2015年の海外旅行は、10月に入ってから3泊4日の日程で妻と2人で台湾に行ってきました。
台北までのフライトは羽田発台北松山空港行きのJAL097便。
ますます便利になった羽田空港を8:50に出発して、台北の市街地にある松山空港に11:30に到着しました。
エコノミークラスを利用したのですが「さすがにJAL!!」、とても快適な空の旅でした。
今回は、羽田空港から台北松山空港までのフライトの様子をご紹介します。
JAL097便は羽田空港の国際線ターミナルから出発
羽田空港国際線ターミナルの駐車場は3階に連絡通路があります
日本航空097便は羽田空港の国際線ターミナルから8:50に出発します。
首都高中央環状線が全面開通したので、私の家から羽田空港までは車で1時間で到着。到着時刻は6:40ごろでした。
羽田国際線の駐車場からロビーまでの連絡通路は、駐車場の3階にあります。
運よく駐車場の3階に駐車スペースを見つけることができたので、車を停めて上の写真の連絡通路を通って出発ロビーに向いました。
出発ロビーは羽田国際線ターミナルの3階にあります
駐車場からの連絡通路を渡ると、そこは羽田国際線ターミナルビルの2階になります。
上の写真のような案内表示があるので、案内表示の横にあるエスカレーターを利用して国際線ターミナルビルの3階に上がりました。
JALのチェックインカウンターは「F」と「G」です
エスカレーターで3階に上がるとそこはロビー階の西側にあるアクセスホールで、上の写真のような風景が広がります。
モノレールや京浜急行を利用した場合でも、下の図にあるようにこのアクセスホールに出ることになります。
JALのチェックインカウンターは、上の図にあるように「F」と「G」になります。
「F」と「G」のカウンターは出発ロビーの中央の目立つ場所にあるので、分りやすいと思います。
「F」はJALグローバルクラブ(JGC)会員用とビジネスクラス搭乗者用のチェックインカウンター、「G」にはエコノミークラス搭乗者用のチェックインカウンターとなります。
私はJGCの会員なので「F」のカウンターでチェックインの手続きを行いました。
チェックインが終了後はみずほ銀行のカウンターで円から台湾ドルへの両替を行い、出国手続きへ。
その後、JGC会員はラウンジが使えるので「サクララウンジ」で朝食を頂きました。
サクララウンジの様子は次の記事をご覧下さい。
羽田空港 国際線ターミナル JAL「サクララウンジ」を利用しました!
JAL097便羽田・台北(松山)間の機内の様子
JAL097便の機材はB767-300ER型機でした
JAL097便は、羽田空港国際線の112番ゲートから出発します。
112番ゲートは、出国審査を終えて出国後エリアに出るとすぐ左側、JALのサクララウンジの入り口の正面でとても便利な場所にありました。
機内への案内は8:30からで、私たちはJGC会員の恩恵にあずかり優先搭乗。
この優先搭乗は、搭乗時に長蛇の列に並ばなくても済むのでとても助かります。
特にこのJAL097便は旅行客にもビジネス客にも便利な時間帯に出発するのでほぼ満席の様子。
一足早く搭乗できて良かったです。
今回搭乗した機材はB767-300ER型機。JAL国際線ではアジアやハワイなどの近距離・中距離路線で使用されています。
ホノルルやシンガポール・クアラルンプール路線のB767-300ER型機は最新の「JAL SKY SUITE 767」仕様ですが、台北路線のB767-300ER型機には従来型のシートが装着されています。
B767-300ER型機のエコノミークラスは、上の図のとおり「2-3-2」の配列で197席あります。
WEBで航空券を予約する時に足元が広い15列・45列の座席は指定不可だったので、予約時点で指定可能だった窓際の一番前方の2席「17A」と「17C」を指定しました。
やはり搭乗時の乗り降りのことを考えると、できるだけ前方の席を確保した方が便利だと思います。
※JL097便の機材は2015年10月25日からB777-200ER型機に変更されました。なおエコノミークラスのサービス内容はB767-300型機とほぼ同じです。
エコノミークラスのシートは快適でした
今回搭乗したB767-300ER型機の機体記号はJA651J、登録は2010年10月でJAL保有のB767-300ER型機の中では新しい機材です。
エコノミークラスは「3-2-3」の配置なので、窓際の列は下の写真のとおり2席ずつ配置されています。
中央の列は下の写真のとおり3席ずつ配置されています。
