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【手数料が無料】のクレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険を比較してみました!

      2016/08/06

クレジットカード

海外での買い物に欠かせないのがクレジットカードです。

海外旅行では「VISA」「マスター」「JCB」の国際ブランドのうち2つは持っていきたいので、まだ持っていない人は早めに準備をしたいところです。

最近では「年間手数料」が無料で、しかも海外旅行傷害保険が付帯しているカードもあるので、どのカードに申し込めば良いのか迷う人もいるかもれませんね。

でも、このクレジットカードについている海外旅行傷害保険ですが、補償金額が少なかったり保険が適用される条件が付いていたりすることがあるのです。

そこで今回は、これから海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを申し込む人の参考になるように、「年間手数料」が無料で「海外旅行傷害保険」が付いているクレジットカードの保険について比較してみたいと思います。


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そもそも海外旅行に海外旅行傷害保険は必要なのか?

旅行会社の人から「海外旅行傷害保険には加入しましたよね?」としつこいように聞かれてうんざりしたという経験がある人は多いと思います。

でもこれは旅行会社の人が保険の営業のために聞いているのではなくて、本当に旅行者のことを心配して確認しているのです。

それぐらいに海外旅行傷害保険に加入することは大切なのです。

それではまず最初にどんな海外旅行傷害保険に加入する必要があるのかについてご紹介したいと思います。

海外で事故に遭う人は28人に1人の割合です

ジェイアイ傷害火災保険の2014年度のデータによると、海外旅行中の事故発生率は3.53%だそうです。

事故発生率が3.53%ということは、海外旅行に行った人のうち28人に1人は何らかの事故に遭っていることになります。

ここでいう事故というのは、海外旅行傷害保険の保険金を請求するような事態が発生したことを言っているので、病気により手術や入院をして保険金を請求したことも含みます。

この数値は世界各地に旅行に出かけた人の平均値ですから、旅行先の国や旅行期間によっては事故に遭う可能性はもっと高くなると思います。

最近ではオリンピックが開催されるリオデジャネイロの治安が良くないことが話題になっていますが、このような場所に長期間出かけるような場合には事故に遭う確率は高くなってしまいます。

支払いが多いのは「治療費用」「救援費用」「携行品損害」の保険金

それでは、海外旅行中にどのような事故が発生しているのでしょうか。

ジェイアイ傷害火災保険のデータによると、2014年度に最も事故件数が多かった項目は「治療・救援費用」で、全体の45.9%にも上ります。

この項目には「怪我や病気による治療費用」「救急車等の交通費や医療通訳費」「家族が現地にかけつける渡航費用」「日本や第三国への医療搬送費用」などが含まれています。

2番目に多かったのは「携行品損害」で34.9%です。

この項目には、スーツケース・カメラ・スマートフォンなどの手荷物の盗難や破損の補償が含まれています。

3番目は「旅行事故緊急費用」で16.5%です。

この項目には、航空機の遅延や欠航、手荷物が現地に届かない等で負担を余儀なくされた費用(交通費・宿泊費等)の補償が含まれています。

【2014年保障項目別事故件数】

順位 項目 割合
1 治療・救援費用 45.9%
2 携行品損害 34.9%
3 旅行事故緊急費用 16.5%
4 個人賠償責任 1.1%
5 旅行中断・キャンセル 0.8%
6 その他 0.8%

このデータによると、上位の3項目だけで全体の支払い件数の97.3%にも達しています。

私たちが海外旅行保険に加入する場合に重視しなければならないのは、これらの項目に該当する補償内容であるのは明らかですね。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の具体的な項目で言うと、「傷害治療費用」「疾病治療費用」「携行品損害」「救援者費用」の金額です。

クレジットカードの広告には「海外旅行保険【最高2,000万円】付き」などと書いてありますが、この金額は傷害で死亡した場合や後遺障害になった場合に支払われる最高金額の場合がほとんどです。

クレジットカードによっては、(傷害)死亡・高度障害が2,000万円でも、それ以外の治療費用などの保障が極端に少なかったり付いていない場合もあるので注意が必要です。

また、一部のプラチナカードなどを除いて、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険には「寄託手荷物遅延」「航空機遅延」「旅行キャンセル費用」「旅行中断費用」は補償されていません。

したがって、クレジットカードに付帯する海外旅行保険の内容を見る場合には、「傷害治療費用」「疾病治療費用」「携行品損害」「救援者費用」の金額を確認することが大切です。

海外旅行保険の「傷害治療費用」「疾病治療費用」はいくらあれば十分なのか

ハワイで盲腸の手術を受けると256万円もかかる!

