旅の思い出 2013年9月砂蒸し温泉と鹿児島1泊2日旅行記 桜島が見える「鹿児島サンロイヤルホテル」に宿泊

鹿児島桜島01
2013年9月に、妻と2人で西郷隆盛ゆかりの地、鹿児島県を旅してきました。

スケジュールは1泊2日。

指宿で「砂蒸し温泉」を体験し、鹿児島市内にある島津家別邸と西郷隆盛終焉の地を訪問。宿泊したホテルで桜島が間近に見える展望温泉にも入り、とても充実した旅行になりました。

東京からは遠いのですが、飛行機とレンタカーを利用すれば、1泊2日の日程でも十分に楽しめます。

ただ、鹿児島は見所が多いので、2泊3日の日程であれば、もっと楽しむことができたのかなとも思います。

今回は、1泊2日の鹿児島旅行を計画している方のお役に立てるよう、私達が訪問した観光スポットと宿泊したホテルをご紹介します。

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鹿児島一泊二日旅行のスケジュール

今回の鹿児島旅行のスケジュールは次のとおりでした。

【1日目】
羽田 9:40発→鹿児島 11:35着
(ANA621便)
レンタカーで指宿に移動。
指宿「砂蒸し会館砂楽」で砂蒸し温泉を体験。
レンタカーで指宿から鹿児島に移動。
桜島が見える「鹿児島サンロイヤルホテル」宿泊

【2日目】
鹿児島仙巌園・西郷洞窟観光、昼食。
レンタカーで鹿児島空港に移動。
鹿児島 16:35発→羽田 18:15着
(ANA628便)

自宅を朝の7時ごろに出発して、帰宅は翌日の21時ごろと、無理のないスケジュールにしました。

今回訪問したのは、指宿温泉の「砂むし会館」と、仙巌園、城山にある西郷隆盛ゆかりの地だけです。

他の観光スポットは、鹿児島県内に点在していて移動に時間がかかるので、今回の観光は3ヶ所に絞りました。

一泊二日鹿児島観光1日目

鹿児島から指宿に移動

鹿児島空港に到着後、まずはレンタカーです。

レンタカー会社の送迎専用電話に連絡すると、すぐに送迎車がきて、鹿児島空港近くの営業所まで送ってくれました。

今回、私達はニッポンレンタカーの鹿児島空港営業所で、「ホンダフィット」をお借りしました。

手続きが終わったら、鹿児島空港から指宿まで移動です。

まず空港に近い溝辺鹿児島空港ICから「九州自動車道」で鹿児島ICまで行きます。続いて「指宿スカイライン」を谷山ICまで利用。その後は海沿いの国道226号線をひたすら走り、指宿を目指しました。

鹿児島空港から指宿までの距離は約85km、順調に走れば約2時間の距離です。

今回は、途中の九州自動車道桜島サービスエリアで昼食を食べたので、2時間30分で指宿に到着しました。

レンタカーの予約は、「じゃらんレンタカー」を使えば一度に複数のレタカー会社のプランを検索できるので、その中で料金が安いレンタカーを選べばいいと思います。

じゃらんレンタカー

指宿温泉砂むし会館「砂楽」で砂蒸し温泉を体験

指宿砂むし会館01

指宿市は、鹿児島県薩摩半島の南端にあり、指宿温泉で知られる観光地です。

最近では、サッカーコートが2面とサブコートが1面ある指宿の「いわさきホテル」で、男子サッカーブラジルワールドカップの全日本代表チームが国内最後の合宿を行ったので、全国的に有名になりました。

ただし、指宿の方には怒られるかもしれないのですが、車で走った限りでは想像以上に「すっかり寂れてしまった温泉地」のようで、歩いている人も少なく、全く活気がありません。

妻と2人で「他に観光客はいるのだろうか?」などと話しをしながら、砂むし会館「砂楽」に到着です。

指宿温泉のホテルに宿泊しなくても、この砂むし会館「砂楽」で砂蒸し温泉を体験できます。事前に調べたら、この「砂楽」は設備が充実していて駐車場も完備だったので、「砂楽」に行くことにしました。

上の写真が砂むし会館「砂楽」の立派な入口です。エスカレーターで2階の玄関に上がります。下の写真が玄関です。

指宿砂むし会館03

玄関を入ると、予想に反してお客さんがたくさん!

