2016年10月の海外旅行は、妻と二人でベトナムのビーチリゾート「ダナン」に行ってきました。
日程は3泊4日で、宿泊したホテルは1997年にベトナム初の高級リゾートホテルとして開業した「フラマリゾートダナン」です。
このホテルは開業してから20年近く経っているので古さは否めませんでしたが、サービス・設備共に私たち夫婦にとっては十分満足なレベルにあり、4日間の滞在期間を快適に過ごすことができました。
今回の記事は少し長くなりますが、これからダナンを訪れる人の参考となるように、フラマリゾートダナンの「客室」「館内」「朝食」の様子についてご紹介します。
フラマリゾートダナンのロケーション
フラマリゾートダナンはビーチ沿いに建つリゾートホテルです
旅行前には「ダナンはのどかな田舎町なのかな」と勝手に想像していたのですが、行ってみたら全然違っていました。
ダナンは、ベトナム政府の管轄を直接受ける「中央直轄市」で人口は約100万人の大都会です。
市街地では道路が格子状に整備されていて、道路には恐ろしいほどの数のバイクが走っています。
フラマリゾートダナンは、そんなダナン市街地の東側に広がるビーチエリアにあります。
このビーチエリアには南北に走る広い道路があり、この道路に沿ってそれぞれが広い敷地を持つリゾートホテルが並んでいます。
ベトナム政府はダナンの観光地化を積極的に推し進めていて、これからもこのエリアに数多くのリゾートホテルが開業する予定です。
空港や市街地からは車で約15分の距離です
フラマリゾートダナンは、ダナン国際空港や市街地からはタクシーでで約15分の距離です。
ベトナムにはまだ地下鉄は走っていません。公共バスはあるらしいのですが、私たちは旅行中にバスが走っているのを見かけませんでした。
そのため旅行者の交通手段はタクシーだけになります。
私たちは今回が初めてのベトナム訪問で、いきなり空港からタクシーに乗るのは不安だったので、JTBのツアーでダナンに行きました。
ツアーであれば現地のガイドさんが空港・ホテル間の送迎をしてくれるので安心です。
フラマリゾートダナンの部屋の様子
フラマリゾートダナンの部屋は6タイプ
フラマリゾートダナンの部屋数は198室で、次の6つのタイプに分かれています。
- スーペリアガーデンビュー(約40㎡)
- デラックスガーデンビュー(約43㎡)
- スーペリアラグーンビュー(約40㎡)
- デラックスオーシャンビュー(約44㎡)
- ステューディオオーシャンビュー(約40㎡)
- オーシャンビュースイート(約85㎡)
ちなみに料金は「スーペリアガーデンビュー」いちばん安くて、「オーシャンビュースイート」がいちばん高くなります。
今回私たちが参加したJTBのツアーは「部屋指定なし」だったのですが、割り当てられたのは「デッラクスガーデンビュー」の部屋でした。
デラックスガーデンビューの様子
デッラクスガーデンビューの様子についてご紹介します。
私たちが空港からJTBのハスに乗りホテルに到着したのは夜の21:30頃でした。
フラマリゾートダナンには日本人のスタッフの方が2人いて、交代でホテルに常駐しているそうです。
私たちがチェックインをする時にも日本人スタッフの方が出迎えてくれて、チェックインの手続きをしてくれました。
チェックイン手続きの間に、ウェルカムドリンク(ドラゴンフルーツ)をいただきました。
部屋にも日本人スタッフの方が案内をしてくれました。
部屋に入ると、テーブルの上には「ウェルカムフルーツ」がありました。
このウェルカムフルーツはバナナとライチでとても美味しかったです。このフルーツは滞在期間中毎日補充をしてくれました。
さてデラックスガーデンビューの部屋ですが、とても広いです。
部屋の半分はリビングスペースで、上の写真のとおりテレビ・ソファ・テーブルが置かれています。
リビングスペースの反対側には、上の写真のとおりベッドが2台置かれています。
上の写真はベッドのサイドテーブルです。電話とメモと目覚まし時計の他に、チョコレートが置かれていました。
こちらは、壁際に固定されている机です。
上の写真はミニバーのセットです。写真中央のコーヒー・紅茶は無料ですが、右側にあるお酒とスナックは有料です。
冷蔵庫の中はこんな感じです。冷蔵庫の中のドリンクは全て有料になります。
なお、バスルームに250mlのミネラルウォーターが2本置いてあり、こちらは無料で飲むことができます。
無料のミネラルウォーターは1日に2本追加されます。
続いて、部屋のドアの内側にあるスイッチです。
部屋のカードキーを差し込むと電源がオンになります。
