3月の芝生の手入れ報告

3月に入り少しですが春めいた気候になってきました。

わが家にある15㎡の小さな庭でも、休眠中だった高麗芝に僅かですが緑色の新芽が出始めてきました。

芝生の手入れは今年で12年目になりますが、毎年3月にはエアレーションと除草剤の散布を行っています。

今年も3月の初旬にエアレーションを行い、その後除草剤を散布して、少しですが肥料も散布しました。

今回の記事では、わが家で3月に行っている高麗芝の手入れについてご紹介します。

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エアレーション

エアレーションとは、芝生の土壌に穴をあけることです。

芝生は畑の作物などと違い、一度植えてしまうと土壌を耕すことができないといった特殊な性質があります。

そのため、長年育てていると表層の土壌が固まってしまい、土壌中の酸素が不足したり、透水性が落ちたりします。

また土壌表層に芝生の老廃物であるサッチの蓄積が多くなりその過湿などが原因で芝生が元気に育たなくなってしまいます。

エアレーションをして、新たに空気と土をいれることで土壌の固結の緩和、水の浸透の促進、通気性の促進、サッチを減らし残るサッチの分解を促進するなどの効果があります。

私がエアレーションをする際には、上の写真の「ローンスパイク」を使用しています。

このローンスパイクを足で踏むことによって、芝生に穴をあけていきます。

穴の幅は、約15~20センチメートルを目安にしていきます。

芝生の除草

高麗芝の手入れをしていて最も頭を悩ませることは、雑草対策です。

私もこれまで何種類かの除草剤を使用してみたのですが、なかなかうまく行きませんでした。

しかし、ある年の3月にレインボー薬品の「シバキーププラスα」という高麗芝用の除草剤をパラパラとまいたところ、その後芝生の雑草が生えてこなくなりました。

「シバキーププラスα」は3週間前後で高麗芝の中の一年生雑草や多年生広葉雑草を枯らし、約3か月雑草の発生を抑えてくれます。

さらに、この「シバキーププラスα」には芝生用の肥料も含まれています。

それからは、毎年3月になると「シバキーププラスα」を使用して、雑草対策を行っています。

なお、2021年からは「シバキーププラスα」の後継商品として、「シバキーププラスv」が発売されています。

こちらも、雑草の生え始める前に散布するタイプの除草剤なので、3月に散布すると効果が期待できると思います。

「シバキーププラスv」にも、除草剤の他に肥料が含まれています。

芝生の肥料

高麗芝をキレイに保つためには、肥料の散布が絶対に必要です。

肥料の散布時期についてはいろいろな意見があるようですが、私は3月から1か月おきに5月、7月、9月に散布するようにしています。

芝生用の肥料には有機肥料と化成肥料がありますが、有機肥料は臭いが強く芝生にキノコが生えてきたこともあったので、現在は化成肥料を使用しています。

肥料は、チッソ、リン酸、カリの主要3要素が入っている「10-10-10」や「8-8-8」を選んでいます。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

高麗芝は、11月から翌年の2月にかけて休眠期間になります。

そして3月に入ると活動を開始して少しずつ新芽が出てきます。

今年も3月の初旬にエアレーションを行い、その後除草剤の「シバキーププラスα」と肥料の散布を行いました。

今のところ雑草も生えていないので、いい感じで推移しています。

「シバキーププラスα」の効果で、4月以降も雑草が生えてこないことを祈っています。

この記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。

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