格安スマホのデメリットとは?iPhoneではできて格安スマホではできないことをチェック!

iphone5とp8lite

iPhoneから格安スマホに乗り換えたいのだけれども大丈夫だろうか?と思っている人は多いのではないでしょうか?

私もiPhoneから格安スマホに乗り換えたのですが、格安スマホのデメリットについては少しだけ心配をしていました。

雑誌やネット上でも格安スマホのデメリットが紹介されていますが、代表格は次の3点ではないかと思います。

  • 格安スマホには携帯電話専用のメールアドレスが付かない
  • 格安スマホのインターネットは昼休みの時間帯につながりにくい
  • 格安スマホの端末は安いけれども基本性能が十分ではない

こんなことが雑誌やネットに書いてあると、格安スマホって本当に大丈夫なの?と思ってしまいますよね。

しかしそれも取り越し苦労だったようで、実際に使ってみたら私の場合には全く問題ありませんでした。

そこで今回の記事では、格安スマホのデメリットとして紹介されていた先ほどの3項目について、熟年世代の私にとってはどうだったのについてご紹介します。

そして、実はこの3項目以外に注意しなければいけないと思ったことがありましたので、その事についてもご紹介をしたいと思います。

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iPhoneから格安スマホに乗り換える時のデメリットは本当か?

格安スマホには携帯電話専用のメールアドレスが付かない件

格安スマホにはメールアドレスは付きません

格安スマホには携帯電話専用のメールアドレスは付きません。

ここで言う携帯電話専用のメールアドレスとは、つぎのようなメールアドレスのことです。

NTTドコモ:〇〇〇〇@docomo.ne.jp
au:〇〇〇〇@ezweb.ne.jp
ソフトバンク:〇〇〇〇@softbank.ne.jp

格安スマホでのメールは「フリーメール」で代用が可能

格安スマホでメールを使いたい場合には、googleのGmailやヤフージャパンのYahoo!メール等のフリーメールで代用が可能です。

格安スマホのOSはgoogleが作った「アンドロイド」なので、ほとんどの格安スマホにはデフォルトでGmail用のアプリが組み込まれています。

またYahoo!メール用のアプリをインストールすれば、Yahoo!メールも快適に利用できます。

友人のメールアドレスなどは、iPhoneでGmailやYahoo!メールのアプリを使っておけば、そのまま格安スマホでも読み込んでくれます。

iPhoneでのGmailとYahoo!メールの設定方法はこちら

どちらのアプリを使う場合でも、スマホの端末でそのメールのアプリをデフォルトだとして設定をすれば、メールが届いた時のお知らせ音が鳴りますし、インジケーターも点灯します。

