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航空会社の安全性格付けをご紹介!!「エアラインレイティングス」のランキング

      2016/09/18

空港イメージ

航空会社が安全性はとても気になりますよね。

飛行機は自動車などの他の交通機関に比べればとても安全性が高い乗り物ですが、一度事故が起きると人的な被害は甚大なので、どうしても事故が気になってしまいます。

※航空機事故の確率に関しては次のように言われています。

「米国国家運輸安全委員会(NTSB)の調査によると、米国内で航空機に乗って死亡事故に遭遇する確率は0.0009%であり、米国内で自動車に乗って死亡事故に遭遇する確率(0.03%)の33分の1以下の確率である。」

でも、航空機事故の要因は一つではないので、安全性を測るのは容易でないことも事実。

しかし果敢にこの難しい問題に取り組んでいるサイトがありあました。

そこで今回の記事では、そのうちの1つであるオーストラリアの「AirlineRatings」(エアライン・レイティングス)の評価についてご紹介します。


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「AirlineRatings」の安全性格付けランキング

エアラインレイティングス画面

「AirlineRatings」(エアライン・レイティングス)では、各航空会社のプロダクトの格付けと安全性に関して格付けを行っています。

現在「AirlineRatings」が安全性格付けの対象としている航空会社は407社です。

安全性の格付けの最高ランクは星7つ「「★★★★★★★」、
最低ランクは星1つ「★☆☆☆☆☆☆」です。

今回は407社の中から、次の航空会社の格付けについてご紹介します。

  • 日本の航空会社:国際線を運航している会社
  • 外国の航空会社:日本の空港に乗り入れている会社(日本路線を運休中の会社と今後乗り入れる会社も含みます)

航空会社は地域ごとに記載して、同じ地域・同じ格付けの場合には英語名のアルファベット順に記載しています。

エアラインレイティングスのホームページはこちら

日本の航空会社

星7つ「★★★★★★★」

  • 全日空(ANA)
  • 日本航空(JAL)

星5つ「★★★★★☆☆」

  • ジェットスタージャパン(Jetstar Japan)
  • ピーチアビエーション(Peach Air)
  • バニラエア(Vanilla Air)

北米・中南米の航空会社

星7つ「★★★★★★★」

  • アエロメヒコ(Aeromexico)
  • エアカナダ(Air Canada)
  • アメリカン航空(American Airlines)
  • デルタ航空(Delta Air Lines)
  • ハワイアン航空(Hawaiian Airlines)
  • ユナイテッド航空(United Airlines)

アジアの航空会社

星7つ「★★★★★★★」

  • 中国国際航空(Air China)
  • マカオ航空(Air Macau)
  • キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific)
  • チャイナエアライン(China Airlines)
  • 中国東方航空(China Eastern)
  • 中国南方航空(China Southern)
  • 香港ドラゴン航空(Dragonair)
  • イースター航空(Eastar Jet)
  • エバー航空(EVA Air)
  • 海南航空(Hainan Airlines)
  • 香港航空(Hong Kong Airlines )
  • チェジュ航空(Jeju Air)
  • ジェットスターアジア航空(Jetstar Asia)
  • ジンエアー(Jin Air)
  • 吉祥航空(Juneyao Airlines)
  • 大韓航空(Korean Air)
  • マンダリン航空(Mandarin Airlines )
  • モンゴル航空(MIAT Mongolian Airlines )
  • 山東航空(Shandong Airlines)
  • 上海航空(Shanghai Airlines )
  • 深圳航空(Shenzhen Airlines )
  • 四川航空(Sichuan Airlines)
  • シンガポール航空(Singapore Airlines)
  • スリランカ航空(SriLankan Airlines)
  • 天津航空(Tianjin Airlines)
  • アモイ航空(Xiamen Airlines)

