旅行におすすめのデジタル一眼レフカメラ Canon EOS kiss X7iを購入しました!

私は10年ほどキャノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 40D」を使っています。

でも、このカメラはとても大きく重さもあるので、海外旅行に持っていく時には大変な思いをしていました。

そこで、軽量コンパクトなデジタル一眼レフをいろいろと探した結果、Canon EOS kiss X7iのボディを中古で購入しました。価格は39,800円。

このカメラに、以前オークションで5,780円で落札した標準ズームレンズのCanon EF-S 15-55mm IS STMを付けるので、カメラとレンズを合計した価格は45,580円。

Canon EOS kiss X7iはまだ新品も販売中で、EF-S 15-55mm IS STMが付いたレンズキットはamazonでも約58,000円で販売されているので、結果として良い買い物ができたかなと思っています。

ところで、最近のデジタル一眼レフカメラは、性能が向上していますね。

キャノンのホームページでは、EOS kiss シリーズは「エントリーモデル」に分類されているのですが、ビギナーでなくても満足度の高いEOS kissが、次々に販売されています。

そんな中で私はCanon EOS kiss X7iを選んだわけですが、今回の記事では、どういう経緯でこのカメラを選んだのかについてご紹介したいと思います。

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私のカメラ歴

私は、カメラがデジタル化される前には銀塩カメラ(フィルムを使ったカメラ)の一眼レフを使っていました。

最後に使っていた銀塩カメラはペンタックスのMZ-5。

海外旅行にもこのカメラを持って出かけていました。

その後時代の流れに乗って、2005年に最初のデジタル一眼レフカメラCanon EOS kiss Degital Nを購入。

その後スポーツ写真を撮りたくなり、2007年にはEOS kiss Degital Nを手放して、連写性能に優れている上位機種のCanon EOS 40Dを購入。

その後10年にわたりCanon EOS 40Dを使い続ける一方で、携帯用としてコンパクトデジカメのCanon IXY Degital も併用していました。

今回カメラを購入した経緯

Canon EOS 40Dは海外旅行には大きくて重すぎたのです

2007年にEOS Kiss Degital Nを手放した後は、一時期海外旅行にはコンパクトデジカメだけを持って行きました。

ところが、コンパクトデジタルカメラの場合、両手でつまんで液晶画面を見ながら撮影するので、手ブレを起こしやすいのです。

また、残念ながら画質もデジタル一眼レフカメラほどは良くないので、帰国後に撮影した画像をPC画像を見てがっかりすることが続きました。

そこで海外旅行にもEOS 40Dを持って行ったのですが、このカメラは大きくて重いので旅行用には適していません。

海外旅行でもビーチリゾートでのんびり過ごす場合には問題ないのですが、一昨年の台湾、昨年のベトナムとあちこちを歩き回る旅をしたところ、カメラが重くて不便であることを実感。

これはまずいと思い、軽量でコンパクトなデジタル一眼レフカメラを購入することにしました。

なぜミラーレスカメラではなくて一眼レフカメラを選んだのか

軽量でコンパクトなミラーレスカメラも旅行用として人気があるようです。

しかし、ミラーレスカメラで美しい写真を撮影するためには、ミラーレスカメラ専用のレンズが必要になります。

残念ながら私はミラーレスカメラ用のレンズは持っていないので、レンズも新たに購入しなければなりません。

また、ミラーレスカメラにはファインダーが無い機種が多く、どうしてもコンパクトデジタルカメラの延長線上にあるような印象が強いのです。

そんなこともあり、今回はミラーレスカメラの購入は考えませんでした。

どうしてキャノンのデジタル一眼レフカメラを選んだのか

私の場合には既にキャノンマウント用のレンズを何本か持っているので、購入するカメラのメーカーは「キャノン」しか考えませんでした。

ただし、これから旅行用のデジタル一眼レフを初めて購入する人の場合には、「キャノン」のカメラの他に「ニコン」のカメラも選択肢に上がると思います。

初めてデジタル一眼レフカメラを購入するのであれば、「キャノン」か「ニコン」のカメラをおすすめします。

「キャノン」か「ニコン」であればカメラの機種やレンズの種類が豊富なので、今後写真が楽しくなった場合でもカメラやレンズのグレードアップが容易にできます。

それから、世界中のプロカメラマンは「キャノン」か「ニコン」の上位機種を利用しているので、この2社がデジタル一眼レフカメラ市場から撤退するとは考えにくいのです。

デジタル一眼レフカメラ市場は年々縮小しているようなので、私は「ペンタックス」「オリンパス」「ソニー(旧ミノルタ)」は、これからもデジタル一眼レフカメラを作り続けてくれるのかどうか不安になることがあります。

