私の愛車、2008年式アウディA3スポーツバック1.8TFSIのタイヤを交換しました。
新しいタイヤは、ミシュラン・パイロットスポーツ・スリー(MICHELIN Pilot Sport 3)です。
このタイヤは、装着した方からとても評判の良いタイヤで、乗り心地が改善されることを期待して交換しました。
交換してみたら、
乗り心地は期待以上に素晴らしくて感激です!
乗り心地が良いスポーツタイヤをお探しの方には、激しくおすすめします!
あまりにも乗り心地が改善されたので、詳しい状況についてご紹介します。
※現在は、ミシュラン・パイロットスポーツ・スリー(MICHELIN Pilot Sport 3)の後継モデル、ミシュラン・パイロットスポーツ・フォー(MICHELIN Pilot Sport 4)が販売されています。
純正のタイヤはとてもしっかり走りハードな乗り心地でした
純正のタイヤはピレリ「Pゼロ・ロッソ(PIRELLI P ZERO ROSSO)」
私の2008年式アウディA3スポーツバック1.8TFSIは、リミテッド2という特別仕様車です。
S-line仕様といって、エクステリアやインテリアがスポーティーなだけでなく、サスペンションも硬めのスポーツサスペンションで、タイヤも扁平率45の扁平タイヤです。
この車のエンジンは、1.8リッターながら160馬力のDOHCターボで、ストレス無くガンガン走ってくれるので、スポーツサスペンションと扁平率45のタイヤは、決してオーバースペックではないと思っています。
新車に付いていたタイヤは、ピレリ・Pゼロ・ロッソ(PIRELLI P ZERO ROSSO)で、サイズ等は225/45/R17/91Yでした。
このタイヤはとてもユニークで、フロントタイヤ用のPゼロ・ロッソ・ディレツィオナーレと、リアタイヤとオールラウンドタイヤとして使えるPゼロ・ロッソ・アシメトリコの2種類があります。
ポルシェなどの欧州車も装着しているタイヤのようで、アウディA3では、フロント・リアともに、オールラウンド用のPゼロ・ロッソ・アシメトリコが装着されていました。
乗り心地は固めの印象で音も大きめ
乗り心地はとても硬めでした。スポーツサスペンション仕様で、タイヤも硬い乗り心地のピレリタイヤだったので、新車の時から道路の凹凸部分を通ると、下からゴツゴツと突き上げられるような感触がありました。
このタイヤで5年も走っていたので、後半のころにはゴムの劣化でさらにタイヤが硬くなったのか、舗装が悪い道を走ると車がバタバタと暴れるような感じでした。
走行性能については不満に思ったことはありません。直線やコーナーでも全く不安はありませんでした。もっとも私はどちらかと言うと大人しく走るタイプなので、タイヤの性能を極限まで試したことは無く、あまり性能については多くを語れないかもしれません。
ただし音は大きめで、静粛性についてはやや不満でした。
ピレリタイヤからミシュランタイヤに交換
車を乗りつぶすことを決心してタイヤ交換に踏み切る
タイヤの交換を考え始めたのは車を購入してから4年を過ぎた頃でしょうか。あまり距離は走っていないので溝は十分にあったのですが、タイヤの角の部分に小さなひび割れが出てきました。
交換のためにいろいろと調べて驚いたのですが、扁平率45のタイヤは値段が高いんですね。
225/45/R17のサイズのタイヤの実売価格はは、2008年式アウディA3スポーツバック1.8TFSIに標準で付いていた205/55/R16のサイズのタイヤの1.4~1.5倍ほどの値段です。4本交換すると約10万円の出費になります。
5年目の車検の時に、車検に出したアウディーの正規ディーラーからもタイヤの交換を勧められたのですが、ディーラーでは純正のタイヤをとても高いディーラー価格で取り付けるので、丁寧に遠慮をさせて頂きました。
その後、だんだんと乗り心地も悪くなってきたようなので、愛車を乗りつぶす覚悟でタイヤの交換に踏み切りました。
新しいタイヤは「ミシュラン・パイロットスポーツ・スリー」
交換するタイヤを選ぶにあたっては、乗り心地を重視しました。コンフォートクラスと呼ばれるタイヤも考えたのですが、最終的には「乗り心地が良いスポーツタイヤ」を選ぶことにしました。
候補としては、まず以前から気になっていた「ミシュラン・パイロットスポーツ・スリー」。
他にも何か良いタイヤがないかと色々調べてみたのですが、スポーツ性能と乗り心地はあまり両立しないのですね。
ミシュランのタイヤを数多く扱っている「フジ・タイヤ」のお店でも相談したのですが、「ミシュラン・パイロットスポーツ・スリーがいちばんお客さんの満足度が高い」「種類を変えても、ピレリタイヤの乗り心地は硬め」「ピレリからミシュランに変えれば乗り心地の変化は実感できる」とのことだったので、「フジ・タイヤ」で「ミシュラン・パイロットスポーツ・スリー」に交換することにしました。
タイヤのサイズ等は、225/45/R17/94Yで、XL(エクストラロード)タイヤになりました。
価格は1本19,700円、バルブと窒素充填、工賃を合わせると、ギリギリ10万円以内に収まりました。
なお、タイヤの適正空気圧はこれまで、フロント2.4kgf/cm2・リア2.1、5人乗車ではフロント・リアともに2.6でしたが、XLタイヤの適正空気圧は、フロント2.6、リア2.3、5人乗車ではフロント・リアともに2.7になります。
フジタイヤではその中間をとって、フロント・リアともに2.6で充填したようです。
柔らかな乗り心地で音も静かだが空気圧に注意を
乗り心地は劇的に改善しました。
タイヤを換えただけでこんなに違うのかというほどの変化がありました。
まず、これまでスポーツサスペンションの硬さのせいだと思っていた路面からの突き上げ感がなくなりました。明らかに衝撃は柔らかくなっています。
悪い路面を走っているときにあった、バタバタと暴れる感じも無くなりました。
路面の状態が良い場合には、まるで滑るように走り音も静かです。走行性能でも不安に感じることは全くありません。
車とタイヤの相性というかバランスがとても良い感じです。タイヤを交換してから半年以上経っていますが、上質な乗り心地は保たれています。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
アウディA3のS-line仕様で、ピレリタイヤが装着されている場合には、しっかり走ってくれるのですが乗り心地はハードです。
私の場合には、もう少しソフトな乗り心地にしたかったので、ミシュラン・パイロットスポーツ・スリーに交換したところ、とても効果的ででした。
もしも、同じように感じている方がいるようでしたら、このタイヤはおすすめだと思います。
ただし、XLタイヤなので、空気圧を高めに維持する必要があります。
どのタイヤでもそうですが、1ヶ月に1回は空気圧のチェックをして、タイヤの性能を維持したいものです。
アウディA3であれば、XLタイヤの適正空気圧も、給油口の裏側に書いてあります。
この記事がみなさんのお役に立てればうれしいです。
※現在は、ミシュラン・パイロットスポーツ・スリー(MICHELIN Pilot Sport 3)の後継モデル、ミシュラン・パイロットスポーツ・フォー(MICHELIN Pilot Sport 4)が販売されています。
※2回目のタイヤ交換の記事はこちら