2017年6月に妻と二人でニュージーランド旅行に行ってきました。
今回の旅行は4泊5日(うち機中1泊)という短いスケジュールだったので、滞在したのはオークランドだけ。
オークランド滞在中には出来るだけあちこちを見て回ろうと思い、最初に出かけたのがデボンポートです。
フェリーターミナルから12分間の短い船旅でデボンポートに到着すると、そこはコロニアル風の古い建物が残るとてもお洒落な街でした。
「マウントビクトリア」の山頂からは、オークランド中心部のスカイタワーやランギトト島も見渡すことができました。
今回はオークランドからフェリーに乗ってお散歩に行ける、デボンポートと「マウントビクトリア」についてご紹介します。
※今回の旅行ではニュージーランド航空さんから成田・オークランド間の往復航空券をご提供頂きましたが、航空券以外の宿泊・食事・観光・買い物等は全て自費で行っています。
Special thanks toairnewzealand.jp
オークランドからデボンポートへの行き方
オークランドからデボンポートまでは、フェリーターミナルから30分毎に出ているフェリーに乗ります。
デボンポートへ渡るフェーリーが出ているのは、フェリーターミナルの最も東側にあるフェリー乗り場です。
オークランドの市街地から行く場合には、クイーンストリートを海に向かって真っすぐに進み、ちょうど海に突き当たった場所になります。
クイーンストリートを海に向かって歩いて行くと、海の直前で突き当たるのが下の写真の「フェリービルディング」です。
この「フェリービルディング」の中の通路を通るか、下の写真のように「フェリービルディング」の右側にあるゲートを入ります。
すると、下の写真のような「フェリーターミナル入口」があります。
「フェリーターミナル」の中に入ると、下の写真のように切符売り場と改札口が並んでいるので、まず切符売り場でデボンポートまでの往復切符を買います。
オークランドからデボンポートまでの料金は、片道の場合には大人6.5ドル(約520円)、5歳から15歳までの子供4ドル(約320円)です。
往復の場合には、大人12ドル(約960円)、5歳から15歳までの子供6.5ドル(約520円)と、少しだけ安くなります。
私たちは、切符売り場で2人分の往復切符を買いました。下の写真がフェリーの切符です。
改札口で切符を見せて、下の写真の乗船口に並びました。
オークランドとデボンポートを行き来するのは、下の写真のフェリーになります。
このフェリーですが、写真を見て頂くと分かるとおりフェリーの前と後ろが同じ形をしています。
つまり、デボンポートに行く時には、オークランドに向かってきた方向とは逆の方向に進むことことになります。
そのため、船の進行方向にあるデッキ部分に座りたい場合には、港に入ってきた方向とは反対側にあるデッキに座るようにします。
私たちは船の中に入ると階段を上がって2階に進み、なんとか進行方向のデッキに座席を確保することができました。
船が出発して左側に見えるのは、桟橋の先に建っているヒルトンホテルです。
前を見ていると、どんどんデボンポートが近づいてきます。下の写真は、フェリーから見た「マウントビクトリア」です。フェリーを降りたら、この山の頂上まで歩いて行きます。
「マウントビクトリア」を左手に見ながら、デボンポートのフェリー桟橋が近付いてきました。
わずか12分でデボンポートに到着です。
※フェリーの船内から撮影した動画です。
お洒落な街並みを抜けて「マウントビクトリア」へ
フェリーを降りて港の施設の外に出ると、古いヨーロッパの街に来たのかと錯覚するような景色が目に飛び込んできました。
また、初冬にもかかわらず街の入り口には赤い花が咲いていて、私たちの目を楽しませてくれました。
デボンポートの目抜き通りは「マウントビクトリア」の入り口に繋がっているので、私たちは「マウントビクトリア」を目指して、両側にお洒落な飲食店やショップが並ぶ緩い坂道を上り始めました。
下の写真は、通りの途中からデボンポートの港の方向を写したした写真です。
このデボンポートは、早くからヨーロッパ人が入植した街で、目抜き通りには1800年代後半から1900年代前半にかけて建築された木造のコロニアル風コテージが並んでいます。
これらの建物は保存指定を受けていて、カフェをはじめ、工芸品や骨董品のショップ、アート・ギャラリーなどとして営業しています。
古い建物に混じって、新しいお洒落なレストランも営業していました。
また、通りの上の部分には古い映画館もありました。
映画館の少し先から「マウントビクトリア」に上る道に入ります。
「マウントビクトリア」は標高が87m~88mらしいのですが、上り始めるとすぐに息があがってしまいました。
途中で歩いてきた道を振り返ると、港や船がかなり小さくなっています。
休みながら道を上りやっと山頂へ。山頂には駐車場がありその周りはちょっとした公園になっていました。
「マウントビクトリア」の山頂からは素晴らしい景色が広がっていました。
まずは、オークランド市街地方向の景色です。
眼下に広がるデボンポートの住宅街の向こう側には、オークランドのスカイタワーやビル街が一望できました。
公園の反対側に回ると、緑色の芝生の向こう側には600年前の海底噴火でできた「ランギトト島」を見ることができました。
あまりにも景色が素晴らしいので、50代の主婦とは思えないほどにノリノリの妻。
ずっとこの公園に居たいほどに素晴らしい景色を堪能することができました。
後ろ髪をひかれる思いで「マウントビクトリア」の山頂を後にして、帰り道でも周りの景色を楽しみながら港に向かいました。
デボンポートに広がる住宅街も、広い敷地に大きな家が立ち並んでいて素敵でした。
こんな場所で広い家に住めたら幸せだろうなと思えるような家がたくさん立ち並んでいました。
雲行きが怪しくなってきたので、少し早めにオークランドに戻ることにしました。
帰りのフェリーでも2階部分にあるデッキに座り、近づいてくるオークランドの景色を楽しむことができまました。
※帰りのフェリーから撮影した動画です。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
オークランドに滞在するのであれば、デボンポートはぜひ訪れたいおすすめスポットのひとつです。
デボンポートの目抜き通りにはカフェやレストランも多いので、「マウントビクトリア」の帰りに食事をしたりラテを楽しむのもいいかもしれませんね。
私たちの場合には、半日観光というよりはお散歩気分でデボンポートの街並みを楽しむことができました。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
デボンポートへ行くフェリー会社のホームページ⇒Fullers Ferry
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