アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードを利用して対象28社のエアラインの航空券を購入すると、100円=3ポイントとポイントが通常の3倍貯まります。
また、日本旅行でJRのチケットや宿泊代金の支払いに利用した場合や、アップルワールドで世界中のホテルを予約した場合にも、通常の3倍のポイントが貯まります。
それらのポイントの有効期限は無期限で、ANAなど対象となるエアライン15社のマイルに1,000ポイント=1,000マイルという比率でいつでも交換することができます。
つまり、ポイントが3倍になる航空会社と旅行代理店でこのカードを利用すると、100円=3マイルという高還元率で複数のエアラインのマイルを無期限に貯めることができるのです。
このことは、国内外への利旅行や出張などで頻繁に航空券やJRのチケットを購入したり宿泊の予約をする人にとっては、大きなメリットになります。
今回の記事では、海外旅行愛好者の方や出張が多いビジネスマンにおすすめの「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」についてご紹介します。
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードはこんな人にはおすすめ!】
- クレジットカードで頻繁に複数の国内外の航空券を購入する人
- 国内外の出張の際に自分のクレジットカードで航空券・JRチケット・宿泊代金を支払っている人
- 国内28空港のラウンジが無料で利用できるカードを探している人
- 複数のエアラインのマイルが貯まるカードを探している人
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの公式サイト・ご加入はこちら
目次
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのメリット
- 普段の買い物では100円=1ポイントが貯まる
- 対象28社のエアラインの航空券購入時にはポイントが3倍貯まる
- 日本旅行・アップルワールドのの利用時にはポイントが3倍貯まる
- 無期限のポイントを好きな時に15社のエアラインのマイルに交換できる
- マイルへの交換比率は1ポイント=1マイルなので100円=3マイルの高還元率
- 国内28空港・海外空港のラウンジを同伴者1名まで無料で利用可能
年会費・家族カード・ETCカード
年会費は10,000円(税別)、家族カードは5,000円(税別)
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの年会費は10,000円(税別)です。
加入できるのは20歳以上で定職がある人です。残念ながらパート・アルバイトの人は申込むことができません。
家族カードが発行できます
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードは最大6枚まで家族カードを発行できます。
家族カードの年会費は1枚に付き5,000円(税別)です。
家族カードを発行することができるのは、原則として、配偶者・両親・18歳以上の子供です。
家族カードの「メンバーシップ・リワード」ポイントはすべて基本カードに加算されます。
ETCカードが発行できます
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードはETCカードが発行できます。
ETCカードの発行は、基本カード会員は1人につき5枚まで、家族カード会員は1人につき1枚の発行となります。
ETCカードの年会費は無料ですが、新規発行時に1枚に付き850円(税別)の発行手数料がかかります。
ETCカードは申し込み後約2週間で届きます。
カードの利用枠と事前承認
アメリカン・エキスプレスのカードでは、不意の利用にも対応できるように、一律の利用枠は設定されていません。
利用限度額については、個々のカード会員の利用状況や、支払い実績などによって異なります。随時変更も行われます。
そのため、通常よりも高額のカードご利用時には、事前承認手続きを行うことが推奨されています。
基本スペック
カードの名称 | アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード | |
国際ブランド | アメリカンエキスプレス | |
入会資格 | 20歳以上で定職のある人(パート・アルバイトは不可) | |
年会費 | 初年度 | 10,000円(税別) |
翌年度以降 | 10,000円(税別) | |
家族カード | 初年度 | 5,000円(税別) |
翌年度以降 | 5,000円(税別) | |
ETCカード | 初年度 | 年会費無料(発行手数料850円(税別)) |
翌年度以降 | 年会費無料 | |
電子マネー | Apple Pay |
利用枠等
総利用枠 | 一律の制限は無し |
カードショッピング利用枠 | 一律の制限は無し |
お支払い方法 | 一括払い/ボーナス・分割払い/ペイフレックス |
お支払い日 | 原則として15日締め翌月10日払い(金融機関により異なる場合有り) |