日本の病院で盲腸(虫垂炎)の手術をして約1週間入院すると医療費は約40万円、保険適用後の負担は3割なので約12万円の出費になります。

しかし海外で盲腸になると、この金額では手術や・入院をすることができません。

日本損害保険協会ホームページの損害保険Q&Aによると、ハワイのホノルルでは約256万円、アメリカのロサンゼルスでは約162万円~217万円かかるそうです。

【盲腸(虫垂炎)手術・入院の都市別総費用】

都市名 総費用 入院日数
ホノルル アメリカ 256万円 2日
ロサンゼルス アメリカ 162万円~217万円 2日
バンクーバー カナダ 111万円~178万円 2日
ロンドン イギリス 130万円~174万円 2日~3日
ウィーン オーストリア 127万円 3日~4日
ローマ イタリア 122万円 4日
アテネ ギリシア 114万円 3日~4日
ゴールドコースト オーストラリア 102万円 2日~3日
マドリード スペイン 101万円 5日~7日
パース オーストラリア 40万円~100万円 3日~4日
パリ フランス 83万円~88万円 3日
メキシコシティ メキシコ 76万円~87万円 5日~6日
シェムリアップ カンボジア 65万円~87万円 3日
バリ インドネシア 86万円 3日
シンガポール シンガポール 15万円~77万円 1日~2日
プノンペン カンボジア 65万円 3日
モスクワ ロシア 53万円~62万円 2日
オークランド ニュージーランド 57万円 3日
リスボン ポルトガル 57万円 5日~6日
イスタンブール トルコ 52万円 4日~5日

日本損害保険協会ホームページ「損害保険Q&A」はこちら

また、ジェイアイ傷害火災保険のデータによると、2014年度の「治療・救援費用」の保険金支払いが300万円超の高額医療事故は72件発生しているそうです。

この件数は2010年度の36件から毎年増加しており、いずれの年も300万円超の高額医療事故を世代別で見ると65歳以上のシニア層が約半数を占めています。

2014年度の「治療・救援費用」全体の件数がわからないので何とも言えないのですが、65歳以上のシニア層の人が海外旅行に行く場合には、「傷害治療費用」「疾病治療費用」が1000万円以上や無制限の海外旅行保険に加入しておいたほうが安心かもしれませんね。

逆に20歳代・30歳代の若い人の場合には、そんなに必要なのかなという気もします。

ジェイアイ傷害火災保険のデータはこちら

高額医療費には「医療費キャッシュレスサービス」が有効

海外で手術や入院をした場合には、基本的には旅行者がその場で治療費の全額を支払う必要があります。

そして、日本に帰国した後に必要な書類を保険会社に提出して、海外旅行保険の保険金を受け取ることになります。

しかし、海外旅行中に200万円もの現金を準備することができるのでしょうか。私だったらどうやってお金の準備をしたら良いのかわからずに途方にくれてしまうと思います。

そこで導入されたのが「医療費キャッシュレスサービス」です。

「医療費キャッシュレスサービス」とは、旅行者が損害保険会社から紹介を受けた医療機関で治療を受けた場合に、保険会社が保険金の範囲内で医療費を直接医療機関に支払うサービスのことです。

このサービスを受けることができれば、海外で手術や入院をする場合でも多額の現金を用意する心配がありません。

※旅行先によっては提携している医療機関がない場合があります。
※処方薬代など一部の費用を負担する場合があります。
※治療費が保険金額を超える場合にはこのサービスは受けられません。