部屋に入る前から電源用に穴が開いたカードキーが差し込まれていて、そのまま差しっぱなしにしてくださいと言われました。
上の写真はクローゼットです。
中央には、暗証番号を入力するタイプのセーフティーボックスがあります。
セーフティーボックスがある棚の一番上には、無線LANの機材がありました。
フラマリゾートダナンでは、無料で無線LANに接続することができます。
ただしロビーやレストランでは無線LANには接続できなかったので、部屋の中だけかと思います。
セーフティーボックスがある反対側には傘も置いてありました。
雨季だったので備え付けの傘があるのは助かりました。
続いてバスルームの様子です。
洗面台は1台だけです。この部屋の洗面台は広めでした。
こちらは、バスルームにあったアメニティセットです。
上の写真は、バスルームにあるコンセントです。日本のコンセントがそのまま使えるタイプでした。
このようにスマホはこのコンセントに繋いで充電をしていました。
こちらはバスルームに備え付けのドライヤーです。風量も十分なのでこのドライヤーで問題ありませんでした。
上の写真はバスタブです。
フラマリゾートダナンは、バスタブが無くてシャワーだけの部屋が多いようなのですが、この部屋にはシャワーとバスタブの両方がありました。
上の写真がシャワーブースです。お湯はたっぷり使えました。
石鹸やシャンプーを置くことができる台が2つあったので助かりました。
こちらはトイレです。ウォシュレットではありませんでした。
最後にベランダです。ベランダは広めです。
ご覧のとおりこのホテルのインテリアや窓枠には天然の木が使われています。
ダークウッドの色合いが重厚さや落ち着きを与えているのですが、近くで見ると古くてちょっと疲れているような感じもしました。
デラックスガーデンビューなので、ベランダから見えるのは背の高いヤシの木などで一面緑色です。
予算に余裕があればやはりオーシャンビューを指定したいですね。
到着した翌日の朝にホテル内を散策しました。
フラマリゾートダナンに到着したのは夜の21:30過ぎだったので、その日の夕食はルームサービスの「フォー」(日本円で約2,130円)で済ませました。
ホテル内をブラブラと散策したのは、ダナンに到着した翌日の午前中です。
ここからは、ホテルの中の様子についてご紹介します。
まず上の写真は、ホテルのメインエントランスです。バスやタクシーはこのエントランスに到着します。
メインエントランスの左側には小さなショップの他に「CLUB99」というカジノがありました。
上の写真は、メインロビーの内部です。
天井が高く、ダークウッドカラーの天然木がふんだんに使われているので、落ち着いた雰囲気があります。
このホテルはメインロビーがあるフロアが2階になります。
こちらの写真は、ロビーからビーチ方向を見たところです。
この写真は、手前の池から海までがつながって見えると思います。
ホテルの案内やホームページ等でも使われているのはこの角度から撮影した写真です。
上の写真は、池の反対側からロビー方向を写しました。
こちらは、フラマリゾートダナンのプールです。
私たちが滞在した10月は雨期にあたり、さらに台風も近づいていたので、天気はずっと曇りや雨で気温もあまり高くありませんでした。
そのため、残念ながらビーチリゾートを満喫というわけにはいかなかったのが残念です。
こちらがフラマリゾートダナンのプライベートビーチです。
波が高いので遊泳禁止でした。
上の写真は、オーシャンビュールームの客室が入った建物です。
フラマリゾートダナンの客室は、上の写真のような4階建てと3階建ての建物の中にあります。
こちらはスパの入り口です。
JTBツアーの特典として付いていた30分間のフットマッサージは、このスパで受けてきました。
私の妻は、その他にもフェイシャルとボディーのメニューも体験してきました。
料金は日本円で約1万5千円ぐらいだったようです。
上の写真は、ラグーンの中にあるプールです。早い時間だったのでまだ泳いでいる人はいませんでした。
上の写真は、私たちが滞在した部屋が入っている建物です。手前はは3階建てですが奥の建物は4階建てです。
上のような通路を通って部屋に向かいます。
部屋の入口まで戻ってきました。
フラマリゾートダナンの朝食は種類も量も味も満足でした
フラマリゾートダナンには、次の4つのレストランがあります。
- Cafe Indochine(メインレストラン)
- The Fan(ビーチフロントステーキハウス)
- Don Cipriani`s(イタリア料理)
