成田・羽田・関西ードバイ直行便 超豪華!エミレーツ航空の機材とサービスをチェック!

(エミレーツ航空フェイスブックより)

エミレーツ航空はUAE(アラブ首長国連邦)のドバイを拠点とする航空会社です。

設立されたのは1985年ですが、その後潤沢なオイルマネーを背景に急成長を遂げて、現在ではドバイ国際空港を拠点として、6大陸の150以上の都市に乗り入れています。

エミレーツ航空は最新機種や豪華な装備・サービスを積極的に導入することでも知られています。

総2階建てで世界最大の旅客機A380型機に関しては、現在100機も保有する世界最大のオーナーです。(さらに40機を発注済)

A380型機の機内にはファーストクラス乗客用の「シャワー・スパ」と、ファーストクラスとビジネスクラスの乗客が利用できる「ラウンジバー」まであります。

また、エミレーツ航空のファーストクラスとビジネスクラスの乗客は、日本の羽田空港を含む世界中の空港で、自宅やホテルまでの送迎サービスを利用することもできます。

日本路線に関しては、現在成田・羽田・関西に乗り入れており、日本からはドバイを経由してアフリカやヨーロッパに向けて乗り継ぐこともできます。

ヨーロッパに向かう場合にはいわゆる「南回り」になるため、乗継時間を含めると到着まで最短でも18時間~20時間もかかってしまいますが、行先によっては割安な料金で利用できることもあり、時間を気にしなくて良い旅行者には人気があるようです。

今回の記事では、エミレーツ航空が日本路線で使用している機材とサービスについてご紹介します。

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エミレーツ航空 成田・羽田・関西―ドバイ路線の時刻表

現在エミレーツ航空では、成田・羽田・関西からドバイへの直行便を毎日1往復を運航しています。

成田・ドバイ路線

成田⇒ドバイ

EK319便 22:30発⇒04:50着(A380-800)

ドバイ⇒成田

EK318便 02:40発⇒17:35着(A380-800)

羽田・ドバイ路線

羽田⇒ドバイ

EK313便 00:05発⇒06:20着(B777-300ER)

ドバイ⇒羽田

EK312便 07:50発⇒22:35着(B777-300ER)

関西・ドバイ路線

関西⇒ドバイ

EK317便 23:45発⇒05:15着(B777-300ER)

ドバイ⇒関西

EK316便 03:00発⇒17:15着(B777-300ER)

※便名の頭の記号
EK-エミレーツ航空
※時刻表は2023年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
 ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材

エミレーツ航空 成田・羽田・関西ードバイ路線の機材

エミレーツ航空 A380-800型機

(エミレーツ航空ツイッターより)

A380-800型機はエアバス社が製造している総2階建ての旅客機で、エミレーツ航空は世界で最も多くこの機材を保有しています。

日本路線では成田・ドバイ線で使用されています。

エミレーツ航空のA380-800型機は次の3クラスで運航されていて、合計の座席数は489席です。

  • ファーストクラス:14席
  • ビジネスクラス:76席
  • エコノミークラス:399席

エミレーツ航空のA380-800型機シートマップ

【1階席】
エミレーツ航空のA380-800型機シートマップ1
【2階席】
エミレーツ航空のA380-800型機シートマップ2

ファーストクラス

(エミレーツ航空ツイッターより)

エミレーツ航空が日本路線で使用しているA380-800型機のファーストクラスは、2階席の前方部分に「1-2-1」の配列で14席のシートが配置されています。

エミレーツ航空のファーストクラスは、シートというよりも完全な個室型のスイートルームです。

シートと通路の間には電動式のスライドドアがあり、このドアを閉めると完全にプライバシーが守られます。

ファーストクラスのシートは、180度リクライニングさせてベッドとしても利用できるフルフラットシートです。

シート幅は約60cm、ベッドとして利用する場合の長さは約208cmあります。

個室内の個人用モニターは27インチの大きさがあり、2500チャンネルを超える映画やテレビ番組を好きな時間に楽しむことができます。

日本語のチャンネルも110以上と充実しており、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンで楽しむことができます。

ファーストクラスの機内食は、和洋の本格的なコース料理から軽食・スイーツまでアラカルトで用意されており、好きなメニューを好きな時にいつでも注文することができます。

エミレーツ航空HPのファーストクラス案内はこちら

ビジネスクラス

(エミレーツ航空ツイッターより)

エミレーツ航空が日本路線で使用しているA380-800型機のビジネスクラスは2階席に配置されていて、「1-2-1」の配列で76席のシートが装着されています。

シートはジグザグ配置のスタッガードタイプで、全ての座席が通路に面しています。

シート幅は18.5イン(約47cm)でシートピッチは48インチ(約122cm)です。

シートをフラットにするとベッドとしても利用できますが、リクライニング角度は180度ではなくやや斜めとなる「ライ・フラット」シートです。

前席の背面にある個人用モニターは20インチの大きさがあり、2500チャンネルを超える映画やテレビ番組を好きな時間に楽しむことができます。

日本語のチャンネルも110以上と充実しており、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンで楽しむことができます。

