アメリカン航空は北米を代表する航空会社。
2013年にはUSエアウェイズと経営統合をしています。
アメリカン航空は日本に1987年から乗り入れを開始して、2023年3月時点では成田-ダラス(フォートワース)・ロサンゼルス【運休中】・シカゴ(オヘア)【運休中】、羽田-ロサンゼルス線を運航しています。
アメリカン航空のハブ空港はダラスフォートワース空港。
アメリカン航空の北米・南米路線は充実しているので、1日に2便運航されているダラス(フォートワース)路線を上手に活用すれば、北米・南米のビジネスや旅行に便利だと思います。
今回はこれからアメリカン航空のビジネスクラスを利用する方の参考となるように、アメリカン航空ビジネスクラスのシートについてご紹介します。
アメリカン航空日本路線の機材
2019年4月現在、アメリカン航空は成田-ダラス線、成田ーシカゴ線、成田ーロサンゼルス線、羽田ーロサンゼルス線に就航しており、それぞれの路線で使用している機材は次のとおりです。
- 成田-ダラス線:B787-8型機
- 成田ーシカゴ線:運休中
- 成田ーロサンゼルス線:運休中
- 羽田ーロサンゼルス線:B787-8型機
アメリカン航空のビジネスクラスシート
アメリカン航空B777-200ER型機とB787-8型機のビジネスクラスには、同じタイプのフルフラットシートが使われています。
B787-9型機には、最新型のフルフラットシートが装着されています。
アメリカン航空B777-200ER型機
B777-200ER型機は、アメリカン航空が長距離路線で使用している大型機です。
日本路線では、成田・ダラス(フォートワース)線で使用されています。
アメリカン航空のB777-200ER型機キャビンには2つのバージョンがあるのですが、代表的なキャビンは次の3クラス制で、合計座席数は289席です。
- ビジネスクラス:37席(1-2-1)
- メインキャビンエクストラ(上級エコノミークラス):58席(3-4-3)
- メインキャビン(エコノミークラス):194席(3-4-3)
【アメリカン航空 B777-20ER0型機のシートマップ(SeatGuru)】
アメリカン航空B787-8型機
B787-8型機は、アメリカン航空の成田・シカゴ路線で使用されている中型機です。
アメリカン航空のB787-8型機のキャビンは次の3クラス制で、合計座席数は226席です。
- ビジネスクラス:28席(1-2-1)
- メインキャビンエクストラ(上級エコノミークラス):57席(3-3-3)
- メインキャビン(エコノミークラス):141席(3-3-3)
【アメリカン航空 B787-8型機のシートマップ(SeatGuru)】
B777-200ER型機、B787-8型機のビジネスクラスシート
(アメリカン航空ウェブサイトより)
B777-200ER型機、B787-8型機ともに、ビジネスクラスには「1-2-1」の配列でフルフラットシートが装着されています。
このビジネスクラスのシートは、一見すると「リバースヘリンボーン」型と呼ばれるタイプのシートに見えますが、実はそうではありません。
窓際の1列・中央の2列ともに、やや斜めを向いた前向きのシートとやや斜めを向いた後ろ向きのシートが交互に配置されているのです。
ユナイテッド航空に前向きと後ろ向きのシートが交互に配置されるフルフラットシートがありますが、アメリカン航空の場合にはさらに進化して、前向きと後ろ向きのシートが交互に配置された「リバースヘリンボーン」型になります。
(アメリカン航空ウェブサイトより)
このビジネスクラスのシートは、それぞれのシートは背の高いパーティションで仕切られていて、個室性が高いことが特徴です。
個人用のモニターも16インチの大きさがあり、ビジネスクラスのシートでは最大級の大きさです。
それから注目したいのはデザイン。シートやパーティションの色がとても上品で落ち着いた雰囲気を醸しだしています。
他の航空会社には無いカラーリングで、私はとても好きです。
(アメリカン航空ウェブサイトより)
ベッドにした時の長さも195cmあるので、横になって十分に寝返りを打つことができます。
このシートはビジネスマンがひとりで利用することを想定して開発されたようですが、中央列シートの間のパーティションを下げた状態であれば、ご夫婦やカップルで利用しても十分にコミュニケーションはとれると思います。
