私が以前1994年式のアウディ80に乗っていた時には、トラブルの連続で度々ディーラーさんに駆け込んでいました。
しかし現在の愛車、2008年式アウディA3スポーツバック1.8TFSIはほとんど故障も無いので、定期点検の時以外はほとんどディーラーさんに行かなくなりました。
最近の輸入車はクオリティが上がっているので、以前ほど故障の連続で悩まされているという話もあまり聞きません。
そんな高品質になったアウディA3ですが、やはり輸入車ですから小さな故障は何度かあります。
私のアウディA3も、購入して5年目に日本メーカー製の純正HDDナビゲーションシステムが故障しました。
今回はその時の様子についてご紹介します。
2008年式アウディA3の純正ナビは日本のクラリオン製
2008年式のアウディA3では、純正のHDDナビゲーションシステムはメーカーオプションで装着されていて、中身は日本のクラリオン製です。
AV機能も付いている一体型で、CDやDVDの再生も出来ます。テレビも受信できるのですが、走行中は見ることができず、地デジに移行する時に地デジチューナーの増設をしなかったので、現在はテレビの視聴には使用していません。
肝心のナビゲーションシステムとしての機能は、正直に言うとやや不満です。操作性が良くないですね。例えば、目的地までのルートを検索した時に、行き方を複数のルートから選ぶことになるのですが、どのルートがどこを走るのかが全くわかりません。その結果、ルートを選ぶために何度も検索を繰り返すことになってしまいます。
ディーラーの人に話しを聞いても、パイオニア等他のメーカーの製品と比べると機能が見劣りしていたようで、ユーザーからかなりの不満が出たようです。
現行のアウディA3の純正ナビは他のメーカーの製品に代わっているようなので、機能が改善されているといいですね。
時計が表示されなくなり自車の位置も不正確に
車を購入して5年目に入ったある日、ルートの検索をしたところ、到着予定時刻がとんでもない時間になっていました。
ナビの画面を良く見てみると、画面の左上に表示されている時計の時刻が「0:00分」のまま止まって動かなくなっています。
時刻が動かなくなった最初の頃は、何度かエンジンを始動し直すと時計も正確な時間に戻っていたのですが、1ヶ月位経つと時計が「0:00」を指したまま動かなくなりました。
またその頃から、ナビが自車の位置を正確に表示することが出来なくなって、どこを走っているのかが分からなくなりました。
これは故障だなということになり、車を購入したディーラーに連絡をして入庫することになりました。
約3週間で純正ナビの修理が終了
車をディーラーに入庫すると、ナビを取り外して預からせてくれということで、ナビを外して同じ場所にはダミーのナビを付けてもらいました。
それまで、このような故障の事例が無かったのか、1週間経っても原因が分からず、その後日本のクラリオンにナビを送ってクラリオンが修理をする事になりました。
さらにその1週間後にディーラーから連絡があり、故障の原因は本体のGPS信号を受信する部分の不良で、部品の交換を行ったとのこと。ナビの時計は、GPSの信号に基づいて表示されるので、信号が受信できずに「0:00」になっていたとの事でした。
連絡をもらった数日後にディーラーに行き、ナビを再度取り付けてもらい、無事に修理が完了しました。
「アウディ・カーライフ・プラス」に加入していたので純正ナビの修理費用は無料!
今回のアウディA3純正ナビゲーションシステムの修理費用は「無料」でした。
そうです。「タダ」です!
実は私はこのアウディA3を新車で購入する時に、「Audi CarLife Plus.」(アウディ・カーライフ・プラス)という保証・サポート延長プログラムに加入していたのです。
この「Audi CarLife Plus.」(アウディ・カーライフ・プラス)に加入すると、無償で付いている3年間の一般保証を、5年間に延長することが出来ます。メーカーオプションのHDDナビゲーションシステムもこの一般保証の対象だったのです。
この「Audi CarLife Plus.」(アウディ・カーライフ・プラス)には、現行のアウディA3でも新車登録日から60日以内であれば84,000円(税込)を支払うことで加入できます。
加入していて良かった!
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
いくら高品質になったとは言え、輸入車も機械ですから、故障するのは当たり前です。
また、メンテナンス費用もバカにならないことは覚悟をしなければならないでしょう。
でも、故障するリスクや費用負担の心配を上回るほどに運転が楽しいので、輸入車に乗るのだと思います。
ただし、後々の安心のためにも、保証・サポート延長プログラムに加入することが必要かもしれませんね。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。