デルタ航空 成田サイパン路線のフライトの選び方 ビジネスクラスもおすすめです!

サイパン島03

ご主人が定年を迎えられたり、お子様が独立されたことをきっかけに、ご夫婦で海外旅行を計画している方も多いでしょう。

日本からとても近くて、時差も1時間しかないサイパン島は、そんな熟年のご夫婦にもおすすめできるビーチリゾートです。

成田からサイパンまでは、デルタ航空の直行便を利用すれば、3時間半で到着。

デルタ航空では毎日2便ずつ運航しています。

注:2015年10月から成田ーサイパン路線は1日1便になりました。

ただし、旅行代金が安いツアーなどでは、現地に深夜に到着して、帰りは早朝に出発するフライトを利用している場合があり、できればこのフライトを利用しているツアーは避けたいところです。

そこで、今回はサイパン島ツアーに参加する際に注意したい、フライトの選び方についてご紹介します。

【追記】

デルタ航空は2018年5月にサイパン路線から撤退しました。

残念ながら、これで日本からサイパンへの直行便は無くなってしまいました。

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成田・サイパン島間の直行便は現在デルタ航空だけが運航中

現在、成田・サイパン島間の直行便は、デルタ航空だけが運航しています。

成田からサイパンへ向かうフライトは、毎日「朝発」と「夜発」の2便、サイパンから成田までのフライトは、毎日「朝発」と「夕方発」の2便を運航しています。

注:2015年10月から成田ーサイパン路線は1日1便になりました。

時刻表は次のとおりです。

成田空港⇒サイパン島
DL298便 10:35発⇒15:10着

サイパン島⇒成田空港
DL297便 16:29発⇒19:10着

※DL-デルタ航空
※時刻表は2016年2月分です。
※時刻表・運航の有無は頻繁に変更になります。
 ご旅行の計画を立てる際には必ず各航空会社のWEBサイトでご確認下さい。

機材は2便ともに、上の写真のとおり細身でスマートなボーイング757-200型機を使用しています。

座席はビジネスクラス・コンフォートプラス(上級エコノミークラス席)・メインキャビン(エコノミークラス席)の3クラスがあります。

ビジネスクラスの座席は、通路の両側に2列ずつの、いわゆる「2-2」の配置、コンフォートプラス・メインキャビンの座席は、通路の両側に3列ずつの、いわゆる「3-3」という配置です。

【デルタ航空:B757-200型機のシートマップはこちら】

デルタ航空はアメリカの航空会社ですが、成田サイパン間のフライトには、日本人のキャビンアテンダントが乗務しているので、言葉の心配はしなくても大丈夫です。

サイパンツアーのフライトは「行き:朝発」「帰り:夕方発」がおすすめです

デルタ航空03

成田サイパン間の直行便はデルタ航空しか運航していないので、ほぼ全てのサイパン島ツアーで、デルタ航空の直行便を利用しています。

サイパン島ツアーのパンフレットやWebサイトに、「デルタ航空の直行便利用」と記載されていると安心してしまいがちですが、実はここで注意をしなければいけません。

どういうことかというと、旅行代金が安いツアーや期間限定のお買い得ツアーなどでは、行きに夜発のDL288便を、帰りに早朝初のDL287便を利用することが多いからです。

行きに夜発を利用すると、サイパンのホテルに到着するのは深夜の2時半ごろ、帰りに早朝発の便を利用すると、ホテルを出発するのは早朝の3時半になってしまいます。

もしも、ご夫婦で3泊4日のサイパンツアーに参加する場合には、この深夜到着・早朝出発のツアーは避けた方が良いと思います。

サイパンに着いた翌日の朝から寝不足で、いらいらしたり不機嫌になったりと、夫婦喧嘩のために旅行に出かけたようになってしまいます。

若干旅行代金は高くなりますが、フライトが確定しているツアーで、行きのフライトは朝発のDL298便、帰りのフライトは夕方発のDL297便のツアーに参加することをおすすめします。

私も50歳を過ぎたので、深夜早朝の時間帯に移動したいとは思いません。また、旅先で疲れてしまっては、旅行が楽しくなくなります。

ご夫婦で旅行をされる場合には、お互いの身を案じることも大切かと思います。

予算に余裕がある場合にはご夫婦でビジネスクラスの利用も楽しいです!

デルタ航空ビジネスクラス01

成田・サイパン間の飛行時間は約3時間30分ですが、エコノミークラスでは窮屈だなという方もいるかもしれません。

また、お仕事ではいつもビジネスクラスを利用していたので、ご夫婦での旅行でもビジネスクラスを使ってみたいと思っている方もいるでしょう。

そのような場合には、サイパン旅行でデルタ航空のビジネスクラスを利用することも可能です。

実は、成田・サイパン間のビジネスクラス料金は安いので、密かに人気があるのです。

エコノミークラスとビジネスクラスの料金の差額は、閑散期であれば1人あたり3万円程度、繁忙期であれば1人あたり7万円程度。

この金額を上乗せすれば、往復ビジネスクラスを利用して旅行が出来ます。

私たち夫婦は、2011年10のサイパン旅行で、デルタ航空のビジネスクラスを利用しました。

成田空港では専用のラウンジで出発までゆっくりくつろぐことができます。(注:2015年1月5日から、デルタ航空のミクロネシア路線ビジネスクラスの乗客は、ラウンジが使えなくなりました。こちらの記事をご覧下さい。)

残念ながら、座席はフラットにならない旧式で、個人用のモニターも無い古いタイプでしたが、とてもゆったりしていて機内食も美味しかったです。

なによりも妻が大喜びしてくれたのが嬉しかったです。

上の写真と下の写真は、デルタ航空ビジネスクラスの機内食です。

デルタ航空ビジネスクラス02

サイパン旅行でデルタ航空のビジネスクラスを利用する方法

大手旅行会社のパッケージツアーのパンフレットを見てみると、パッケージツアーの料金に追加料金を払うことで、ビジネスクラスを利用できるプランがあるようです。

例えば、JTBの「ルックJTB」という赤いパンフレットの商品では、閑散期には27,000円、繁忙期には70,000円から140,000円の追加料金を支払えば、デルタ航空のビジネスクラスを利用できます。

もう少し安い料金でビジネスクラスを利用する方法としては、JTBなどの大手旅行会社のホームページで、ビジネスクラスの正規割引航空券とホテルを個別に予約するという方法があります。

ただし、完全な個人旅行となり、旅行会社のサポートを受けられなくなるので、少なくてもお仕事やプライベートで何度か海外に行っているという方におすすめできる方法です。

また、正規割引航空券は予約の変更が出来ないので注意が必要です。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

現在のところ、成田・サイパン間の直行便は、デルタ航空だけが運航しています。

ただし、デルタ航空は1日に2便運航しているので、どの時間帯のフライトを利用するのかを、良く確認してからツアーに申し込むことが大切です。

注:2015年10月から成田ーサイパン路線は1日1便になりました。

またご夫婦でサイパンに行く場合で、予算に余裕があるのであれば、ビジネスクラスを利用すると、さらに旅行が楽しくなるでしょう。

大手旅行会社のパッケージツアーであれば、追加料金を支払うことで、ビジネスクラスの利用も可能です。

この記事がみなさんのお役に立てればうれしいです。

⇒【JTB】ビジネスクラスツアーはこちら

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