートには12.1インチの個人用モニターが設置されていて、好きな時間に映画やビデオを楽しむことができます。
A350-900型機 A330-300型機 エコノミーコンフォート
(フィンエアーフェイスブックより)
フィンエアーA350-900型機・A330-300型機のエコノミークラスの前方には「エコノミーコンフォート」というシートクラスが設定されています。
「エコノミーコンフォート」のシートはエコノミークラスと同じですが、シートピッチが34インチ~36インチ(約86cm~91cm)とエコノミークラスよりも7cm~12cm広くなっています。
「エコノミーコンフォート」の乗客にはノイズキャンセリングヘッドフォンとパーソナルアメニティキットが提供されて、優先搭乗のサイービスもあります。
なお「エコノミーコンフォート」は、エコノミークラスの航空券を購入後にフィンエアーのホームページで有償アップグレードをすることで利用できます。
A350-900型機 A330-300型機 エコノミークラス
(フィンエアーフェイスブックより)
フィンエアーA350-900型機・A330-300型機のエコノミークラスには、個人用モニターが設置されたシートが装着されています。
個人用モニターの大きさはA350-900型機は11インチ、A330-300型機は9インチで、好きな時間に映画やビデオを楽しむことができます。
エコノミークラスのシートピッチは31インチ(約79cm)で、国際線エコノミークラスの標準的な広さです。
フィンエアーのサービス水準はどうか
他の欧州系エアラインよりはやや順位が下になりますが、フィンエアーのサービス水準に関する評価はそれほど悪くありません。
エアラインランキングでは21位で、スカイトラックス社の格付けも4つ星です。
顧客満足度調査のランキング
- 2022年エアラインランキング:第21位(2021年:第31位)
※英国スカイトラックス社による顧客満足度調査
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
エアラインの機材・装備・サービスに対する格付け
- 英国スカイトラックス社による格付け:4つ星「★★★★☆」
※最高評価は5つ星、最低評価は1つ星
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
フィンエアーはフィンランドだけでなくヨーロッパの各都市に向かう時にはとても便利なエアラインです。
成田・関西・中部・福岡の各空港からヘルシンキへの直行便が運航されているので、日本各地から短時間でヨーロッパ各都市に到着することができます。
日本では地味なエアラインとの印象がありますが、サービスや安全性への評価も高いので、安心して利用できるエアラインだと思います。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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