ANA国際線「プレミアムエコノミークラス」のシートとサービスをチェック!

ANAプレミアムエコノミー01

(ANAウェブサイトより)

ANAが国際線に「プレミアムエコノミークラス」を導入したのは2002年。

ただあまり利用した人の話を聞かないので「エコノミークラスとは何が違うの?」と思っている人も多いと思います。

料金もビジネスクラスよりははるかに安いのですが、エコノミークラスの2倍程度の金額になります。

そこで、今回は利用を検討している方の参考となるように、ANA「プレミアムエコノミークラス」のシートとサービスをチェックしてみました。

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ANAのプレミアムエコノミークラスのシート

シートピッチは38インチ(約97cm)

ANAプレミアムエコノミークラス02

(ANAウェブサイトより)

ANA「プレミアムエコノミークラス」のシートピッチは38インチ(約97cm)です。

一般的な国際線エコノミークラスシートのシートピッチは31インチ(約79cm)で、ANAのB777-300型機など広くなったエコノミークラスのシートピッチでも34インチ(約86cm)なので、足元に10cm以上の余裕があります。

また座席の幅も19.3インチ(約49cm)あり、一般的なエコノミークラスのシート幅18インチ(約45cm)に対して、4cm前後横幅に余裕があるシートになっています。

リクライニングすると後ろに倒れるタイプです

ANAプレミアムエコノミークラス06

(ANAウェブサイトより)

ANA「プレミアムエコノミークラス」のシートは、リクライニングする時にシートが後ろに倒れるタイプ

B777-300ER型機に装着されたプレミアムエコノミークラスのリクライニング角度は114度です。

JALなどの「プレミアムエコノミークラス」では、リクライニング時にシートが後ろに倒れない「シェル型」と呼ばれるシートが採用されていますが、ANAは違うので注意が必要です。

ただし、テーブルは肘掛に収納されているタイプなので、テーブル使用時に前の座席が倒れてきても影響はありません。

ANAプレミアムエコノミークラス05

(ANAウェブサイトより)

また、前の座席の背もたれに11インチの大型個人用モニターが設置されていますが、こちらも角度が調節できるタイプなので、前席のリクライニングの影響は小さいでしょう。

ANAプレミアムエコノミークラス04

(ANAウェブサイトより)

足元には「レッグレスト」と「フットレスト」が設置されています。

「プレミアムエコノミー」が設置されている機材

ANA「プレミアムエコノミークラス」は、B777-300型機、B787-8型機の169席仕様機、B787-9型機に設置されています。

B777-300ER

B777-300ER型機は、ANAが欧米への国際線長距離路線で使用している大型機です。

プレミアムエコノミークラスのシートは「2-4-2」の配列で24席が装着されています。

現在ANAが国際線で使用しているB777-300ER型機には、全ての機材にプレミアムエコノミークラスのシートが装着されています。

B787-8型機169席仕様機

B787-8型機はANAが欧米やアジアの中・長距離路線で使用する中型機です。

プレミアムエコノミークラスのシートは、B787-8型機の座席が169席のタイプの機材に「2-3-2」の配列で21席が装着されています。

B787-9型機

B787-9型機は、B787の標準モデルであるB787-8型機よりも胴体が6m長い中型機です。

B787-9型機は2015年に入り初めて導入された機材で、プレミアムエコノミークラスは「2-3-2」の配列で21席が装着されています。

今のところANAが国際線で使用しているB787-9型機には、全ての機材にプレミアムエコノミークラスのシートが装着されています。

ANA「プレミアムエコノミークラス」の機内サービス

機内食はエコノミークラスと同じです

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(ANAウェブサイトより)

ANA国際線「プレミアムエコノミークラス」の機内食は、残念ながらエコノミークラスと同じ機内食が提供されています。

ただしエコノミークラスで提供されている機内食に加えて、1食目のサービス終了後から2食目のサービス開始前までの時間に、スープ、麺類、ビジネスクラスと同じデザートが提供されます。

ドリンクに関しては、エコノミークラスで提供されているドリンクに加えて、スパークリングワイン、ビジネスクラスの赤・白ワイン(187ml)、ビジネスクラスの日本酒(100ml)が提供されます。

ANA「プレミアムエコノミークラス」の乗客が空港で受けられるサービス

優先チェックインサービス

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(ANAウェブサイトより)

ANA国際線「プレミアムエコノミークラス」の乗客は、ANA国際線出発地空港で搭乗手続きを行う際に、優先カウンターを利用することができます。

空港が混雑している時でも、迅速に手続きを行うことができます。

空港ラウンジの利用

ANA国際線「プレミアムエコノミークラス」の乗客は、次の出発地の空港でラウンジを利用することができます。

  • 日本:成田・羽田
  • 北米:ニューヨーク・ロサンゼルス・ワシントンD.C.・サンノゼ・シアトル・シカゴ・サンフランシスコ・ヒューストン
  • ヨーロッパ:ロンドン・パリ
  • アジア:シンガポール・ジャカルタ・バンコク

手荷物優先受け渡しサービス

ANA国際線「プレミアムエコノミークラス」の乗客は、到着空港でファーストクラス・ビジネスクラスの乗客に次いで手荷物を受け取ることができます。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます

ANA国際線「プレミアムエコノミークラス」はゆったりとしたシートが特徴です。

設定されている座席数が少なく、エコノミークラスとはパーティションなどで仕切られた独立した空間になっているので、機内では落ち着いて過ごすことができます。(団体さんがいない可能性が高い)

空港ラウンジも利用できるので、予算に余裕がある場合には利用を検討してはいかがでしょうか。

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