現在日本の損害保険会社が販売しているほとんどの海外旅行傷害保険では「海外緊急アシスタンスサービス」のメニューとして「医療費キャッシュレスサービス」が導入されています。

※「海外緊急アシスタンスサービス」とは、海外旅行傷害保険に加入した旅行者が怪我や病気をした場合に、損害保険会社のサポート窓口に電話をして医療機関の紹介を受けたり保険金請求手続きの相談をすることができるサービスのことです。

クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険でも、これらのサービスが受けられる場合があります。

海外旅行傷害保険の内容でクレジットカードを選ぶ場合には「海外アシスタンスサービス」と「医療費キャッシュレスサービス」が受けられる海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードを選ぶことが大切になってきます。

クレジットカード海外旅行傷害保険の「傷害治療費用」「疾病治療費用」補償金額は合算される

クレジットカード海外旅行傷害保険の補償金額には、他のクレジットカード海外旅行傷害保険の保障金額と合算できる項目があります。

(傷害)死亡・後遺障害保険金に関してはクレジットカードに付帯する最も高い保険金額を上限として支払われるので、他のクレジットカードの保険金額と合算することはできません。

一方、(傷害)死亡・後遺障害保険金以外の項目に関しては、クレジットカード海外旅行傷害保険の補償金額を合算した金額を上限として支払いが行われます。

このことは、日本損害保険協会ホームページの「損害保険Q&A」にも書いてあります。

日本損害保険協会ホームページの「損害保険Q&A」はこちら

つまり、手数料無料の海外旅行傷害保険付きクレジットカードを複数持っている場合には、その保険だけでもある程度の保障金額を確保することができるということです。

ただし、先ほどご紹介した「医療費キャッスレスサービス」に関しては、そのクレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険の金額が限度となるので注意が必要です。

現在加入できる「年間手数料無料」の「海外旅行傷害保険」付きクレジットカード

クレジットカード会社のホームページで、年間手数料が無料で海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードを調べてみました。

海外旅行保が適用される条件には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。

  • 「自動付帯」:カードを保有しているだけで海外旅行保険が適用されます。
  • 「利用付帯」:日本を出国する以前に「公共交通乗用具」(航空機・鉄道・バスなど)または「募集型企画旅行」(海外旅行ツアー)の料金をそのクレジットカードで支払った場合に限り海外旅行保険が付帯されます。

初年度・次年度ともに手数料が完全に無料で、治療費用も含めた海外旅行傷害保険が自動付帯されているクレジットカードは5種類でした。

※女性限定・29歳以下限定などの加入条件があるクレジットカードは選んでいません。

手数料が初年度・次年度以降ともに無料で海外旅行傷害保険が自動付帯のクレジットカード

手数料が初年度・次年度以降ともに無料、海外旅行傷害保険が自動付帯、「VISA」「マスター」または「JCB」が選べて現在誰でも申し込めるクレジットカードは次の5種類です。

手数料が無料ながら海外で利用可能、さらに海外旅行傷害保険も自動付帯なので、海外旅行傷害保険の内容次第では第一候補のクレジットカードになります。

海外旅行傷害保険の中で特に重視したい「疾病治療費用」の金額に関しては、270万円~30万円とカードによって大きく差があります。

なお「JCB EIT」カードと「DCカード Jizile」はリボ払い専用カードになります。

カード名 年会費 国際ブランド 保険適用 (傷害)死亡・後遺障害 傷害治療費用 疾病治療費用 賠償責任 携行品損害 救援者費用
エポスカード
無料 V 自動付帯 500万円 200万円 270万円 2,000万円 20万円 100万円
ジャックス REX CARD Lite 無料 V 自動付帯 2,000万円 200万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
ジャックス 横浜インビテーションカード 無料 J,V 自動付帯 2,000万円 200万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
JCB EIT 無料 J 自動付帯 2,000万円 100万円 100万円 2,000万円 20万円 100万円
DCカード Jizile 無料 M 自動付帯 1,000万円 30万円 30万円 1,000万円 10万円 50万円

