タイ国際航空ロイヤルシルククラス(ビジネスクラス)のシートをご紹介

タイ国際航空 B787-8型機

(タイ国際航空WEBサイトより)

タイ国際航空は1959年に設立されたタイ王国のフラッグキャリアです。

成田ーバンコク路線を1日に2往復、羽田ーバンコク路線を1日に2往復運航している他、関空・中部・福岡・新千歳にも就航しているので、日本でもお馴染みのエアラインです。

実はタイ国際航空は、機内サービスに関しては世界的に評価が高い航空会社のひとつです。

2022年の世界のエアラインランキングでは第46位と順位を下げていますが、2021年には21位にランクされていました。

旅行やビジネスでタイ国際航空を利用される方も多いと思いますので、今回はこれからタイ国際航空を利用される方の参考となるように、タイ国際航空のロイヤルシルククラス(ビジネスクラス)のシートをご紹介します。

スポンサーリンク

タイ国際航空 成田・羽田ーバンコク路線の時刻表

2023年3月現在、タイ国際航空は成田発着のバンコク線に毎日2往復、羽田発着のバンコク線に毎日2往復を運航しています。

この他に、関西・中部・新千歳・福岡発着のバンコク便を運航しています。

成田・バンコク線の時刻表

成田⇒バンコク

TG643便 12:00発⇒16:30着(B777-300ER)
TG677便 17:25発⇒21:55着(B777-300ER)

バンコク⇒成田

TG676便 07:35発⇒15:45着(B777-300ER)
TG642便 23:50発⇒08:10着(B777-300ER)

※便名の頭の記号
TG-タイ国際航空
※時刻表は2023年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材

羽田-バンコク線の時刻表

羽田⇒バンコク

TG661便 00:20発⇒04:50着(A330-300)
TG683便 10:35発⇒15:05着(A330-300)

バンコク⇒羽田

TG660便 13:00発⇒21:10着(A330-300)
TG682便 22:45発⇒06:55着(A330-300)

※便名の頭の記号
TG-タイ国際航空
※時刻表は2023年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトやサプライス公式サイトでご確認下さい。 
※( )内は運航機材

機材によって異なるロイヤルシルククラスのシート

2023年3月現在、タイ国際航空がバンコクー成田・羽田路線で使用している機材は、B777-300ER型機、A330-300型機です。

また不定期にですが、最新型のB787-8型機、B787-9型機、B777-300型機を使用することもあるようです。

このように5種類もの機材が成田・羽田路線で使われているのですが、ロイヤルシルククラスのシートは機種によって次の2種類のタイプに分かれています。

1.180度リクライニングしてベッドとしても使えるフルフラットシート

・A350-900型機
・B787-8型機
・B777-300ER型機

2.168度リクライニングする「シェル型」のリクライニングシート

・A330-300型機
・B777-300型機

それでは、機種ごとにロイヤルシルククラスのシートをチェックしてみます。

A350-900型機、B777-300ER型機

タイ国際航空A380ロイヤルシルククラス

(タイ国際航空WEBサイトより)

A350-900型機は、エアバス社製最新鋭大型機で、現在中部=バンコク線で使用されています。

B777-300ER型機は、現在成田ーバンコク路線の他、関西ーバンコク線で使用されています。

このA350-900型機・B777-300ER型機のロイヤルシルククラスには、ジグザグに配置されるスタッガードタイプのフルフラットシートが装着されています。

上の写真がベッドとして利用する場合のシートの様子、下の写真は座席として使用する場合のシートの様子です。

タイ国際航空A380型機ロイヤルシルククラス02

(タイ国際航空WEBサイトより)

A350-900型機のロイヤルシルククラスは「1-2-1」の配列で32席のフルフラットシートが装着されています。

A350-900型機のロイヤルシルククラスの座席幅は53cmで、シートピッチは112cmです。

A350-900型機のシートマップはこちら

B777-300ER型機のロイヤルシルククラスは「1-2-1」の配列で42席のフルフラットシートが装着されています。

B777-300ER型機のロイヤルシルククラスの座席幅は51cmで、シートピッチは104cmから117cmです。

B777-300ER型機のシートマップはこちら

B787-8型機

タイ国際航空B787-8型機ロイヤルシルククラス

(タイ国際航空WEBサイトより)

タイ国際航空のB787-8型機は、新千歳ーバンコク路線で使用されています。

以前は羽田・成田ーバンコク路線でも使用されていましたが、現在はA330-300型機などに変更されており、羽田・成田路線では不定期に投入されているようです。

このB787-8型機のロイヤルシルククラスには「2-2-2」の配置で24席のフルフラットシートが装着されています。

B787-8型機のロイヤルシルククラスシート幅は48cm、シートピッチは152cmです。

このB787-8型機のフルフラットシートはA380-800型機・B777-300ER型機のシートとは異なり、上の写真のとおり窓側席・中央席ともに2席ずつ配置されるタイプで、窓際の席の乗客は、ベッド使用時に通路側の席のベッドをまたがなければいけません。

中型機のB787-8型機に多くの座席を配置するためにこのような配置になったのでしょうね。

B787-8型機のシートマップはこちら

A330-300型機

タイ国際航空A330-300型機ロイヤルシルククラス

(タイ国際航空WEBサイトより)

2023年3月時点で、羽田ーバンコク線ではA330-300型機が使われています。

この機材のロイヤルシルククラスには、リクライニング角度が167度のシェル型リクライニングシートが装着されています。

この機材のシート幅は51cm、シートピッチは147cmです。

シェル型のシートなのでとても広々としていて前席の背もたれも倒れてこないのですが、フルフラットにならないのは残念な気がします。

タイ国際航空のサービス水準・安全性はどうか

アジアにはサービス水準の評価が高いエアラインが多いのですが、タイ国際航空もそのうちのひとつです。

ただし2022年エアラインランキングでは第46位と順位を落としています。

顧客満足度調査のランキング

  • 2022年エアラインランキング:第46位(2021年:第23位)
    ※英国スカイトラックス社による顧客満足度調査
    ※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。

エアラインの機材・装備・サービスに対する格付け

  • 英国スカイトラックス社による格付け:4つ星「★★★★☆」
    ※最高評価は5つ星、最低評価は1つ星
    ※詳細は、こちらの記事をご参照下さい。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

タイ国際航空は、2020年5月に経営破綻をして現在経営再建の途上にあります。

2022年には需要の回復に対応するために、一度退役させたA330-300型機を羽田ーバンコク線に再投入しました。

A330-300型機は最新鋭ではありませんが、タイ国際航空の料金はJAL・ANAよりも安いので、旅行でビジネスクラスの利用を検討している人にとっては狙い目かもしれません。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

【タイ国際航空の航空券予約は次のサイトがおすすめです!】

HISが運営で安心!
取扱手数料が0円!
【H.I.S.】 海外・国内旅行 格安航空券の老舗!
航空券+ホテルがお得!

スポンサーリンク

この記事が気に入ったらシェアして頂けると嬉しいです!