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ポイントプログラム
ポイントプログラムは「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード‐メンバーシップ・リワード」
ポイントプログラム名 | アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード‐メンバーシップ・リワード |
付与率 | 100円=1ポイント ※ポイント3倍の対象先、ボーナスポイントあり |
有効期限 | 無期限 |
還元率 | 0.3%~ |
最低交換ポイント | 1.000ポイント |
交換・還元方法 | マイルへの移行、旅行関連支払いなど |
キャッシュバック | 1ポイント=0.3円~1.0円 |
通常のポイントは100円に付き1ポイント
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのポイントサービスは「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード‐メンバーシップ・リワード」という名称です。
クレジットカードの利用額100円(税込)ごとに1ポイントが付与されます。
ポイントは月間のカード利用金額ではなく、1回の利用ごとにポイントが換算されます。
なお、1回あたり100円未満の利用の場合にはポイントは付与されません。
アメリカン・エキスプレス・カードは2000年にJCBと加盟店に関する業務提携を行っているので、日本ではJCB加盟店側が望まないなどの一部の場合を除いて、ほとんどのJCB加盟店で利用可能です。
大昔には日本ではアメリカン・エキスプレス・カードはなかなか使えなかったのですが、2000年以降は多くの店舗で利用することができるようになっています。
もちろん公共料金などの支払いにも利用できますが、一部の電力会社・ガス会社などではポイントの付与率が下がり、200円に付き1ポイントが加算されます。
なお、NHK受信料、楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAへのチャージ、UNICEFへの寄付については、ポイントは加算されません。
200円につき1ポイントで付与される加盟店
電力会社 | ガス会社 | 水道局 | 公金・税金・その他 |
北海道電力 東北電力 東京電力エナジーパートナー 中部電力 関西電力 中国電力 九州電力 沖縄電力 北陸電力 四国電力 |
北海道ガス 京葉ガス 東京ガス 東邦ガス 広島ガス 西部ガス 長野都市ガス 大阪ガス |
札幌市水道局 東京都水道局 武蔵野市水道部 横浜市水道局 長崎市上下水道局 大阪市水道局 |
国税 国民年金保険料 都道府県税など ※「Yahoo!公金支払い」は100円=1ポイントです。 |
対象28社の航空券購入時にはポイント3倍
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードで、対象となる28社のエアラインンの航空券を航空会社のホームページなどから購入した場合には、メンバーシップ・リワードのポイントが通常の3倍になります。
後で詳しく説明しますが、メンバーシップリワードポイントは1ポイント=1マイルで好きな時に対象15社のエアラインのマイルに交換できるので、カードで航空券を購入した時のマイルへの還元率は100円=3マイルという高還元率になります。
ベーシックなマイレージクラブのクレジットカードでも、通常は100円=1マイルが標準的な還元率なので、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードは高還元率であることがわかると思います。
対象となる28社の中には、JAL・ANAの他にもスターフライヤー・バニラエアのLCC2社も含まれているので、出張で国内外を飛び回る人はガンガンポイントが貯まると思います。
ポイントが3倍となる対象28社
アライアンス名 | エアライン名 |
スターアライアンス | ANA アシアナ航空 エバー航空 オーストリア航空 シンガポール航空 スイス・インターナショナル・エアラインズ スカンジナビア航空 タイ国際航空 ルフトハンザ・ドイツ航空 |
スカイチーム | アリタリア・イタリア航空 エア・タヒチ・ヌイ エールフランス航空 ガルーダ・インドネシア航空 KLMオランダ航空 大韓航空 チャイナ・エアライン デルタ航空 |
ワンワールド | JAL カンタス航空 キャセイ・パシフィック航空 フィンランド航空 ブリティッシュ・エアウェイズ |
独立系・その他 | ヴァージン・アトランティック航空 エティハド航空 エミレーツ航空 スター・フライヤー バニラ・エア フィリピン航空 |
※対象となるエアラインは2018年7月現在
日本旅行・アップルワールドの利用でポイント3倍
日本旅行の全店舗とWEBサイト、アップルワールドのアメリカン・エキスプレス会員専用サイトでアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードを利用すると、メンバーシップ・リワードのポイントが通常の3倍になります。
