ルフトハンザドイツ航空は、ドイツのケルンに本社があるドイツのフラッグキャリアです。
日本には1961年に乗り入れを開始して、現在では羽田・関空(運休中)・中部(運休中)とフランクフルトを結ぶ路線の他、羽田とミュンヘンを結ぶ路線を運航しています。
フランクフルト空港とミュンヘン空港はルフトハンザドイツ航空のハブ空港なので、関空・中部からもフランクフルト経由でドイツやヨーロッパの各都市へ向かうことができる便利なエアラインです。
私はこれまでに鉄道旅行とドライブ旅行をするためにドイツを2回訪問していますが、ドイツは日本人にとってとても居心地が良い国だと思います。
どの街も清潔で落ち着きがあり、ビールとソーセージも美味しいです。
今回の記事では、そんなドイツを訪問する時にはぜひ利用したいルフトハンザドイツ航空が日本路線で使用している機材とシート・サービスについてご紹介します。
ルフトハンザドイツ航空 羽田・関空・中部-フランクフルト・ミュンヘン路線の時刻表
現在、羽田・フランクフルト、羽田・ミュンヘン、関空・フランクフルト(運休中)、中部・フランクフルト(運休中)の各路線は毎日1往復が運航されています。
羽田-フランクフルト路線
羽田⇒フランクフルト
LH717便 11:45発⇒19:05着(B747-8)
フランクフルト⇒羽田
LH716便 14:15発⇒09:50着(B787-8)
羽田-ミュンヘン路線
羽田⇒ミュンヘン
LH715便 09:40発⇒17:10着(A350-900)
ミュンヘン⇒羽田
LH714便 12:50発⇒08:00着(A350-900)
関空-ミュンヘン路線
関空⇒ミュンヘン
運休中
ミュンヘン⇒関空
運休中
中部-フランクフルト路線
中部⇒フランクフルト
運休中
フランクフルト⇒中部
運休中
※便名の頭の記号
LH-ルフトハンザドイツ航空
※時刻表は2023年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
ルフトハンザドイツ航空 成田・羽田・関空・中部ーフランクフルト・ミュンヘン路線の機材・シート・サービス
ルフトハンザドイツ航空の日本路線では、B747-8型機・B747-400型機・A340-300型機・A350-900型機の4種類の機材が使われています。
ルフトハンザドイツ航空 B747-8型機
<ルフトハンザドイツ航空ホームページより>
B747-8型機はB747シリーズの最新機種で、ルフトハンザドイツ航空が長距離国際路線で使用している大型機です。
日本路線では、羽田・フランクフルト線のLH716便・LH717便で使用されています。
ルフトハンザドイツ航空のB747-8型機は次の4クラスで運航されていて、座席数の合計は364席です。
- ファーストクラス:8席
- ビジネスクラス:80席
- プレミアムエコノミークラス:32席
- エコノミークラス:244席
<ルフトハンザドイツ航空ホームページより>
ルフトハンザドイツ航空 B747-400型機
<ルフトハンザドイツ航空ホームページより>
B747-400型機は、ルフトハンザドイツ航空が長距離国際路線で使用している大型機です。
日本路線では、関空・フランクフルト線のLH740便・LH741便で使用されています。
ルフトハンザドイツ航空のB787-400型機は次の3クラスで運航されていて、座席数の合計は371席です。
- ビジネスクラス:67席
- プレミアムエコノミークラス:32席
- エコノミークラス:272席
<ルフトハンザドイツ航空ホームページより>
ルフトハンザドイツ航空 A340-300型機
<ルフトハンザドイツ航空ホームページより>
A340-300型機は、ルフトハンザドイツ航空が長距離国際路線で使用している中型機です。
日本路線では、中部・フランクフルト線のLH740便・LH741便で使用されています。
ルフトハンザドイツ航空のA340-300型機は次の3クラスで運航されていて、座席数の合計は279席です。
- ビジネスクラス:30席
- プレミアムエコノミークラス:28席
- エコノミークラス:221席
<ルフトハンザドイツ航空ホームページより>
ルフトハンザドイツ航空 A350-900型機
<ルフトハンザドイツ航空ホームページより>
A350-900型機はエアバス社製の最新鋭機で、ルフトハンザドイツ航空では2017年2月から運行を開始しました。
日本路線では、2017年12月から羽田・ミュンヘン路線のLH714便・LH715便で使用されています。
ルフトハンザドイツ航空のA350-900型機は次の3クラスで運航されていて、座席数の合計は293席です。
- ビジネスクラス:48席
- プレミアムエコノミークラス:21席
- エコノミークラス:224席
<ルフトハンザドイツ航空ホームページより>
B747-8型機・B747-400型機・A340-300型機・A350-900型機の客室とサービス
ルフトハンザドイツ航空のビジネスクラスには2014年から順次新しいフルフラットシートが導入されており、日本路線は各クラスともに最新のシートを装着した機材で運航されているようです。
