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ANAビジネスクラス「フルフラットシート」のご紹介

      2016/09/02

ANAビジネスクラス01

(ANAウェブサイトより)

ANA国際線ビジネスクラスにフルフラットシートの「ANA BUSINESS STAGGERED」(ANA・ビジネス・スタッガード)が登場したのは2010年4月。

このシートが、世界の航空業界で初めての「スタッガード型」(staggered:互い違い・ずれたという意味)シートとなりました。

この間ライバルのJALのつまづきもあり、北米・欧州へ出張するビジネス客を独り占めしていましたが、JALの巻き返しにより再び競争が激化しているようです。

ANAのフルフラットシートは、ビジネスマンのニーズに応えられるようにプライベート性が強いシートになっています。

今年に入って導入されたB787-9型機にも、これまでと同じ「ANA BUSINESS STAGGERED」が導入されており、ANAがこのシートに自信を持っていることが伺えます。

今回はこのANAのフルフラットシート「ANA BUSINESS STAGGERED」についてご紹介します。


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ANAビジネスクラス「フル・フラットシート」の特徴

プライベート性を重視したシートです

ana_787-9_biz

(ANAウェブサイトより)

ANA国際線ビジネスクラスのフルフラットシート「ANA BUSINESS STAGGERED」(ANA・ビジネス・スッタッガード)の特徴は個室性が強い事です。

国際線ビジネスクラスのシートは、乗客のプライベート性を重視するタイプと同行者とのコミュニケーションを重視するタイプに分かれるのですが、「ANA BUSINESS STAGGERED」は完全にプライベート性を重視するタイプ。

ビジネスマンが1人で利用することを想定して開発されたのだと思います。

座席に座ってみると、周りがパーティションで仕切られているので他の乗客は目に入りません。

もしも隣の席に上司が座ったとしても、隣席を気にせずに自分の世界に浸ることができる素晴らしい空間になっています。

昨年、ライバルのJALも北米・欧州路線に同じようなコンセプトのフルフラットシートをぶつけてきました。

この2社が競い合ってサービスが向上すれば利用者にとってはうれしいことです。

世界で初めてジグザグ配置にしたのはANAだった

ANAビジネスクラス02

(ANAウェブサイトより)

「ANA BUSINESS STAGGERED」のシートはジグザグに配置されています。

このジグザグ配置は業界で「スタッガート型」(staggered:互い違い・ずれたという意味)と呼ばれています。

今ではこの「スタッガード型」のフルフラットシートを多くの航空会社が採用しているのですが、いちばん最初に採用したのは2010年から使用されている「ANA BUSINESS STAGGERED」だと言われています。

ANAの場合には、「スタッガード型」にすることで前の席のテーブル下部にベッド利用時の足元部分のスペースを確保し、そのテーブル部分を活用して前後左右の座席との間隔を広く保っています。

特にB787-8型機には中央に1席しか座席がない列があり、この座席は左右にテーブルスペースがある贅沢な座席になっています。(下の図の「F席」)

ana_business_06

(ANAウェブサイトより)

配列はどの機材も「1-2-1」か「1-1-1」なので、全ての座席から通路にアクセスできます。

トイレに行く時に通路側の人に気を使ったり、ベッド利用時に他人のベッドをまたぐことが無いので安心です。

ちなみにANAのフルフラットシートでいちばん人気がある席は、窓際の列の窓に近い座席です。(上の図の「A席」「K席」)

この座席から予約が埋まっていきます。

ベッドとしての利用も快適です

ANAビジネスクラス03

(ANAウェブサイトより)

「ANA BUSINESS STAGGERED」をベッドポジションにすると、もちろん180度のフルフラットになります。

横になって寝られるだけでもありがたいのですが、「ANA BUSINESS STAGGERED」ではより良い眠りのために寝具にもこだわっています。

ANAビジネスクラス04

(ANAウェブサイトより)

  • ベッドパッド:独自の特殊3層構造により生じる空気層が抜群の通気性と速乾性を発揮するベッド用パッド「東京西川のエアーサイクロン」を「ANA BUSINESS STAGGERED」用にカスタマイズしました。
  • コンフォーター:体にフィットするボディラインキルトを採用した東京西川のコンフォーターを使用しています。
  • 枕:首から後頭部にぴったりフィットする東京西川の立体構造枕を使用しています。

ANAビジネスクラス「フル・フラットシート」採用の機材

「ANA BUSINESS STAGGERED」のフルフラットシートが採用されている機材は、B777-300ER型機、B787-8型機の一部、B787-9型機です。