日本旅行の利用では、対象エアライン28社の航空券の他にも、パッケージツアーや前払いで手配されるホテルなどの宿泊代金、JR・バスのチケットの購入もポイント3倍の対象になるので、国内出張で頻繁に新幹線やホテルを利用する人には大きなメリットがあります。
また、アップルワールドでは世界中のホテルが予約できるので、海外出張が多い人は航空券の購入に加えてホテルの予約でもポイントを3倍貯めることができます。
※スカイ・トラベラー3倍ボーナスは、通常ポイントと合わせて年間(1月~12月)60,000ポイント(200万円カードご利用での獲得分)が上限となります。
ポイントが3倍となる旅行代理店
旅行代理店 | 対象商品 |
日本旅行の国内全店舗とWEBサイト | パッケージツアーの購入 前払いで手配されるホテルなどの宿泊代金 JR・バスのチケット購入 |
アップルワールドのアメリカン・エキスプレス会員専用WEBサイト | 前払いで手配されるホテルなどの宿泊代金 |
※対象となる旅行代理店は2018年7月現在
ボーナスポイントの付与
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでは、日々のカード利用でのポイント獲得に加えて、次のようなボーナスポイントが用意されています。
入会ボーナスポイント
カード入会時に3,000ボーナスポイントが付与されます。
ファーストトラベル・ボーナスポイント
カード入会後1年以内に、対象28社の航空券購入または旅行代理店2社の指定商品購入でアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードを利用した場合には、初回に限り5,000ボーナスポイントが付与されます。
継続ボーナスポイント
毎年のカード継続毎に、1,000ボーナスポイントが付与されます。
ポイントの有効期限と交換先
ポイントの有効期限は無期限
貯まったメンパーシップ・リワードポイントの有効期限は無期限です。
エアライン15社のマイルに交換可能
メンパーシップ・リワードポイントはエアライン15社のマイルに交換することができます。
交換比率は1,000ポイント=1,000マイルです。
アメリカン・エキスプレスのカードでも、グリーンカードやゴールドカードでは年会費とは別に年間 3,000円(税別)の会費を払って「メンバーシップ・リワード・プラス」に加入しないと1,000ポイント=1,000マイルに交換できないのですが、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでは「メンバーシップ・リワード・プラス」に加入する必要はありません。
JALの航空券購入ではポイントが3倍貯まるのに、JALのマイルに交換できないのは残念ですが、自分が好きなエアラインンのマイルに交換ができるのは大きなメリットです。
なお、ANAのマイルに交換するためには、別途「メンバーシップ・リワード ANAコース」に登録しなければなりません。
「メンバーシップ・リワード ANAコース」の年会費は5,000円(税別)で、翌年度以降は自動更新されます。
また、ANAへのポイント移行は、年間80,000ポイントまでとなっています。
マイルに交換できるエアライン15社
アライアンス名 | エアライン名 |
スターアライアンス | ANA「ANAマイレージクラブ」 シンガポール航空「クリスフライヤー」 スカンジナビア航空「SAS ユーロボーナス」 タイ国際航空「ロイヤルオーキッドプラス」 |
スカイチーム | アリタリア・イタリア航空「クラブ・ミッレミリア」 エールフランス・KLMオランダ航空「フライングブルー」 チャイナ・エアライン「ダイナスティ・フライヤー・プログラム」 デルタ航空「スカイマイル」 |
ワンワールド | カタール航空「プリビレッジクラブ」 キャセイ・パシフィック航空「アジア・マイル」 フィンランド航空「フィンエアー・プラス」 ブリティッシュ・エアウェイズ「エグゼクティブ・クラブ」 |
独立系・その他 | ヴァージン・アトランティック航空「フライングクラブ」 エティハド航空「エティハド ゲスト」 エミレーツ航空「エミレーツ・スカイワーズ」 |
※対象となるエアラインは2018年7月現在
旅行関連の支払いに利用可能
メンパーシップ・リワードポイントは、旅行関連の支払いやそれ以外の支払いにも利用可能です。
利用可能なポイントは、それぞれ次のとおりです。
支払先 | 交換比率 |
航空会社または指定旅行代理店(日本旅行・アップルワールド) | 1ポイント=1円 |
ホテルや指定以外の旅行代理店 | 1ポイント=0.8円 |
旅行関連以外の支払い | 1ポイント=0.3円 |
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国内28空港・海外1空港のラウンジを利用可能
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでは、国内28空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)、のラウンジを利用することができます。