ファーストクラス
B747-8型機のファーストクラスには「1-2-1」の配列で8席が装着されています。
ルフトハンザのファーストクラスの特徴は、座席として利用する時にはパーティション等がないオープンな空間が確保されていることです。
パーティションなどで囲まれたプライべート性が高いシートを採用するエアラインが多い中で、独自性を持たせているのかもしれません。
一方でシートを全長2メートルのベッドとして利用する時には、可動式のパーティションや防音カーテンなどで、プライベートな空間が確保されます。
シートには17インチ個人用モニターが設置されていて、好きな時間に映画や音楽を楽しむことができます。
機内食は4種類から選ぶことができます。
ビジネスクラス
ルフトハンザドイツ航空B747-8型機のビジネスクラスには「2-2-2」(アッパーデッキは2-2)の配列で80席、B747-400型機のビジネスクラスには「2-3-2」(アッパーデッキは2-2)の配列で67席が装着されています。
また、A340-300型機のビジネスクラスには「2-2-2」の配列で30席、A350-900型機のビジネスクラスには「2-2-2」の配列で48席が装着されています。
日本線で使用される機材のビジネスクラスには、180度リクライニングしてベッドとして利用できる最新のフルフラットシートが装着されています。
このシートはパーティションで囲まれていないオープンな空間を確保していることが特徴です。
またベッドとして利用する時には、窓際の席からは直接通路には出られない配置になっています。
座席数を確保するためにこのような配置にしたのでしょうが、プライベートな空間を好むビジネスマンからは評価が分かれるかもしれませんね。
シートには15インチ個人用モニターが設置されていて、好きな時間に映画や音楽を楽しむことができます。
機内食は3種類から選ぶことができます。
プレミアムエコノミークラス
ルフトハンザドイツ航空のB747-8型機とB747-400型機のプレミアムエコノミークラスには「2-4-2」の配列で32席が装着されています。
また、A340-300型機のプレミアムエコノミークラスには「2-3-2」の配列で28席、A350-900型機のプレミアムエコノミークラスには「2-3-2」の配列で21席が装着されています。
プレミアムエコノミークラスのシートは、個人用モニターが付いたプレミアムエコノミークラス専用のシートです。
シート幅は18インチ(約46cm)シートピッチは38インチ(約97cm)で、ゆったりとくつろぐことができます。
個人用モニターの大きさは12インチで、オンデマンドで映画や音楽を楽しむことができます。
機内食は2種類から選ぶことができます。
ルフトハンザドイツ航空HPプレミアムエコノミークラスの案内はこちら。
エコノミークラス
ルフトハンザドイツ航空B747-8型機のエコノミークラスには「3-4-3」の配列で244席、B747-400型機のエコノミークラスには「3-4-3」の配列で272席が装着されちます。
また、A340-300型機のエコノミークラスには「2-4-2」の配列で221席、A350-900型機のビジネスクラスには「3-3-3」の配列で224席が装着されています。
シート幅は17インチ(約43cm)、シートピッチは31インチ(約79cm)で、エコノミークラスの標準的な広さです。
シートには9インチの個人用モニターが装備されていて、好きな時間に映画や音楽を楽しむことができます。
機内食は2種類から選ぶことができます。アルコール類も無料で提供されます。
ルフトハンザドイツ航空のサービス水準はどうか
ルフトハンザドイツ航空は、海外や国内で行われている顧客満足度調査やサービス格付けでは高い評価を得ています。
顧客満足度調査のランキング
- 2022年エアラインランキング:第15位(2021年:第13位)
※英国スカイトラックス社による顧客満足度調査
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
エアラインの機材・装備・サービスに対する格付け
- 英国スカイトラックス社による格付け:4つ星「★★★★☆」
※最高評価は5つ星、最低評価は1つ星
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ルフトハンザドイツ航空は、フランクフルトとミュンヘンへ行くだけでなくドイツ国内やヨーロッパ各地に乗り継ぐ場合にはとても便利なエアラインです。
ストップオーバー制度を利用した周遊航空券使えば、わずかな追加料金を支払うだけで目的地の他にフランクフルト・ミュンヘンに滞在することも可能です。
日本からのフライトはフランクフルト空港の第1ターミナル、ミュンヘン国際空港の第2ターミナルに到着して、ルフトハンザやスターアライアンス加盟エアラインのフライトには、ターミナルの移動をせずに乗り継ぐことができます。
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