背もたれに付いているヘッドレストは高さが調節できるタイプです。高さを自分の頭の位置にあわせるととてもホールド感が良くて、楽に過ごすことができました。
気になるB767-300ER型機の従来型エコノミークラスのシートピッチですが、実はJALは公式には公表していないようです。
ただ、JAL公式webサイトの「JAL SKY WIDER」紹介ページに、現行座席31インチ(約79cm)から34インチ(約86cm)に3インチ(約7cm)拡大とあるので、従来型シートのシートピッチは31インチ(約79cm)なのだと思います。
実際に座ってみると下の写真のような感じです。こぶし1つ分位は余裕があります。
妻の座席は下の写真のとおりです。こちらはだいぶ余裕があります。
どちらも3時間半のフライトであれば全く問題ない広さだと思います。
昨年セブ島に行った時に利用したフィリピン航空A321-200型機のエコノミークラスはシートピッチが30インチ(約76cm)だったので、それに比べると今回はかなり広いように感じます。
SeatGuruにはJALのB767-300ER型機エコノミークラスのシートピッチは34インチと記載されていますが、そこまで広くはないように思います。
上の写真は自分の席から眺めた機内の様子です。
「MAGIC-Ⅴ」で好きな映画を見ることができます
今回利用したB767-300ER型機のエンターテインメントのシステムは「MAGIC-Ⅴ」でした。
JALの「MAGIC-Ⅴ」はオンデマンドタイプのエンターテインメントシステムで、上の写真のようにシートに付いている個人用モニターで好きな洋画・邦画・ビデオ・音楽・ゲームを選んで楽しむことができます。
メニューは月ごとに変わるのですが、10月も洋画は50本以上のタイトルから選ぶことができました。
MAGIC-Ⅴのモニターはタッチパネル式になっているので、操作は簡単です。
上の写真のようにコントローラーを使って操作することもできます。ゲームをする時にはこのコントローラーを使用します。
私は食事が終わってから映画を見始めたのですが、映画の終盤には着陸時間が迫っていたので、少し早送りをしてなんとか見終わりました。
機内食も美味しくいただきました
羽田空港を離陸して水平飛行に移ると、早速機内サービスが始まりました。
羽田・台北(松山)間は3時間半しかかからないのですが、しっかりと飲み物と機内食のサービスがあります。
上の写真はドリンクのメニューです。搭乗時間が短いからでしょうか、ドリンクのサービスは機内食と同時に1回だけです。
アルコールもビール・ワイン・日本酒・ウィスキーなど8種類が用意されています。
私はオレンジジュースを、妻はトマトジュースをいただきました。
JALのwebサイトでは上の図のような機内食のメニューを検索することができます。
羽田・台北(松山)路線では1種類のメニューしかなくて複数のメニューから選ぶことはできませんでした。
実際に提供された機内食は上の写真のとおりです。
鶏の炊き込みご飯だったのですが、久しぶりに美味しい機内食を食べたような気がします。妻も美味しいと言って食べていたので、たぶん日本人には問題なく食べられるレベルにあると思います。
デザートがハーゲンダッツのアイスクリームなのも嬉しかったです。
食後には、メニューにもあるとおり、コーヒー・紅茶・緑茶のサービスがあります。
私はコーヒーを、妻は紅茶をいただきました。
コーヒーを飲みながら映画を見ていると、機内で上の写真のような台湾の「入国カード」が配られました。
これを1人1枚ずつ記入して入国審査の時に提出します。
台湾では申告する持ち物がない場合には「税関申告書」は必要ありません。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「羽田発、台北松山空港到着」のフライトはとても便利です。
「成田発、桃園国際空港着」よりも時間を有効に使えるだけでなく、空港までの費用も抑えることができます。
「羽田発、台北松山行き」のフライトは、JALの他にANA・エバー航空・チャイナエアラインが1日に8便も運航しているので、ご自分のスケジュールに合わせてフライトを選べば良いと思います。
どのエアラインもサービスは良いのですが、やはりJALとANAから選べば快適に旅行が出来ると思います。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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