ちなみに私はGmailを利用しており、妻はYahoo!メールを利用していますが、今までに特に困ったことはありませんでした。

ネット銀行に携帯電話のメールアドレスを登録する場合の対応方法

ただし、特に困ったわけではないのですが、携帯電話専用のメールアドレスが無かったために、通常とは異なる手続きが必要だったことがあります。

それは、インターネット銀行での「携帯電話メールアドレスの登録」に関してです。

どういうことかというと、最近インターネット銀行ではセキュリティ強化のために、本人確認用の「ワンタイム・パスワード」の導入を進めています。

「ワンタイム・パスワード」とは、PCで送金などの手続きをする際に入力をする、本人確認のための1回限り有効なパスワードのことです。

そして、そのパスワードの送信先として、大手携帯電話キャリアから付与された携帯電話メールアドレスを登録することが推奨されています。

携帯電話が手元にないと「ワンタイム・パスワード」の入力ができません。

なので、本人以外の第三者が遠隔操作などで預金を引き出すことを防止するためには、とても有効な手段だと思います。

しかし、格安スマホ利用者は「ワンタイム・パスワード」の送信先を登録することができません。

フリーメールは携帯電話以外でも受信できるので安全性が低いという理由で、原則としてフリーメールのアドレスでは登録を受け付けてくれないのです。

しかし、これだけ格安スマホが普及してくると、銀行さんも固いことを言っていられないようです。

コールセンターに連絡をして相談をすると、別途特別な手続きを行うことで、フリーメールのアドレスにを「ワンタイム・パスワード」の送信先として登録してくれました。

今までに、携帯電話専用のメールアドレスが無かったために別途手続きが必要だったのはこの件だけです。

格安スマホは昼休みの時間帯につながりにくい件

格安スマホのサーバーの処理能力は十分ではない

ほとんどの格安スマホでは、NTTドコモの基地局(アンテナ)と回線を利用しているます。

しかし、その先は格安スマホの事業者のサーバー(回線設備)を通してインターネットに接続されるので、NTTドコモなどの大手携帯電話キャリアと格安スマホとでは通信速度に差が出てきます。

格安スマホでは契約者の増加に応じて少しずつサーバーの処理能力の増強を行っているようで、通信が混雑する時間帯に余裕を持って接続できるだけの処理能力は確保されていないのです。

昼休みと夕方から夜の時間帯は通信速度が遅い

私が利用しているIIJmioの通信速度については、おおむね満足できるレベルにあります。

しかし、昼休みの時間帯については明らかに通信速度が遅くなります。

他の時間帯ではiPhone5の時よりも軽快に「カチッ・カチッ」とインターネットにつながっているのに、平日の12時から13時の時間帯には「ジワ~~ッ」とインターネットにつながる感じです。

アプリを利用して通信速度をチェックしたところ、確かに平日の12時から13時にかけては通信速度が遅くなります。

また、体感的には遅くないのですが、夕方から夜の時間帯もやや通信速度は遅くなるようです。

スマホのライトユーザーには問題ないレベル

私の場合には、スマホのインターネットを主にニュースサイトやブログ・ツイッターを閲覧するために使用しています。

私のような使い方であれば、インターネットの通信速度は昼休みの時間帯でも特に不自由するというほどではないと思います。

問題が出てくるとしたら、動画や音楽をダウンロードする場合や株式やFXの取引を行う場合だと思います。

個人的には、スマホで株式やFXの取引を行う方は、通信速度に不安がある格安スマホは利用しないほうが良いと思います。

※IIJmioの通信速度に関してはこちらの記事もご覧下さい。

IIJmioの通信速度をチェックしてみました!昼休み以外は驚きの結果に!

格安スマホの端末は基本性能が十分ではないという件

2015年に入り格安で高性能の端末が発売されました

かつて格安スマホ事業者がSIMカードとセットで提供するSIMフリー端末は、価格は安いけれども基本性能が十分でない端末が多かったのは事実です。

しかし2015年に入り、低価格だけれども基本性能も十分に備えたSIMフリー端末が発売され始めました。

ここで基本性能が十分な端末と言った場合には、最低でも次のスペックを備えている端末のことを言っています。

1.CPUの処理能力 1.2GHz 4コア以上
2.メモリ(RAM)の容量 2GB以上
3.内蔵メモリ(ROM)の容量 16GB以上
4.ディスプレイ 5型 1280×720ドット以上

逆に言えば、このスペック以上のSIMフリー端末を選んでおけば、操作性に不満は出ないと思います。

「HUAWEI P8lite」には十分満足しています

私が2015年10月から使用している中国のメーカー「HUAWEI」(ファーウェイ)のSIMフリー端末「HUAWEY P8lite」のスペックは次のとおりです。

1.CPUの処理能力 1.2GHz 8コア
2.メモリ(RAM)の容量 2GB
3.内蔵メモリ(ROM)の容量 16GB
4.ディスプレイ 5型 1280×720ドット

特にこの「HUAWEY P8lite」のCPUは「1.2GHz 8コア」で、SIMフリー端末の中ではとびきりに高性能です。

実際に使ってみても、このSIMフリー端末は複数のアプリを立ち上げていても「カチッカチッ」と軽快に操作できるので、ストレスは全く感じません。

以前使っていたiPhone5のCPUはおそらく2コアでメモリーも1GBだと思うので、数字上ではP8liteのほうが高性能であり、実際に処理速度も速いです。

「IIJmio」(アイアイジェー・ミオ)では、この「HUAWEY P8lite」が一括払いの場合には28,600円(税抜)、24回分割払いの場合には毎月1,280円(税抜)で購入できます。

