JAL エコノミークラス搭乗記 成田・マニラ線「JAL SKY WIDER」(行き)

2017年11月に、妻と二人でフィリピンのマニラへ3泊4日の旅行に行ってきました。

フィリピンに行ったのは2014年のセブ島旅行に続いて2回目です。

前回のフィリピン旅行の時にはフィリピン航空のエコノミークラスを利用したのですが、シートが狭くて機内エンターテインメントも無かったことから、今回のマニラとの往復にはJALのエコノミークラスを利用しました。

JALが成田・マニラ線で使用しているボーイング767-300ER型機エコノミークラスのシート「JAL SKY WIDER」は、英国のスカイトラックス社が運営する2017年「ワールド・エアライン・アワード」で「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」賞を受賞している世界最高のエコノミークラスシートです。

今回は片道5時間のフライトでしたが、快適に過ごすことができました。

また「JAL SKY WIDER」には大きめの個人用モニターも設置されていて、好きな映画を楽しむこともできました。

今回の記事では、成田からマニラまで利用したJALエコノミークラス「JAL SKY WIDER」の様子をご紹介したいと思います。

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JALの成田・マニラ線は1日2往復

現在、JALの成田・マニラ線は1日に2往復が運航されています。

利用されている機材は、2往復ともに「JAL SKY SUITE」仕様のB767-300ER(SS6)型機。

成田からマニラまでの所要時間は、行きが5時間で帰りは4時間10分です。

今回私たちが利用したのは、行きが成田を9時20分に出発するJL741便、帰りはマニラを9時50分に出発するJL746便でした。

成田⇒マニラ

JL741便 09:20発⇒13:25着(B767-300ER:毎日)
JL745便 18:10発⇒22:15着(B767-300ER:毎日)

マニラ⇒成田

JL746便 09:50発⇒15:00着(B767-300ER:毎日)
JL742便 14:35発⇒19:45着(B767-300ER:毎日)

※便名の頭の記号
JL-日本航空
※時刻表は2017年11月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
 ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材

JALのチェックインは成田空港第2ターミナル

(JALホームページより)

チェックインカウンターは「K・L・M・O・P・Q」

JALのチェックインは、成田空港第2ターミナルで行います。

チェックインカウンターは「J・K・L・M・O・P・Q」で、成田空港第2ターミナルの中央からやや南側に位置しています。

このカウンターのうち、エコノミークラスのチェックインは、「O・P・Q」のカウンターで行われます。

さてこのチェックインなのですが、成田空港でJALを利用する場合には、次のどちらかの方法で自らチェックイン手続きを行い搭乗券を入手しなければなりません。

  • 「WEBチェックイン」:出発時刻の24時間前から1時間前までに、自宅のパソコンかスマホを利用して行います。自宅のプリンターで「ホームプリント搭乗券」を印刷するか、スマホの画面で「モバイル搭乗券」を提示します。
  • 「国際線自動チェックイン機」:空港のカウンターの横に設置してある「国際線自動チェックイン機」を利用してチェックイン手続きを行い、搭乗券をプリントする。

成田空港でJALを利用する場合には、「WEBチェックイン」か「国際線自動チェックイン機」で発行された搭乗券を持っていないと、手荷物を預けるカウンターの列に並べません。

昔のように、カウンターでチェックインの手続きと手荷物の預け入れを同時に行ってくれないのです。

手荷物を預けるカウンターでは、再びパスポートや搭乗券などを提示してJALの職員が端末で内容を確認するので二度手間のように思えるのですが、「チェックインと手荷物の預け入れは別だ」ということのようです。

今回私たち夫婦は自宅で「WEBチェックイン」を行わなかったので、空港のカウンターの横に設置してある「国際線自動チェックイン機」を利用してチェックインを行いました。

下の写真が「国際線自動チェックイン機」です。

パスポートとeチケット控えを手にして、カウンターの近くにいたJALの人に「カウンターではチェックインできないのですか?」と聞いたところ、その係の人が私たちの代わりに「国際線自動チェックイン機」を全て操作して搭乗券をプリントしてくれました。

パスポートのスキャンや座席の確認なども全て代わりにやってくれたので、チェックインがすぐに終わりました。

私たちのような50代の中高年夫婦や旅慣れていない人の場合には、「自動チェックイン機」の操作に手間取ることが多いのかもしれませんね。

チェックインの手続きが不安な場合や「自動チェックイン機」の操作方法がわからない場合には、近くにいる係員の人にどんどん聞いてみましょう。

JALの係員の人は、みんな親切に教えてくれるので大丈夫です。

搭乗券をプリントした後に手荷物を預けるカウンターに並んだのですが、こちらは何人かの外国人の手続きに手間取っていたようで私たちの順番が来るまでにかなり時間がかかりました。

