2017年6月に、ニュージーランド航空さんから成田・オークランド往復航空券をご提供頂けたこともあり、妻と二人で取材を兼ねたニュージーランド旅行に行ってきました。
今回のニュージーランド旅行では、ニュージーランドで外国人旅行者向けに販売されている「Travel SIM」という「プリペイドSIMカード」を購入して、自分のSIM フリースマホ「Huawei P8lite」に挿入して使用していました。
日本で「格安スマホ」を利用している人であれば、ニュージーランドでも自分のSIM フリースマートフォンに「Travel SIM」を付けて、日本にいる時と同様に自分のスマホを利用することができます。
ニュージーランドの「Travel SIM」は、オークランド国際空港の到着ロビーなどにあるショップで簡単に購入することができ、その場で装着もしてもらえます。
今回は「SIM フリー」タイプのスマートフォンを持っている方向けに、オークランド国際空港で「Travel SIM」を購入する方法をご紹介します。
※今回の旅行ではニュージーランド航空さんから成田・オークランド間の往復航空券をご提供頂きましたが、航空券以外の宿泊・食事・観光・買い物等は全て自費で行っています。
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ニュージーランドの「Travel SIM」について
ニュージーランドでは、「Vodafone」「Spark」「2digrees」の3社が、携帯電話の3大キャリアです。
この3社が展開している携帯電話のショップに行けば、それぞれの会社が販売している「Travel SIM」を購入することができます。
オークランド国際空港の国際線ターミナルであれば、到着ロビーに「Vodafone」と「Spark」のショップがあるので、そのショップで「Travel SIM」の購入が可能です。
今回の旅行前に「Vodafone」と「Spark」で販売している「Travel SIM」の内容を調べたところ、「Vodafone」も「Spark」もほぼ同内容の「Travel SIM」を販売していることがわかりました。
しかし、ニュージーランドでは「Vodafone」が最大手だということもあり、今回の旅行では「Vodafone」のショップで「Travel SIM」を購入することにしました。
「Vodafone」の「Travel SIM」の内容
(「Vodsafone NZ」のHPより)
ニュージーランドの「Vodafone」では次の3種類の「Travel SIM」を販売しています。
【$29のプラン】
- 価格:29ドル(約2,320円)
- データ通信:1GB
- 通話:200分(ニュージーランド国内および日本など一部の海外)
- テキスト:200(ニュージーランド国内および日本など一部の海外)
- 有効期間:30日間
【$49のプラン】
- 価格:49ドル(約3,920円)
- データ通信:3GB
- 通話:200分(ニュージーランド国内および日本など一部の海外)
- テキスト:200(ニュージーランド国内および日本など一部の海外)
- 有効期間:60日間
【$99のプラン】
- 価格:99ドル(約7,920円)
- データ通信:8GB
- ニュージランド国内への通話とテキスト:無制限
- 海外通話:200分(日本など一部の海外)
- 海外テキスト:200(日本など一部の海外)
- 有効期間:60日間
私は日本で1か月間に3GBのデータ通信が可能な格安SIMを利用しているのですが、実際には1か月間でも1GB程度しか使いません。
そのため、今回はデータ通信が1GBまで利用できる【29$のプラン】を購入しました。
日本で格安SIMを利用している人であれば、自分が1か月に利用するデータ通信量を参考にして、そのデータ通信量に対応する「Travel SIM」を購入すれば良いと思います。
「You Tube」などの動画サイトの視聴や音楽データのダウンロードさえしなければ、データ通量信は1GBで十分だと思います。
オークランド国際空港にある「Vodafone」ショップの場所
(オークランド国際空港のHPより)
オークランド国際空港の「Vodafone」ショップは、国際線ターミナルの到着ロビーに出るとすぐ左側にあります。
下の写真が、オークランド国際空港国際線ターミナルの到着口です。税関審査が終わると、この場所に出てきます。
到着ロビーには沢山の椅子があり、その後ろには巨大な「ドワーフ像」が立っています。
「ドワーフ像」の前から左側を見ると「Vodafone」と「Spark」のショップが2つ並んでいます。
「Vodafone」ショップでの「Travel SIM」の購入方法
「Vodafone」ショップのカウンターに行って”Travel SIM Please”と言いましょう。
すると、店員さんが3種類の「Travel SIM」の内容が書かれたシートを見せてくれると思います。
そこで、店員さんに自分が欲しい「Travel SIM」の種類を伝えて自分の「SIM フリー」スマートフォンを見せます。
その後、SIMカードの差し替えや有効化などは全て店員さんが行ってくれます。
SIMカードの交換作業は5分程度でしょうか。
ただ、私は店員さんに自分のスマホの表示言語を「日本語」のままで渡したところ”言語を「英語」に替えて欲しい”と言われたので、その場でスマホの表示言語を「英語」に設定し直しました。
ショップで店員さんにスマホを渡す前に、「設定」⇒「詳細設定」⇒「言語と文字入力」⇒「言語と地域」⇒「English(UK)」で、言語を英語に設定したほうが良いかもしれません。
作業が終わると、下の写真のような「Travel SIM」のパッケージも一緒に手渡されます。
このパッケージの中には、それまでスマホに入っていた日本国内用の「SIMカード」が張り付けてあるので、無くさないようにしましょう。
「Travel SIM」の電話番号は、下の写真のようにパッケージの裏側に書いてあります。
今回の「Travel SIM」の購入にあたっては、特にパスポートの提出などは求められませんでした。
また、今回の支払いはクレジットカードで行いました。
回線の接続スピードは良好でした
ニュージーランドの「Travel SIM」は「4G」回線を利用しているので、インターネットへの接続も快適に行うことができました。
上の図は、私のスマホでインターネットへの接続スピードを測定した結果です。
赤で囲った「2017/6/24」の日付は、ニュージーランドのオークランドで「Travel SIM」のスピードを測定した結果です。(現地では土曜日の朝)
その下は東京で「IJJmio」の格安SIMのスピードを測定した結果です。(測定は火曜日の朝)
オークランドで接続スピードを測定したのは土曜日の朝でしたが、東京で格安SIMを利用するよりも良好な結果となりました。
実際に利用していても、インターネットへの接続はストレスなく行うことができました。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私は2年前に台湾に行った時にも「プリペイドSIMカード」を利用したので、今回も迷わずニュージーランドの「Travel SIM」を購入しました。
何といっても、普段使っているスマホをそのまま使えることが嬉しいですよね。
海外で個人旅行をする場合には、外出時にインターネットで調べ物をしたり電話をかける場合もあるので、「Travel SIM」が活躍する場面は多いと思います。
ご夫婦で旅行をされるような場合には、ご夫婦のどちらかのスマホに「Travel SIM」を入れておけば安心でしょう。
私たち夫婦も同じ機種のスマホを使っていますが、「Travel SIM」を利用したのは私だけです。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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