手数料が初年度・次年度以降ともに無料で海外旅行傷害保険が利用付帯のクレジットカード

手数料無料で海外旅行傷害保険が自動付帯されるクレジットカードの数が意外に少なかったので、手数料が初年度・次年度以降ともに無料、海外旅行傷害保険が利用付帯となるクレジットカードを探したところ3種類見つかりました。

これらのカードでは、日本を出国する以前に「公共交通乗用具」(航空機・鉄道・バスなど)または「募集型企画旅行」(海外旅行ツアー)の料金をそのクレジットカードで支払った場合に限り海外旅行傷害保険が付帯されます。

ホテルの宿泊費は公共交通乗用具」と「募集型企画旅行」の料金に該当しません。ホテルの宿泊費だけを日本出国前にカードで支払っただけでは保険は適用されません。

カード名 年会費 国際ブランド 保険適用 (傷害)死亡・後遺障害 傷害治療費用 疾病治療費用 賠償責任 携行品損害 救援者費用
楽天カード
無料 J,V,M 利用付帯 2,000万円 200万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
リクルートカード 無料 J,V 利用付帯 2,000万円 100万円 100万円 2,000万円 20万円 100万円
三菱UFJニコス VIASOカード 無料 M 利用付帯 2,000万円 100万円 100万円 2,000万円 20万円 100万円

海外旅行傷害保険が自動付帯で翌年度以降の年間手数料が条件付きで無料になるクレジットカード

さらに、海外旅行傷害保険が自動付帯のクレジットカードの中で、初年度の手数料が無料、翌年度はハードルが低い条件で手数料が無料になるクレジットカードを4種類選んでみました。

「オリコカード iB(iD×QUICPay)」「オリコカード Visa pay Wave」「オリコカード PayPass」の3種類は、年1回のショッピング利用があれば翌年度以降の手数料が無料になります。

年1回のショッピング利用が無い場合には、年間1,250円の手数料がかかります。

「三井住友VISAクラシックカードA」は返済方法をリボ払いに設定して年1回以上カードを利用すれば、次年度以降の手数料が無料になります。

「三井住友VISAクラシックカードA」は、リボ払いにした場合でも毎月の最低支払い金額上であれば1回で全額を支払うことが可能なので、1回で支払ってしまえばリボ払い手数料がかからなくなります。

カード名 年会費 国際ブランド 保険適用 (傷害)死亡・後遺障害 傷害治療費用 疾病治療費用 賠償責任 携行品損害 救援者費用
オリコカード iB(iD×QUICPay)  条件付無料 J,V 自動付帯 2,000万円 200万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
オリコカード Visa pay Wave 条件付無料 V 自動付帯 2,000万円 200万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
オリコカード PayPass 条件付無料 M 自動付帯 2,000万円 200万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
三井住友VISAクラシックカードA
条件付無料 V 自動付帯 500万円 100万円 100万円 4,000万円 25万円 150万円

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険の比較

それでは、これまでにご紹介した手数料が無料で海外旅行傷害保険が付帯されるクレジットカード12種類を比較してみます。

海外旅行傷害保険の補償内容の中で請求が最も多い「疾病治療費用」の金額の他に、「海外アシスタントサービス」と「医療費キャッシュレスサービス」の有無を一覧にしてみました。

こうやって一覧にしてみると、どのクレジットカードも疾病治療費用の金額が低いことは否めませんね。

「エポスカード」の270万円が最高になります。

新たに海外旅行のためにクレジットカードを1枚作るのであれば「エポスカード」で決まりでしょうか。

年会費が1万円以上のゴールドカードでも、海外旅行傷害保険の疾病治療費用は200万円~300万円の場合がほとんどなので、年会費が無料で270万円の疾病治療費用が付いている「エポスカード」はかなり頑張っているのだと思います。