- Hai Van(ラウンジ、バー)
朝食については、この4つのレストランのうち「Cafe Indochine」で朝6時から10時半の間に食べることができます。
私たちが利用したツアーは朝食付きのプランだったので、3日間ともにゆっくりと時間をかけて朝食を楽しみました。
このホテルの朝食は種類、量、味ともに十分満足できるレベルにあったと思います。
上の写真はフレッシュジュースのコーナーです。
毎日少しずつ違った種類の果物のフレッシュジュースが4種類並びます。
上の写真はサラダのコーナーです。
上の写真の左側は「フォー」のコーナーです。
いろいろなトッピングが用意されていて、自分の好きなフォーを作ることができます。
また奥のコーナーでは、いろいろなトッピングを選んでオムレツや目玉焼きを作ってもらうことができます。
上の写真はパンとシリアルのコーナーです。
私はパンとシリアルが好きなので、パンの種類が多くて嬉しかったです。
上の写真は2日目の朝食です。朝からこんなに食べたので、私の胃腸は翌日悲鳴を上げてしまいました。
上の写真は妻がトッピングしたフォーです。
妻はこの朝食レストランでのフォーがだいぶ気に入ったらしく、毎朝食べていました。
朝からすごいですよね。
フラマリゾートダナンからダナン市街地やホイアンに行く方法
私たちは、滞在2日目の午後から夜にかけてホイアン観光に出かけ、滞在3日目の午前中はダナンの市内をぶらぶらと歩きました。
フラマリゾートダナンには、ホテルからダナン市街地とホイアンに行く無料のシャトルバスがあります。
しかし、ダナン市街地までは1日1往復、ホイアンまでは1日2往復しかなく、また前日までに予約しなければならないこともあり、今回の旅行ではホテルのシャトルバスは利用しませんでした。
ホイアン観光はオプショナルツアーに参加しました
ホイアン観光は往復の交通手段をいろいろと考えるのが大変だったので、出発前に日本でJTBのオプショナルツアーに申込んでおきました。
1人55USD(約6千円)と決して安くはありませんが、行き帰りともにホテルへの送迎がありレストランでの夕食付、さらにガイドさんは日本語が話せるベトナム人だったので、オプショナルツアーで行って正解でした。
※このオプショナルツアーは、JTBのツアー以外でベトナムに行く場合でも申し込みができます。
ダナンの市街地にはホテルからタクシーで行きました
ダナンの市街地まではホテルで呼んでもらったタクシーで行きました。
フラマリゾートダナンから空港や市街地までの料金は10万ドン前後(約500円)で行けます。
ダナン市内には、緑色・黄色・白色と3つの色のタクシーが走っていて、ネット上やガイドブックにはどのタクシーが安全か?ということがいろいろと書いてあり、正直どの話を信じていいのかわかりません。
ホテルではどうかというと、フラマリゾートダナンでは黄色の「ティエンサ(TIEN SA)タクシー」を呼ぶようです。
ホテルの日本人スタッフの方からは「市内でタクシーに乗る場合でも黄色いタクシーに乗ってください」と言われました。
何かトラブルがあったっ場合でも、ホテルと契約している会社ならば対応することができるらしいです。
一方、空港に迎えに来たJTBのガイドさんからは、タクシーは緑色の「マイリン(MAI LINH)タクシー」に乗って白いタクシーには乗らないでくださいと言われました。
白いボディーの「ビナサン(VINASUN)タクシー」も安全だとの書き込みが多いのですが、JTBさんが勧めなかった理由はわかりません。
市街地からの帰りは黄色いタクシーが見当たらなかったので、緑色のタクシーに乗って帰ってきました。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
フラマリゾートダナンは3泊4日の滞在を快適に過ごすことができました。
スタッフの方の対応も素晴らしく、いやな思いや不快な思いをすることは全くありませんでした。
ただし、このホテルはダナンのリゾートホテルの中では古い部類に入り、ホテル内には所々傷んでいる所も目立ちます。
また、最近続々とオープンしているリゾートホテルのような超高級ホテルでもありません。
なので細かいことを言い出したらキリがないのですが、私たち夫婦にとっては十分に快適なホテルでした。
料金も他の高級ホテルよりは低めの設定になっています。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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