ビジネスクラスの機内食は、和食を含む3種類のコース料理から選ぶことができます。

エミレーツ航空HPのビジネスクラス案内はこちら

エコノミークラス

(エミレーツ航空ツイッターより)

エミレーツ航空が日本路線で使用しているA380-800型機のエコノミークラスは1階席に配置されていて、「3-4-3」の配列で399席のシートが装着されています。

エコノミークラスのシート幅は18インチ(約46cm)、シートピッチは32~34インチ(約82cm~約86cm)と、国際線エコノミークラスの標準的な広さ(31インチ)よりは広くなっています。

シートにはクラス最大級の大きさである12.1インチの個人用モニターが設置されていて、2500チャンネルを超える映画やテレビ番組を好きな時間に楽しむことができます。

機内食は和食と洋食の2種類から選ぶことができて、アルコール類も無料で提供されます。

エミレーツ航空HPのエコノミークラス案内はこちら

※Google Mapのストリートビューで、エミレーツ航空A380-800型機の機内を見ることができます。



エミレーツ航空 B777-300ER型機

(エミレーツ航空ツイッターより)

B777-300ER型機は、エミレーツ航空が長距離国際路線で使用している大型機です。

日本路線では、羽田・ドバイ線、関西:ドバイ線で使用されています。

エミレーツ航空のB777-300ER型機は次の3クラスで運航されていて、座席数の合計は354席です。

  • ファーストクラス:8席
  • ビジネスクラス:42席
  • エコノミークラス:304席

エミレーツ航空のB777-300ER型機シートマップ

777-300ER_seatmap

ファーストクラス

(エミレーツ航空ホームページより)

エミレーツ航空B777-300ER型機のファーストクラスには、「1-2-1」の配列で8席のシートが装着されています。

エミレーツ航空のファーストクラスは、シートというよりも完全な個室型のスイートルームです。

シートと通路の間には電動式のスライドドアがあり、このドアを閉めると完全にプライバシーが守られます。

ファーストクラスのシートは、180度リクライニングさせてベッドとしても利用できるフルフラットシートです。

シート幅は約60cm、ベッドとして利用する場合の長さは約208cmあります。

個室内の個人用モニターは27インチの大きさがあり、2500チャンネルを超える映画やテレビ番組を好きな時間に楽しむことができます。

日本語のチャンネルも110以上と充実しており、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンで楽しむことができます。

ファーストクラスの機内食は、和洋の本格的なコース料理から軽食・スイーツまでアラカルトで用意されており、好きなメニューを好きな時にいつでも注文することができます。

エミレーツ航空HPのファーストクラス案内はこちら

ビジネスクラス

rewardflying.com

エミレーツ航空B777-300ER型機のビジネスクラスには、「2-3-2」の配列で42席のシートが装着されています。

このビジネスクラスシートはシート幅が20.5インチ(約52cm)ある豪華なシェル型のシートです。

シートは独立していませんが、隣席との間は背の高いパーティションで仕切られていて、プライベート感は保たれています。

シートをフラットにすると長さ198cmのベッドとして利用できますが、リクライニング角度は180度ではなくやや斜めとなる「ライ・フラット」シートです。

前席の背面にある個人用モニターは20インチの大きさがあり、2500チャンネルを超える映画やテレビ番組を好きな時間に楽しむことができます。

日本語のチャンネルも110以上と充実しており、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンで楽しむことができます。

ビジネスクラスの機内食は、和食を含む3種類のコース料理から選ぶことができます。

エミレーツ航空HPのビジネスクラス案内はこちら

エコノミークラス

airlineratings

エミレーツ航空B777-300ER型機のエコノミークラスには「3-4-3」の配列で310席が装着されています。

エコノミークラスのシート幅は17インチ(約43cm)、シートピッチは32インチ(約82cm)と標準的な広さです。

シートには個人用モニターが設置されていて、2500チャンネルを超える映画やテレビ番組を好きな時間に楽しむことができます。

機内食は和食と洋食の2種類から選ぶことができて、アルコール類も無料で提供されます。

エミレーツ航空HPのエコノミークラス案内はこちら

エミレーツ航空 B777-200LR型機

(エミレーツ航空ホームページより)

B777-200LR型機は、エミレーツ航空が長距離国際路線で使用している大型機です。

B777-300ER型機よりも胴体が約10メートル短いタイプの機材です。

エミレーツ航空のB777-200LR型機は次の3クラスで運航されていて、座席数の合計は266席です。

  • ファーストクラス:8席
  • ビジネスクラス:42席
  • エコノミークラス:216席

エミレーツ航空のB777-200LR型機シートマップ

777-200LR_seatmap

ファーストクラス

(エミレーツ航空ホームページより)

