ベトナム航空 成田発ダナン行き エコノミークラス搭乗記(行き)

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2016年10月の海外旅行は、妻と二人でベトナムのダナンに行ってきました。

成田からダナンまでは、ベトナム航空が毎日1往復直行便を運航しています。

私たちも、今回の旅行ではこのベトナム航空の直行便を利用しました。

ベトナム航空を利用したのは初めてだったのですが、出発前の予想に反してとても快適な空の旅になりました。

機材は小型のA321-200型機でしたが、往復ともに比較的新しい機材で、機内も清潔に保たれていました。

口コミなどで評判が良い機内食も、実際に美味しかったです。

それでは今回の記事では、成田からダナンまでのベトナム航空の様子についてご紹介します。

【追記】

この記事は2016年10月時点での旅行記です。その後ベトナム航空の発着時刻が変更されてますのでご注意下さい。

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成田からダナンまではベトナム航空が毎日直行便を運航

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現在、成田からダナンまでは、ベトナム航空が毎日1往復直行便を運航しています。

ダナンまでは、ホーチミンやハノイ乗り換えでも行けますが、目的地がダナンやホイアン、フエなどベトナム中部の場合には、このベトナム航空の直行便を利用するのが便利です。

機材は、キャビンに通路が1本しかない小型機のA321-200型機になりますが、乗り換えが無いのはうれしいです。

私たちは今回JTBのツアーでダナンに行ったのですが、JTBなどのツアーでダナンに行く場合にも、ほとんどの場合このベトナム航空の直行便を利用することになります。

エコノミークラスでは不安だという場合には、あまり料金は高くないのでビジネスクラスの利用を検討してもいいかもしれません。

成田⇒ダナン(所要時間 約6時間5分)

VN319便 15:25発→19:30着(A321-200)

ダナン⇒成田(所要時間 約5時間15分)

VN318便 10:45発→18:00着(A321-200)

※便名の頭の記号
VN-ベトナム航空
※時刻表は2016年11月分です。
※発着時刻・機材・運航の有無は頻繁に変更になります。
 ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトでご確認下さい。
※( )内は運航機材

出発は成田空港第1ターミナル北ウイング

成田空港北ウイング

チェックインカウンターは「Fカウンター」

ベトナム航空はスカーチームに加盟しているので、スカイチームのエアラインが集まっている成田空港第1ターミナル北ウイングから出発します。

私たちは今回JTBのツアーでダナンに行ったので、まず最初に成田空港第1ターミナル北ウイング「Gカウンター」にあるJTBのカウンターで「Eチケット控え」を受け取りました。

それから「Eチケット控え」と荷物を持って「Fカウンター」へ行きチェックインを行いました。

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ベトナム航空のチェックインカウンターは通常「Cカウンター」なのですが、ダナン行きのNV319便のチェックインだけは「Fカウンター」で行っています。

今回は出発の約2時間前にチェックインを行ったので、特に混雑もなくチェックインすることができました。

ベトナムドンへの両替ができるのは2か所

チェックインの後は、円からベトナムドンへの両替です。

成田空港第1ターミナル北ウイングの場合には、千葉銀行、三菱東京UFJ銀行、GPAの3か所で外貨への両替ができるのですが、このうちベトナムドンを取り扱っているのは、千葉銀行とGPAの2か所です。

今回私たちはGPAで円からベトナムドンへの両替をしました。レートは1万ドンが53円でした。

両替が済んだら、いつもの「ロイヤル」で軽く食事をして、早めに出発ロビーに移動しました。

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この日の出発ゲートは14番ゲート。出発前の準備が遅れたようで、搭乗開始は15時ごろになりました。

優先搭乗に続いて、まず機内後方のエコノミークラス26番以降の座席の人から搭乗を行い、エコノミークラス25番より前の座席の人は最後に搭乗しました。

ベトナム航空 成田発ダナン行き 機内の様子

ダナン行き直行便の機材は「A321-200」型機

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(ベトナム航空ホームページより)

ベトナム航空ダナン直行便の機材はエアバス社製「A321-200」型機です。

ベトナム航空でも成田・ホーチミン、成田・ハノイを結ぶ便では最新鋭のB787-9型機を、関西・ホーチミン線でもワイドボディ機のA330-200型機を使用しているのですが、成田・ダナン線は通路が1本のナローボディ機になります。

機内誌を見ていたら、ベトナム航空のA321-200型機には、ビジネスクラス16席、エコノミークラス162席、合計178席のタイプと、ビジネスクラス16席、エコノミークラス168席、合計184席の2タイプがあるようです。

この2タイプは、どうやらビジネスクラスのシートピッチが異なるようなのですが、詳しいことはわかりませんでした。

下のシートマップはベトナム航空のホームページからお借りしたものですが、図の中のエコノミークラスシートは162席しかないのですが、左下には168席と書かれていたりして、少々謎です。

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(ベトナム航空ホームページより)

エコノミークラスのシートは思っていたよりも広かった!