星6つ「★★★★★★☆」

  • エアインディア(Air India)
  • エアアジアX(AirAsia X)
  • アシアナ航空(Asiana Airlines)
  • パキスタン航空(Pakistan International Airlines)
  • フィリピン航空(Philippine Airlines )
  • ウズベキスタン航空(Uzbekistan Airways)

星5つ「★★★★★☆☆」

  • エアプサン(Air Busan)
  • マレーシア航空(Malaysia Airlines)
  • スクート(Scoot)
  • 春秋航空(Spring Airlines)
  • 復興航空(TransAsia Airways)
  • ベトナム航空(Vietnam Airlines)

星4つ「★★★★☆☆☆」

  • セブパシフィック航空(Cebu Pacific)
  • ガルーダインドネシア航空(Garuda Indonesia)
  • タイ国際航空(Thai Airways International)

オセアニアの航空会社

星7つ「★★★★★★★」

  • エアカレドニアインターナショナル(Air Caledonie)
  • ニュージーランド航空(Air New Zealand)
  • エアタヒチヌイ(Air Tahiti Nui)
  • ジェットスター航空(Jetstar)
  • カンタス航空(Qantas)

星5つ「★★★★★☆☆」

  • ニューギニア航空(Air Niugini)

ヨーロッパの航空会社

星7つ「★★★★★★★」

  • アエロフロート・ロシア航空(Aeroflot)
  • アリタリア航空(Alitalia)
  • オーストリア航空(Austrian Airlines)
  • ブリティッシュエアウェイズ(British Airways)
  • フィンランド航空(Finnair)
  • イベリア航空(Iberia)
  • KLMオランダ航空(KLM)
  • LOTポーランド航空(LOT Polish Airlines )
  • ルフトハンザ航空(Lufthansa )
  • スカンジナビア航空(SAS)
  • スイスインターナショナルエアラインズ(Swiss International Air Lines )

星6つ「★★★★★★☆」

  • エールフランス(Air France )
  • S7航空(S7 Airlines)
  • ターキッシュエアラインズ(Turkish Airlines)

中東・アフリカの航空会社

星7つ「★★★★★★★」

  • エミレーツ航空(Emirates)
  • エティハド航空(Etihad Airways)

星6つ「★★★★★★☆」

  • イラン航空(Iran Air)

星5つ「★★★★★☆☆」

  • エジプト航空(EgyptAir)
  • エチオピア航空(Ethiopian Airways)
  • カタール航空(Qatar Airways)

「AirlineRatings」の格付け方法

「エアラインレイティング」の格付け方法はとてもシンプルです。

国際的な航空業界団体による評価、国・地域の航空当局による評価、過去の死亡事故などに応じて星の数を加算・減算させます。

「AirlineRatings」の格付けでは、個々の航空会社の安全性に対する取り組みだけでなく、その国の航空当局の安全性確保に対する姿勢を重視していることに特徴があります。

星を加算する項目は5項目、減産する項目は2項目です。

AirlineRatingsのwebサイトの格付け方法についてのページはこちらです。

格付けを行っている407社の格付けと項目ごとの評価はこちらです。

航空会社がIOSAの認証を受けていれば星2つ「★★」

航空会社がIOSAの認証を受けていれば星2つ「★★」が与えられて、認証を受けていない場合には星はゼロ「☆☆」です。

IOSA(国際運航安全監査プログラム)とは国際航空運送協会(IATA)が運営する国際的な運航安全監査プログラムのことです。

航空会社の業務を8つの分野(会社組織、運航、運航管理、整備、客室、運送、貨物管理、危機管理・保安)に分類し、国際法令や安全上の要求事項に基づき、900を超える安全監査基準が設定されています。

