アメリカン航空の「メインキャビンエクストラ」をご紹介!

アメリカン航空の「メインキャビンエクストラ」とは、アメリカン航空B787-8型機の「メインキャビン」(エコノミークラス)前方部分に配置されている、シートピッチ(座席の前後間隔)が広いシートのことです。

現在アメリカン航空は、成田・ダラスフォートワース路線(B777-200)を毎日2便、成田・ロサンゼルス路線(B777-200)を毎日1便、羽田・ロサンゼルス路線(B787-8)を毎日1便、成田・シカゴオヘア路線(B787-8)を毎日1便運航しています。

「メインキャビンエクストラ」は、このうち羽田・ロサンゼルス路線と成田・シカゴオヘア路線で使用しているB787-8型機にのみ設置されています。

今回の記事では、これからアメリカン航空を利用する人の参考となるように、アメリカン航空B787-8型機の「メインキャビンエクストラ」についてご紹介したいと思います。

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アメリカン航空「メインキャビンエクストラ」のシート

アメリカン航空メインキャビンエクストラシート

<アメリカン航空ホームページより>

「メインキャビンエクストラ」は「メインキャビン」の前方に設置

アメリカン航空B787-8型機の「メインキャビンエクストラ」のシートは、エコノミークラスである「メインキャビン」の前方部分に「3-3-3」の配列で55席が配置されています。(下のシートマップの赤で囲った部分)

【アメリカン航空B787-8型機の座席数】

  • ビジネスクラス:28席(1-2-1)
  • メインキャビンエクストラ:55席(3-3-3)
  • メインキャビン:143席(3-3-3)

「メインキャビンエクストラ」は、「プレミアムエコノミークラス」では無く、エコノミークラスである「メインキャビン」のサービスの一部になります。

そのため、「メインキャビンエクストラ」と「メインキャビン」の間には、仕切り等はありません。

アメリカン航空の「プレミアムエコノミークラス」は2016年から順次投入されているB787-9型機に導入されています。

日本路線では2017年8月5日から成田・ロサンゼルス線にB787-9型機が投入され、同時に「プレミアムエコノミークラス」も導入されることになります。

【アメリカン航空B787-8型機シートマップ】

(アメリカン航空webサイトより) アメリカン航空成田・ロサンゼルス線の機材が、2017年8月4日からB787-9型機に変更さ...

メインキャビンエクストラのシートピッチは12cm広い

アメリカン航空エコノミークラスシート

<アメリカン航空ホームページより>

アメリカン航空の「メインキャビンエクストラ」のシートは「メインキャビン」と同じシートになります。

アメリカン航空B787-8型機の「メインキャビンエクストラ」と「メインキャビン」のシートデータは次のとおりです。

〇メインキャビンエクストラ
・座席数:55席
・配置:3-3-3
・シート幅:17-18インチ(約43-46cm)
・シートピッチ:36インチ(約91cm)

〇メインキャビン
・座席数:141席
・配置:3-3-3
・シート幅:17-18インチ(約43-46cm)
・シートピッチ:31インチ(約79cm)

「メインキャビンエクストラ」の座席幅は「メインキャビン」と同じ17から18インチ(約43から46cm)です。

「メインキャビンエクストラ」のシートピッチ(前席との間隔)は36インチ(約91cm)と「メインキャビン」より約12cm広くなっています。

メインキャビンエクストラのサービス

メインキャビンエクストラのサービスは、メインキャビン(エコノミークラス)とほぼ同じです。

違うのは優先搭乗の対象となることだけです。

その他の機内食・ドリンクなどのサービス内容はメインキャビンと同じです。

メインキャビンエクストラを利用する方法

メインキャビンエクストラを利用するためには、まず最初に「メインキャビンエクストラ」が設定されている路線の「メインキャビン」の予約を行い、その後に「メインキャビンエクストラ」にアップグレードする必要があります。

フライトの予約時にメインキャビンエクストラにアップグレードする

アメリカン航空のホームページで「メインキャビン」の予約を行った場合には、続けて「メインキャビンエクストラ」にアップグレードできます。

まず最初に「メインキャビンエクストラ」が設定されている路線の「メインキャビン」の予約を行います。

予約後に座席を指定する画面が出るので、その画面で「メインキャビンエクストラ」の座席を指定して、「メインキャビンエクストラ」にアップグレードします。

アメリカン航空のホームページ

フライトの予約後にメインキャビンエクストラにアップグレードする

「メインキャビンエクストラ」が設定されている路線の「メインキャビン」の予約後であれば、アメリカン航空のホームページ、アメリカン航空の予約センター、空港のチェックインカウンターなどで「メインキャビンエクストラ」にアップグレードすることができます。

メインキャビンエクストラの料金

「メインキャビンエクストラ」には、無料でアップグレードできる場合と有料で利用できる場合があります。

アドバンテージとワンワールドの上級会員は無料または半額で利用できる

  • アドバンテージエグゼクティブプラチナ会員:無料でアップグレードができる。
  • アドバンテージプラチナ会員:無料でアップグレードができる。
  • ワンワールドサファイア会員:無料でアップグレードができる。
  • ワンワールドエメラルド会員:無料でアップグレードができる。
  • メインキャビンの普通運賃購入者:無料でアップグレードができる。
  • アドバンテージゴールド会員:50%オフでアップグレード又は出発24時間前に空席がある場合には無料でアップグレードができる。
  • ワンワールドルビー会員:50%オフでアップグレード又は出発24時間前に空席がある場合には無料でアップグレードができる。

有料であればだれでもアップグレードができる

「メインキャビン」から「メインキャビンエクストラ」にアップグレードするための料金を支払うことで、誰でも「メインキャビンエクストラ」を利用することができます。

アップグレードのための料金は20ドルからになります。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

日本とアメリカを往復するエコノミークラスの航空券を購入する場合には、アメリカン航空が最も安いことが多いようです。

せっかく安く航空券を入手できたのに、さらに追加料金を払ってアップグレードするかどうかは悩ましいところですね。

20ドルならばアップグレードしたほうがお得だと思うのですが、日本・アメリカ間も20ドルでアップグレードできるのでしょうか?

アップグレードの料金がよくわからないので、メインキャビンエクストラを利用したほうが良いのかどうか判断ができないという部分もありますよね。

米系のエアラインは、もう少し情報をオープンにした方が顧客サービスにつながると思うのですが?

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

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