デルタ航空 ミクロネシア路線のビジネスクラスはラウンジが利用不可に!

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サイパン島は、日本からいちばん近い海外のビーチリゾート地です。

私と妻はサイパン島をすっかり気に入ってしまい、これまで4回ほど旅行をしています。

2011年の旅行では、デルタ航空のビジネスクラスを利用したので、さらに快適に旅行をすることができました。

ところが、ことしの秋ぐらいにまた行こうかなと思ってフライトスケジュールを調べていたら、ちょっとした発見が・・・。

2015年1月5日からデルタ航空のビジネスクラスのうち、サイパン・グアム・パラオのミクロネシア路線の乗客は、空港のラウンジが利用できなくなっていたのです。

国際線のラウンジはとても快適で、優雅な時間を過ごすことができたので少し残念な気がします。

今回は、デルタ航空のミクロネシア路線で、ビジネスクラスに関してどんな変更があったのかについてご紹介します。

【追記】

※デルタ航空は2018年5月にミクロネシア路線から撤退しました。

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デルタ航空ミクロネシア路線ビジネスクラスがラウンジを利用できなくなった経緯

デルタ航空 ミクロネシア路線ビジネスクラスの特徴

デルタ航空がミクロネシア路線で使用している機材は、B757-200型機。

上の写真を見ていただくとわかるとおり、B757-200型機の機体はとてもスリムで細長いのが特徴です。

機内の座席は、ビジネスクラス24席、デルタコンフォート(上級エコノミークラス席)18席、メインキャビン(エコノミークラス席)132席、合計174席。

座席は、中央の通路をはさんで、ビジネスクラス席は2-2の配置、デルタコンフォートとメインキャビンは3-3の配置です。

【デルタ航空:B757-200のシートマップはこちら】

B757-200型機のビジネスクラスでは、残念ながら個人用のビデオモニターも付いていない、旧式のシートが採用されています。

私のブログではないのですが、デルタ航空B757-200型機のビジネスクラスのシートはこちらのブログの写真が分りやすいのでご紹介しておきます。

ミクロネシア路線の搭乗時間は、3時間半から4時間程度なので、私の場合には特に不満は感じませんでした。

機内食に関しては、下の写真のとおりです。私は美味しく頂きました。

デルタ航空ビジネスクラス01

2015年1月5日から名称が変更されラウンジの利用も不可になった

2015年1月5日から、デルタ航空の日本発着ミクロネシア路線のビジネスクラスの名称が「ビジネス・エリート」から「ビジネス」に変更されました。

名称変更の対象となったのは、B757-200の機材で運航されている、成田、関西、名古屋発着のグアム、サイパン、パラオ路線のビジネスクラスです。

具体的には次の6路線です。

成田-グアム
成田-サイパン
成田-パラオ
関空-グアム
中部-グアム
中部-サイパン

変更の理由は、主にB757-200で運航している南米路線など近距離の国際線のビジネスクラスの名称が「ビジネス」だから。

つまり、ミクロネシア路線と同じB757-200で運航している南米路線の名称に合わせるために、「ビジネス」に変更したようです。

なお、名称は変更されても、シートや機内食など、機内サービスに関しては変更はありません。

ただし、南米路線の「ビジネス」の乗客と同様に、日本発着のミクロネシア路線の「ビジネス」の乗客も、空港のラウンジが使用できなくなりました。

名称だけでなく、ラウンジのサービスも南米路線に合わせることになったのです。

こちらのサイトのニュース記事もご覧下さい。

ビジネスクラスの名称を「ビジネス・エリート」から「デルタ・ワン」に変更したが「ビジネス」に関しては変更なし

2015年3月1日からは、デルタ航空のブランド名が変更されました。

主な変更点は次のとおりです。

・長距離国際線および米国大陸横断路線のビジネスクラスは、従来の「ビジネス・エリート」から「デルタ・ワン」に名称を変更。

・米国内線(大陸横断路線を除く)の上位クラスは、「ファーストクラス」とする。

・エコノミークラスよりも足もとが広くリクライニング角度が深い従来の「エコノミーコンフォート」は「デルタ・コンフォートプラス」に名称を変更。

・エコノミークラスは「メインキャビン」に名称を変更。

・米国内線の一部路線では「ベーシックエコノミー」運賃を設ける。

この変更は、日本発着ミクロネシア路線の「ビジネスクラス」に影響があったのでしょうか。

その件に関しては、2014年12月19日付のデルタ航空ニュースリリースに記載されていました。

このニュースリリースによると、「日本発着のグアム、サイパン、パラオ路線では、2015年1月5日以降、「ビジネスクラス」の名称を使用します。ビジネスクラスのサービス内容は、米国内線のファーストクラスに準じます。」とのこと。

つまり、日本発着のミクロネシア路線のビジネスクラスは、「デルタ・ワン」でも「ファーストクラス」でもなく、それらとは別カテゴリーの「ビジネスクラス」であると位置づけられています。

そして、「ビジネスクラス」のサービス内容は米国内線上位クラスの「ファーストクラス」に準じるので、「ファーストクラス」の乗客と同じように、空港のラウンジは引き続き利用できないようです。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

残念ながら、デルタ航空の日本発着ミクロネシア路線の乗客は、空港のラウンジの利用ができなくなりました。

しかし、デルタ航空しか就航していない、サイパン路線、パラオ路線であれば、「ビジネスクラス」を利用することで、快適に旅行ができることに変わりはありません。

閑散期であれば、料金も往復で6万円台から7万円台と、格安であることも魅力的です。

座席が広くてゆっくりと寛げるので、身体はとても楽ですよ。

この記事がみなさんの旅行のお役に立てればうれしいです。

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