毎年ゴールデンウィークが近づくと、東京近郊の駅に羊山公園「芝桜の丘」のポスターが貼られます。
ポスターの写真があまりにも素敵なので、ずっと実際に見てみたいと思っていました。
そして、今年初めて埼玉県秩父市にある羊山公園「芝桜の丘」を訪問。
ポスターの写真と同じ、色鮮やかな芝桜に感激して帰ってきました。
ゴールデンウィーク真っ只中の5月4日に行ったのですが、早朝から出かけたので、うまく混雑を避けることが出来ました。
今回は、羊山公園「芝桜の丘」をご紹介します。
秩父市の羊山公園「芝桜の丘」への行き方
羊山公園「芝桜の丘」はどこにあるのか
埼玉県秩父市にある羊山公園は、武甲山から北に尾根状に延びる丘陵上にあり、西に秩父市街を一望でき、南には武甲山の雄大な姿を間近に見ることができます。
「芝桜の丘」には約17,600m²の面積に9種類、約40万株の芝桜が植えられています。
芝桜は2000年から植えられ始め、毎年4月上旬から5月上旬にかけては一面がピンクと白に塗り分けられます。
現在では、ゴールデンウィーク期間を中心に、毎年多くの観光客が訪れるようになりました。
【施設情報】
羊山公園「芝桜の丘」
住所:埼玉県秩父市大宮6267
電話:0494-24-7481(羊山公園管理事務所)
最寄駅:西武鉄道西武秩父駅・横瀬駅、または秩父鉄道御花畑駅から徒歩約20分
秩父観光ナビ「芝桜の丘」(秩父市公式サイト)
羊山公園「芝桜の丘」へは車よりも電車で行くことをおすすめします
ゴールデンウィーク期間中に、車で東京から埼玉県秩父市の羊山公園まで行く場合には、からり時間がかかることを覚悟しなければなりません。
車でのルートは、関越道の花園ICから国道140号線を約35km走るか、所沢ICから国道463号線で入間まで行き、さらに入間から国道299号線を約45km走るかのどちらかになります。
ただし、関越道と秩父周辺の道路では、大渋滞に巻き込まれるます。
また、やっと秩父に着いたとしても、ゴールデンウィーク期間中羊山公園内は通行禁止で、駐車場に車を停められないのです。
そのため、羊山公園から離れた臨時の駐車場からシャトルバスに乗らなければならず、このバスに乗るためにしばらく列を作って並ばなければなりません。
そんな状況なので、できれば車よりも電車使って行くほうが良いと思います。
電車で羊山公園「芝桜の丘」に行く方法
東京から電車を利用する場合には、西武池袋線を利用して西武秩父駅まで行く方法が簡単です。
東京メトロ有楽町線に加えて、昨年東急東横線と東京メトロ副都心も西武池袋線に乗り入れたので、これらの沿線の方も、楽に行けるようになったと思います。
西武池袋駅から急行電車で飯能まで行き、その後各駅停車を乗り継いで西武秩父駅まで行く方法もありますが、西武池袋駅または所沢駅から「特急レッドアロー」を利用すると、早く到着できます。
特急レッドアローに乗れば、西武池袋駅からは約1時間半、所沢駅からは約1時間で西武秩父駅に到着できます。
運賃は、西武池袋駅から西武秩父駅まで780円、さらに特急料金が640円かかるので、1人1,420円です。
全席指定席なので、上の写のようにとても広いシートにゆったりと座って行けます。
それから、芝桜の丘は午前8時から開園しているので、できるだけ早い時間に行くことをおすすめします。
私は混雑するのが嫌だったので、所沢駅まで各駅停車で行き、所沢駅6:44発西武秩父7:42着の特急レッドアローに乗るつもりで出かけました。
ただし、この日の朝発生した人身事故の影響で乗るつもりでいたレッドアローが運休したので、その次のレッドアローに乗り、8:12に西武秩父駅に到着。
早朝のレッドアローだったので、乗車する直前でも特急券を購入できました。
ゴールデンウィーク中の特急レッドアローは、早い時間に満席になってしまうようなので、前もって特急券を購入しておくか、行きの特急券を購入する時に、帰りの特急券も買ってておくと安心です。
西武秩父駅からは徒歩20分で羊山公園「芝桜の丘」に到着
上の写真が、西武秩父駅です。
西武秩父駅から羊山公園までは約1.5km。ゆっくり歩いても約20分から25分で到着します。
歩いて行く途中には下の写真のような看板が出ていて、交通整理の警備員さんもたくさんいるので、道に迷う心配はありません。
ただし、羊山公園は「羊の山」というだけあって、小高い山の上にあります。歩き始めて5分過ぎからは上り坂になります。
ふだん運動をしていない私は、「ハアハア」息を上げながら歩きました。また途中で土の部分もあるので、靴はスニーカー等歩きやすい靴をはき、動きやすい服装で出かけるといいでしょう。
20分ほど歩くと、やっと下の写真のとおり、羊山公園に到着です。
羊山公園の敷地はとても広く、芝桜の丘は西武秩父駅から歩いて行くと、奥の方向にあります。
芝桜のシーズンだけは、芝桜の丘に入るために、大人1人300円の入園料が必要です。
上の写真のような入園券売り場で入園券を買って芝桜の丘に入りました。
羊山公園「芝桜の丘」は素晴らしかったです
羊山公園「芝桜の丘」の様子
上の写真は、入園口から入って最初に目に入る光景です。
奥の方は満開でしたが、手前の方は少し花びらが落ちているようでした。
下の写真は、芝桜の丘の中央部分から見た様子です。少し花が散っている感じです。
下の写真は、入園口の反対側に登って見た様子です。手前の花は満開です。
入園口でもらった芝桜の丘の絵葉書と同じ構図で撮影してみました。右側はだいぶ花が散っていましたが、左側は満開です。
また、下の部分に下りてみました。このあたりのピンクの花は満開でした。
白い花も満開で見事でした。
こちらも満開です。
これでひとまわりしました。
羊山公園には「羊」もいました
「羊山公園」という名称は、戦前に県の「綿羊種畜場」が設けられていたので付けられたそうです。
現在でも、芝桜の丘の西側に「ふれあい牧場」があり、多くの羊が飼われています。
羊山公園「芝桜の丘」から帰る特急レッドアローは大混雑します
芝桜の美しさを満喫して、羊ともふれあい、10:30ごろには羊山公園を後にしました。
西武秩父駅まで歩いて戻り、11:25発の特急レッドアローの指定券を購入。
帰りも、無事に座ることができました。
ただし、私が乗車した11:25発の特急券は買えたのですが、この時間には午後の特急券はだいぶ売り切れていたようです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
羊山公園「芝桜の丘」の芝桜は見事でした。
ただ、今年は暑かったせいでしょうか、5月4日では行くのが少し遅かったかもしれません。
秩父観光ナビ「芝桜の丘」の公式サイトで日々の開花状況を見ることができるので、チェックしながら行く日を決めたほうがいいいかもしれませんね。
できれば、来年もまた行ってみたいと思います。
気をつけてお出かけ下さい。