空港ラウンジは、本会員と家族会員の他に、同伴者も1名まで無料で利用できます。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードで利用できる空港ラウンジは、ゴールドカードの会員などが利用できるいわゆる「カードラウンジ」になります。
JALの「サクララウンジ」など、航空会社が運営するラウンジは利用することはできません。
- 国内空港:28空港
- 海外空港:ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)
- 利用対象者:カード会員・家族会員の他同伴者1名まで無料
利用可能な空港ラウンジ
エリア | 空港 | ラウンジ |
北海道 | 新千歳空港 | スーパーラウンジ |
函館空港 | ビジネスラウンジ「A Spring」 | |
東北 | 青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ロイヤルスカイ | |
仙台空港 | ビジネスラウンジ | |
関東・甲信越 | 成田国際空港第1ターミナル | IASS Executive lounge1 |
成田国際空港第2ターミナル | IASS Executive lounge2 | |
羽田空港第1旅客ターミナル | POWER LOUNGE エアポートラウンジ |
|
羽田空港第2旅客ターミナル |
エアポートラウンジ POWER LOUNGE |
|
羽田空港国際線旅客ターミナル | SKY LOUNGE | |
新潟空港 | エアリウムラウンジ | |
中部・北陸 | 中部国際空港 | プレミアムラウウジセントレア |
富山空港 | らいちょう | |
小松空港 | スカイラウンジ白山 | |
近畿 | 関西国際空港 | 六甲・金剛・比叡・アネックス六甲 |
伊丹空港 | ラウンジオーサカ | |
神戸空港 | ラウンジ神戸 | |
中国・四国 | 岡山空港 | ラウンジマスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ「もみじ」 | |
米子空港 | ラウンジDAISEN | |
山口宇部空港 | ラウンジきらら | |
高松空港 | ラウンジ讃岐 | |
松山空港 | ビジネスラウンジ | |
徳島空港 | 「ヴォルティス」 | |
九州・沖縄 | 北九州空港 | ラウンジひまわり |
福岡空港 | くつろぎのラウンジTIME ラウンジTIMEインターナショナル |
|
熊本空港 | ビジネスラウンジ | |
長崎空港 | ビジネスラウンジ「アザレア」 | |
大分空港 | ラウンジくにさき | |
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 | |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ | |
ハワイ | ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル) | 「IASS EXECUTIVE LOUNGE」 |
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海外旅行を24時間365日 日本語でサポートする「グローバルホットライン」
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでは、「日本エマージェンシーアシスタンス株式会社」と提携して、日本語で24時間365日海外旅行をサポートする「グローバルホットライン」を開設しています。
「グローバルホットライン」へは、世界中のほとんどの国から、24時間通話料無料またはコレクトコールで連絡をすることができます。
現地の最新情報、空港・出入国の案内、ショッピング・免税店・ホテル・レストランなどの情報を入手できる他、レストラン、観劇、コンサート、スポーツ観戦などの予約・手配を行うこともできます。
「グローバルホットライン」のサービス内容
- 旅行関連サービス
・航空券の予約、発券の手配、予約の再確認、変更
・ホテルなど宿泊施設の紹介、予約、取消
・レンタカー/リムジン・サービスの案内、予約、取消
・ローカル・ツアーの案内、予約、取消 - レストランの案内、予約、取消
- ゴルフ・コースの案内、予約、取消
- 主要都市でのミュージカル等のチケットの案内
- 天気予報
- パスポート、査証、予防接種等についての案内
- 最寄りの日本大使館、領事館の案内
- カード紛失・盗難の処理、再発行の手続き
- パスポート、所持品の紛失・盗難時のサポート
- フラワー・デリバリー・サービスの手配
- その他のカードに関する問い合わせ
- 電話による簡単な通訳サービス(ビジネス等の場合を除きます。)
- 通訳派遣のアレンジメント
- 緊急メッセージの伝言サービス
- 医師、歯科医、病院、弁護士の紹介
- カードに付帯される海外旅行傷害保険の保険金請求のお手伝い
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海外旅行関係のサービス・優待が充実!
