ANAのLCC子会社「バニラエア」が2016年12月25日(日)から成田・セブ線に就航することを発表しました。
日本のエアラインがセブ線の定期便を運航するのは初めてになります。
機材はエアバスA320-200型(180席)を使用して、1日1往復の運航を予定しています。
チケットの発売は2016年9月15日(木)18:00からで、旅行会社のツアー商品は2016年9月14日(水)12:00から発売されます。
これで成田・セブ線を運航するのは、フィリピン航空・セブパシフィック航空・バニラエアの3社となりました。
今回の記事では、バニラエア成田・セブ線の概要についてご紹介します。
【追記】
残念ながら2018年10月からバニアエアのセブ線は運休となりました。
バニラエア 成田―セブ線の時刻表
バニラエアは2016年12月25日(セブ発は2016年12月26日)から、成田・セブ線の直行便を毎日運航します。
成田からセブまでの所要時間は、行きが約5時間15分、帰りが約4時間30分になります。
バニラエア成田・セブ線の発着時刻は、3泊4日など短期の旅行者にとってはベストだと思います。成田では国内線からの乗り継ぎ時間が確保できますし、現地での移動も無理なく行えそうです。
成田・セブ路線
成田⇒セブ
JW603便 13:20発⇒17:35着(A320-200)
セブ⇒成田
JW602便 10:55発⇒16:25着(A320-200)
※便名の頭の記号
JW-バニラエア
※時刻表は2016年12月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
バニラエア 成田ーセブ路線の機材とサービス
(バニラエアホームページより)
バニラエアの機材は A320-200型機
バニラエア成田・セブ線の機材はA320-200型機です。
A320-200型機は1987年に初飛行を行ったエアバス社製のハイテク機です。
現在まで6,000機以上が生産されているベストセラー機で、世界中の航空会社やLCCで使われています。
バニラエアでは保有している機材10機が全てこのA320-200型機になります。
シートはエコノミークラスのみでシートピッチは75cm
(バニラエアホームページより)
バニラエアA320-200型機のシートはエコノミークラスのみで、座席の配列は「3-3」。
座席数はスタンダードシート162席、リラックスシート18席、座席数の合計は180席です。
リラックスシートとは最前列と非常口がある12列目・14列目のシートのことで、他のシートよりも足元が広くなっています。
※12列目はリクライニングしません。
なお、バニラエアはLCCなので、リラックスシートを指定するためには別途「座席指定料」が必要になります。
【バニラエアの座席指定料】
- スタンダードシート:コミコミバニラは無料、シンプルバニラは700円
- リラックスシート:コミコミバニラ・シンプルバニラともに1,200円
バニラエアのホームページではスタンダードシートのシートピッチは公表されていないのですが、「SeatGuru」によると29.5インチ(約75cm)とフルサービスキャリアの標準的なエコノミークラスシート(31インチ:約79cm)よりも4cm狭くなっています。
私が2014年にセブ旅行で利用したフィリピン航空A321-200型機も30インチと狭かったですが、バニラエアはそれよりもさらに狭いようです。
また、シートには個人用のモニターや電源・イヤホンジャックも付いていません。
機内のエンターテインメントは全くないので、時間をつぶすために本や雑誌・ゲームなどを持ち込む必要がありそうです。
機内食やドリンクは全て有料になります
(バニラエアホームページより)
私は海外旅行の機内食はとても楽しみにしているのですが、残念ながらバニラエアはLCCなので機内食やドリンクは全て有料になります。
機内食やドリンクは、水平飛行になってからシートに備え付けてあるメニューを見ながら注文します。
支払いは日本円の他に現地の通貨(紙幣のみ:おつりは日本円)が使えます。
なお、クレジットカードは支払い合計額が1,000円以上30,000円以下の場合にのみ利用可能です。
【機内食・ドリンクの料金例】
- チキンライスとハンバーグのトマトソースがけ:750円
- ピザカツレツサンド:650円
- スナック・デザート各種:250円~500円
- ドリンク各種:200円
- アルコール類:400円~600円
航空券の発売開始は2016年9月15日から
バニラエア成田・セブ線の航空券は、2016年9月15日(木)18:00から発売開始になります。
発売場所は、バニラエア公式ウェブサイト、予約センター(有料)、各種航空券検索サイト、成田航空バニラエア国際線カウンターです。
気になる料金ですが、成田・セブの片道が「コミコミバニラ」で17,890円から、「シンプルバニラ」で14,890円からになります。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
LCCは安いですね。フィリピン航空の約半分程度の料金でセブ往復ができてしまいます。
ただし安い値段で航空券を購入するためには早めの予約が必要!残席が少なくなると料金が高くなります。
バニラエアの航空券は半年分が同じ日に一斉に発売されます。
そのため、こまめにホームページなどをチェックして、発売日の情報を見逃さないようにする必要がありそうです。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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