(マレーシア航空webサイトより)
マレーシア航空は、マレーシアのフラッグキャリアです。
クアラルンプール国際空港を拠点としており、2023年3月現在日本では成田空港・関西国際空港に乗り入れています。
日本からマレーシアまでの飛行時間は約7時間半もかかるので、仕事やご夫婦での旅行の際にはビジネスクラスを利用したいと考えている人も多いと思います。
そこで今回の記事では、マレーシア航空のビジネスクラスについてご紹介をしたいと思います。
マレーシア航空が日本路線で使用している機材
2023年3月現在、マレーシア航空は日本の成田空港・関西国際空港に乗り入れています。
マレーシア航空がそれぞれの路線で使用している機材は、次のとおりです。
- 成田ークアラルンプール線:A350-900型機
- 関西ークアラルンプール線:A330-300型機
マレーシア航空のビジネスクラス
マレーシア航空 A380-800型機
(マレーシア航空フェイスブックより)
A380-800型機はエアバス社が製造している世界最大の旅客機で、キャビンが総2階建てになっています。
マレーシア航空ではA380-800型機を欧州路線や日本路線などの中・長距離路線で使用しています。
成田-クアラルンプール路線のA380-800型機は「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「エコノミークラス」の3クラス構成で運航されています。
メインキャビン(1階席)に「ファーストクラス」8席と「エコノミークラス」350席が、アッパーデッキ(2階席)に「ビジネスクラス」66席と「エコノミークラス」62席が配置され、総座席数は486席です。
- ファーストクラス:8席(1-2-1)
- ビジネスクラス:66席(2-2-2)
- エコノミークラス412席(1階席:3-4-3、2階席:2-4-2)
ビジネスクラスのシートピッチは188cm
(マレーシア航空フェイスブックより)
アッパーデッキに「2-2-2」に配列されたビジネスクラスには、ベッドとしても利用できるフルフラットシートが装着されています。
シートピッチは74インチ(約188cm)もあり、ベッドとして利用する場合のベッドの長さは77インチ(約196cm)と十分な大きさが確保されています。
シートには17インチの大型個人用モニターの他、パソコン用電源やUSBポートも完備しています。
マレーシア航空 A350-900型機
(マレーシア航空フェイスブックより)
A350-900型機はエアバス社が製造している最新鋭旅客機です。
マレーシア航空ではA350-900型機を中・長距離国際線で使用しています。
成田-クアラルンプール路線のA350-900型機は「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「エコノミークラス」の3クラス構成で運航されていて、総座席数は286席です。
- ファーストクラス:4席(1-2-1)
- ビジネスクラス:35席(1-2-1:1-2-2)
- エコノミークラス247席(3-3-3)
ビジネスクラスのシートピッチは188cm
(マレーシア航空フェイスブックより)
「1-2-1」または「1-2-2」に配列されたビジネスクラスには、ベッドとしても利用できるフルフラットシートが35席装着されています。
シートピッチは44インチ(約112cm)で、ベッドとして利用する場合のベッドの長さは78インチ(約198cm)と十分な大きさが確保されています。
シートには16インチの大型個人用モニターの他、パソコン用電源やUSBポートも完備しています。
成田空港では「サクララウンジ」が利用可能
(マレーシア航空webサイトより)
マレーシア航空ビジネスクラスの乗客は、成田空港・関西国際空港・クアラルンプール国際空港で次のラウンジが利用できます。
- 成田空港:サクララウンジ
- 関西国際空港:パシフィックラウンジ、飛鳥ラウンジ
- クアラルンプール国際空港:マレーシア航空ゴールデンラウンジ
サクララウンジは、日本航空が運営するラウンジです。マレーシア航空「ビジネスクラス」の乗客は、サクララウンジを利用することができます。
関西国際空港のファシフィックラウンジと飛鳥ラウンジは、複数のエアラインの乗客が利用する共同ラウンジです。マレーシア航空「ビジネスクラス」の乗客は、パシフィックラウンジ、飛鳥ラウンジを利用することができます。
クアラルンプール国際国際空港のマレーシア航空ゴールデンラウンジは、マレーシア航空が運営するラウンジです。マレーシア航空の「ビジネスクラス」の乗客は、マレーシア航空ゴールデンラウンジを利用することができます。
マレーシア航空の就航路線
2023年3月現在、マレーシア航空は日本の2つの空港から次の路線に就航しています
- 成田空港:クアラルンプール
- 関西国際空港:クアラルンプール
マレーシア航空 成田空港発着便の時刻表
成田ークアラルンプール線
成田⇒クアラルンプール
MH089便 10:20発⇒16:45着(A350-900)
クアラルンプール⇒成田
MH088便 23:30発⇒07:40着(A350-900)
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 MH-マレーシア航空
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
マレーシア航空 関西国際空港発着便の時刻表
関西ークアラルンプール線
関西⇒クアラルンプール
MH053便 09:55発⇒15:45着(A330-300)
クアラルンプール⇒関西
MH052便 22:15発⇒05:45着(A330-300)
※時刻表は2023年4月分です。
※便名の頭の記号 MH-マレーシア航空
※( )内は運航機材
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
マレーシア航空のサービス水準はどうか
2022年のエアラインランキングでは44位なので、良くもなく悪くもなくという評価かと思います。
実際にマレーシア航空を利用した方々による評判も悪くないようです。
顧客満足度調査のランキング
- 2022年エアラインランキング:第44位(2021年:第51位)
※英国スカイトラックス社による顧客満足度調査
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
エアラインの機材・装備・サービスに対する格付け
- 英国スカイトラックス社による格付け:4つ星「★★★★☆」
※最高評価は5つ星、最低評価は1つ星
※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
マレーシア航空は、かつてA380-800型機を日本に乗り入れていた数少ないエアラインの一つです。
しかしこのA380-800型機は運用効率が悪いので、マレーシア航空ではA380-800型機を早期に引退させるようです。
A380-800型機の引退後にはA350-900型機が使われるようで、こちらはエアバス社製の最新鋭機です。
ビジネスクラスもフルフラットシートなので、安心して利用できそうです。
この記事がみなさんのお役にたてばうれしいです。
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