EU域内に乗り入れ禁止でなければ星1つ「★」

航空会社がEU(欧州連合)域内への乗り入れが禁止されていなければ星1つ「★」が与えられて、禁止されていれば星はゼロ「☆」です。

EUでは、安全管理体制に問題がある国の航空会社や個別の航空会社に対して、EU諸国への路線の開設や領空の飛行を禁止しています。

EU域内の乗り入れ禁止リストはこちらから。

過去10年以内に死亡事故を起こしていなければ星1つ「★」

航空会社が、過去10年以内に乗員や乗客の死亡事故を起こしていなけれは星1つ「★」が与えられて、起こしていれば星はゼロ「☆」です。

この死亡事故には、テロやハイジャック、パイロットの自殺によるものは含まれません。

2000年以降の航空機事故一覧(Wikipedia)はこちら

FAA(アメリカ連邦航空局)により「カテゴリー1」指定された国や地域の航空会社には星1つ「★」

FAA(アメリカ連邦航空局)では、FAAが定めた航空機の運航と整備に関する安全基準(IASAプログラム)に照らし合わせて、国や地域(会社ごとではありません)を評価しています。

その評価により国や地域は「カテゴリー1」と「カテゴリー2」に分類されて、「カテゴリー2」に分類された国や地域の航空会社は米国への新規就航や増便が制限されることになります。

FAAの評価で「カテゴリー1」に指定された国や地域の航空会社には「★」が与えられて、「カテゴリー2」に指定されている国や地域の航空会社であれば星はゼロ「☆」です。

2016年8月15日時点で「カテゴリー2」に分類されている国や地域は次のとおりです。

  • バングラデシュ
  • バルバドス
  • キュラソー島
  • ガーナ
  • セント・マーチン島
  • タイ
  • ウルグアイ

FAAのIASAプログラムと評価結果に関してははこちらから。

IACOの国際航空安全監査において8項目の安全監査基準を達成している国の航空会社は星2つ「★★」、5項目から7項目の安全監査基準を達成している国の航空会社は星1つ「★」

ICAO(国際民間航空機関)では、加盟国の航空当局が適切に航空安全行政を行っているのかどうかの監査を行っています。

ICAOではその国の航空安全管理能力をチェックしているということですね。

そしてその監査においては「法律」「組織」「ライセンス」「運用」「耐空性」「事故調査」「航空管制」「空港」の、安全性に関連する8項目のパラメーターを定めています。

ICAOでは加盟国の監査をした後に、この8項目のそれぞれについて、その国の航空安全行政では何%(0%~100%)達成しているかを公表しており、その結果はICAOのwebサイトで確認することができます。

つまり、ICAO加盟国の航空行政の成績表は世界中の誰でもチェックできるようになっているのです。

ICAOの監査結果はこちら

「AirlineRatings」ではそれぞれのパラメーターの達成率が加盟国全体の平均値を下回っていても、平均よりも15%以内の範囲であれば達成しているとみなします。

この8項目のパラメーターを全て達成している国の航空会社には星2つ「★★」が与えられて、5~7つのパラメーターを達成している国の航空会社には星1つ「★☆」が与えられます

達成しているパラメーターが4つ以下の国の航空会社には星はゼロ「☆☆」です。

安全性の懸念から飛行を禁止されたことがある航空会社は星を1つ減らします「☆」

その航空会社の国の航空当局から、過去5年以内に飛行を禁止されたことがある場合には、星を1つ減らします。

ロシア製の航空機しか使用していない航空会社は星を1つ減らします「☆」

その航空会社が、ロシア製の航空機しか使用していない場合には、星を1つ減らします。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

日本ではお馴染みの航空会社が、実はアメリカ領空の飛行を禁止されていることを知るとびっくりしますよね。

航空機事故の一覧を見てみると、事故は特定の国や特定の国の航空会社で頻発しているように思います。

やはり、これらの国の航空会社を利用する時には要注意なのでしょうね。

日本でも、ANAは1960年代から1970年代前半にかけて重大事故が頻発し、JALも1960年代後半から1970年代にかけて海外で重大事故が連続しました。

当時は日本の航空会社も危険なエアラインだったはずですが、その後国の航空当局や会社が安全対策に取り組んだ結果、今の状況があるのだと思います。

事故が続いている国や航空会社では、安全性に対する認識が改善されるのを願うばかりです。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

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