もしもすでにエポスカードを保有していて追加でもう1枚クレジットカードがほしい場合には、ジャックスカードのどちらかが良いと思います。

ジャックス REX CARD Liteにすると「VISA」カードが2枚になってしまいますが、ジャックス横浜インビテーションカードの「JCB」にすれば、複数の国際ブランドカードを保有できます。

ただし、海外アシスタンスサービスや医療費のキャッシュレスサービスはどちらか一つだけしか受けられないので、高額医療費対策にはならないかもしれません。

※どちらも保険会社は三井住友海上ですが、海外でのサポート窓口は異なります。

楽天カードも人気カードなのですが、事前に旅行代金の支払いに利用しなければならないのが残念です。

医療費キャッシュレスサービスをあきらめて、保険金額だけを確保したいというのであれば、オリコカードでもいいかなと思います。

カード名 年会費 国際ブランド 保険適用 疾病治療費用 海外アシスタンスサービス 医療費キャッシュレスサービス 損保会社
エポスカード
無料 V 自動付帯 270万円 あり あり 三井住友海上
ジャックス REX CARD Lite 無料 V 自動付帯 200万円 あり あり 三井住友海上
ジャックス 横浜インビテーションカード 無料 J,V 自動付帯 200万円 あり あり 三井住友海上
JCB EIT 無料 J 自動付帯 100万円 あり あり 損保ジャパン日本興亜
DCカード Jizile 無料 M 自動付帯 30万円 あり あり 東京海上日動
楽天カード
無料 J,V,M 利用付帯 200万円 あり あり 三井住友海上
リクルートカード 無料 J,V 利用付帯 100万円 あり あり 損保ジャパン日本興亜
三菱UFJニコス VIASOカード 無料 M 利用付帯 100万円 あり なし 東京海上日動
オリコカード iB(iD×QUICPay)  条件付無料 J,V 自動付帯 200万円 あり なし 損保ジャパン日本興亜
オリコカード Visa pay Wave 条件付無料 V 自動付帯 200万円 あり なし 損保ジャパン日本興亜
オリコカード PayPass 条件付無料 M 自動付帯 200万円 あり なし 損保ジャパン日本興亜
三井住友VISAクラシックカード
条件付無料 V 自動付帯 100万円 あり あり 三井住友海上

海外旅行保険合算の具体的事例

ここでは、海外旅行保険付きのクレジットカードを複数枚保有している場合の補償金額の具体例をご紹介します。

保有するカードは手数料が無料で海外旅行保険が自動付帯の「エポスカード」と「ジャックス REX CARD Lite」、それから手数料が無料で海外旅行保険が利用付帯の「楽天カード」の場合です。

海外旅行ツアーの代金を「楽天カード」で支払った場合には、この3枚のカードに付帯する海外旅行保険が全て適用されます。

その場合には、(傷害)死亡・後遺障害保険金額は2,000万円ですが、「傷害治療費用」「疾病治療費用」はそれぞれ600万円、670万円で、携行品損害は60万円、救援者費用は500万円となります。

手数料無料のクレジットカード3枚だけでも、それなりの保障金額が確保されることになります。

カード名 年会費 国際ブランド 保険適用 (傷害)死亡・後遺障害 傷害治療費用 疾病治療費用 賠償責任 携行品損害 救援者費用
エポスカード
無料 V 自動付帯 500万円 200万円 270万円 2,000万円 20万円 100万円
ジャックス REX CARD Lite 無料 V 自動付帯 2,000万円 200万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
楽天カード
無料 J,V,M/td>

利用付帯 2,000万円 200万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
合計補償金額 2,000万円 600万円 670万円 6,000万円 60万円 500万円