まず、受付で砂むし入浴料を払って、浴衣を受け取りました。入浴料は、大人(中学生以上)920円、子供(小学生以下)510円です。

その後1階のロッカーで裸になり、その上に浴衣だけを身に着けます。

そして外にある砂蒸し温泉に歩いて行くのですが、歩く距離は下の写真の左端から右端まで。1人だけ歩いている方が写っていますが、30mぐらいの距離があります。風が強かったので、浴衣が「はだけそう」で心配でした。

指宿砂むし会館02

そして海岸沿いの砂蒸し温泉に到着。下の写真が砂むし会館「砂楽」の砂蒸し温泉です。(下の写真は指宿市役所観光課の「いぶすき総合観光サイト」からお借りしました)

指宿砂むし会館04

写真のように、砂の上に横になり、体の上に砂をかけてもらいました。

写真で見るとそうは見えないのですが、この状態では砂で身体が全く動きません。砂は意外に重いのでびっくるです。

砂は温かいと言うよりは「熱い!」ので、時間は10分と決められています。それ以上だと低温火傷になったりして、とても危険だそうです。

私の場合には5分ほどで熱くて我慢ができなくなったので、大声で「熱いっ!!」と言って、砂から出してもらいました。

わずか5分で、砂蒸し温泉は終了。30mほど歩いて砂むし会館「砂楽」に戻り、シャワーで砂を落としました。

そして天然の温泉にのんびりと浸かったところ、砂蒸し温泉の効果か「体がスッキリ」していて、まるで生き返ったような感じがしました。

【施設情報】
砂むし会館 「砂楽(さらく)」
〒891-0406 鹿児島県指宿市湯の浜五丁目25番18号
TEL:0993-23-3900 開館 受付:午前8時30分から午後8時30分(午後9時閉館)
砂楽のWEBサイト

鹿児島県指宿市湯の浜五丁目25番18号

レンタカーで鹿児島に移動、桜島が正面に見える「鹿児島サンロイヤルホテル」に宿泊

鹿児島桜島02

次は鹿児島市内に移動。

指宿から宿泊する鹿児島サンロイヤルホテルまでは約45km、国道226号線をひたすら走って、約1時間30分の距離です。

国道226号線は海沿いを走っていて、車窓からはずっと桜島が見えるのですが、鹿児島に向かう途中にちょうど噴火をしました。

この日は桜島から鹿児島市内に向かって風が吹いていたので、鹿児島市内に入る頃には市内は一面火山灰だらけ、もちろんレンタカーの上にも灰が積もります。この日は一日に3回も噴火したようです。

私達は2日間しかいなかったのですが、鹿児島に住む方が火山灰で苦労していることが良く分かりました。

火山灰の洗礼を受けながら「鹿児島サンロイヤルホテル」に到着。

今回の旅行でこのホテルを選んだ理由は、ホテルの部屋の正面に桜島が見えることと、桜島が見える天然の展望温泉かあるからです。

JTBのサイトで予約をして、宿泊料金は1泊2食付で1人11,550円。

上の写真は到着した日の夕方にホテルの部屋から撮影しました。

この写真では桜島は離れて見えますが、実際の桜島は写真よりも近くて大きかったです。鹿児島のシンボル桜島を間近で見ることができて感激です。

ホテルの部屋は、下の写真のとおりスタンダードなツインルームでした。

ホテルでバイキングの夕食を頂いた後、桜島が正面に見える展望温泉にも入り、幸せな気分で眠りにつきました。

鹿児島サンロイヤルホテル01

【ホテル情報】
鹿児島サンロイヤルホテル
〒890-8581 鹿児島県鹿児島市与次郎1-8-10 TEL 099-253-2020
最寄駅:JR九州 鹿児島中央駅より車で約15分