ただし私たちの順番が来ると、担当する係の人が順番待ちの列の先頭まで私たちを迎えに来てくれたのでびっくりです。

JALでは、手荷物の預け入れの時に乗客を列の先頭まで迎えに来てカウンターに誘導しているのですね。

以前はこんなことは無かったので、JALもサービスの改善に本気で取り組んでいるのだなと感じました。

順番待ちに時間はかかりましたが、気持ちよくスーツケースを預けることができて身軽になることができました。

フィリピンペソへの両替はGPAを利用しました

JALのカウンターでスーツケースを預けた後に、第2ターミナル中央口近くにある「GPA外貨両替専門店」で円からフィリピンペソへの両替をしました。

「GPA外貨両替専門店」の営業時間は、7:30~20:30です。

成田空港第2ターミナル南側の保安検査場入口近くには「三菱東京UFJ銀行」があるのですが、「三菱東京UFJ銀行」では円からフィリピンペソへの両替は取り扱っていません。

近くには「京葉銀行」と「りそな銀行」があり、こちらではフィリピンペソへの両替ができるのですが、銀行には7時から開店する「早番」と8時から開店する「遅番」の日があり、朝の7時台には両替ができない場合があるので注意が必要です。

なお、フィリピン入国に際して、「10,000ペソ以上のフィリピン紙幣・硬貨、小切手、郵便為替、その他フィリピン銀行が発行したペソに替えられる金券」は、フィリピン中央銀行の許可を得ていない場合には持ち込みできません。

10,000ペソ以上の現金は、フィリピンの空港で没収されていしまいます。

そんなこともあり、私たちは約2万円分だけフィリピンペソに両替をしていくことにしました。

この日のレートは1フィリピンペソ=2.52円だったので、19,908円を7,900フィリピンペソに両替しました。

この日の搭乗ゲートは「61番ゲート」でした

私たちが出発した日のJL741便の出発ゲートは、成田空港第2ターミナルの「61番ゲート」でした。

私は「JGC」の会員なので、搭乗開始時刻まではサクララウンジでのんびりと時間を過ごしていました。

当初の搭乗予定時刻は8:50でしたが、15分ほど遅れて9:05頃に搭乗開始。

やっと機内に入れたのですが、その後「手荷物を預けたけれども搭乗口に現れない乗客がいるのでその乗客の手荷物を取り出しています」というアナウンスがあり、ボーディングブリッジを離れる時刻がかなり遅れました。

さらに急激な天候の変化のため滑走路を逆向きに使用することになり、誘導路上でしばらく待機。

結局出発予定時刻から1時間以上遅れて離陸となりました。

成田発マニラ行きJL741便機内の様子

JL741便の機材はボーイング767-300ER(SS6)型機

JALの成田・マニラ線で使用されている機材は、ボーイング767-300ER型機です。

ボーイング767-300ER型機は、機内に通路が2本あるワイドボディ機で、JALでは東南アジア路線やハワイ路線で使用されています。

JAL国際線のB767-300ER型機には、使用されているシートが異なる3つの仕様があるのですが、成田・マニラ線では最新のシートを装着した「SKY SUITE 767」仕様の機材が使われています。

私がJAL国際線でB767-300ER型機を利用するのは、2009年のハワイ旅行、2015年の台湾旅行に続いて3回目になりますが、「SKY SUITE 767」仕様の機材を利用するのは初めてです。

この「SKY SUITE 767」仕様のB767-300ER型機には、ビジネスクラス24席、エコノミークラス175席、合計199席が装着されています。

JALのB767-300ER型機エコノミークラスの座席は「2-3-2」の配置で、今回は進行方向に向かって左側の「17A・17C」を予約しました。

B767-300ER型機は中型機ですが、国際線エコノミークラスでも「2人掛け」の席がある機材なので、夫婦で旅行をする時には意外に快適に利用できます。

いくら最新鋭の機材でも、「3-3-3」に配置されたエコノミークラスの窓側の列は、やはり窮屈で疲れます。

(JALホームページより)

エコノミークラスのシートは「JAL SKY WIDER」

さて、このJAL「SKY SUITE 767」仕様のB767-300ER型機のエコノミークラスには、JALが世界に誇る「JAL SKY WIDER」というシートが装着されています。