Expediaの優待割引
Expediaでは、世界3万都市の国内外の人気ホテルや海外ツアーを、24時間365日オンライン上で手軽に予約できます。
このExpediaを、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの会員は優待料金で利用することができます。
<通常特典>
- 海外/国内ホテルご宿泊料金:8%オフ
- 海外ツアー料金:3,750円オフ ※15万円以上(税抜)のご利用の場合
手荷物無料宅配サービス
海外旅行の際、出発時にご自宅から空港まで、帰国時に空港からご自宅まで、カード会員1名につきスーツケース1個を無料で配送できます。
対象空港は、成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港です。
空港周辺パーキングの優待利用
空港からのアクセスが良好な場所にある駐車場を、カード会員専用の割引・優待料金で利用できます。
対象空港は、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、福岡空港です。
海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険が利用付帯
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードには、家族特約付きの海外旅行傷害保険が付帯します。
ただし、クレジットカードに付帯している「海外旅行保険」は、その付帯する条件や内容・金額によって実際には全く役に立たない場合もあるので注意が必要です。
そこで、クレジットカードに付帯する海外旅行保険を見分ける場合に最低でもチェックしたい5つのポイントをご紹介します。
- 付帯条件は「自動付帯」か「利用付帯」か
- 「傷害治療費用」「疾病治療費用」が補償されるかどうか
- 「傷害治療費用」「疾病治療費用」の補償金額は十分か
- 日本語による24時間救急サポートが受けられるか
- 医療費キャッシュレス診療を受けられるか
この5つのポイントは、そのクレジットカードに付帯している海外旅行保険が実際に役に立つのかどうかを見分けるために重要な項目になります。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードに関しても、この5つのポイントを中心に見ていくと、実際に使える保険なのかどうかの判断ができます。
海外旅行傷害保険の内容
本会員・家族会員 | 家族特約 | |
付帯条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡 | 3,000万円 | 1,000万円 |
傷害後遺障害 | 最高3,000万円 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 | 100万円 |
賠償責任 | 3,000万円 | 3,000万円 |
携行品損害 | 1旅行最高30万円 年間限度額100万円 |
1旅行最高30万円 年間限度額100万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
航空機遅延費用等 | 2万円 | ― |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 2万円 | ― |
日本語による24時間救急サービス | 〇 | ― |
医療費キャッシュレスサービス | ― | ― |
補償期間 | 90日間 | 90日間 |
家族特約の範囲
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードに付帯する海外旅行傷害保険の家族特約は、配偶者、カード会員と生計を共にする子供・両親などの親族となります。
※親族とは、6親等以内の血族、3親等以内の姻族の方をいいます。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの海外旅行傷害保険は「利用付帯」
クレジットカードに付帯している海外旅行保険には「自動付帯」の保険と「利用付帯」の保険の2種類があります。
「自動付帯」の保険とは、そのクレジットカードを所有しているだけで自動的に適用となる保険のことです。
「利用付帯」の保険とは、その海外旅行のツアー代金や航空機などの運賃を、保険が付帯しているクレジットカードで支払った場合にのみ適用となる保険のことです。
「楽天カード」など人気の手数料無料のクレジットカードの海外旅行傷害保険は「利用付帯」の場合がほとんどです。
実は、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの海外旅行傷害保険も「利用付帯」です。
アメリカン・エキスプレス・カードのWEBサイトには次のように記載されています。
海外旅行前に日本出入国のために時刻表に基づいて運行される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージ・ツアーの料金をカードにてお支払いになられた場合、海外旅行を目的に住居(日本国内)を出発されたときから、住居にお戻りになるまで(日本国出国の前日から入国の翌日まで)の最長90日間補償されます。
この規定で注意しなければならないのは、「海外旅行前に日本出入国のために時刻表に基づいて 運行される国際航空機または国際船舶のチケット」という部分です。
他の利用付帯のクレジットカードでは、空港へ向かう電車やバス・タクシーの料金をカードで支払えば保険が適用になる場合もあるのですが、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでは、カードで日本出入国のための国際線航空機・船舶・ツアー料金を支払った場合に限定されています。
この部分は、要注意です。
「傷害治療費用」「疾病治療費用」が補償されます
海外旅行傷害保険の支払い事由の50%以上は「傷害治療費用」「疾病治療費用」に関する保険金だというデータがあります。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでは、最も大切な「傷害治療費用」「疾病治療費用」が補償されます。
「傷害治療費用」「疾病治療費用」の補償は他のカードでも準備しましょう
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでは「傷害治療費用」「疾病治療費用」の保険金額は100万円です。
この100万円という金額は、一般的なクレジットカードでは標準的な金額です。
しかし、海外の医療費は驚くほど高額になるので、この金額では全く足りないのです。
日本損害保険協会の資料では、盲腸(虫垂炎)の手術をして2日間入院すると、ハワイのホノルルでは約256万円、アメリカのロサンゼルスでは約162万円~217万円かかるそうです。