鹿児島県鹿児島市与次郎1-8-10

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一泊二日鹿児島観光2日目

鹿児島桜島03

島津氏別邸跡、名勝「仙巌園」を見学

上の写真はホテルの部屋から見た日の出の様子です。2日目も晴天に恵まれました。

鹿児島観光2日目は、ホテルで朝食を食べた後に、レンタカーで「仙巌園」に向かいました。仙巌園には駐車場が完備しています。

仙巌園01

仙巌園には、薩摩藩主島津氏の別邸跡とその庭園があります。

1658年に第19代当主であった島津光久によって造園され、その後も歴代当主による改築が重ねられてきました。

入場料は、大人(高校生以上)1,000円、子供(中学生以下)500円。

仙巌園では、和服姿のガイドさんの案内で別邸の内部をまわる「御殿ガイドツアー」が行われていて、私達もこの「御殿ガイドツアー」に参加しました。

御殿ガイドツアーの料金は、大人(高校生以上)600円、子供(中学生以下)300円です。

約20分で色々な部屋を見学して、最後にはお部屋で「抹茶」を頂いて終了になりました。

上の写真は「御殿」の入口、下の写真は外側から御殿を見たところです。

仙巌園02

2008年のNHK大河ドラマでは、島津家の養女から江戸幕府第13代将軍徳川家定の正室となった「篤姫」がヒロインとして描かれていたのですが、仙巌園では、この「篤姫」のロケも行われたそうです。

仙巌園の隣には、19世紀末に建てられた機械工場跡で、現在は島津家の歴史・文化と集成館事業の博物館「尚古集成館」があり、仙巌園の入場券で見学ができます。

【施設情報】
名勝 仙巌園(せんがんえん)
〒892-0871 鹿児島市吉野町9700-1 TEL:099-247-1551 
営業時間 午前8時30分~午後5時30分 年中無休
最寄駅:鹿児島中央駅より 車で20分
WEBサイト

鹿児島市吉野町9700-1

「西郷洞窟」と「西郷隆盛終焉の地」を見学

西郷洞窟01

次に向かったのは、鹿児島市内の「城山」です。

城山は、標高170mの小高い山で、西南戦争の時には最後の激戦地になりました。

この城山に「西郷洞窟」と「西郷隆盛終焉の地」があります。

まず、最初に「西郷洞窟」です。西郷洞窟の近くには、数台だけ停められる小さな駐車場がありました。

1877年の西南戦争で追い詰められた西郷隆盛は、自決するまでの5日間をこの洞窟で過ごしました。

上の写真と下の写真がその洞窟です。

西郷洞窟02

そして、この洞窟から山を下る途中で銃弾を受けて、西郷隆盛は自決しました。

自決した場所が「西郷隆盛終焉の地」として整備されています。下の写真が「西郷隆盛終焉の地」です。

西郷隆盛終焉の地

「西郷隆盛終焉の地」は、道路も狭く道もわかり難いので、車で行く場合には注意が必要です。駐車場はありません。

【施設情報】
西郷洞窟
鹿児島県鹿児島市城山町19西郷隆盛南州洞窟 TEL099-298-5111 (観光交流センター)
市電「市役所前」から徒歩11分 またはバス停:西郷洞窟前下車、徒歩すぐ
WEBサイト

鹿児島中央駅「アミュプラザ鹿児島」で昼食後、レンタカーで鹿児島空港へ

鹿児島いちにいさん
鹿児島市内観光の最後に、何か鹿児島ならではの料理を食べようと考えていたのですが、残り時間が少なくなってしまいました。

また、思っていたよりも駐車場を探すのが大変そうだったので、「駅ビルならば駐車場は空いているだろう」と思い、鹿児島中央駅に直結している「アミュプラザ鹿児島」に向かいました。

無事に車を停めることができ、何か鹿児島料理がないかなと探していると、「遊食豚彩 いちにいさん」という黒豚料理のお店が目に入りました。

この「遊食豚彩 いちにいさん」で黒豚料理の昼食を食べたのですが、後になってこのお店は鹿児島の他に、日比谷店・銀座店・カレッタ汐留店があることを知って、ややショック。

しっかり調べないと、こんなことになるのですね。

昼食を食べた後は、レンタカーで九州自動車道を通り、鹿児島空港に向かいました。アミュ鹿児島から鹿児島空港までは約42km、市内の道路が混雑していたので、1時間ほどかかりました。

レンタカーを返却して清算。料金は約15,000円でした。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

鹿児島も、飛行機とレンタカーを使えば一泊二日の日程で観光ができます。

ただし、一泊二日の日程では、あまり空港から遠い場所には行けないので、鹿児島市を中心に観光をするのがいいかもしれません。

関東以北の方は、なかなか鹿児島に行く機会は少ないかと思いますが、鹿児島には温泉もあり、足を運びたくなる観光地もたくさんあります。私ももう一度訪問する機会があれば、その時にはもう少し時間をかけて、いろいろな場所を見てまわるつもりです。

皆様も気をつけてお出かけ下さい。

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