何がそんなに誇らしいのかというと、この「JAL SKY WIDER」というシートは世界中のエコノミークラスシートの中で最も前席との間隔が広いシートなのです。

シートを設置する前後の間隔のことを「シートピッチ」と呼び、「JAL SKY WIDER」ではこの「シートピッチ」が約84cm~86cmあります。

一般的な国際線のエコノミークラスシートの「シートピッチ」は約79cmなので、「JAL SKY WIDER」は5cm~7cm広いことになります。

5cm~7cmと言われてもあまりピンときませんが、実際にシートに座ってみると、これまでのJALや他のエアラインンのエコノミークラスシートよりもかなり広いので驚きました。

下の写真は「JAL SKY WIDER」に座って足元を写したのですが、前席の背もたれと膝の間に握りこぶし2つ分位の隙間があります。

下の写真は私の妻の座席の足元の様子ですが、こちらも前席との間にたっぷりと余裕があります。

シートの幅は約45cmで、「SKY SUITE 777」の 約47cm 、「SKY SUITE 787」の約48cmよりは若干狭くなりますが、これまで利用してきたエコノミークラスの中では広いように感じました。

国際線のエコノミークラスシートというと、長時間狭い場所で苦痛を強いられる場所だという印象が強いですが、「JAL SKY WIDER」の場合にはそんなことはありません。

実際に今回の5時間余りのフライトでは、全く疲れを感じませんでした。

この「JAL SKY WIDER」は、英国のスカイトラックス社が運営する2017年「ワールド・エアライン・アワード」で「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」賞を受賞しています。

※JAL公式サイト「JAL SKY WIDER」の案内はこちら⇒JAL SKY WIDER

映画のプログラムには若干不満を感じました

「JAL SKY WIDER」のシートには、10.6インチの大きさのタッチパネル式個人用モニターが付いています。

この個人用モニターで、映画・ビデオ、ニュース、オーディオ、ゲームの自分の好きなプログラムを、自分の好きな時間に楽しむことができます。

私は映画が好きなので、機内ではいつも映画を見ることにしています。

機内で映画を見る場合には「日本の劇場ではまだ公開されていない最新作」「日本では劇場未公開だった作品」「何回でも見たいお気に入りの作品」を見ることにしています。

そんななかで、今回私が見たのは「ヘッドハンター・コーリング」(原題:ファミリーマン)という、日本では劇場未公開だった作品です。

この映画はそこそこ楽しめたので良かったのですが、JALの映画プログラムは映画の本数が多い割には見たい映画が少なかったような気がしました。

月によってプログラムの内容が変わるので何とも言えないのですが、もしかすると映画好きの人にとってはJALの映画プログラムは不満が残るかもしれませんね。

機内食は少し残念でした

JALエコノミークラスの機内食の特徴は、3つの小鉢があって品数が多いことでしょうか。

国際線エコノミークラスの中では、評判は悪くないようです。

現在、日本発の各路線では「RED U-35~若き料理人たちによる機内食~」というコラボレーションメニューの機内食も提供しています。

今回私たちが利用したJL741便でも、「マイルドエビチリ」というコラボレーションメニューが提供されました。

ところがこの「マイルドエビチリ」、確かに辛くないのですが「これがエビチリ?」というお味。

だいたいエビが一つも入っていませんし、何を食べているのかわかりませんでした。

今年6月に利用したニュージーランド航空の機内食が美味しかったので、今回は少々がっかりです。

久しぶりに残念な機内食でしたが、ハーゲンダッツのアイスクリームで気を取り直しました。

機内ではフィリピンへの入国カードが配られます

(JALホームページより)

JALのマニラへ向かう機内では、フィリピンへの入国カードが配られます。

この入国カードは入国審査の時に必要なので、マニラへの到着前に記入を済ませておく必要があります。

マニラ国際空港での入国審査は時間がかかるので、のんびりと気長に待ちましょう。

なお、税関申告書は申告する物がある場合にのみ必要になります。

また、以前提出が必要だった健康申告書は、今回は提出が不要になっていました。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

JALボーイング767-300ER型機のエコノミークラスシート「JAL SKY WIDER」はとても快適でした。

今回は片道5時間のフライトでしたが、このシートであればヨーロッパや米国へ向かう場合でも疲れは少ないように思います。

成田・マニラ線は、ANA、フィリピン航空、デルタ航空に加えて、セブ・パシフィック、ジェットスター・ジャパンのLCCも運行していますが、機内での快適さを求めるのであればJALしかないと思います。

フィリピン航空などよりも若干料金は高くなりますが、エンターテインメントも完備しているので、料金に見合ったサービスは受けられるはずです。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

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