でも、海外旅行傷害保険の「傷害治療費用」「疾病治療費用」の保険金は、他のクレジットカードの海外旅行傷害保険と合算できることをご存知でしょうか。
このことは、損害保険協会の「損害保険Q&A」にも記載されています。
十分な「傷害治療費用」「疾病治療費用」の保険金額を確保するためには、複数の海外旅行保険付きクレジットカードを準備することや任意加入の海外旅行傷害保険に追加加入することが効果的です。
そうして、「傷害治療費用」「疾病治療費用」の保険金は若い人でも最低で500万円、シニア世代の人は最低でも1,000万円は準備したいところです。
複数のクレジットカードで準備する場合には、年会費が無料で充実した海外旅行保険が自動付帯している、エポスカード、
ジャックス 横浜インビテーションカード、Booking.comカード
がおすすめです。
多くの海外旅行愛好者が、これらの年会費無料クレジットカードで海外旅行保険を準備しています。
年会費が無料で「使える」海外旅行保険が付帯したクレジットカードについては次の記事にまとめています。
日本語による24時間救急サポートが受けられます
海外で急病や怪我をした時に頼りになるのが、緊急アシスタントサービスです。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの海外旅行傷害保険では、日本エマージェンシーアシスタンス株式会社が代行する「グローバルホットライン」を利用することができます。
「グローバルホットライン」に電話をすると、次のようなサービスを受けることができます。
- 医師・歯科医・病院・弁護士の紹介
- カードに付帯される海外旅行傷害保険の保険金請求のお手伝い
医療費キャッシュレスサービスは利用することができません
海外での医療費は高額になるため、現金の持ち合わせがない場合には診療を受けることができない可能性があります。
また、医療機関でクレジットカードが利用できない場合や、医療費がクレジットカードの支払限度額を超えてしまう場合もあります。
そんなこともあり、クレジットカードに付帯する海外旅行保険で、保険金額を限度として医療費を保険会社から直接医療機関に支払う「医療費キャッシュレス診療」のサービスを提供している場合があります。
ところが、残念なことにアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの海外旅行傷害保険では、医療費キャッシュレスサービスに対応していません。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの海外旅行傷害保険を利用する場合には、現地で医療費を支払い帰国後に保険金を請求することになります。
このことからも、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードを利用して海外旅行に行く場合には、年会費無料でキャッシュレス診療が利用可能なクレジットカードを複数枚持って行くことをおすすめします。
国内旅行傷害保険
国内旅行傷害保険が利用付帯
本会員・家族会員 | 家族特約 | |
付帯条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡 | 2,000万円 | 1,000万円 |
傷害後遺障害 | 2,000万円 | 1,000万円 |
入院保険金日額 | ― | ― |
通院保険金日額 | ― | ― |
手術保険金 | ― | ― |
利用付帯ですが家族特約が付きます
国内旅行傷害保険に関しても利用付帯ですが、配偶者、カード会員と生計を共にする子供・両親などの親族が家族特約の対象になります。
補償の対象となる事故
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの国内旅行傷害保険では、次の事故が補償の対象となります。
- 国内を旅行中におけるカードでチケットなどを購入した公共交通乗用具に搭乗中の事故
- 予約の上カードで宿泊料金を支払う旨を伝えた宿泊施設に宿泊中の火災・爆発による事故
- カードで購入した宿泊を伴うパッケージツアーに参加中の事故
その他の保険サービス
ショッピング・プロテクションが付帯
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードには、年間最高200万円のショッピング・プロテクションが付きます。
補償の対象となるのはアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでクレジット決済して購入した商品で、購入した商品の偶然の事故による損害を、購入日から90日間補償します。
オンラインプロテクションが付帯
心当たりのないインターネット上での不正使用による損害を補償します。
オンライン・ショッピングに不安を感じず、安心して買い物を楽しむことができます。
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アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのデメリット
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのメリットは、国内外の航空券購入・指定旅行代理店利用でポイントが通常の3倍貯まることです。
また、ポイントの交換先もマイルへの交換がメインであり、アイテムへの交換は対象外になっています。
国内外の航空券購入などでエアラインのマイルを貯めたい人へのメリットは絶大なのですが、そうでない人にとっては利用価値がないクレジットカードになってしまいます。
このように、メリットを享受できる利用者が限定されることが、一方ではデメリットであると言えるかもしれません。
また、海外へ頻繁に出かける人を対象にしている割には、海外旅行傷害保険の内容が寂しいこともデメリットです。
年会費を支払う余裕がある人は、さらに魅力的なアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードを検討してもいいかもしれません。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードは、対象28社のエアラインの航空券を購入するとポイントが通常の3倍貯まります。
日本旅行を利用すれば、パッケージツアーや宿泊代金、JR・バスのチケットの支払でもポイントが通常の3倍貯まります。
ポイントの有効期限は無期限で、いつでも好きな時に対象エアライン15社のマイルに交換できます。
もっとポイントを貯めたい人には、ポイントが通常の5倍貯まるアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードもあります。
この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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