JAL国際線エコノミークラス「JAL SKY WIDER」を体験してきました!

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「ツーリズムexpoジャパン2016」のJAL国際線ブースで、JAL国際線の新しいエコノミークラスシート「JAL SKY WIDER」を体験してきました。

今回JAL国際線のブースに展示してあったのはプレミアムエコノミークラスシートの「JAL SKY PREMIUM」とエコノミークラスシートの「JAL SKY WIDER」の2種類。

「JAL SKY PREMIUM」は以前体験していたので、今回はエコノミークラスシートの「JAL SKY WIDER」をチェックしてきました。

今回の記事では、これからJALのエコノミークラスを利用する人の参考となるように、その時の様子をご紹介します。

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「JAL SKY WIDER」を装着しているのは「JAL SKY SUITE」仕様の機材

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(JALホームページより)

JAL国際線の新しいエコノミークラスシート「JAL SKY WIDER」の特徴は、何といってもその名のとおり従来のエコノミークラスシートよりも広いこと。

従来の国際線エコノミークラスシートのシートピッチ(シートを設置する際の前席との間隔)が31インチ(約79cm)であるのに対して、「JAL SKY WIDER」のシートピッチは33インチ~34インチ(約84cm~86cm)と、約5cmから7cm広くなっています。

さらに「JAL SKY WIDER」のシートは従来のシートに比べ約3cmスリムになっているので、合計で約8cm~10cm広くなっています。

ただしこの「JAL SKY WIDER」は全てのJAL国際線エコノミークラスシートに設置されているわけではありません。

このシートが設置されているのは、主に長距離国際線で使用されている「JAL SKY SUITE」仕様の機材になります。

具体的には次の機材です

  • B777-300ER型機(SS7)
  • B777-200ER型機の一部(リニューアル後のSS2)
  • B767-300ER型機の一部(SS6)

同じ「JAL SKY SUITE」仕様でもB787-8型機(SS8)とB787-9(SS9)のエコノミークラスには若干仕様が異なる「JAL SKY WIDER Ⅱ」というシートが装着されています。

また、主に近距離の国際線で使用されている「JAL SKY SUITE」仕様ではないB787-8型機、B767-300ER型機、リニューアル前のB777-200ER型機には従来タイプのエコノミークラスシートが装着されています。

実際に座ってみたら確かに広い!

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さて「ツーリズムexpoジャパン2016」のJAL国際線ブースに展示してあった「JAL SKY WIDER」は、上の写真のとおり横3席が2列で合計6席です。

私は足元の広さをチェックしたかったので、2列あるシートの後ろの列に座ってみました。

座ってみた感想は「これは確かに広い!!」

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上の写真は展示してあったシートに座って足元を撮影した写真ですが、私の膝と前席の背もたれの間にかなりの隙間があることがわかります。

シートをリクライニングさせてやや寝そべった姿勢なっても、膝が前席の背もたれに付くことはありません。

これならば搭乗中に姿勢を変えることや足を組むこともできるので、従来のシートよりは疲れは少ないと思います。

B767-300シート

ちなみに上の写真は、昨年の台湾旅行の時に利用したJALのB767-300ER型機エコノミークラス席の足元です。

この機材のエコノミークラスには従来型のシートが装着されていて、シートピッチは31インチ(約79cm)でした。

約10cm広くなるだけでこんなに座った感覚が異なるものかと驚きました。

個人用モニターも10.6インチと大型です

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私が展示用のシートに座って「これは広い!」を連発していたら、JALの担当者の方が「個人用モニターも大きくなったので、こちらにも注目してください」と言ってモニターをやや前にずらして角度を調節してくれました。

「JAL SKY WIDER」のシートに設置されている個人用モニターは10.6インチの大きさがあります。

他のエアラインのエコノミークラス個人用モニターは大きくても9インチ。

エコノミークラスシートで10.6インチの大きさがあると、かなり大きく感じます。

この個人用モニターはタッチパネル式ですが、モニターの下にはコントローラーが収納されていてコントローラーでも操作ができます。

「JAL SKY WIDER」は世界一広いエコノミークラスシートです

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私は日本に乗り入れている格国のエアラインのシートを調べてはこのブログにも書いていますが、世界一広いエコノミークラスシートはこのJALの「JAL SKY WIDER」です。

実はANAの国際線用B777-300ER型機のエコノミークラスもシートピッチは34インチです。

ただし、ANAのB777-300ER型機の一部の機材では、シートの配置が「3-4-3」で横に10席あります。

一方でJALのB777-300ER型機は「3-3-3」で横に9席しかありません。

つまり、JALのエコノミークラスシートは前席との間隔だけでなく横幅も広いのです。

なお、欧米のエアラインのB777-300ER型機は、料金が安いエコノミークラスには1人でも多く乗せることができるようにと、シートピッチは31インチ(約79cm)、シート配置は「3-4-3」で横に10席が一般的です。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

「ツーリズムexpoジャパン2016」では、他のエアラインにはない「JAL SKY WIDER」の広さを実感することができました。

このシートは2015年に英国スカイトラックス社の「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」賞を受賞しており、世界的にもその広さは認められています。

もしもエコノミークラスでエアライン選びに迷ったら、とりあえずJALで良いのかもしれませんね。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

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