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この日の機材のレジ番号はVN-A335、2012年8月に登録された機材です。

さて、機内に入って感じたことは「機材が新しい」「明るい」「キレイ」ということです。

キャビンの第一印象がこれまで自分の中にあったベトナム航空のイメージとは全く逆だったので、私のベトナム航空に対する評価が一瞬にして変わりました。第一印象って大切ですね。

自分たちの座席(24A、24B)に座ってみると「座席が広い」ことにも気が付きました。

上は座席に座って足元を写した写真ですが、前の座席の背もたれと私の膝の間には、握りこぶし1つ分ほどの余裕がありました。

昨年の台湾旅行で利用したJALのB767-300ER型機のエコノミークラスよりは間違いなく広いと思います。

確かに、SeatGuruのサイトでは184席仕様のベトナム航空A321-200型機のエコノミークラスのシートピッチは32インチ(約81cm)となっています。

国際線エコノミークラスシートピッチの標準は31インチ(約79cm)なので、それよりは2cm広いことになります。

もちろんシートはリクライニングもできます。

同じA321-200型機でも、一昨年利用したフィリピン航空のA321-200型機は、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスで199席も詰め込んでいたことを考えると、178席しかないベトナム航空のA321-200型機は余裕を持ったシート配置をしていることがわかります。

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上の写真は、エコノミークラスシートに備え付けてあったクッションです。

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上の写真は、それぞれの座席の上に置いてあった毛布です。フリース地でできていました。

座席には個人用のモニターはありません

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上の写真のように、ベトナム航空のA321-200型機のシートには個人用のモニターは付いていません。

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映画や動画は、上の写真のようにキャビンの天井に付いているモニターに映し出されます。

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音声のチャンネルやボリュームは上の写真のようにひじ掛けに付いています。

今回のフライトでは、機内食が終わってから映画が1本上映されたのですが、字幕はベトナム語で音声は英語だけだったので私は見ませんでした。

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また、シートのポケットには上の写真のように機内誌が入っていたのでA321-200型機の音声の案内を探したのですが、私には見つけることができませんでした。

成田からダナンまでは約6時間かかるので、機内でどのように過ごすのかを考えておいたほうが良いでしょう。

私は機中ではいつも文庫本を読むことにしているので、今回はなんとか退屈しないで済みました。

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シートの様子をいろいろとチェックしていると、離陸の時間になりました。

機内食は美味しくいただきました!

飛行機が安定飛行に入ると機内サービスが始まりました。

エコノミークラス前方は、イケメンの男性CAさん2人と女性のCAさんが担当のようです。

日本人のCAさんも1人いて、日本語での機内アナウンスも行われていたので、言葉の心配はしなくても大丈夫です。

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まずはおしぼりから。

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続いて、ヘッドフォンと機内食のメニュー。

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エコノミークラスの機内食は、和食と洋食の2種類から選ぶことができます。

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続いてナッツです。

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ベトナム航空のエコノミークラスでは、ソフトドリンクとアルコール類が無料で提供されます。

アルコール類はビールの他に赤ワイン・白ワイン、各種カクテル、日本酒があるようです。

私は最近アルコールを控えているので、オレンジジュースを注文。

隣りの席の日本人の男性は、いきなり日本酒を飲んでいました。

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さて機内食ですが、上の写真は妻が選んだ洋食です。

メニューは、ポーク唐揚げ クンパオソース、チャーハン・温野菜添え、サラダ、フルーツ、パン、抹茶モンブランケーキしでした。

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上の写真は私が選んだ和食です。

メニューは、金目鯛西京焼き ご飯・温野菜添え、煮物、フルーツ、パン、甘味でした。

出発前にいろいろな人のブログや口コミを読んだところ、ベトナム航空の機内食は美味しいという書き込みが多かったのですが、実際に美味しかったです。

エコノミークラスの機内食としては、かなりレベルが高いのではないでしょうか。

こちらも、昨年のJALよりも上かもしれません。

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機内食が終わって外を見てみると、大好きな青い空が広がっていました。

この景色を見ると、幸せを感じます。

ダナン到着は夜になります

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ダナン国際空港への到着時刻は、現地時間の19時30分になります。

着陸するとボーディングブリッジを使って空港に入り、まず最初に入国審査です。

ベトナムへの入国審査はパスポートと帰りのEチケット控えを見ぜるだけです。他に入国時に必要な書類はありません。

入国審査はのんびりと時間をかけて行われていましたが、同じ時間帯に到着する便が無かったのであまり待たずに済みました。

次にチェックイン時に預けた荷物のピックアップですが、こちらは荷物が出てくるまでに時間がかかりました。

荷物を持ってロビーに出ると「JTB」の札を持ったガイドさんと無事に合流。

バスに乗ってホテルに向かいました。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ベトナム航空でのフライトは、予想に反してとても快適でした。

シートも広めで機内食も美味しかったです。機内でのエンターテインメントが無いのは仕方がないので、本やゲームなどを持っていけば良いでしょう。

3泊4日などの短期の旅行でダナンに行くのであれば、乗り換えが無いベトナム航空の直行便は便利ですし特に問題はないと思います。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

※今回の旅行は【JTB】のツアーに参加しました。

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