私がカナダに行ったのはもう20年も前の事になります。
カナダを東から西に向かって横断したのですが、近代的なトロントやバンクーバーだけでなく、ケベックシティの旧市街地や、カナディアンロッキーの麓にあるカナナスキスなどがとても印象に残っています。
そんな見どころがたくさんあるカナダには、現在エア・カナダが成田からモントリオール・バンクーバー・カルガリー(運休中)への直行便と、羽田からトロントへの直行便を毎日運航をしています。
エア・カナダのハブ空港は、カナダ東部のトロント・ピアソン国際空港と西部のバンクーバー国際空港。
エア・カナダは、両空港を拠点にカナダ国内の各都市だけでなくアメリカの主要都市や南米へもネットワークを伸ばしています。
今回の記事では、カナダへ行くだけでなく、アメリカや南米への乗り継ぎにも便利なエア・カナダの機材・シートについてご紹介します。
エア・カナダの就航路線と時刻表
エア・カナダの就航路線
2023年3月現在エア・カナダは、羽田から東部のトロントに、成田からは東部のモントリオール、西部のバンクーバー・カルガリー(運休中)に毎日直行便を運航しています。
エア・カナダの時刻表
成田・モントリオール線
成田⇒モントリオール
AC006便 17:30発⇒16:40着(B787-9)
モントリオール⇒成田
AC005便 13:40発⇒15:45着(B787-9)
羽田・トロント
羽田⇒トロント
AC002便 17:40発⇒16:45着(B787-8)
トロント⇒羽田
AC001便 13:25発⇒15:40着(B787-8)
成田・バンクーバー線
成田⇒バンクーバー
AC004便 16:55発⇒09:40着(B777-300ER)
バンクーバー⇒成田
AC003便 12:50発⇒14:55着(B777-300ER)
成田・カルガリー線
成田⇒カルガリー
運休中
カルガリー⇒成田
運休中
※便名の頭の記号
AC-エア・カナダ
※時刻表は2023年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
エア・カナダ 東京ーカナダ直行便の機材
エア・カナダ B777-300ER型機
(エア・カナダホームページより)
B777-300ER型機は、エア・カナダが国際線長距離路線で使用している大型機です。
エア・カナダのB777-300ER型機にはいくつかのバージョンがありますが、代表的な機材は次の3クラスで運航されていて、座席の合計数は400席です。
- ビジネスクラス:40席
- プレミアムエコノミークラス:24席
- エコノミークラス:336席
エア・カナダ B787-9型機
(エア・カナダホームページより)
B787-9型機は、エア・カナダが国際線長距離路線で使用している中型機です。
日本路線では、成田・トロント線のAC001便・AC002便で使用されています。
エア・カナダのB787-8型機は次の3クラスで運航されていて、座席の合計数は298席です。
- ビジネスクラス:30席
- プレミアムエコノミークラス:21席
- エコノミークラス:247席
エア・カナダ B787-8型機
(エア・カナダホームページより)
B787-8型機は、エア・カナダが国際線長距離路線で使用している中型機です。
エア・カナダのB787-8型機は次の3クラスで運航されていて、座席の合計数は251席です。
- ビジネスクラス:20席
- プレミアムエコノミークラス:21席
- エコノミークラス:210席
エア・カナダ運航機材のシート
ビジネスクラス
(エア・カナダホームページより)
エア・カナダB777-300ER型機、B787-9型機、B787-8型機のビジネスクラスには、「エグゼクティブポッド」という180度リクライニングさせるとベッドとしても利用できるフルフラットシートが装着されています。
「エグゼクティブポッド」は「1-2-1」の配列で、窓際の列はやや外側を向いた斜めに、中央の列はやや中央を向いた斜めに装着されているリバースヘリンボーン型と呼ばれるタイプになります。
このシートは全席が通路に面しており、隣席の乗客に気兼ねすることなく通路に出ることが可能。
また通路側や隣席との間にはパーティションがあり、プライベート性が高い個室のような感覚で利用できることが特徴です。
シートには18インチの個人用モニターが設置されていて、好きな時間に映画や音楽を楽しむことができます。
機内食は4種類から選ぶことができて、高級ワインを楽しむこともできます。
プラミアムエコノミークラス
(エア・カナダホームページより)
エア・カナダB777-300ER型機、B787-9型機、B787-8型機のプレミアムエコノミークラスには、プレミアムエコノミークラスの専用シートが装着されています。
このシートのシートピッチは38インチ(約97cm)で、国際線プレミアムエコノミークラスの標準的な広さです。
シートにはPC用の電源・充電用USBポートがあるほか、11インチ(B777-300ER型機は10.4インチ)の個人用モニターが設置されていて、好きな時間に映画や音楽を楽しむことができます。
機内食は2種類から選ぶことができます。
エコノミークラス
(エア・カナダホームページより)
エア・カナダB777-300ER型機、B787-9型機、B787-8型機のエコノミークラスには、個人用モニターが付いたシートが装着されています。
エア・カナダエコノミークラスのシートピッチは31インチ(約79cm)と、国際線エコノミークラスの標準的な広さです。
個人用モニターの大きさは8.9インチ(B787-8型機は9インチ)で好きな時間に映画や音楽を楽しむことができます。
機内食は2種類から選ぶことができて、アルコール類も無料で提供されます。
エア・カナダのサービス水準はどうか
アメリカの航空会社とは異なり、エア・カナダのサービス水準に関する評価はそれほど悪くありません。
エアラインランキングでは50位で、スカイトラックス社の格付けも4つ星です。
顧客満足度調査のランキング
- 2022年エアラインランキング:第50位(2021年:第33位)
※英国スカイトラックス社による顧客満足度調査
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
エアラインの機材・装備・サービスに対する格付け
- 英国スカイトラックス社による格付け:4つ星「★★★★☆」
※最高評価は5つ星、最低評価は1つ星
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私が20年前にカナダに行った時には、2000年にエア・カナダに統合されたカナディアン航空を利用したのですが、サービスはとてもしっかりしていた記憶があります。
エア・カナダも日本路線には主力機のB777-300ER型機と最新鋭のB787-8型機、B787-9型機を投入しているので、安心して利用できると思います。
機内のエンターテインメントも充実しているようですね。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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