今回はCanon EOS kissシリーズからカメラを選びました

キャノンの小型軽量デジタル一眼レフカメラと言えば「EOS kiss」シリーズとなります。

「EOS kiss」シリーズはキャノンのホームページなどでは「エントリーモデル」となっていますが、スペック的には一眼レフカメラのビギナーでなくても「EOS kiss」シリーズを使って全く問題はありません。

ただし「kiss」というネーミングのせいでしょうか、格下モデルのような印象が強いので、使いたくないと思ってい人は多いかもしれませんね。

現在キャノンが販売している「EOS kiss」シリーズには、X9i、X8i、X7i、X7の4機種があります。

最新モデルであるX9iの発売日は2017年4月、X8iの発売日は2015年4月、X7、X7iの発売日は2013年4月です。

【キャノン EOS kissシリーズの発売開始日】

  • X9i:2017年4月7日
  • X8i:2015年4月17日
  • X7i:2013年4月12日
  • X7:2013年4月24日

今回は現在でも新品を販売中でであるこの4機種の中から選ぶことにしました。

なお、キャノンのエントリーモデルにはこの「kiss」シリーズの他に、900D、、800D、X80があります。

900Dと800Dは、それぞれX9iとX8iのデザインが異なるモデルになります。

X80は機能を落とした廉価版なので今回は購入の対象としませんでした。

「EOS kiss」X9i、X8i、X7i、X7の比較

「EOS kiss」X9i、X8i、X7i、X7の大きさ・重さを比較

X9i、X8i、X7i、X7の4機種の中で、いちばん小型軽量の機種はX7です。

このX7はデジタル一眼レフカメラの中では世界最小・最軽量のカメラです。

私は何度もカメラショップで実物のX7を触っていますが、18-55mmの標準ズームレンズを付けても、とても軽くてコンパクトなカメラです。

【本体のみ重量】

  • X9i:485g
  • X8i:510g
  • X7i:525g
  • X7:370g

ただし私の場合に問題となったのはその大きさです。

私の手にはカメラが小さすぎて、撮影する時に右手のホールド感が無いのです。

右手のグリップも浅いので、カメラを「握る」のではなく「つまむ」感じでシャッターを押さなくてはいけません。

これでは撮影する時にストレスが溜まりそうなので、残念ながら最終的にX7の購入は見合わせることにしました。

残る3機種の中で最も軽いのはX9iです。次いでX8i、X7i。

右手のグリップが深くて最もホールド感が良いのもX9iです。次いでX8i、X7iです。

X9iは最新モデルだけあって、細かい部分も改良されていると感じました。

「EOS kiss」X9i、X8i、X7i、X7の性能比較

カメラとしての性能に関しても、最新型のX9iが他の3機種を上回っています。

ここではカメラの性能に関する細かい部分は書きませんが、主なポイントを比較してみます。

【センサー】

  • X9i:約2420万画素CMOSセンサー
  • X8i:約2420万画素CMOSセンサー
  • X7i:約1800万画素CMOSセンサー
  • X7:約1800万画素CMOSセンサー

【映像エンジン】

  • X9i:DIGIC7
  • X8i:DIGIC6
  • X7i:DIGIC5
  • X7:DIGIC5

【AF測距点】

  • X9i:45点
  • X8i:19点
  • X7i:9点
  • X7:9点

【連続撮影速度】

  • X9i:最高約6.0コマ/秒
  • X8i:最高約5.0コマ/秒
  • X7i:最高約5.0コマ/秒
  • X7:最高約4.0コマ/秒

【無線LAN機能】

  • X9i:あり
  • X8i:あり
  • X7i:なし
  • X7:なし

amazonでの「EOS kiss」X9i、X8i、X7i、X7の販売価格

デジタル一眼レフカメラも安い価格で購入出来て、商品の配送も早い「amazon」での販売価格を比較してみます。
※記事作成時点である2017年4月22日時点でのamazonの価格です。

X9iは発売開始から間もないので、ボディのみでも約9万3千円で販売されています。

X8iのボディも発売当初は9万円前後の価格で販売されていましたが、現在では62,800円で購入できます。

X7iのボディも発売当初は8万円前後、X7のボディは7万円前後の価格で販売されていましたが、それぞれ大きく値下がりしています。

【本体のみ】

  • X9i:92,954円
  • X8i:62,800円
  • X7i:48,144円
  • X7:37,940円

【標準ズームレンズ(EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM )キット】

  • X9i:136,872円(レンズはEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM )
  • X8i:70,470円
  • X7i:56,800円
  • X7:41,980円

