
By: BrunoSchalch
最近何かと注目を集めているメキシコですが、私も30年近く前に1度だけ旅したことがあります。
現在成田からメキシコシティまでの直行便を運航しているのはメキシコのフラッグキャリア「アエロメヒコ」です。
2017年2月15日からはANAも成田・メキシコシティ直行便を運航するのですが、エコノミークラスに関してはアエロメヒコの料金がかなり安いので、旅行でメキシコに行くのであればアエロメヒコを選ぶ人も多いと思います。
そこで今回の記事では、成田・メキシコシティ直行便を運航するアエロメヒコの機材とシートをチェックしてみます。
目次
アエロメヒコの就航路線と時刻表
アエロメヒコの就航路線
アエロメヒコはメキシコ最大の航空会社で、メキシコのフラッグキャリアです。
現在メキシコシティ国際空港を拠点に、20か国83都市に就航しています。
日本路線に関しては、2006年から成田・メキシコシティ間の直行便を運航しています。
所要時間は、メキシコシティ行きが約12時間、成田行きが約14時間半となります。
アエロメヒコの時刻表
アエロメヒコの成田・メキシコシティ線は、現在週5往復の運航となっています。
成田発は「月・水・木・土・日」、メキシコシティ発は「火・水・金・土・日」のみです。
なお、2017年3月2日からは毎日運航されることが発表されています。
成田・メキシコシティ線
成田⇒メキシコシティ
AM057便 15:25発⇒12:15着(B787-8)
メキシコシティ⇒成田
AM058便 00:35発⇒06:20着(B787-8)
※便名の頭の記号
AM-アエロメヒコ
※時刻表は2017年1月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
アエロメヒコの機材
アエロメヒコが日本路線で使用している機材は、B787-8型機です。
アエロメヒコ B787-8型機
(アエロメヒコホームページより)
B787-8型機は、アエロメヒコが国際線長距離路線で使用している中型機です。
アエロメヒコのB787-8型機は次の2クラスで運航されていて、座席の合計数は243席です。
- ビジネスクラス:32席
- エコノミークラス:211席
アエロメヒコ B787-8型機のシート
ビジネスクラス
(アエロメヒコホームページより)
アエロメヒコB787-8型機のビジネスクラスには、「2-2-2」の配列で32席のシートが装着されています。
(アエロメヒコホームページより)
このシートは180度リクライニングしてベッドとしても利用できるフルフラットシートです。
ベッドとして利用する時の長さは200cmと、大柄な男性でもゆったりと横になれる大きさが確保されています。
(アエロメヒコホームページより)
シートには16インチのパナソニック製高画質モニターが設置されていて、好きな時間に映画やビデオを楽しむことができます。
また各シートに電源コンセントとUSBポートも設置されています。
アメニティキットはイギリスのブランド、アクアスキュータム製のポーチに入っており、機内食は洋食と和食から選択できます。
エコノミークラス
(アエロメヒコホームページより)
アエロメヒコB787-8型機のエコノミークラスには、「3-3-3」の配列で個人用モニターが設置されたシートが装着されています。
個人用モニターの大きさは9インチで、好きな時間に映画やビデオを楽しむことができます。
エコノミークラスのシートピッチは81cmから83cmで、国際線エコノミークラスの標準的な広さ(79cm)よりも広くなっています。
また、リクライニング時にも前席の背もたれが倒れてこないシェル型シートが採用されています。
機内食は洋食と和食のどちらかを選択できます。アルコールも無料で提供されます。
日本路線には、日本語が話せる機内通訳が1名乗務しています。
アエロメヒコのサービス水準・安全性はどうか
残念ながら、アエロメヒコのサービス水準についての評価はあまり良くありません。
エアラインランキングでは、米国系のエアラインよりも下位になっています。
安全性に関する評価はまずまずです。1986年に相手方の過失による空中衝突事故がありましたが、それ以降は重大事故はありません。
顧客満足度調査のランキング
- 2016年エアラインランキング:第94位(2015年:第110位)
※英国スカイトラックス社による顧客満足度調査
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。 - 2016年エイビーロード顧客満足度調査:20位以下
※調査対象は日本に乗り入れているエアライン40社
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
エアラインの機材・装備・サービスに対する格付け
- 英国スカイトラックス社による格付け:3つ星「★★★☆☆」
※最高評価は5つ星、最低評価は1つ星
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
安全性に対する各付け・ランキング
- エアラインレイティングス社による安全性格付け:7つ星「★★★★★★★」
※最高評価は7つ星、最低評価は1つ星
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。 - 独「JACDEC」による安全性ランキング:60社中第48位
※独「JACDEC」の安全指数のランキング
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
エコノミークラスを利用するのであれば、アメリカ国内で乗り継ぐ米系エアラインかこのアエロメヒコの料金がいちばん安くなります。
エコノミークラスのシートは米系エアラインよりもアエロメヒコが広いようです。
機内サービスは米系エアラインもアエロメヒコも同等のようなので、メキシコにだけ行く場合にはアエロメヒコの利用が便利だと思います。
この記事がみなさんのお役にたてばうれしいです。
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