ダナンはベトナム中部にあるリゾート地。日本でも人気急上昇中です
成田から「ダナン国際空港」までは約6時間半。2019年4月現在、成田からはベトナム航空が直行便を毎日1便運航しています。
ベトナム航空のダナン直行便は、行きは成田10:00発と昼間便、帰りは成田7:53着の夜行便ですが、乗り継ぎがないのでこの直行便を利用するのが便利です。
しかし便利なのですが、ベトナム航空がこの路線で使用しているA321-200型機は通路が1本の短距離用機材です。
シートには個人用のモニターも無いので、機内で6時間半を過ごすのは退屈なのです。
そこで今回、JALかANAを利用してハノイまたはホーチミンシティまで行き、そこで国内線に乗り継いでダナンまで行く方法を調べてみました。
実際、JAL・ANAのマイレージ会員をはじめとして、いろいろな理由でJALかANAを利用したいというは多いのではないでしょうか。
調べてみたらANAは乗り継ぎは悪くないですが、JALはちょっと厳しそうです。
それでは調べた結果をご紹介します。
ホーチミンシティとハノイのどちらで乗り継ぐか?
JALは羽田発着ホーチミンシティ乗り継ぎの夜行便
JALでは現在成田・ホーチミンシティ線、成田・ハノイ線、羽田・ホーチミンシティ線を1日に1往復ずつ運航しています。
そのうち、成田・ホーチミンシティ線と成田・ハノイ線は深夜に現地に到着するので、現地に1泊しないとダナン行きに乗り継ぎができません。
また成田・ホーチミンシティ線は帰りが早朝発、成田・ハノイ線は帰りは夜行便です。
羽田・ホーチミンシティ線は往復ともに夜行便なのですが、どうしてもJALを利用するのであれば、このJL079便とJL070便を利用してホーチミンシティで乗り継ぐしかないでしょう。
JALの機材は往復ともに比較的新しいB787-8型機。SKY SUITE仕様ではないのですが、通路が2本あるワイドボディ機です。
シートにはもちろん個人用モニターが付いています。
《JAL便の乗り継ぎ例》
【行きのフライト】
羽田⇒ホーチミンシティ
JL079便 1:25発⇒5:15着(B787-8)
ホーチミンシティ⇒ダナン
VN112便 8:00発⇒9:20着(A321-200)
【帰りのフライト】
ダナン⇒ホーチミンシティ
VN135 20:00発⇒21:25着(A321-200)
ホーチミンシティ⇒羽田
JL070便 23:25発⇒6:55着(B787-8)
※便名の頭の記号
JL-日本航空
VN-ベトナム航空
※時刻表は2019年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
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ANAは羽田発着のハノイ乗換えが便利!
ANAでは、現在成田・ホーチミンシティ線と羽田・ハノイ線を、毎日1往復ずつ運航しています。
この2往復のうち、当日中にダナンに到着できるのは羽田・ハノイ線のNH857便・NH858便です。
ANAの機材は往復ともに最新鋭機のB787-9型機。
通路が2本あるワイドボディー機で、もちろんシートには個人用のモニターが付いています。
羽田発着で当日中に移動できるので、乗り継ぎ便でダナンに行くのであればこのフライトしかないですね。
《ANA便の乗り継ぎ例》
【行きのフライト】
羽田⇒ハノイ
NH857便 8:55発⇒12:25着(B787-9)
ハノイ⇒ダナン
VN181便 16:00発⇒17:20着(A321-200)
【帰りのフライト】
ダナン⇒ハノイ
VN166便 10:00発⇒11:20着(A321-200)
ハノイ⇒羽田
NH858便 15:05発⇒22:15着(B787-9)
※便名の頭の記号
NH-全日空
VN-ベトナム航空
※時刻表は2019年4月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材
航空券の入手方法
JAL、ANAともに公式サイトで東京ーダナン往復の航空券を購入することができます。
その場合には、「出発地」に「東京」、「到着地」に「ダナン」と入力して航空券を検索します。
その検索結果を見る時に注意しなければならないことが2点あります。
まず最初に、ANAの検索結果トップにはANAの便名を冠したベトナム航空の直行便が表示されること。
これは、ANAがベトナム航空と提携関係にあるためです。
次に、ひとつの画面に複数の異なった乗り継ぎ地の運賃が表示されることです。
しかも、JALの画面では「ハノイ」乗り継ぎや「香港」乗り継ぎの料金が表示されて、「ホーチミンシティ」乗り継ぎが表示されないかもしれません。
その場合には、PC画面の下の方にある「ほかのフライトを見る」をクリックして「ホーチミンシティ」乗り継ぎの料金を探すことになります。
一方ANAの検索結果でも、「ホーチミンシティ」乗り継ぎや「香港」乗り継ぎが表示されて、「ハノイ」乗り継ぎが表示されないこともあります。
※ANAの場合には「詳細」をクリックして詳しいフライトの内容を表示させて乗り継ぎ地を確認しなければなりません。
その場合には、PC画面の下の方にある「乗継条件を指定」をクリックして、「ハノイ乗継」だけを検索するようにします。
ツアーに参加するならば「ジャルパック」「ANAハローツアー」
個人旅行では不安なので、パッケージツアーに参加したいという人も多いでしょう。
しかしJTBもHISも、ダナンへのツアーでは全て直行便を利用します。
そこでJALとANAを利用するツアーを探したところ、ありました!