B777-300ER型機

ANA-777-300


photo by Kentaro IEMOTO

B777-300ER型機は、ANAが北米・欧州の長距離路線で使用する大型機です。

「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス」「エコノミークラス」の4クラスで運航されていて、「ANA BUSINESS STAGGERED」のフルフラットシートは「ビジネスクラス」に「1-2-1」の配列で装着されています。

ANAが保有するB777-300ER型機は、全ての機材でビジネスクラスのフルフラット化が終了しています。

つまり、ANA国際線のB777-300ER型機を利用すれば、必ずフルフラットシートの「ANA BUSINESS STAGGERED」で旅行ができるということです。

B777-300ER型機のフルフラットシートの案内はこちら

B777-300ER型機のシートマップはこちら

B787-8型機の一部の機材

ANA-787-8


photo by Kentaro IEMOTO

B787-8型機は、ANAが北米・欧州・アジア等の中・長距離路線で使用する中型機です。

B787-8型機に関しては、「169席仕様機」と呼ばれる座席数が169席の機材のビジネスクラスにフルフラットシートの「ANA BUSINESS STAGGERED」が装着されています。

「169席仕様機」の座席は「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス」「エコノミークラス」の3クラスがあり、「ANA BUSINESS STAGGERED」は「ビジネスクラス」に、1列ごとに「1-2-1」と「1-1-1」が繰り返す配列で装着されています。

ANAのB787-8型機にはこの機材の他に「222席仕様機」と「240席仕様機」があり、この機材のビジネスクラスには「ANA BUSINESS CRADLE」というシェル型のリクライニングシートが装着されているので注意が必要です。

従来型のB787-8とフルフラットシートのB787-8の見分け方

冊子やPDFファイルで閲覧できるANA国際線の時刻表にはシートの種類が記載されていません。

ana_timetable01

(ANAウェブサイトより)

そこでB787-8型機の「169席仕様機」は「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス」「エコノミークラス」の3クラスで運航されていて、B787-8型機の「222席仕様機」「240席仕様機」には「プレミアムエコノミー」がないので、時刻表の機種が「788」でクラスに「CPY」と記載されている便には「ANA BUSINESS STAGGERED」が装着されているのだろうと見当をつけるしかありません。

もちろん例外もあるので、時刻表でシートの種類は判別できません。

ANA国際線の時刻表はこちら

シートの種類を確認できるのは、webサイトの航空券予約画面だけのようです。

下の画像のとおり旅程選択画面の「シートマップ」をクリックします。

ana_timetable02

(ANAウェブサイトより)

「シートマップ」開いた後に画面の右下に「シートタイプ」が表示されるのでその写真を見て判断します。

ana_timetable03

B787-8型機のフルフラットシートの案内はこちら

B787-8型機のシートマップはこちら

B787-9型機

ANA 787-9


photo by Hyunsoo Im

B787-9型機は、B787-8型機の胴体を約6メートル長くした機材で、2015年夏から欧州路線で運航が始まりました。

B787-9型機は今のところ全ての機材が「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス」「エコノミークラス」の3クラスで運航されていて、全ての機材に「ANA BUSINESS STAGGERED」が装着されています。

つまり、ANA国際線のB787-9型機を利用すれば、必ずフルフラットシートの「ANA BUSINESS STAGGERED」で旅行ができるということです。

B787-8型機とB787-9型機の胴体幅は同じなのですが、「ANA BUSINESS STAGGERED」のフルフラットシートは「ビジネスクラス」に「1-2-1」の配列で装着されています。

ana_business_07

(ANAウェブサイトより)

B787-8型機は1列ごとに「1-2-1」と「1-1-1」の配列で装着されていて、かなり余裕がある座席配置だったのですが、B787-9型機ではフルフラットシートの座席を詰め込んだ感じがします。

B787-9型機のフルフラットシートの案内はこちら

B787-9型機のシートマップはこちら

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ANA国際線ビジネスクラスのフルフラットシート「ANA BUSINESS STAGGERED」は、海外出張をするビジネスマンに人気があります。

プライベート性重視のフルフラットシートなので、周りの乗客の目を気にせずにのんびりとくつろぐことができます。

一方、ご夫婦やカップルで利用する場合には、機内で会話をするのが難しいかもしれませんね。

ただし、座席が離れていたとしても、素敵な機内食を食べたり、映画を見たり、横になって眠ったりと、快適な空の旅になるのは間違いありません。

ANAのビジネスクラスを利用するときには、ぜひフルフラットシートの「ANA BUSINESS STAGGERED」をおすすめします!

この記事がみなさんのお役にたてばうれしいです。

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