IIJmioでは「HUAWEY P8lite」の他に、台湾のメーカーASUSの「Zenfone 2 Laser」と富士通製「arrows M02」が選択可能です。

どちらの機種も最低限のスペックはクリアーしています。

24回分割払いの場合には、「Zenfone 2 Laser」が1ヶ月1,250円(税抜)、「arrows M02」が1ヶ月1.300円(税抜)で購入できます。

※おすすめのSIMフリースマホについてはこちらの記事をご覧下さい。

失敗しないSIMフリースマホ選び!おすすめ端末はコスパが高いこの3機種だけ!

※格安スマホの安さの秘密に関してはこちらの記事をご覧下さい。

格安スマホはどうして料金が安いのか?安さの秘密をご紹介!

その他iPhoneや大手通信キャリアのスマホとは違う点

同じキャリア間の通話でも有料である

iPhoneを契約していたソフトバンクの「ホワイトプラン」では、1時から21時までのソフトバンク間の通話は無料。

それ以外の時間やソフトバンクの携帯電話以外への通話料金は、20円/30秒でした。

IIJmioでは無料通話分が無くて基本的な通話料は20円/30秒。専用の「みおふぉんダイヤルアプリ」を利用する場合には、10円/30秒の料金で通話できます。

しかし、これまで同じキャリア同士で無料分を利用する通話が多かった人の場合は要注意です。

使い方によっては、これまで以上に通話料金がかかる可能性があります。

同じキャリアどうしでもショートメッセージが有料である

ソフトバンクの「ホワイトプラン」では、ソフトバンク携帯電話とのショートメッセージ(SMS)の送受信は無料。

ソフトバンク携帯電話以外へのショートメッセージの送信には、3円/1通の料金がかかりました。

ところが、IIJmioでショートメッセージを送信する場合には、3円~30円/1回の料金がかかります。

しかし、今ではLINEを利用する人が多くなり、ショートメッセージはほとんど利用されていないようです。

私も格安スマホに乗り換えてからLINEを使い始めたので、ショートメッセージは全く使わなくなりました。

これまでLINEを利用していなかった人も、格安スマホへの乗り換えを契機にLINEをはじめてはいかがでしょうか。通信費用の節約ができると思います。

「LINE」の年齢認証ができない

「LINE」で自分のIDの取得したりID検索機能を利用する場合には、大手携帯電話キャリアからそのスマホ端末の利用者が18歳以上であることの認証を受ける必要があります。

これは、18歳未満のLINE利用者によるID検索機能の利用を制限することが目的で、2013年から実施されています。

ところが格安スマホの利用者は、大手携帯電話キャリアによる年齢認証を受けることができません。

私の場合にも年齢認証が受けられないので、自分のIDはありませんし、他の人のIDを聞いても友だち追加ができません。

しかし、友だち追加の方法は他にもいくつかあるので、今のところ困ったことはありません。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

私の場合には今のところiPhone5から格安スマホに乗り換えて困ったことはありません。

昼の時間帯に通信速度が遅くなる件以外は、乗り換え前に思っていた以上の水準にあります。

これで1ヶ月の使用料が約3,000円から3,500円前後で済むので、十分に満足できるレベルです。

スマホのライトユーザーで、多少のデメリットが受け入れられる方であれば、iPhoneから乗り換えても大丈夫だと思います。

この記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。

※私の通信費節約の効果については次の記事をご覧下さい。

スマホ通信料の節約に成功!iPhone5を解約して格安スマホに乗り換えました!

※私が利用している「IIJmio」(アイアイジェーミオ)は安心して利用できるおすすめの格安スマホです。

IIJmioの公式ホームページ

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