「ジャルパック」と「ANAハローツアー」です。
ダナンのツアーでJAL便を利用したい人は「ジャルパック」のツアーで行く!
「ジャルパック」のダナン行きツアーではJAL便を利用します。
「ジャルパック」のツアーを企画・運営している「株式会社ジャルパック」は日本航空の子会社で、1964年に日本で最初の海外パッケージツアーを販売した老舗の旅行会社です。
ジャルパックでも、例えばJAL便が飛んでいないモルジブ・タヒチ・ニューカレドニアなどへのツアーではJAL以外のエアラインを利用するのですが、アジアのリゾート地への多くのツアーではJAL便を利用します。
ジャルパックのダナン行きツアーでは、羽田を深夜に出発するJAL便を利用してホーチミン乗り継ぎになります。
ツアー申し込み時点で利用するJAL便が確定して、JAL便についてはエコノミークラスの他にビジネスクラスを選ぶこともできます。
ホーチミンシティから利用する乗り継ぎ便は、正式なスケジュールで案内されます。
またホテルに関しても、スタンダードクラスからラグジュアリークラスまで選ぶことができます。
ジャルパックのWEBサイトではメニューの「海外ツアー」を選んで、左側の「パッケージツアー」をクリックします。
「出発日」・「出発地」を入力して「到着地」にアジアと入力します。その下の「開く」をクリックすると国名と都市名が入力できるので国名は「ベトナム」都市名は「ダナン」を選んで「検索する」をクリックします。
ダナンのツアーでANA便を利用したい人は「ANAハローツアー」のツアーで行く!
「ANAハローツアー」のダナンツアーではANA便を利用します。
このツアーを企画・運営している「ANAセールス株式会社」は全日空の子会社で、海外パッケージツアーの「ANAハローツアー」の他、国内パケージツアーの「ANAスカイホリデー」などの企画・運営もしています。
「ANAハローツアー」のダナンツアーではANAの羽田・ハノイ便を利用して、ハノイ・ダナン間だけがベトナム航空の国内線になります。
ツアーの期間は「4日間」と「5日間」が選べて、ANA便についてはエコノミークラスの他にビジネスクラスも選ぶことができます。
ダナンで利用するホテルも「フラマリゾートダナン」「インターコンチネンタル・ダナン・サン・ペニンシュラ・リゾート」から選ぶことができます。
このツアーへの申込みは下にある「ANA SKY WEB TOUR」の「ANAで行く!アジアリゾート」から行います。
「ANAで行く!アジアリゾート」をクリックすると「ベトナム」「インドネシア」「マレーシア」「タイ」「フィリピン」のリゾートが表示されるので「ベトナム」をクリックします。
すると「ベトナムリゾートツアー一覧」が表示されます。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
JALかANAの乗り継ぎ便で短期間のダナン旅行をするのであれば、ANAのハノイ経由が便利なようです。
個人旅行で日程に余裕がある場合には、ハノイかホーチミンシティでストップオーバーをして1~2日滞在するのも良いでしょう。
ツアーでJALかANAを利用したいのであれば、「ジャルパック」か「ANAハローツアー」ですね。
この記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。
※ベトナム航空を利用して2016年10月にダナン旅行に行ってきました!
※おすすめの海外ホテル予約サイトを記事にまとめました。
これから海外ホテルを予約する方はぜひ参考にしてください!