エミレーツ航空B777-200LR型機のファーストクラスには、「1-2-1」の配列で8席のシートが装着されています。

エミレーツ航空のファーストクラスは、シートというよりも完全な個室型のスイートルームです。

シートと通路の間には電動式のスライドドアがあり、このドアを閉めると完全にプライバシーが守られます。

ファーストクラスのシートは、180度リクライニングさせてベッドとしても利用できるフルフラットシートです。

シート幅は約60cm、ベッドとして利用する場合の長さは約208cmあります。

個室内の個人用モニターは27インチの大きさがあり、2500チャンネルを超える映画やテレビ番組を好きな時間に楽しむことができます。

日本語のチャンネルも110以上と充実しており、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンで楽しむことができます。

ファーストクラスの機内食は、和洋の本格的なコース料理から軽食・スイーツまでアラカルトで用意されており、好きなメニューを好きな時にいつでも注文することができます。

エミレーツ航空HPのファーストクラス案内はこちら

ビジネスクラス

rewardflying.com

エミレーツ航空B777-200LR型機のビジネスクラスには、「2-3-2」の配列で42席のシートが装着されています。

このビジネスクラスシートはシート幅が20.5インチ(約52cm)ある豪華なシェル型のシートです。

シートは独立していませんが、隣席との間は背の高いパーティションで仕切られていて、プライベート感は保たれています。

シートをフラットにすると長さ198cmのベッドとして利用できますが、リクライニング角度は180度ではなくやや斜めとなる「ライ・フラット」シートです。

前席の背面にある個人用モニターは20インチの大きさがあり、2500チャンネルを超える映画やテレビ番組を好きな時間に楽しむことができます。

日本語のチャンネルも110以上と充実しており、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンで楽しむことができます。

ビジネスクラスの機内食は、和食を含む3種類のコース料理から選ぶことができます。

エミレーツ航空HPのビジネスクラス案内はこちら

エコノミークラス

airlineratings

エミレーツ航空B777-200LR型機のエコノミークラスには「3-4-3」の配列で216席が装着されています。

エコノミークラスのシート幅は17インチ(約43cm)、シートピッチは32インチ(約82cm)と標準的な広さです。

シートには個人用モニターが設置されていて、2500チャンネルを超える映画やテレビ番組を好きな時間に楽しむことができます。

機内食は和食と洋食の2種類から選ぶことができて、アルコール類も無料で提供されます。

エミレーツ航空HPのエコノミークラス案内はこちら

無料送迎サービス

ファーストクラスとビジネスクラスの乗客は、自宅やホテルから出発空港までと到着空港から自宅やホテルまでの無料送迎サービスを受けることができます。

日本路線で対象となる路線と空港は、次のとおりです。

  • 羽田・ドバイ路線:羽田空港・ドバイ国際空港
  • 成田・ドバイ路線:ドバイ国際空港
  • 関西・ドバイ路線:ドバイ国際空港

羽田空港の送迎エリアは次のとおりです。

  • 東京都:東京23区、三鷹市、武蔵野市、狛江市、調布市、府中市、西東京市、稲城市、小金井市
  • 神奈川県:川崎市、横浜市
  • 千葉県:船橋市、浦安市、市川市
  • 埼玉県:川口市、草加市、八潮市、戸田市、三郷市、さいたま市

ドバイ国際空港の送迎エリアは、アラブ首長国連邦の全ての地域になります。

無料送迎サービスの申し込みは、エミレーツ航空ホームページの「予約管理」で出発の48時間前まで行うことができます。

エミレーツ航空HPの送迎に関する案内はこちら

日本人乗務員もたくさんいます

エミレーツ航空が運航している日本路線のフライトには、必ず日本人クルーが乗務しています。

便により異なるようですが、基本的には数人の日本人クルーが乗務しているようです。

外国語の不安がある人でも、安心して利用できると思います。

エミレーツ航空のサービス水準はどうか

エミレーツ航空は、日本や海外で行われている航空会社の顧客満足度調査やサービス格付けで高い評価を得ています。

特に2022年のエアラインランキングでは、世界中のエアラインの中で第3位にランクされました。

顧客満足度調査のランキング

  • 2022年エアラインランキング:第3位(2021年:第4位)
    ※英国スカイトラックス社による顧客満足度調査
    ※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。

エアラインの機材・装備・サービスに対する格付け

  • 英国スカイトラックス社による格付け:4つ星「★★★★☆」
    ※最高評価は5つ星、最低評価は1つ星
    ※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

エミレーツ航空のファーストクラスは豪華ですね。ビジネスクラスのサービスも充実しているようです。

意外なことにエコノミークラスのサービスは普通のような感じがします。

特にB777-300ER型機とB777-200LR型機のエコノミークラスは「3-4-3」の配列で横に10席もあるので、狭く感じるかもしれませんね。(JALやANAは横に9席しかありません。)

ただし、エコノミークラスでもエンターテインメントの充実ぶりは世界最高クラス。

時期や行先によっては10万円を切る料金でヨーロッパに行けるのも魅力です。

私もこれから中東やヨーロッパを旅行する時には、ぜひエミレーツ航空を利用することも考えたいと思っています。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

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