ANAでは、2016/10/30から羽田・ホノルル線のNH186便・NH185便の機材を、B787-8型機からB787-9型機に変更することを発表しました。
この変更により、ANAの羽田・ホノルル線のビジネスクラスもフルフラットシートになり、新たにプレミアムエコノミークラスが設定されます。
このプレミアムエコノミークラスの航空券は、2016/8/29に販売開始する予定になっています。
今回の記事では、2015/10/30以降に羽田ホノルル線で使用されるANAのB787-9型機についてご紹介します。
NH186便・NH185便の時刻表
日米航空交渉の結果、ANAにも羽田を昼間の時間帯に発着するアメリカ路線の枠が1日3便分割り当てられ、2016/10/30からホノルル線の羽田発着の時刻が変更されます。
羽田空港への到着時刻も、これまでの22:05から利用しやすい17:25に変更されます。
羽田⇒ホノルル
NH186便 21:55発⇒10:05着(B787-8)
ホノルル⇒羽田
NH185便 13:10発⇒17:25着(B787-8)
※便名の頭の記号
NH-全日空
※ホノルル発着時刻は米国冬時間の2015年11月6日以降分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
羽田・ホノルル線「2016/10/30以降」に使用されるのはB787-9型機
全日空 B787-9型機のキャビン
B787-9型機は、ANAが国際線長距離路線で使用する最新鋭中型機です。
これまでは主にヨーロッパ路線で使用されていましたが、発注済の機材の納入が続いたことから、2016/10/30からは羽田ホノルル線の他にシアトル線・バンコク線でも使用されることになりました。
全日空のB787-9型機は次の3クラスで運航されていて、座席数は合計で215席です。
- ビジネスクラス:48席
- プレミアムエコノミークラス:21席
- エコノミークラス146席
全日空 B787-9型機のシート・サービス
ビジネスクラス
ビジネスクラスには「ANA BUSINESS STAGGERED」という180度リクライニングしてベッドとしても使えるシートが装着されています。
このシートはスタッガード型と呼ばれるフルフラットシートで、全席から直接通路に出ることができます。
座席には18インチの大型個人用モニターが設置されていて、映画・ビデオ・音楽・ゲームを楽しむことができます。
有名シェフによるオリジナルメニューの機内食(和食・2種類の洋食から選択)と高級ワインも楽しむことができます。
プレミアムエコノミークラス
プレミアムエコノミークラスにはプレミアムエコノミークラス用の専用シートが装着されています。
このシートのシートピッチは38インチ(約97cm)とエコノミークラスよりも約18cm広くなっています。
シートはリクライニングした時に背もたれが倒れるタイプです。
前の座席の背もたれが倒れてきますが、自分がリクライニングした時には足元の広さが変わりません。
座席にはタッチパネル式の11インチ個人用モニターが装着されていて、映画・ビデオ・音楽・ゲームを楽しむことができます。
機内食はエコノミークラスと同等の食事(2種類から選択)になります。アルコールは全て無料で提供されます。
エコノミークラス
エコノミークラスには個人用モニターが付いたシートが装着されています。
エコノミークラスのシートピッチは34インチ(約86cm)と、エコノミークラス最大級の広さです。
座席には9インチタッチパネル式の個人用モニターが装着されていて、映画・ビデオ・オーディオ・ゲームを楽しむことができます。
機内食(2種類から選択)にも工夫が凝らされていて、アルコールも無料で提供されます。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ANAはJALよりも1か月半早く、羽田・ホノルル線にフルフラットシートを投入することになりました。
一方で、成田・ホノルル線に関しては、2016/12/1からNH184便・NH183便がB767-300ER型機からB787-8型機に変更されるだけです。
成田・ホノルル路線へのフルフラットシート投入はもう少し先になりそうですね。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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