クレジットカード付帯海外旅行保険の注意点

治療費用の補償金額が少ない場合がある

これまでご紹介してきたように、クレジットカード付帯海外旅行保険では病気やケガでの治療費用保険金額が50万円~270万円と十分ではありません。

エポスカードの270万円でも、ハワイであればやっと盲腸(虫垂炎)の手術・入院費用が払えるだけです。

医療費が高いエリアに長期間の旅行に出かけるような場合には、不足している部分を任意加入の海外旅行傷害保険でカバーするなどの対応が必要になります。

病気での死亡は補償されない

ほとんどのクレジットカード付帯海外旅行保険では、病気での死亡は補償されません。

任意の生命保険にも加入していない等で病気による死亡保障も準備したい場合には、任意加入の海外旅行傷害保険でカバーする必要があります。

携行品損害の補償には免責金額がある

クレジットカード付帯海外旅行保険の携行品損害の補償に関しては、3千円~5千円の免責金額があります。

航空機の遅延やキャンセルに関する費用は補償されない

残念ながら手数料が無料のクレジットカード付帯海外旅行傷害保険では「寄託手荷物遅延」「航空機遅延」「旅行キャンセル」「旅行中断」に関する費用は補償されません。

保険期間は90日までが限度となる

クレジットカード付帯海外旅行保険の保険期間は90日間のものがほとんどです。

90日を超えて海外に滞在する予定の場合には、予め出国前に滞在期間を全てカバーする海外旅行保険に加入する必要があります。

同一カード会社が発行したカードの保険金額は合算できない場合がある

同一会社が発行したクレジットカードを複数枚持っている場合、(傷害)死亡・後遺障害以外の保険金額が合算できる場合と合算できない場合があるようです。

今回の記事で複数のクレジットカードをご紹介したのは「ジャックスカード」と「オリコカード」ですが、この2社では取り扱いが異なります。

「ジャックスカード」については、ホームページに明確な記載がされていなかったので、「ジャックスカード海外旅行傷害保険デスク」に電話で問い合わせをしたところ、「ジャックスカードに関しては、複数のジャックスカードの保険金額を合算することができる」とのことでした。

ジャックスカードの案内はこちら

一方で「オリコカード」に関しては、保険金額の合算ができないようです。

「オリコカード」の保険金請求手続き案内のページに「オリコカードを複数枚所持していても、適用される保険はいずれか1枚分となります」と明確に記載されています。

オリコカードの案内はこちら

クレジットカード付帯の海外旅行保険の取り扱いに関しては、カードの発行会社とカードのブランド、さらには損害保険会社が複雑に絡んでいることもあり一概に言えないようです。

同一会社が発行しているクレジットカードを複数枚保有していたりこれから申し込みを行う場合には、個別に確認して頂く必要がありそうです。

海外緊急アシスタンスサービスを受ける前に資格確認の作業がある

実はこれがクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する最大のネックになりそうなのですが、海外緊急アシスタンスサービスを受ける前に、そのサービスを受けることができる資格を有しているかどうかの確認(カード会員資格確認などとも言います)が行われます。

まず最初に、クレジットカードの番号・氏名・住所・電話番号などでのクレジットカード契約者本人かどうかの確認が行われます。

次にに利用付帯の海外旅行傷害保険の場合には、カードで「公共交通乗用具」(航空機・鉄道・バスなど)または「募集型企画旅行」(海外旅行ツアー)の料金を支払ったかどうかの確認が行われます。

最後にクレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険の保険期間(上限は3ヵ月間)に該当しているかどうかの確認が行われます。

カード会社(損害保険会社)によっては、クレジットカードの利用明細やパスポートのコピーなどをメールやFAXで送付しなければならないこともあります。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

手数料無料のクレジットカード付帯海外旅行保険でも、ある程度の補償金額は確保できることはわかりましたが、実際に保険が必要になった場合には、使い勝手がよくない場面がありそうです。

特に怪我や病気での治療費用が少ないというのは、まずいような気がします。

十分な補償内容を確保するためには、複数の海外旅行傷害保険付帯のクレジットカードを保有するか、任意の海外旅行傷害保険に加入する必要があります。

もしも熟年世代や65歳以上のシニア世代の人が、医療費が高いアメリカに2週間以上の旅行に出かけるような場合には、任意の海外旅行保険は必須でしょう。

私も次回の海外旅行の時には、もう少ししっかりと海外旅行保険を準備したいと思います。

この記事がみなさんのお役に立てばうれしいです。

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