「作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997」を読みました!

「作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997」は、1997年に46歳の若さで亡くなった作編曲家「大村雅朗」氏の功績を、数多くの方々の証言で明らかにした良書です。

この本は、2017年6月にDU BOOKSから刊行されました。

大村雅朗さんは、70年代・80年代に、松田聖子さん、八神純子さん、岸田智史さん、渡辺美里さんなどのヒット曲を数多く手がけた編曲家です。

作曲家としては、松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」が有名です。

今回の記事では「作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997」をご紹介します。

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「作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997」の著者

「作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997」は梶田昌史氏と田渕浩久氏の共著となっていますが、取材・執筆は梶田昌史氏が中心になって行われているようですね。田渕浩久氏は本書の編集担当者のようです。

梶田昌史氏と田渕浩久氏は、2016年4月に発行された「ニッポンの編曲家」でも著者に名前を連ねていました。

この本は、梶田昌史氏と田渕浩久氏のコンビによる編曲家シリーズ第2弾といったところでしょうか。

  • 梶田昌史:1971年生まれ、東京都出身の音楽研究家。
  • 田渕浩久:ディスクユニオン、DU BOOKS編集者。

「作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997」の構成と内容

本書は、序文から始まり、第1章~第6章、特別章で構成されています。

  • 序文:松本隆氏スペシャルインタビュー
  • 第1章:福岡時代
  • 第2章:上京~70年代末
  • 第3章:80年代前半
  • 第4章:80年代後半
  • 第5章:渡米~90年代
  • 第6章:Artist’s Voice
  • 特別章:大村雅朗氏生前のインタビュー
        松田聖子さんインタビュー
        大村雅朗氏編曲作品一覧

各章ともに、大村雅朗氏と生前に交流があった、歌手・作詞家・作曲家・編曲家・ミュージシャン・エンジニアー・音楽関係者の方々へのインタビュー記事で構成されています。

これらのインタビューを通じて、大村雅朗氏の凄さに加えて、70年代・80年代のJ-POP製作現場の活気までが伝わってきます。

まとめ

特別章にある「大村雅朗氏編曲作品一覧」を見ると、大村雅朗氏の出世作は1978年の八神純子さん「みずいろの雨」のようですね。

同年に石川ひとみさん「くるみ割り人形」、1979年には岸田智史さん「きみの朝」、1980年には倉田まり子さん「イヴニング・スキャンダル」、石川優子さん「ラヴイズドリーム」、山口百恵さん「謝肉祭」、松田聖子さん「青い珊瑚礁」とヒット曲が続き、その後八神純子さんや松田聖子さんの一連のヒット曲も手掛けて行きました。

大村雅朗氏が編曲を手掛けた曲は、1,600曲を超えるそうです。

この本も、なつかしい曲を繰り返し聞きながら読みました。

70年代・80年代のJ-POPファンにはおすすめできる1冊です。

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