EOS kiss X7iに決めた理由

まず、カメラの大きさ・重さの部分で書いたとおり、世界最小・最軽量のX7は私の手には小さすぎるという理由で購入を断念しました。

X7の実売価格を考えると、とてもコストパフォーマンスが優れているカメラだったので残念です。

次に、カメラの性能では、2017年4月に発売されたばかりのX9iが全ての面で優れていることがわかりました。

ただし、旅行用の写真を撮影するのであれば、撮影後の画像をPCの画面で比較したみても、どのカメラで撮影したのかの区別がつかない位のわずかな差しかないと思います。

そういう意味では、X9i、X8i、X7iのどの機種を選んでも、私にとっては十分満足できる写真を撮影できると感じました。

一方で、実用面でのいちばん大きな差は、無線LAN機能の有無です。

撮影時にすぐ一眼レフカメラからスマホに画像を転送したいのであれば、この無線LAN機能は必須になります。

ただし私に限って言えば、SNS用の写真はスマホで撮影すれば十分なので、この無線LAN機能は必須ではありません。

このように考えた結果、今回は価格が最も安いX7iを購入することにしました。

また今回はレンズに関しては詳しく書きませんでしたが、私は海外旅行用としては最適な「Canon EF-S 15-55mm IS STM」という軽くてきれいに写せる標準ズームレンズを持っているので、今回はボディのみを購入することにしました。

Canon EOS X7iはどれ位小型軽量なのか

小型軽量と感じるかどうかは個人差があると思うので、ここでは40DとX7iを比較したいと思います。

まず重さに関してですが、次のようになります。

【Canon EOS 40D】

  • 本体:約740g
  • 電池:約80g
  • CFカード:約15g
  • レンズ:約575g
  • 合計:約1,410g

【Canon EOS kiss X7i】

  • 本体:約525g
  • 電池:約52g
  • SDカード:約5g
  • レンズ:約575g
  • 合計:約1,1570g

カメラ本体の他に、充電池パック・記録媒体・レンズを合わせた重量は、EOS40Dの場合には約1,410gありました。

これがEOS kiss X7iの場合には、約1,157gと、約253g減少します。

大きさに関しては次のとおりです。

【Canon EOS 40D】

  • 幅:145.5mm
  • 高さ:107.8mm
  • 奥行:73.5mm

【Canon EOS kiss X7i】

  • 幅:133.1mm
  • 高さ:99.8mm
  • 奥行:78.8mm

EOS kiss X7iはEOS 40Dよりも、幅が12.4mm、高さが8mm小さいのですが、奥行きは5.3mm大きくなっています。

数字ではわかり難いと思いますので、両方を並べた写真を載せてみます。

まず、正面から見た写真です。左が40Dで右がX7iです。

次に上から見た写真です。

上がX7iで、下が40Dです。

続いて向かって右側から見た写真です。

左がX7iで、右が40Dです。

最後に後ろから見た写真です。

左がX7iで、右が40Dです。

写真で見ると分かるように、X7iは40Dよりもひとまわり小さくなっています。

なぜ中古品を購入したのか

私は今回、Canon EOS kiss X7iのボディを中古で購入しました。標準ズームレンズは以前にオークションで落札しました。

カメラ本体が39,800円でレンズは5,780円だったので、合計で45,580円でした。

どうして中古で購入をしたのかというと、純粋に安く購入したかったからです。

というのも、私が現在使用しているキャノン EOS 40Dというカメラは販売開始から既に10年を経過していて、キャノンでのサポートも昨年終了しています。

つまり今後私のEOS 40Dが故障しても、キャノンのサービスセンターでは修理を受け付けてくれないのです。

その時にはたぶん代わりのカメラを購入することになると思います。

旅行の写真以外ではどうしても「EOS 80D」や「EOS 7D Mark II」といった上位機種を使いたいので、そちらのカメラを購入するための資金も取っておきたかったのです。

ただし、初めてデジタル一眼レフカメラを購入する人には新品の購入をおすすめします。

どうしてかと言うと、もしも故障した場合にはかえって高い買い物になる場合があるからです。

今回私は「ほぼ新品」という評価の中古品を購入しましたが、もちろんメーカー保証は付いていませんし、画像の通し番号も450を超えていたので、それなりに使われていたのだと思います。

私はカメラもレンズもカメラ用の防湿庫で大切に保管していますが、今回購入した中古品の保管状態はわかりません。

初めて購入するデジタル一眼レフカメラは気持ちよく使いたいですし、新品のカメラでカメラライフをスタートさせたいですよね。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

写真はとても楽しいものですが、その楽しみ方は人それぞれだと思います。

私は、海外旅行に行くととても魅力的な被写体が多いので、なんとか良い写真が残せないかとワクワクします。

そのため、私にとってはどうしてもデジタル一眼レフカメラが必要だったので、今回新しく旅行用のカメラを購入しました。

皆さんも、ぜひ自分に合ったカメラ選びをして、楽しいカメラライフを過ごして下さい。

この記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。

【Canon EOS kiss X7i レンズキット】

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