アメリカン航空B787-9型機
B787-9型機は、アメリカン航空の成田・ロサンゼルス線、羽田・ロサンゼルス線で使用されている中型機です。
アメリカン航空のB787-9型機のキャビンは次の4クラス制で、合計座席数は285席です。
- ビジネスクラス:30席(1-2-1)
- プレミアムエコノミー:21席(2-3-2)
- メインキャビンエクストラ(上級エコノミークラス):34席(3-3-3)
- メインキャビン(エコノミークラス):200席(3-3-3)
【アメリカン航空 B787-9型機のシートマップ(SeatGuru)】
B787-9型機のビジネスクラスシート
(アメリカン航空webサイトより)
B787-9型機のビジネスクラスには「1-2-1」の配列でフルフラットシートが装着されています。
このビジネスクラスのシートは、窓際の座席がやや外側を向いて中央の座席がやや内側を向いている「リバースヘリンボーン」型と呼ばれるタイプのシートです。
B777-200ER型機とB787-8型機のビジネスクラスシートは前向きのシートと後ろ向きのシートが交互に配置されていますが、B787-9型機のビジネスクラスシートは全て前向きに設置されています。
このビジネスクラスのシートも背の高いパーティションで仕切られていて、個室性が高いことが特徴です。
個人用のモニターも16インチの大きさがあり、ビジネスクラスのシートでは最大級の大きさです。
アメリカン航空の就航路線と時刻表
アメリカン航空の就航路線
2023年3月現在、アメリカン航空は成田空港・羽田空港から次の路線に就航しています。
- 成田空港;ダラス(フォートワース)、シカゴ【運休中】、ロサンゼルス【運休中】
- 羽田空港:ロサンゼルス
アメリカン航空の時刻表
成田・ダラス線
成田⇒ダラス
AA060便 18:30発⇒16:06着(B787-8)
ダラス⇒成田
AA061便 11:40発⇒15:00着(B787-8)
成田・シカゴ
成田⇒シカゴ
運休中
シカゴ⇒成田
運休中
成田・ロサンゼルス線
成田⇒ロサンゼルス
運休中
ロサンゼルス⇒成田
運休中
羽田・ロサンゼルス線
羽田⇒ロサンゼルス
AA170便 11:55発⇒06:00着(B787-8)
AA026便 19:45発⇒13:31着(B787-8)
ロサンゼルス⇒羽田
AA169便 00:54発⇒04:45着(B787-8)
AA027便 10:26発⇒14:20着(B787-8)
※便名の頭の記号
AA-アメリカン航空
※時刻表は2023年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
アメリカン航空のサービス水準・安全性はどうか
アメリカン航空のサービス水準に関する評価は、他の米国のエアライン同様あまり良くありません。
米国のエアラインの場合には、サービスが悪いというわけではなく、あっさりしているという感じかもしれませんね。
顧客満足度調査のランキング
- 2022年エアラインランキング:第68位(2021年:第76位)
※英国スカイトラックス社による顧客満足度調査
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
エアラインの機材・装備・サービスに対する格付け
- 英国スカイトラックス社による格付け:3つ星「★★★☆☆」
※最高評価は5つ星、最低評価は1つ星
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
アメリカン航空は日本との間に4路線しか運航していませんが、北米・南米の路線はとても充実しています。
特に1日に2往復が運航されているダラス路線を上手に利用すると、北米・南米へのビジネスや旅行に便利だと思います。
ビジネスクラスのシートも全てフルフラットシートにリニューアルされたので、出張の人も安心して利用出来そうです。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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